チャリで繋ぐ黒戸尾根 & 夜叉神峠

2014年09月06日(土) ~ 2014年09月07日(日)

• GPS: 17:26
• 距離: 78.5km
• 登り: 4,149m
• 下り: 4,877m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:32
• 合計: 5:57

7:34 笹の平分岐
8:19 8:20 刃渡り
8:32 8:32 刀利天狗
9:09 9:10 五合目小屋跡
9:12 9:15 屏風小屋跡
9:47 9:52 七丈小屋
10:36 10:37 八合目御来迎場
11:19 11:36 甲斐駒ヶ岳
12:09 12:10 六方石
12:28 12:30 駒津峰
13:09 13:10 仙水峠
13:31 仙水小屋

2日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:43

3:45 仙水小屋
4:24 4:25 仙水峠
5:22 5:30 栗沢山
6:17 6:27 アサヨ峰
7:40 7:53 早川尾根小屋
8:12 8:16 広河原峠
9:15 9:15 広河原峠入口
9:20 9:20 白鳳峠入口
9:29 9:29 広河原
9:33 10:02 広河原インフォメーションセンター
12:27 12:27 夜叉神峠登山口
12:28 ゴール地点

天候

1日目　概ね晴れ、20:00頃より雨
2日目　雨、9時頃から曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

駐車場　竹宇神社駐車場は160台

コース状況／危険箇所等

登山ポスト　登山口にあり
危険個所　　�� アサヨ峰の西側は段差のある岩場なので、風雨時に要注意
　　　　　　�� 広河原〜白鳳峠間の崩落は来年(2015年)に修復予定

その他周辺情報

温　　泉　　芦原温泉が最寄り

写真

9/5 21:49

今回は水1.5L、ウィスキー0.2Lを入れて、11.3Kg
前回の2泊3日と同じ重量は不思議？？

9/6 2:19

では自転車を積み込んで出発！
夜叉神峠でデポして、竹宇神社の駐車場へ

9/6 5:32

竹宇の手前
黒戸尾根を臨む。　晴れそうだな！

9/6 5:58

では駐車場を出発！
この後で登っている最中に、自転車の鍵を車に置き忘れている事を思い出して戻りました。
am6:26に再出発

9/6 6:08

竹宇駒ヶ岳神社へ参拝

序盤は九十九折れを登っていく

横手への分岐
ここからの八丁坂は厳しい斜度

9/6 8:02

笹畑が続く

9/6 8:23

高度を上げて岩と苔が出てくると

刃渡り

9/6 8:28

北隣の日向八丁尾根

9/6 8:30

雲が去って行く

ハシゴを3本ほど過ぎると

9/6 8:42

刀利天狗
ハシゴで垂直移動した後で休憩したくなるポイント

9/6 9:13

五合目小屋跡
頂上が見えてきましたが、遠い遠い・・

この祠でも毎回拝んでしまいます。
これからハシゴ・鎖の連続ですもんね

一直線

9/6 9:36

二段積み

つづれ織り

9/6 9:50

七丈第一小屋に到着

9/6 9:54

コーラの購入を愉しみにしてたんで〜す

9/6 10:00

はい、テン場

9/6 10:00

そこから見える鳳凰三山

9/6 10:20

雲が掛かってますが、登ってきた黒戸尾根

9/6 10:24

八ヶ岳

9/6 10:29

個人的には八合目への登りが一番シンドイです

9/6 10:38

近づくピーク

鎖もチラホラ

9/6 10:57

ここから30分くらいかな

登ってる人が！！

9/6 11:02

変身！

9/6 11:17

やっと着くぜ！

9/6 11:22

甲斐駒に到着
テン泊装備(ツェルトだけど)で4h56mの所要時間は十分だな！
これ以上の時短は無理です(汗)

