馬ノ神岳・水引入道・屏風岳(北&南)そして不忘山 白石スキー場から周回


- GPS
- 06:53
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3月23日までの営業が雪が無いため12日で営業終了 駐車には2台ほど車が止まってているだけ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
’鮴丱好ー場~馬ノ神岳登り口 神嶺林道にはまだ雪が残っているが早朝なので雪が固く歩きやすい。 馬ノ神岳(まのかみだけ)登り口〜馬ノ神岳 沢を越えたあたりで適当に登り始めるが一般道ではないので 道はありません。足跡(トレースと呼ぶほどではない)が残っていた。 このあたり雪はほぼないのでトレースは期待できない。 雪が消えて笹が出て薄藪化している。30分ほどは笹の中を歩くことになる。樹林帯なのでGPS必須。 樹林帯は風が無いので大汗かくが馬ノ神岳の尾根に上がると風が強く寒い。尾根に上がると眺望最高! G魯凌棲戞楚絨入道 馬ノ神岳山頂には標識がないのでGPSで確認した。 トレースは馬ノ神岳山頂までで終わっていた。 鞍部までの下りはトレースないので所々で吹き溜まりで足がはまるが ワカンをつけるほどではなかった。 水引入道山頂付近で傾斜きついのでアイゼン着けとけばよかった。 無しでも登れるがどうせ屏風の登りでつけるので最初からつける方が吉。 屏風の登りトレースが見えてきて傾斜のきつさに少しびびる。 た絨入道〜屏風稜線 これがメインイベントですね。 馬ノ神岳から見ると壁のように見えるが近づくと少し傾斜が落ちて見えるがなかなかの傾斜だ。 水引入道から少し下って登るが中間までは傾斜は緩やかなのでここまではノーアイゼン。 傾斜が急になる手前でアイゼン・ピッケルを装備した。 いよいよきつくなってきたところでストックは背中とザックの間に差し込んだ。雪面は比較的柔らかなところはトレースもあり楽だが、固い雪が解けて表目がザラメになっているところは要注意だ。キックしても表面にしかつめが刺さらず安定しない。一般登山靴でけりこめるなら少しマシか? 怖いのでピッケルを雪面になるべく深く差し込んで登った。 稜線上がる前にふくらはぎが痛くなってきた。 ブ風稜線〜不忘山 稜線上は風が強く寒かった。気温は温度計で0℃だが胸のドリンクホルダーに入れているのでー2℃くらいか? アイゼンとスノーシューのトレースが薄く残っている。 稜線上はアイゼン無くても全然平気だが履きっぱなし。 昨年、アイハギの峰からの下り10m程度が急斜面になりピッケル無しでビビってしまったが今回は軟雪&緩傾斜となり楽勝。 不忘山の細尾根もルンルンハイキング。 南屏風からは風も弱くなり不忘山の登りでは暑くなりヒートアップ。 ι塰沙~白石スキー場 山頂付近は雪が無くアイゼンで歩きにくい。 山頂は日当たり良く石も温まっておりマット不要。 少し下ると傾斜が強くなってくるのでアイゼンは履いたままの方が良い。 尾根は眺望最高だ!登りでも下りでも良いと思う。 今回は尾根からそれてトレースをたどり樹林帯に入ったがP1362~P1205の尾根ををつないだ方がいいと思う。樹林帯に入る場合は山頂が見えないところもあるのでGPS必須。 スキー場の上部リフトの下は傾斜急で上級者はグリセード可? 自分は得意でないのでアイゼン歩行。 |
その他周辺情報 | 不忘の湯 \500 残念ながら行ってみたが土日祝のみ営業 青根温泉 じゃっぽの湯 \350 源泉かけ流し 6つの源泉をブレンドしているという 温度は体感42℃で長く入れる 少し芳香を感じる。何の匂いだろう? |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:1.13kg
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個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
buffネックウォーマー
バラクラバ
帽子
靴
ザック
行動食(おにぎり2個他)
非常食
保温ボトル
ライター
地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
エマージェンシーシート&ヴィヴィ
ストック
ココヘリ
お金
ゴーグル
スノーシュー
チェーンスパイク
アイゼン
ピッケル
簡易ゴーグル
|
感想
積雪期・残雪期の屏風は歩いているが水引入道の方は足が遠かったので行ってみることにした。
南蔵王の主稜線から見ると地味に見えるがこれがなかなかのコースだった。
白石スキー場は営業終了しているので駐車場には2台程度しか車はなかった。神嶺林道に入ると凍った雪面にたくさんのトレースがあった。
そんなに水引入道って人気あるのか?
