記録ID: 50455
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北ア/裏銀座・西銀座(烏帽子岳・野口五郎岳・黒部源流・鷲羽岳・祖父岳・祖母岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳・北ノ俣岳・太郎山・薬師岳)
1995年08月02日(水) ~
1995年08月07日(月)

- GPS
- 123:35
- 距離
- 65.3km
- 登り
- 5,620m
- 下り
- 5,531m
コースタイム
●第1日(8/2) 高瀬ダム7:40-8:00濁沢出合水場[R1・給水]8:10-9:20標高1,800m付近尾根上[R2]9:30-10:30標高2,180m付近尾根上[R3]10:45-11:30標高2,400m付近尾根上[R4]11:40-12:05烏帽子小屋[R5・L・烏帽子岳-四十八池までピストン約1時間15分・泊]
【実働】4時間55分
●第2日(8/3) 烏帽子小屋5:40-6:50三ッ岳下6:55-7:15標高2,780m付近雪田上[R1]7:25-8:30野口五郎小屋[R2]8:45-(9:00野口五郎岳)-9:30標高2,790m付近竹村新道分岐下鞍部[R3]9:45-10:15標高2,820m岩稜上[R4]10:30-11:00東沢乗越[R5]11:15-1200水晶小屋[R6]12:10-12:45岩苔乗越[R7]13:05-13:15標高2,640m付近黒部源流[R8・L]14:15-15:30三俣山荘[泊]
【実働】7時間5分
●第3日(8/4) 三俣山荘6:25-7:15鷲羽岳[R1]8:00-8:20鷲羽池[R2]8:30-9:00鷲羽岳[R3]9:10-10:00岩苔乗越[R4]10:15-10:55祖父岳[R5]11:25-11:40三俣方面分岐[R6・L]12:45-13:30雲ノ平山荘[R7・祖母岳-アルプス庭園までピストン約20分・泊]
【実働】4時間30分
●第4日(8/5) 雲ノ平山荘6:25-6:40スイス庭園[R1]8:00-9:00黒部源流への下降点[R2]9:10-9:30黒部源流[R3]9:50-10:15三俣山荘[R4・L]11:30-12:10三俣蓮華岳[R5]13:35-14:40黒部五郎小舎[泊]
【実働】3時間45分
●第5日(8/6) 黒部五郎小舎6:05-6:55黒部五郎岳カール内小沢出合[R1]7:15-8:10黒部五郎岳[R2]9:10-9:55標高2,578m三角点付近[R3]10:05-11:30北ノ俣岳[R4・L]13:10-14:05太郎平小屋[泊]
【実働】4時間50分
●第6日(8/7) 太郎平小屋5:35-6:35薬師岳山荘[R1]6:40-720薬師岳[R2]7:25-7:45薬師岳山荘[R3]8:00-8:45太郎平小屋[R4]9:20-10:30標高1,871m三角点[R5]10:35-11:15折立
【実働】4時間35分
《当初計画と計画変更過程》
●当初計画
・第1日 高瀬ダム-烏帽子小屋泊(烏帽子岳ピストン)
・第2日 烏帽子小屋-野口五郎岳-鷲羽岳-三俣山荘泊
※第3日 三俣山荘(三俣蓮華岳ピストン)-黒部源流-雲ノ平-高天原峠-高天原山荘泊
※第4日 高天原山荘(竜晶池・夢ノ平ピストン)-岩苔乗越-水晶小屋泊
※第5日 水晶小屋-水晶岳-赤牛岳-奥黒部ヒュッテ泊
※第6日 奥黒部ヒュッテ-平の渡し-黒四ダム-扇沢
※→変更
【変更要因】
’澑末期に信越地方を襲った豪雨により、読売新道の奥黒部ヒュッテ-平の渡し間が通行不能となり扇沢への下山ができなくなった。
高天原温泉の露天風呂も流失した。
7月下旬前半の梅雨明け後、全国的に晴天が続いたが、8月に入り日本海中部に前線が停滞したため、北アルプスは連日午前中霧で風強く、午後徐々に晴れるというパターンが続いた。このため午前中に登る予定のピークを後のばしにしたり、中止したりすることになった。