9/6 11:23

いつもの様に本当の標高2967mに立つ
後ろは仙丈ケ岳

9/6 11:41

仙丈ケ岳

9/6 11:41

北岳・間ノ岳・塩見

9/6 11:42

鳳凰三山

9/6 11:42

鳳凰三山〜北岳

9/6 11:44

今日の頂上は盛況ですね

9/6 11:49

あの凹んだところが仙水峠

9/6 11:58

残雪期にここから滑落した経験あり
面倒くさがらず軽アイゼンしましょう・・・

六方石

9/6 12:20

早川尾根
明日は晴れるかな？！

9/6 12:24

振り返ると甲斐駒の雄姿
やっぱり恰好エエなぁ

9/6 12:31

駒津峰
北沢峠ではなく、仙水峠へ

樹林帯をひたすら急直下！

仙水峠に到着
予定通りに仙水小屋に行くか、早川尾根小屋まで頑張るか(CT75%で3h22m)迷いましたが、ビールの魅力に勝てず仙水小屋へ

9/6 13:37

仙水小屋に到着
こんな時間から設営するなんて珍しい(笑)
幕営料 500円、ビール(350cc) 500円

9/6 14:19

ツェルト：今日は綺麗に張れましたね！

9/6 14:24

着替えて念願のビール！！
テン場は私一人でした。
小屋泊まりの方々はお刺身食べたそうです

9/6 23:44

20:00頃より雨が降り出しました。
ベンチレーションから雨が入ってくるので、閉めると結露が増加。　でも結露程度でツェルト使用はネガティブにならなくなりましたね！

9/7 4:57

am3:46に出発しました。
栗沢山への途中でハイマツの中でビバークする2人を発見(驚)
レスキューシートに包まってるだけじゃ・・・・

9/7 5:29

<岩とハイマツの殿堂>栗沢山
勝手に名づけてスイマセン

9/7 5:33

はい、到着！
晴れてれば甲斐駒がド・ドーンと見えるそうです

9/7 5:34

道標はコッチなんだけど・・・
赤ペンキを探しましょう

9/7 6:03

アサヨ峰はガレ場とハイマツの連続
晴れてれば北岳を見ながらで楽しいだろうが、今日は苦行そのもの

9/7 6:21

アサヨ峰(2799m)

西側の岩場と違って、東側はハイマツが主体

9/7 6:47

景色の見えない稜線歩きだったら

樹林帯の方が嬉しい・・・

9/7 7:41

雨が上がってきました
あっ、これ北岳です(涙)

9/7 7:44

早川尾根小屋

9/7 7:55

テン場
小屋主にルートを聞くと、広河原峠〜白鳳峠で崩落の為に通行禁止との事。　あれ、困ったな・・・

去年の9月に崩落してるのか！
調査不足だなぁ。反省

広河原峠へ向かう
トレイルは素敵です

広河原峠に到着

9/7 8:15

丸太を横倒しにして

9/7 8:15

トラロープに通行禁止の張り紙

9/7 8:39

仕方なく下山します。
濡れているせいもありますが、急斜度でよく滑ります。
4〜5回転倒しました

9/7 9:14

堰堤が出てくると林道は近い

うん、涼しげ

9/7 9:20

林道に出ました
こっち方向は北沢峠です

9/7 9:24

白鳳峠への登り口
ここを行けば崩落箇所は過ぎています。
ただ時間的に夜叉神峠着が日没後になるので広河原へ

9/7 9:32

広河原に到着

9/7 9:40

まずはコークでリフレッシュ

9/7 9:48

自販機に無いビールは受付で買えました。

9/7 10:06

まだ10時過ぎなので、夜叉神峠まで15Km歩く事に

9/7 10:15

長いトンネルが3つ
車への注意も含めてヘッ電つけてます

9/7 10:32

晴れるんかな？
う〜ん、稜線歩きたい

暇なので自分撮りに興じる

9/7 12:24

最後の夜叉神トンネル

凄く長いです

9/7 12:30

夜叉神峠に到着！
登山の部はコレにて終了！！

9/7 12:33

愛車は無事でした(嬉)
<ホイールが無かったり、空気が抜かれてたり> の不安はありましたので・・

9/7 12:39

さて42Km先の白州へ

9/7 12:43

スピードを制動するのが大変な斜度
標高1,000mくらい迄は半袖が肌寒かったです

9/7 13:04

芦安を過ぎて素敵なクルージング速度！！

芦安入口の交差点(ローソンのところ)まで
16.5Kmを一度も漕ぐ事なく到着できました

9/7 13:51

この辺りはサイクリングを楽しんでいました

9/7 14:44

尾白川沿いのR20
登坂車線は登山より苦しい(汗)

