帰り道がない!?小又山・雨に大慌ての禿岳(東北百名山二座)
- GPS
- 09:40
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,609m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
05:30林道終点駐車場所
07:45六合目 越途分岐07:55
08:50小又山山頂09:15
10:35稜線分岐
12:45林道終点駐車場所
【禿岳】
13:35花立峠登山口
14:55禿岳山頂15:00
16:00花立峠登山口
天候 | 晴れ後曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新庄市から国道47号線で最上町を目指し 陸羽東線「大堀」駅手前で左折、白川渓流公園を目指します 公園を通り過ぎてから右折する道がありますが 直進して道なりに西ノ又沢の林道終点まで行きます 終点の道路脇に車二台ほどの駐車余地があり 河原に下る手前に、登山ポストがあります 【禿岳】 国道47号線まで戻り左折、陸羽東線「最上」駅を過ぎたら 左折して県道63号線に入り、花立峠を目指します 峠の道路沿いに駐車場所があり、向かい側が登山口です |
コース状況/ 危険箇所等 |
【小又山】 登山口から林道跡を過ぎ、1,111mピークまで急坂が続きます ピークからはブナの茂る気持ちの良い尾根を、 アップダウンを繰り返しながら歩きます 小又山山頂への最後の登りで左にガレている地点は 滑落に注意してください 天気も良く、往復でのアップダウンが辛いので 周回コースを取ることにして、 分岐がある筈のピークに着くと、登山道は藪に覆われていました ここから山頂に引き返すと大変な時間のロスになるので 藪を掻き分け、刈り払いの跡を探しながら尾根を辿り 「よっちゃん坂」を下りました この坂は激下り、途中にロープもありますが 滑落には十分注意してください 下りに使ったコースは、分岐から廃道のような状態 大変な藪漕ぎ必至ですので、藪漕ぎファンの方のみにお薦めです そうでない方は往復される方が快適かと思います 【禿岳】 峠からの往復なので、標高差も少なく散歩気分で登れます 快適な尾根道上で、鬼首ゴルフ場側が切れ落ちていますので 景色に見とれて滑落!などという事のないようご注意ください |
写真
感想
東北百名山最後の山巡りの第二日目。
早朝(といっても5時半は薄暗いこの頃)から小又山を目指しました。
ブナ林の急坂を汗だくで登るうちに、ようやく明るくなり
尾根道の左の樹間に見え隠れする小又山の山頂を見ながら
アップダウンを繰り返して分岐に着き、ほっと一息。
この先も随分長く感じられましたが、
ようやく山頂へと続く道が見える登りに差し掛かると
黄葉が始まりかけ、周囲の山々の展望が開けて来て
山頂からの眺めにわくわくしてきます。
山頂からの鳥海山の遠望は、崇高で印象深く、
その次に感慨深く眺めたのは日本二百名山の神室山。
初めて登った山頂から、過去に登った山頂を見ると
登った時の思い出が瞬時にフラッシュバックし、
まるで昨日の出来事のように、その日をなぞるのも
楽しみの一つでもあるような気がします。
軽く食事をし、景色を堪能した後、同じ道を戻るのが辛く
持参した地図に載っていた登山道を使って周回することに。
ところが、登山道のある筈の稜線分岐に着いても
藪が続くばかりで道が見つかりません。
山頂まで戻ると大変な疲れと時間のロスになるので
藪漕ぎを決行する事にしました。
最初は痩せ尾根、それから後は背丈ほどある笹藪に
道を見失わないように慎重に歩きましたが、
最後は激下りとなり、疲れた足には最も応えました。
このコースは登りにはとても使う気になれないきつさです。
道迷いせず、転落せず、無事に下山出来た時にはほっとしました。
小又山の名は、今まで全く知らずに居りました。
日本二百名山「神室山」の稜線の南にある山で、
名前も地味な感じですし、あまり期待はしていなかったのですが
なんと山頂からの大展望にびっくり仰天!
それに神室連峰最高峰なのだそう。
黄葉も始まり、晴れた天気も幸いして
今まで知らなかった東北の山の素晴らしさを満喫しました。
次に向かったのは禿(かむろ)岳で、発音は神室と同じ。
前回登山口横を通りながら、天気の悪さで諦めた山。
今回も峠に着いた時にはまだ視界はあったのですが、
次第に周囲が雲に覆われ、山頂からの展望もなく
下り始めると小雨が降り出しました。
標高差も少なく、散歩気分で登れる手軽な山なのでしょうが
どうも相性が合わないようです。
明日の天気予報は、一日高い確率の雨。
テントを濡らしたくないので、テント泊は止め、
鬼首(おにこうべ)温泉に泊まり、明日は一日停滞する予定です。
(つづく)
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