体力勝負の笠ヶ岳 テント泊▲（笠新道↑クリヤ谷↓）

2014年09月20日(土) ~ 2014年09月21日(日)

• GPS: 13:52
• 距離: 18.1km
• 登り: 2,129m
• 下り: 2,122m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:31
• 休憩: 0:18
• 合計: 7:49

5:34 新穂高温泉無料駐車場
5:53 5:53 中崎山荘 奥飛騨の湯
6:45 6:46 笠新道登山口
10:23 10:34 杓子平
11:50 11:50 分岐指導標（仮称）
12:01 12:01 抜戸岳
12:01 12:01 抜戸岳分岐
12:20 12:22 分岐指導標（仮称）
12:28 12:30 笠新道分岐
12:58 13:00 抜戸岩
13:23 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:47

5:54 笠ヶ岳山荘
6:34 6:40 笠ヶ岳
7:59 7:59 雷鳥岩
8:19 8:21 クリヤの頭
8:46 8:50 最終水場
10:45 10:48 クリヤ谷渡渉地点
11:22 11:23 宝山荘別館
11:41 ゴール地点

駐車場から笠ヶ岳山頂までのCTは8時間30分。
山頂から中尾高原口までのCTは6時間50分です。

天候

9月20日（土）晴れ
9月21日（日）快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深山荘前 登山者用駐車場　150台（無料）

コース状況／危険箇所等

危険個所：クリヤ谷の渡渉（増水時）

道の状況：よく整備されている、技術的な所はない
■新穂高温泉〜笠新道登山口　　左俣林道歩き
■笠新道入口〜杓子平　　　　　ブナ林　ジグザグの急登
■杓子平〜抜戸岳　　　　　　　カールを横切る
■抜戸岳〜山頂　　　　　　　　稜線歩き
■山頂〜クリヤの頭　　　　　　ハイマツの中の巻き道
■クリヤの頭〜中尾高原口　　　急な下り、何度か渡渉あり
■中尾高原口〜深山荘駐車場　　車道歩き、またはバス