9/7 15:05

黒戸尾根が見えてきました

9/7 15:20

駐車場手前の坂
自転車から降りて押しております

9/7 15:27

無事に到着しました。
私含めて、みんな頑張ったな！

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 行動食 ハイドレーション ガスカートリッジ 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ テントマット シェラフ

感想

ぶたもだん(BM)

以前からやってみたかった【黒戸尾根〜甲斐駒〜鳳凰三山〜夜叉神峠】への縦走登山
登山口 & 下山口が大きく離れており、アクセスをどうするかが課題でした。
ルートラボで夜叉神峠〜竹宇神社を調べると距離は42Kmありますが、標高が1,330m → 770mなので、概ね下り基調で行ける事が今回の山行決定の決め手となりました。

反省点としては大きく2点
�� 通行止の箇所を事前準備で調べておきべきだった
　　余り沢山の方が歩いていない山域ですが、添付したURLの様に情報としては確かに出ています。　
http://www.env.go.jp/park/minamialps/topics/130927a.html
私の<山と高原地図>は2010年度版ですが、買わずとも最新の地図を見る or ネット等で調べる癖は付けるべきですね。

�� 翌日の天候が優れない場合は、晴れている内に進んでおくべく
　　今回は計画通りに仙水小屋に泊まりましたが、翌日は天候が崩れる事は解っていた事です。　16:30には早川尾根小屋に着けていたので、頑張っていくべきでした。
そうすれば翌日にam3:46出発なんて無理をする事はなかったですね

鳳凰三山を通しての縦走は出来ませんでしたが、自転車で登山口〜下山口を繋ぐ事で、今後の山行の広がりが期待できる内容となりました。
自家用車がセダンで無くて良かった(笑)

＊本来、自転車で移動したルートは地図にUPするべきでは有りませんが、今回は周回を前提にしての山行でしたので地図上に反映させて頂きました。

コメント

kentaiki

すごい行動力です
ＢＭさんまいどです。サイクリングもあって楽しそうですね。高原をバイクで下るのは爽快でしょうね。ぼくも考えたことありますけどこんな距離は無理・・
ひょっとしてクルマ変えました？

ぶたもだん(BM)

お試しあれ
kenさん　どうもです！

自転車移動ですが、事前に高度も調べて下り基調なので・・・と思ってましたが、大阪平野・関東平野と違って、微妙な登りはかなり辛いです
自転車の移動は時速30Km/h程度であれば非常に爽快です
車では解らないupdownをヒシヒシと感じられますよ

車は今年の3月に買い換えました。　もう家族4人で動く事が無いので『小さな車で良いでしょ？』と経済産業省からのお達し

sakura

機動力ですね
BMさん　まいどでーす

うまく機動力を駆使されましたね、山もすごいけど１５�劼領啼司發�とその後のチャリに感心しました

チャリのカギ、スタート前に気付いてよかったですね
これ下山後に気付いてたらと思うと私までおそろしくなりました

ryuji1700

止まらないですね〜！
こんなプランやと流石に手を挙げて同行される方は居ませんかっ？
あとは沢を追加して沢、登山、バイクの三種？ハイキングですね。
そやけど、長く暗いトンネルは怖いでしょう

kamehiba

Butamodernさん、こんにちは！
例の計画、早速実行されたのですね！
鳳凰三山へ繋げられなかったのは残念ですが、こういったあまり人の歩いていないルートを歩くには色々試行錯誤して改善していけると考えると本当に今後の山行がどんどん広がりますね〜
もう、うちだったら地図見て妄想しまくりです

それにしても１０キロオーバーを背負っての自転車。。
想像しただけで怖いです。その横を大型トラックが通過なんて考えると

お疲れ様でした〜

ぶたもだん(BM)

本当ですよ・・
sakuraさん　どうもです！

登山口を出発する時は、『家の鍵は安全の為に車に置いておこう！』って、出かけたのですが、自転車の鍵も一緒だと言う事がスッカリ頭から抜けてました。
どこで気づいても登山口に戻るしか無いですね

