谷川岳縦走、土合から茂倉新道で土樽へ
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- GPS
- 09:08
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,766m
- 下り
- 1,828m
コースタイム
7:39ガレ沢のコル-8:35ザンゲ岩-9:01トマノ耳-9:19オキノ耳-
9:26富士浅間神社奥宮-9:48ノゾキ-10:19一ノ倉岳10:29-10:49茂倉岳-
11:01茂倉岳避難小屋-水場-11:30-11:48川棚の頭-12:20矢場の頭12:30-13:42登山口-
13:51蓮峠との分岐-13:59万太郎尾根との分岐-14:06要注意の分岐-14:16土樽駅
総山行時間:9時間9分
ぷらす 15:21土樽駅-15:31土合駅
天候 | 曇り時々晴れ、谷川の稜線はガスの中 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
水上ICを降りて温泉街を抜け平坦なところになり、ICから約10分の右手が土合駅です。ICを降りてすぐのセブンイレブンが夜中も開いている唯一のお店で、早朝だというのに第2駐車場を含め満車の大盛況でした。帰りは普通に空いていました。 駅前スペースが駐車場で、5時前の到着で10台ぐらい停まってました。ごろ石のためタイヤのパンクが気になる人は道路を隔てた場所など、無料駐車場はあちこちにあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■土合駅から厳剛新道登山口まで 土合駅からアスファルト道を歩き、土合口・西黒尾根登山口を見送って歩きます。地図で車道とマチガ沢がクロスする100mほど手前左に厳剛新道登山口があります。 ■厳剛新道 厳剛新道は西黒尾根の稜線に出るまでの道を2倍長くしたような感じ。傾斜が緩いあいだに速度を上げて時間を稼ぎます。途中で2人を抜いただけで沢沿いをマチガ沢を見ながら登れるので、静かに歩きたい人にはお勧めかも。静かすぎるのは怖いという人には不向きですが。3か所の鎖場は、足元は蛇紋岩なので鎖を使わずに横の段を登るほうが楽だと思います。3本目の鎖は右手から登りましたが最後の一歩で行き詰まり、滑る蛇紋岩に足をかけるべきかいったん戻るべきか悩んでいたら、手の届くところにボルトが埋められていたので安全に登りきることができました。 ■西黒尾根からオキノ耳 観光登山道です。岩場に慣れている人なら大丈夫。人が多いので岩場で抜くときと抜かれるときに注意しましょう。 ■オキノ耳から一ノ倉岳 歩きやすい稜線がほとんどですが、ところどころが岩場でアップダウンがありますので距離以上に疲れます。 ■一ノ倉岳から矢場の頭 茂倉岳は三叉路で、90度曲がる方向が蓮峠の馬蹄形の道、尾根をまっすぐが茂倉林道です。 茂倉避難小屋とトイレの間の踏跡を下ると水場です。小屋から1分と書いてますが、滑りやすい道をゆっくり歩くと3分ぐらいかかります。 ■矢場の頭から登山口 樹林帯の中、基本は尾根を劇下り。木の根のところは想定内でしたが、土だけの斜面が滑りやすくて注意です。ところこどころで2mほど登り返しがあるのに文句がつけたくなります。展望がない1時間半下りっぱなしはかなり足にこたえます。 ■登山口から土樽駅 蓮峠との分岐、万太郎山への分岐は指標がありますが、その次の分岐が本日最大の鬼門だと思います。土樽駅の方向を示すものは全くなく、道なりに歩くとまっすぐ行ってしまいますが、ここは右の国鉄の高架をくぐっていくのが大正解。橋を渡ったあとでバス停のある分岐も左の関越道の高架下をくぐる道を行きます。 |
装備
個人装備 |
長袖シャツ(2)
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料(1.5L)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
ステッキ
カメラ
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感想