●第1次変更計画
※第3日 三俣山荘-鷲羽岳-水晶小屋泊(水晶岳・赤牛岳ピストン)
※第4日 水晶小屋-岩苔乗越-祖父岳-雲ノ平-黒部源流-三俣蓮華巻き道-黒部五郎小舎泊
※第5日 黒部五郎小舎-黒部五郎岳-太郎平小屋泊
※第6日 太郎平小屋(薬師岳ピストン)-折立
※→変更
【変更要因】 天候要因
●第2次変更計画
※第3日 三俣山荘-鷲羽岳(鷲羽池ピストン)-岩苔乗越-祖父岳-雲ノ平-黒部源流-三俣蓮華巻き道-黒部五郎小舎泊
※第4日以降 1日づつ繰り上げ1泊短縮
※→変更
【変更要因】 のんびりしすぎ(笑)
●第3次変更計画=実際のコース
【実働】4時間55分
●第2日(8/3) 烏帽子小屋5:40-6:50三ッ岳下6:55-7:15標高2,780m付近雪田上[R1]7:25-8:30野口五郎小屋[R2]8:45-(9:00野口五郎岳)-9:30標高2,790m付近竹村新道分岐下鞍部[R3]9:45-10:15標高2,820m岩稜上[R4]10:30-11:00東沢乗越[R5]11:15-1200水晶小屋[R6]12:10-12:45岩苔乗越[R7]13:05-13:15標高2,640m付近黒部源流[R8・L]14:15-15:30三俣山荘[泊]
【実働】7時間5分
●第3日(8/4) 三俣山荘6:25-7:15鷲羽岳[R1]8:00-8:20鷲羽池[R2]8:30-9:00鷲羽岳[R3]9:10-10:00岩苔乗越[R4]10:15-10:55祖父岳[R5]11:25-11:40三俣方面分岐[R6・L]12:45-13:30雲ノ平山荘[R7・祖母岳-アルプス庭園までピストン約20分・泊]
【実働】4時間30分
●第4日(8/5) 雲ノ平山荘6:25-6:40スイス庭園[R1]8:00-9:00黒部源流への下降点[R2]9:10-9:30黒部源流[R3]9:50-10:15三俣山荘[R4・L]11:30-12:10三俣蓮華岳[R5]13:35-14:40黒部五郎小舎[泊]
【実働】3時間45分
●第5日(8/6) 黒部五郎小舎6:05-6:55黒部五郎岳カール内小沢出合[R1]7:15-8:10黒部五郎岳[R2]9:10-9:55標高2,578m三角点付近[R3]10:05-11:30北ノ俣岳[R4・L]13:10-14:05太郎平小屋[泊]
【実働】4時間50分
●第6日(8/7) 太郎平小屋5:35-6:35薬師岳山荘[R1]6:40-720薬師岳[R2]7:25-7:45薬師岳山荘[R3]8:00-8:45太郎平小屋[R4]9:20-10:30標高1,871m三角点[R5]10:35-11:15折立
【実働】4時間35分
《当初計画と計画変更過程》
●当初計画
・第1日 高瀬ダム-烏帽子小屋泊(烏帽子岳ピストン)
・第2日 烏帽子小屋-野口五郎岳-鷲羽岳-三俣山荘泊
※第3日 三俣山荘(三俣蓮華岳ピストン)-黒部源流-雲ノ平-高天原峠-高天原山荘泊
※第4日 高天原山荘(竜晶池・夢ノ平ピストン)-岩苔乗越-水晶小屋泊
※第5日 水晶小屋-水晶岳-赤牛岳-奥黒部ヒュッテ泊
※第6日 奥黒部ヒュッテ-平の渡し-黒四ダム-扇沢
※→変更
【変更要因】
’澑末期に信越地方を襲った豪雨により、読売新道の奥黒部ヒュッテ-平の渡し間が通行不能となり扇沢への下山ができなくなった。
高天原温泉の露天風呂も流失した。
7月下旬前半の梅雨明け後、全国的に晴天が続いたが、8月に入り日本海中部に前線が停滞したため、北アルプスは連日午前中霧で風強く、午後徐々に晴れるというパターンが続いた。このため午前中に登る予定のピークを後のばしにしたり、中止したりすることになった。
●第1次変更計画
※第3日 三俣山荘-鷲羽岳-水晶小屋泊(水晶岳・赤牛岳ピストン)
※第4日 水晶小屋-岩苔乗越-祖父岳-雲ノ平-黒部源流-三俣蓮華巻き道-黒部五郎小舎泊
※第5日 黒部五郎小舎-黒部五郎岳-太郎平小屋泊
※第6日 太郎平小屋(薬師岳ピストン)-折立
※→変更
【変更要因】 天候要因