その他周辺情報

温泉：新平湯　奥飛騨ガーデンホテル「焼岳」５００円

写真

9/20 5:43

賑わう登山指導センター。
まっすぐ右俣に行くと槍ヶ岳、左俣に進みます。

9/20 6:49

ヘリポートでは荷揚げ準備中。

9/20 6:53

すぐに笠新道登山口。
水を補給して、準備運動。

9/20 7:26

急登スタート。

9/20 7:58

焼岳。

9/20 8:15

北穂〜涸沢〜奥穂〜ジャンダルム〜西穂。

9/20 8:50

槍も見えてきました。

9/20 10:06

素晴らしい展望です。

9/20 10:23

杓子平のカールは感動しました。

9/20 10:23

そして、笠ヶ岳への稜線。

9/20 11:23

抜戸岳へは岩稜帯を登ります。

9/20 11:50

稜線分岐から右へ進みます。

9/20 12:03

三角点のある抜戸岳。

9/20 12:04

薬師岳が美しい。

9/20 12:05

ここからは待望の稜線歩き。

9/20 12:54

奇岩の抜戸岩。
くぐり抜けます。

9/20 13:18

テント場までやってきました。
三番手くらいでした。

9/20 13:52

絶好のポジション。

9/20 13:52

テントの受付と水をいただきに小屋まで向かいます。

9/20 13:57

階段状で歩きやすいが、サンダルでは厳しいかも。

9/20 14:03

こじんまりとした小屋でした。
登りで御一緒した4人で祝杯をあげました。

9/20 16:10

中も綺麗でスタッフの対応もいい。
次回は泊まりたくなりました。

9/20 16:00

日の出時間を確認。
小屋からは中岳の横から日の出らしい。

9/20 16:38

我が家に戻ります。

9/20 16:42

良い眺め。
まったりとした時間を過ごしました。

9/21 5:28

明るくなってきました。
テントの撤収を始めます。

9/21 5:40

槍ヶ岳〜穂高連峰。

9/21 5:45

山頂には日が射しています。

9/21 5:46

テント場からだと南岳の上から。

9/21 5:47

真っ赤に染まります。

9/21 5:56

さて山頂に向かいます。

9/21 5:56

南アルプスの向こう。
富士山も見えていますね。

9/21 6:17

雲海に浮かぶ白山と笠ヶ岳の影が素晴らしい。

9/21 6:17

立山と剱岳もバッチリ。

9/21 6:19

無事に下山できますように。

9/21 6:20

山頂は岩稜でとても広い。

9/21 6:24

標識が立っているわけではなく二等三角点と
裏表に英語と日本語表記の看板のみ。

9/21 6:24

焼岳〜乗鞍〜御嶽。
長い下山の始まりです。

9/21 6:48

やはり笠の形をしていますね。

9/21 6:51

最初は岩稜帯の稜線あるき。

9/21 6:53

何度も振り返ってしまいます。

9/21 7:03

下山がもったいない。

9/21 7:21

稜線歩きからハイマツの巻き道に変わります。
ガレの縁はちょっと危険。

9/21 7:29

西側で日が当たらないので寒い。

9/21 8:02

ずいぶん遠くなりました。

9/21 8:03

雷鳥岩。
クリヤの頭から一気に下ります。

9/21 8:42

間ノ岳とジャンダルムの間。
初めて前穂が見えました。

9/21 8:52

最初の水場。

9/21 9:28

焼岳も近くなってきました。

9/21 9:41

最初の渡渉。
ほとんど涸れていました。

9/21 9:42

紅葉は、もう少し先。

9/21 9:44

小屋で頼んだ朴葉寿司弁当を食べます。

9/21 10:14

二度目の渡渉も楽々。

9/21 10:22

錫杖岳からはクライマーのコール。
いや、奇声が響いていました。

9/21 10:45

最後の一番厳しいとされる渡渉。
ここまで来て渡れなかったら泣けますね。

9/21 11:03

車の音が大きくなると。

9/21 11:11

槍見館の裏に出ます。
スズメバチはいませんでした。

9/21 11:17

無料で入れる新穂高の湯。
橋の上から盗撮。

9/21 11:41

11時台のバスはないので
30分ほど歩いて戻りました。

9/21 11:42

駐車場の車が減っていないのに驚き。
皆さん縦走中でしょうか、羨ましい。

9/21 12:20

定番の、ひらゆの森ではなく
ガーデンホテル焼岳で汗を流します。

9/21 14:56

どんだけ快晴だよ。

撮影機器：

iPhone 5 Apple

装備

備考

モンベルシュラフ＃3　ダウンパンツ　パタゴニアＲ2で寒かった
カイロで凌いだが、薄手のダウンJKTも持っていくべきだった

感想

kitainotori

○駐車場
周回コースなので、空いていた中尾高原口に停めても良かったが、天気次第では弓折岳を経由しての下山も考えて深山荘前に停めることにした。
先週の三連休ではレッカー移動のニュースにもなっていたが、深夜2時に着いた時で満車の看板が出ていた。なんとか入口まで戻って停めることができた。

○笠新道登り
急登だが良く整備されていて歩きやすい。樹間からの穂高連峰の眺望に励まされるので辛さは感じなかった。南アルプスの易老岳や聖岳の登りに比べたら、コースタイムはかなり甘目に感じた。

○クリヤ谷下り
標高差は1928mもあるが、変化に富んだコースなので飽きることなく下れた。
大雨の後はクリヤ谷が増水して、橋もないために下山できないこともある。
しばらく雨も降っていないので、何度か渡渉があったが最後以外は靴も濡らさない程だった。

○テント場
きれいに整地されていてグランドシートがいらないくらいだった。
小屋まで遠いと情報があったが、階段状になった石段なので登りで10分ほど。
水場は枯れているので、小屋の玄関の横の蛇口からもらえます。幕営料金800円。
早朝は寒く氷点下近くまで温度が下がったが、星空は久しぶりにやばかった。