林道を40分ほど行き適当なところから雪の消えた笹薮に入る。うっすらと足跡があることから入るポイントは間違えていない。
傾斜はさほど強くないのでチェーンスパイクはいらない。
30分ほど登ると雪面になった。いくつかのトレースがあった。
雪面は固いのでトレースの上を歩かなくても大丈夫だ。風はなく暑く大汗かいた。
それから広い枝尾根を通過して馬ノ神岳の東尾根に出た。
ここから風が出て少し寒くなってきた。
尾根上からは景観良くこれは穴場のコースだ。(自分だけが穴場だと思っているのか?)トレースは馬ノ神岳山頂で終わっていた。
ここから水引入道の登りはそれほど傾斜急でなく危険とは思われないが?
ただ土曜日に雪が降ったのか凍った雪面に数cmの雪が積もり表層が滑り登りにくいところもあった。
水引入道の山頂からはジャンボリーコースへのトレースが残っていた。
さぁここからが核心部だ。
屏風の壁の少し手前でピッケル&アイゼンを装着する。ストックはしまわないで背中とザックの間に差し込むことにした。
傾斜きつく新雪のような軟雪では登りやすいが、表面だけがザラメの部分は蹴りこんでも深く爪が入らずに怖かった。ピッケルのシャフトをできるだけ深く差し込んで登ることにする。
(登山靴のように固い靴であればもう少し楽と思われます。やわらかい靴の場合つま先立ちするとふくらはぎの負担が重くつらい)
途中2回ほど息を整え稜線に立つ。ふぅ~~
稜線は風が強く寒い。無人の雪面を(北)屏風に向かう。雪庇が発達していてトレースは淵からだいぶ離れている。
腹が減っていたが我慢していたので屏風では這松陰でしゃがんでおにぎり1個食べた。
南屏風に向かう、絶景の眺望の中稜線を歩くのは最高だ!
もう少し風が無ければな~ 防寒帽子だけでは寒いのでbuffもかぶった。
でもバラクラバはいらないな。
南屏風を過ぎると進行方向が変わり風を少し受けにくくなり、アイハギの峰からは風も弱まった。
アイハギの峰からの下り少しは昨年にピッケル持ってこなく四苦八苦したが今回は全然楽だ。雪の斜面が緩やかになっている。誰かがスコップで整形したのかな?
不忘山山頂手前では暑くなったが我慢して装備そのままで歩いた。
山頂は雪が無く日差しで石の上が温かいここでもおにぎり1個食べて休憩した。飯豊や朝日の眺望最高である。
もう雪が無いのかと思ったが、昼寝している登山者を見るとアイゼンを脱いだ形跡があるのでそのまま下った。なくとも何とかるるようであるがあった方が歩きやすい。チェンスパイクでは軟雪でダメだ。
冬尾根を下るが最高のロケーションである。途中トレースにつられて樹林帯の斜面に入ったがもう少し尾根を下っても良かった。
白石スキー場の上部リフトに出たがここも傾斜が結構きつい。
ここを下り下部リフトに出たら雪もだいぶなくなり土が露出しているところもある。
駐車場に戻ると少し車が増えているが登山者は不忘山山頂の1名だけであった。なのでほぼ蔵王貸し切りであった。
帰りは不忘の湯に行ったが営業していなかったので青根温泉に入り汗を流した。
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