赤岳・阿弥陀岳 登り納めは極寒の八ヶ岳へ
- GPS
- 12:51
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,004m
- 下り
- 1,974m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:26
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 7:23
天候 | 29日:快晴のちくもり 30日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・全体的に十分な積雪量だが、ピッケル刺すと岩にぶつかる箇所も多く、もう少し降って欲しいところか。 ・全コースよく踏まれておりトレース明瞭。 ・阿弥陀岳東面中盤の傾斜は慎重に。トレース外れるとサラサラの雪が崩れて滑落の危険あり。ワンミスは許されない。 |
写真
感想
年の瀬を迎え自分にとってようやく雪山シーズンスタート。今季は雪が遅かったが、このところの寒波で様相は一変。厳冬期の八ヶ岳にワクワクの反面まだ寒さ慣れしていない体にドキドキの入山。
美濃戸口。快晴、気温-3℃。行者小屋まで緩やかな雪のトレイルを今季初の冬靴の状態を確かめながら歩く。途中近道だと勘違いしアイスクライミングの聖地へ迷い込む笑。
行者小屋。曇り、-13℃。ここはいつも冷気塊が居座る極寒の地だが不思議とさあこれからだとテンションが高まる場所でもある。ここでチェンスパからアイゼン、ストックからピッケルへ装備を変える。
地蔵尾根。樹林帯を抜けるとハシゴと鎖が連続。忠実にそれに従う。今日はヤマテンも登山天気も風速25mの西風予報。稜線に出ると風に押され煽られる感じで今宵の泊地赤岳天望荘へ到着。
山荘名物のお汁粉無料サービス(〜16時)。冬の赤岳天望荘は4回目。いつも到着が遅くありつけなかったが、今回やっと頂くことができた。
夕食は昨年に続きコロナで夕食バイキングではなかったがボリュームある鶏肉料理。こたつ席で日本在住中国の若者二人と持参したワインで乾杯。未来ある若者と談笑し心も体もポカポカになった。
翌朝午前6時半。横岳方面へ朝のお山歩。お目当てはモルゲンショータイム。サーモンピンクに燃え上がる赤岳。-18℃の極寒に耐えながら写真を撮りまくる。最高の天気に最高の景色。あまりの素晴らしさにしばらく身動きできなかった。
赤岳山頂。快晴微風、-19℃。さすが年末年始。多くの登山者で賑わう。今日は冬型の気圧配置のため北アや妙高・志賀方面の眺望はなかったが、富士山や南・中央アはくっきり素晴らしい眺望であった。
阿弥陀岳。東面より急登を攻める。程よい積雪量と締まった雪質。中盤の急斜は一部ピッケルワーク必要。登りより下りの方が要注意。ワンミスは許されない。3年ぶりの阿弥陀岳山頂では圧巻の赤岳をはじめ周囲の峰々の眺望をたっぷりと満喫。筑波山まで望めたのには驚いた。
下山は御小屋尾根を利用。今日は同じ山荘泊で歳の近い名古屋のソロ男性と山荘出発から下山まで行動を共にした。家族の状況がビックリする程似ていてゲラゲラ談笑しながら時には注意力散漫でコケたり道を間違えたり楽しく下山した笑。素敵な写真ありがとうございました!
【おまけ写真 銑ァ
最後に。今年一年ケガ等いろいろあったけど、いろんな出会いや学びも多かった2022年。
来年も山を通じて自己成長できる年にしたい。皆さん良い年をお迎え下さい。
30日はいい天気に恵まれて最高でしたね!
私達も昨日16時ごろに美濃戸口に着きました。すれ違いでしたね〜今日、明日と赤岳に行って参ります♪
また来年も宜しくお願い致します!
八ヶ岳に来られてたのですね。しかもすれ違い。ビックリ!笑
今回はどこ攻めるんだろう?大同心とか阿弥陀北陵?レコが楽しみです!安全登山を!そしてよい年を!
名古屋のソロ男性です。
この度は途中からご一緒させて頂きまして有難う御座いました。とても楽しい山行になり、今年の締め括りは大変良い思い出になりました。
また、飛ばされた手袋を回収して頂きましてありがとうございました。
また機会ありましたら是非宜しくお願い致します。🤲😃
明けましておめでとうございます!
2日目に赤岳・阿弥陀をご一緒させて頂きありがとうございました。
会話の弾む楽しい山行でありましたし、何よりも厳しい環境の中大変心強かったです。
こちらこそ機会がありましたら是非よろしくお願い致します!
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