最近は速攻スタイルで日帰り周回をやっていたので、じっくりとした山行にしようと思いました。笠ヶ岳は岐阜県の名峰と言われるだけの価値のある山でした。

※登りで御一緒した、ヤマレコユーザーさんと関西の愉快なボーダー2人に感謝です。

コメント

たくたく

お疲れ様でした♪
kitainotori さん、こんばんは。
登りではお世話になりました〜。
そして山荘での祝杯では御馳走さまでした。
ほんと、楽しい時間でしたね。
また夕方から２日目の晴天も素晴らしくて。
クリヤ谷も楽しめたようで、同じようにいい天気だったら次は試してみようかな〜。
またどこかの山で会えること、楽しみにしています
目標の制覇も頑張ってくださいね♪

kitainotori

Re: お疲れ様でした♪
お疲れ様でした。

南アルプスの甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根より厳しいと聞いていましたが
急造の４人パーティーで、話しながら時々休憩しながら登ったので
それほど苦にすることなく登ることができました。
一人で登る事がほとんどなので、楽しい時 を過ごさせていただきました。

また、どこかの山 で逢えるといいですね。
それでは〜

nekojigen

来月初めに！
こんばんは〜！
激登りに激下りご苦労様でした！(^-^)今年の夏山はホントに天候が悪かったですが、天気が良くて最高ですね！
去年7月笹新道登って双六に槍と穂高を廻ったのを思い出しながら懐かしく拝見しました！
10月1日〜2日で新穂高から双六岳にテン泊で笠ヶ岳まで縦走の予定です、笹新道を降りる予定でしたが、杓子と笠ヶ岳の往復があるし降りてからの長い林道歩きも辛いので、レコ拝見してクリヤ谷ルートも大丈夫かな？って気もしてきたのですが？！降りたはいいが最後に渡渉出来ない事態はアウトなので、どんな様子なのかご教授を！(^-^)

kitainotori

Re: 来月初めに！
こんばんは〜はじめまして

基本的な事で恐縮ですが、沢にぶつかったら涸れていても下りずに対岸にピンクのテープを探し渡ります。
渡渉は記憶だと、まず小さいのが２つありますが上流なので問題ないかと思います。
次に中くらいのが２つありますが、本流に合流するような所で流木などを見ると大雨のあとは一気に水かさが増しそうな所でした。
そして、右に川を見ながら下山するのかと思いきや、最後の最後で本流を渡るんかい になります。大ボス戦は川幅は8メートル近くあったと思いますが、ルートを探せば飛び石でもいけます。
過去には流されて、不幸にも亡くなっている方もいますので無理は禁物です。
いずれにしても、登山指導センターや笠ヶ岳山荘で状況を聞くのが一番だと思います。

あと、錫杖岳付近でクロスズメ蜂 による被害が２件出ているそうなので、ご注意を〜

nekojigen

Re[2]: 来月初めに！
早速のご丁寧な情報ありがとうございます！
先週からヒドイ雨は降っていない筈なので状況は悪くはなってないでしょうが、台風17号進路いかんでは状況変わるかもですね！
北アルプス周辺では今年も何人か流されていますもんね！(>_<)
前日の宝山荘前の水量と当日笠ヶ岳山荘で登山道の直近の様子聞いてから判断しようと思います！

大変ありがとうございました！

nekojigen

行ってきました！
こんばんは！
おかげさまで無事クリヤ谷ルートで降りてきました！
小屋のお姉さんに渡渉は問題ないけど8時間かかりますよ！ってビビらされたが時間的に余裕があったので決行！
最終渡渉ヶ所の水量は問題なかったんですが、油断してマーキングの枝にザックを引っ掛け、プチコケて水溜りにお手つきしてしまいました！(>_<)
その直後から雨が降ってきて登山道の岩が滑って超ペースダウンでしたが５時間弱で無事降りられました！
ご助言ありがとうございました！何処かでお会いしたらよろしくお願いします！