●第2次変更計画
※第3日 三俣山荘-鷲羽岳(鷲羽池ピストン)-岩苔乗越-祖父岳-雲ノ平-黒部源流-三俣蓮華巻き道-黒部五郎小舎泊
※第4日以降 1日づつ繰り上げ1泊短縮
※→変更
【変更要因】 のんびりしすぎ(笑)
●第3次変更計画=実際のコース
| 天候 | 第1日(8/2) 雨のち曇り、一時霧 第2日(8/3) 霧のち曇り 第3日(8/4) 曇り一時霧、のち晴れ 第4日(8/5) 曇り時々霧 第5日(8/6) 曇り一時晴れ 第6日(8/7) 曇り一時霧、のち晴れ |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
下山側:折立バス停から富山地鉄バスで有峰口駅へ、さらに富山地方電鉄で富山へ。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
梅雨末期の豪雨禍で読売新道など多くの登山道が通行不能になっており、当初の計画から変更を余儀なくされた。 ●諸記録 ・交通手段(往路) 名古屋-信濃大町(JR) 乗・3,810円、急くろよん自・1,240円 大町-高瀬ダム(タクシー分乗) 7,190円÷4人≒1,800円 ・交通手段(帰路) 折立-有峰口(富山地鉄バス) 乗・2,050円、荷(20kgまで)・450円 有峰口-電鉄富山(富山地方電鉄) 乗・920円 富山-名古屋(JR高山線経由) 乗・4,530円、特ワイドビューひだ14号自・2,270円 ・各山小屋 烏帽子小屋 1泊2食付7,700円、水1ℓ100円 三俣山荘 1泊夕食付7,000円 雲ノ平山荘 1泊夕食付7,000円 黒部五郎小舎 1泊2食付7,800円 太郎平小屋 1泊2食付7,500円 |
写真
黒部五郎岳からのパノラマ。
左に薬師岳(2,926m)、雲ノ平の台地の向こうは中央が赤牛岳(2,864m)、右が水晶岳(2,986m)。
さらに奥は、薬師岳の後ろの雲上にわずかに見えるのが雄山(3,003m)、赤牛岳の左後方に白馬岳(2,932m)、赤牛頂上のすぐ右後方に針ノ木岳(2,821m)、右の鞍部の奥には鹿島槍ヶ岳(2,889m)が見える。
左に薬師岳(2,926m)、雲ノ平の台地の向こうは中央が赤牛岳(2,864m)、右が水晶岳(2,986m)。
さらに奥は、薬師岳の後ろの雲上にわずかに見えるのが雄山(3,003m)、赤牛岳の左後方に白馬岳(2,932m)、赤牛頂上のすぐ右後方に針ノ木岳(2,821m)、右の鞍部の奥には鹿島槍ヶ岳(2,889m)が見える。
感想
2009年11月4日記
記録やコメントは当時書き記した原文そのままに記載しました。
この頃は時間もお金もかけてずいぶん優雅な山旅をしていたんですなぁ(笑)。
この年の7月に信越地方を襲った集中豪雨は今も語られるほどの大災害で、特に姫川と関川の両流域に大変な爪痕を残しました。
姫川流域では河岸のJR大糸線や国道148号線が流されて壊滅、関川流域でも多くの橋・道路・家屋などが無惨に流失し、復旧・整備には長い年月がかかりました。
この年は、私はたまたま一時的に故郷の名古屋に出戻っていた時期であり、直接この豪雨には遭遇していないのですが、関川の下流域で学校のプールが濁流にえぐり取られて流され、あわや校舎もという緊迫した状況を映し出したテレビ画像が今も頭に焼き付いています。
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コメント
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北アルプスの北部、薬師・黒部五郎・三俣蓮華・鷲羽・水晶と雲の平に高天ヶ原温泉、贅沢な一周ルート
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
sogen

















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