谷川岳を土合から土樽へ縦走。15時21分の電車を逃せば18時まで電車がないケツカッチンルート。この1年の10件ほどのログを集め登山時刻を眺め、最近の自分のスピードが標準タイムに近いことを考えて目標タイムを設定。朝5時に出発すれば休憩なしですが間違いなく14時には到着できるはず。食事は行動食だけにして水は水場があるので多めで1.5リットルを持って、途中の通過時刻を見ながら休憩することにしました。余裕がありそうなので、一度使った西黒尾根じゃなく厳剛尾根を選択。
目標コースタイムをスマホに保存しておき、一ノ倉岳までほぼ設定どおり。これなら15時で土樽に行けそうだったので、ここまで一緒に歩いていた、茂倉岳で往復するといっていた栃木の人を誘い、土樽駅まで下ることにしました。
栃木の人は僕より10歳若く、僕よりほんの少し早い。この人に引っ張られるようにして下りを続け、予定より30分以上早く土樽駅に到着できました。自分のペースを上回っているため、下りでずるっと滑って踏ん張ると太ももがピンと痙攣すること数回。滑りそうな坂は離されるけど一歩一歩、平坦な道は小走りで追いつく。お互い標準タイムよりは早く歩ける自信があって、標準タイムどおりに歩けば間に合うのはわかってるんだけど、やっぱり休憩なしでずっと歩いてしまう。ほんと疲れました。
土樽駅で休んでいると、ほぼ同時刻で土合駅を出発して万太郎山経由で歩いてきた若い2人が到着。万太郎尾根は快晴で景色がよかったそうですが、そちらのルートを選択したら間に合わなかったので仕方がないです。その後土樽駅からの乗車は8名ほど。みんな疲労困憊で電車が来るまで座り込んでました。僕は座るまでと立ち上がる時に太ももがつらいので立ったままでしたが。
土合駅というと地下ホームから暗い階段を上るシーンしか知らなかったので、トンネルを抜けて地上ホームに到着して1分後には改札を抜けてしまい拍子抜けです。得をしたはずなんですが、暗い階段も歩いてみたかったです。
今回は花の写真を撮りまくり花名探しがあり(都度花名は追加・修正します)、複数画像からのパノラマ作成が多数あり、投稿・修正まで時間がかかりそうなので、できた段階でまずは公開することにします。
途中から一緒に歩いた栃木の人は土合口に車を停めていたので土合駅から車で送りました。どこかでご一緒になる機会があるような気が済ますので、またよろしくお願いします。そういえば、土合口から戻る途中、土樽で一緒の電車だった人が歩いているのを見ましたが、最後の車道の登り30分はつらいだろうなあ。
今日山歩きで話した数人はみなさんここ数年で登山を始めたばかりで、どこの登山会にも所属していない人ばかりでした。だいたい似たような速度の人たちなので、どこかでコラボできる機会があれば、声をかけてください。全員じゃなく「ともだち」にだけコラボ勧誘するようなシステムができないか主催者に要望出してみよっかな。
さて、秋が深まるまで日が長い間に行っておきたいルートはどこだろ。たとえば会津駒ヶ岳から御池への縦走。こちらもバス時刻のケツカッチンですがタクシーや最悪は登山者の車にヒッチハイクという手があるので、来週も連休なのでチャレンジしてみたいかも。そのあとは紅葉のシーズンなので、どこにしようかなぁ。
コメント
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お疲れ様です。
花、沢山咲いていんるですねえ。ちょっと意外な感じです。
僕は西黒尾根からでしたがこちらのコースも良さそうですね。
辛かった茂倉からの下りと駅への道の長さを思い出してしまいました
なぜか凄く滑って辛かったんですよねあの下山。
白毛門も行きたいと思っていたんですがなかなか目移りしてしまって実行出来ません。
会津駒ケ岳からの縦走。ちょっと興味があったのでレコ楽しみにしています。
こんにちわ
年が進むと、お金と暇があっても体力がついていかない登山ルートが見えてくるんですよね。3年前の歩行速度は今はとても無理だし。だから、いま、元気なときにぎりぎりできる山行をやっておきたいんです。山小屋泊を続ける財力とまともなテント装備を買うお金がないというのも理由ですが。
実は、会津駒ヶ岳から御池は去年の10月に計画してましたが、山中のパンクで無念の棄権のルートです。木の階段が滑るらしいので、晴天が数日続くことを祈ってます。
はじめまして!
私も巌剛新道の岩場の同じ場所で行き詰まりました。
あそこは危なかったです。
調子に乗って鎖の右側を登っていくと、左の道に行く足場がない…
しかも石は滑るし。
あそこを滑り落ちたら、死にますね。
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