ぶたもだん(BM)

トンネル
ryujiさん　毎度です！

トンネルの怖さは暗い事より、車ですね
結構なスピードで入ってくるので、車に向かってヘッデンを照らして気づいて貰う様にしていました。
うん、誰もこんなプランに同行してくれません

utaoto

あはは
こないだお話されてた件ですね。
早速の実行、さすがっす

当初の予定、鳳凰三山から夜叉神でしたっけ？？
それにしても林道歩き…考えただけで足痛い…

でも南アルプス行きたいなぁ…

ぶたもだん(BM)

変●でしょうか？
kamehibaさん　どうもです！

先日、お話しさせて頂いた山行です！
早川尾根は人っ気の無い尾根ですが、幾ら晴天でもハイマツと岩場の連続だと嫌気がさすでしょうね。　人が少ないのには、それなりの理由があるって事でした
自転車は から見たら変でしょうね。　大きなザックを背負ってヒーコラ登坂車線を登ってるって

ぶたもだん(BM)

あはは！でしょ？
utaotoさん　どうもです！

そう！先日 の際に話した件です！
中々の機動力を発揮できたと思いますが、42Kmは長すぎますね・・
20Km程度の距離だと、もっと気軽にトライできると思います

k-daichan

先日は。
ButaModernさん
こんばんは。黒戸尾根で何度もお会いした者です。
夜叉神まで行かれると伺い、その後どのような行動をされたのか気になっていましたが、まさかヤマレコで知ることができるとは思ってもいませんでした
それにしてもすごい距離を行動されたんですね！私は甲斐駒ピストンだけで翌日ものすごい筋肉痛で動けませんでした．．．。
またどこかでお会いしたときはよろしくお願いします

satokun

あれ？スバリスト？？
ＢＭさん　こんばんは。
甲斐駒の黒戸尾根・・・
ペリカン隊でテント泊で企画がUPされてるんですが、とても登りきる自信がなく
逃げ口上を必死で考えてるんですが。。。　やっぱキツイっすよね〜
相変わらずの無謀。。。失礼ストイックなチャレンジに感服です
ところでお車はＸＶですか？　気になります。。。

ぶたもだん(BM)

やっぱりお会いしてましたね！
k-daichanさん　　こんにちは！

当方へのコメントありがとうございます
マラソン等をしている事もあり、ロングルートが私の得意科目の様です
普段は近場の丹沢が多いですが、たまに遠征していますので、また会えれば良いですね

ぶたもだん(BM)

はい、XVです
satokunさん　どうもです！

男なら一度は黒戸尾根でしょう！！！！
是非チャレンジしてみて下さい。

前の車が富士山マラソン(フル)の帰り道に事故になり、修理代を考えると買い替えるべきだと廃車にして、選んだ結果がSubaru XVです
何とかスタッドレスタイヤを買って頂ける様に、計画中です

Maie

考えることが一緒ですね(^^;
BMさん、ご無沙汰しています。

自分も先週【甲斐駒〜アサヨ峰〜鳳凰山縦走】して自転車で帰ってくる予定でしたが、
BMさんと同じく事前調査不足で【広河原峠〜白鳳峠】崩落通行止め知りませんでした
お陰で黒戸尾根ピストンで帰ってきました

ツェルトいいですね💤
でも雨が降ると水が入って来るんですか？？

自転車のダウンヒルは最高ですが、登りは登山よりしんどいですよね
中央本線利用しないで直ですから、縦走より自転車の帰路の方が疲れたんではないでしょうか

来年、またリベンジしましょう(^^)/
お疲れ様でした

ぶたもだん(BM)

そうだったんですか！！
Maieさん　こちらこそ御無沙汰です！

Maieさんも以前、チャリを使ってアクセスされてましたよね？(うろ覚えなんですが )
しかし、黒戸尾根〜甲斐駒〜鳳凰三山〜夜叉神峠は地図を見てると、縦走したくなりますよね
Maieさんこそ、来年はリベンジして下さいよ