新穂高温泉〜槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高岳〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳〜新穂高ロープウェイ(1泊2日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 3,115m
- 下り
- 2,083m
コースタイム
想定通り、コースタイムの半分で来れましたが、北穂高岳で行くか行かないか迷った末、穂高岳山荘へ。
2日目はジャンダルムを越えることから早々にスタート。
想定通り、お昼前に下山でき、自宅へ夕方まで帰ることが出来ました。
【1日目】
新穂高ロープウェイ 5:00出発
奥穂登山口 6:00
槍平山荘 7:20
千丈乗越 8:40
槍ヶ岳山荘 9:30
槍ヶ岳 9:45
中岳 10:50
南岳小屋 11:45
ハセガワピーク 12:25
北穂高岳 13:25
穂高岳山荘 15:15
【2日目】
穂高岳山荘 6:00出発
奥穂高岳 6:20
ジャンダルム 7:10
天狗のコル 8:00
西穂高岳 9:20
西穂独標 9:55
西穂山荘 10:20
新穂高ロープウェイ乗り場 10:55
天候 | 8日:晴れのち快晴 9日:快晴のち曇り(ガス) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北穂高岳・奥穂高岳の北斜面は積雪5mm、凍結あり |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
備考 | ニット帽があると朝は寒くないです。 |
---|
感想
北アルプスの百名山踏破を優先していた為、大キレット、ジャンダルムは後回しにしてました。やっと機会がつくれたので決行してみました。
しかし、猶予は1泊2日。みなさんのヤマレコと標準コースタイムをにらめっこし、今回のプランとしました。
実家が中房温泉近くにあるため、実家に前泊し当日3時半頃出発。
新穂高温泉に4時半過ぎに到着、早々に荷物をまとめ、5時に登山口を出発。
初日の宿泊地、穂高岳山荘まで距離があることから、少々早めに歩く。
計画通り2時間20分で槍平小屋に到着。
屋外休憩所でおじさんが美味しそうなコーヒーを飲んでいて、誘惑に負けそうでしたが我慢して先に進みます。(価格は100円と良心的)
順調に高度を上げていき、飛騨乗越と千丈乗越の分岐に到着。
西鎌尾根を歩きたかったので、千丈乗越方面へ。
天気は快晴で、千丈乗越からは北アルプスが一望でき気分が高まります!
写真撮影をさっさと済ませ、槍ヶ岳へ。
計画通り9時30分 槍ヶ岳山荘に到着。
東側方面も絶景で、先々週登った常念岳・蝶ケ岳もきれいに見えます!
人は全然いません。
最高です!!
早々に槍ヶ岳山頂へ。
4年ぶりの槍ヶ岳山頂は前回と同様に最高!!
360°大パノラマで、白馬岳~乗鞍岳まですべて丸見えました。
以前は槍ヶ岳のみターゲットであったのと、他の百名山は知らなかったので、今回は今まで登った山々を見渡すことが出来、前回とは違った自分がいた気がします。
下山後、穂高方面に向かいます!
最高の縦走路を楽しみながら歩きます。
この縦走路を歩くのを待ち望んでました。
順調に南岳小屋に到着。
これから大キレットに挑戦です。
後輩から大キレットはすごい!と聞いていたので、多少緊張しながら突入です。
ハセガワピークまで順調に進みます。
途中、若者と一緒になり、会話しながら歩きます。
さすがは若者、私と同じスピードで歩けるのは若さでしょうか。
ハセガワピークは鎖とステップが設置されているため、それほど難所ではないイメージでした。しかし、容易に行ける場所ではないので、みなさんご注意を。
無事、北穂高北斜面に到着。
ここから急な登りが始まります。
途中、山ガール2人組を抜きましたが、女性2人で大キレットを渡るとはすごい!
今の山ガールのアグレッシブさを感じました。
息を切らせながらやっとの思いで北穂高岳山頂に到着!
結構疲れて、かつ緊張の連続だったため、精神的にも疲れが・・・。
登っている途中は、北穂高小屋に宿泊しよう決めてましたが、宿泊者が思いの外多く、穂高山荘まで行くことを決意。
ここで若者と別れます。大キレット楽しく渡れてよかったです。
ありがとう。
北穂高小屋から穂高岳山荘までは以前、経験しているため想像はできてましたが、
本日の疲れ+急なアップダウンで苦しめられました。
15時15分、無事初日の宿泊地、穂高岳山荘に到着。
小さな5人部屋が本日の寝床となりました。
同室になった方と北アルプスについて色々話せて良かったです。
特に明日行く、ジャンダルムについて教えて頂けたので非常に参考になりました。
みなさんありがとうございました。
お一人の方は、御嶽山へ噴火当日に登山予定だったのですが、息子さんの運動会で行けなくなり中止したと聞かされて、運命ってあるのかなって感じた瞬間でした。
月食を山荘から眺め、翌日に備えて早々に就寝。
5時半過ぎの日の出を山荘から眺め、6時に山荘を出発。
6時20分に奥穂高岳山頂に到着。
2年ぶりでしたが、こちらも2回とも最高の景色を見ることが出来ました。
幸せです。
撮影を完了し、いよいよメインイベントのジャンダルムへ。
私の感想ですが、ジャンダルムハンパないっす!
特にウマノセの下りはやばいです。
下山ルートを自分で探し、3~5cm程度の亀裂に足を置き、慎重に下ります。
下った後にウマノセと書かれていたので、ウマノセと分かりました。
この先も緊張の連続です。
ジャンダルム手前の岩場もハンパないっす。
今回は上りだったのでなんとかホールド箇所を探り上がりましたが、下りは大丈夫なのでしょうか。ウマノセとここは滑落するなーと思う場所でした。
無事難所を越え、念願のジャンダルム登頂に成功!
ジャンダルムからの景色も絶景です!
ここから天気は急変し、ガスが覆い、西穂山荘までガスの中を歩きました。
ジャンダルムから先も急なアップダウンの連続で気を抜いて歩けません。
やっとの思いで西穂高岳に到着。
西穂高岳までの急なアップダウンは堪えました。
しかしまだ西穂独標まで急なアップダウンは続きます。
やっと丸山付近で普通に歩ける登山道となり、軽快に歩かせてもらいました。
予定通り11時ごろ、新穂高ロープウェイ乗り場に到着。
今回の登山は終了となりました。
私としてはもう通りたくないコースです。
経験しないと語れないので今回挑戦しました。
すれ違った登山者に聞くと2回目だったり複数回であったりと、私からするとみなさん命知らずですね。
ジャンダルムを経験するとほかのキレットは普通に感じてしまいます。
本当にすごいところでした。
気軽に行かず、しっかり登山コースとコース状況を確認し、時間に余裕をもって通って頂けたらと思います。
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