谷川岳主脈縦走!5年半振り悲願のピーカンで大感動!!
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,581m
- 下り
- 2,258m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 11:23
天候 | 快晴=素晴らしいピーカン! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
平標登山口〜越後湯沢駅=バス 越後湯沢駅〜土合駅=電車(なんと、17:56の最終電車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
気を付ければ大丈夫だけど、気を抜けない箇所は多い。ただし、雨天は危険度が数倍に増すと思われる。 (西黒尾根の一部、オジカ沢ノ頭の登り、万太郎からのヤセ尾根、その他崖沿い多し) 土合に戻って温泉:湯テルメ谷川(550円)。 |
写真
感想
時期遅れのレコ投稿なので、誰も見ないと思いながらツラツラ書きます。
谷川岳は5年前の6月にピーカン下で主脈縦走して感激し、トマの耳での記念写真は会社のPCの壁紙になってます。
それが忘れられずに挑戦を繰り返すも、曇天、雨に度々遭遇し、せいぜい曇り時々晴れが1回だけ。
10月の最終週末は上越国境がピーカン!との報に接し、「秋の谷川岳を絶対堪能!」と決めてテンションアップ!
何人か山友達を誘うも、コース案を聞いてウンと言う人は少なく、行けそうな物好きも日程合わなにので単独で決行!
・・・と勇ましい中、金曜日に残業(しかも前日に飲んだ自分のせい)でイチャモン付きの出発・・・
眠い目を擦り、居眠り運転を警戒して4度も関越道のPAで仮眠を繰り返し、予定より2時間以上も遅れて土合駅に到着。
いやはや、好きこそもののなんとやら。来ちゃいました!
睡眠不足は堪えるな・・・と思いながら車外に出たら、隣車のオジさんとつい談義。新道周回するとのこと。「ヤマレコやってる?入れるから見てねー」と宣伝を受け、「自分もなるたけ・・・」と答えながら、いよいよ出発!
ロープウェイ乗場で嬌声を上げる若者達に羨望しながら西黒尾根登山口に到着。装備を直して登攀開始!
暫くして尾根に陽が当たり始め、樹林の狭間から見える群馬の山々は靄の上に山容があって何か神々しい。赤城も榛名も広い裾野もクッキリ!トイメンには白毛門も靄の上!まるで神々の声が聞こえそう!(何の神かは分からないけど、日本だから八百万の神々か?)
樹林が切れて岩場へ。ついに谷川岳の双耳峰が現る!(^^)!
鎖場の途中で福島から来たオジサンに追いつく。オジサンの目線の先には、おぉ!富士山!!そして、手前には群馬西南部の山々〜秩父山系の峰々が多重になってミルフィーユのよう。ん?表現おかしいかな?ちなみに、酒飲みなんで甘いものはちょっと・・・
ラクダの背を越えてからは難所だけど、爽快な景色!高所恐怖症のお尻キューキューが鳴動する中で激写の連続!!
山頂近くは熊笹がザワザワ揺らめく大好きなシチュエーション。そして、ついに5年半振りに快晴下のトマの耳をゲット!
それにしても、人間はたった5年半では成長しないみたい。行き合ったオジさんに頼んで、全く同じ場所・アングルで記念撮影をしてもらいました(^^)
そして見下ろすと振り返るとソコは谷川主脈の山々の全景が丸見え!コレコレ!コレが見たかった!!想い続けた彼女に会えた気分でした(現実世界での恋愛はゲームオーバー?)。
いよいよ尾根の縦走開始!まずは、ちょっと怖かった想い出のオジカ沢ノ頭への道は記憶以上にビビりながら到着!
目の前に万太郎の雄姿がドーンを迫る!そして、脇には俎がシュッとそそり立つ!この迫力、んーたまらん!!
到着した直後に逆方向から超健康的なオジさんが到着!土樽から万太郎経由で来られたらしく、その健脚ぶりを見て自分もまだまだ成長できると自己満足(後日、レコ拝見。さすがのタイム)。
その直後に、肩の小屋方面から青年が到着。またしても超健脚風で土樽から来たとのことだけど、なんと蓬経由・・・なんで、そんなことが出来るるんだろ・・・僕も仲間内では早いほうのだったけど、井の中の蛙だったと脱帽(同じくレコ拝見。脱帽どころか剃髪モノ)。
先に出発するも、案の定、すぐに抜かれてしまい、そのうち遥か彼方を先行する姿を見ながら、小障子・大障子の牧歌的な坂を進みました。
万太郎では、二組のお父さん・お母さん達が和やかに休憩中。少しだけ谷川岳談義をして、時間が無いですぐに出発!
ここからの尾根は狭いので、ビビリながらもツツジの低木の景観に満足。花の季節は見事なのでしょうね。
下りが果てしない・・・いつまで下るんだ!また登んなきゃいけないじゃん!!と、よくわかんない怒りをブチまけながら毛渡乗越を過ると見覚えのあるV字谷。名も無い谷なんだけど、恐怖心なのか妙に惹かれます(^_^;)
そして、エビス大黒への登り坂・・・。ご経験の方々には言うまでもなく・・・。只々根性のみで登りました(^_^)v
オニギリでエネルギー充填!次は仙ノ倉!!
「あれ、こんなに下ったっけ・・・」と心が折れそうになりながら避難小屋を過ぎ、最後の本格的な登りへ。
リズムを取ろうと鼻歌を始めたら、いつのまにか「トイレの神様」になってる。なぜか不明(◎o◎) それも歌詞の所々が正確に思い出せずに中途半端のまま・・・結局、下山まで頭の中で「べっぴんさんになれるんやで♪」が輪廻しました。
誰もいない仙ノ倉へ到着!
すぐに平標方面からオジサンが到着したので、お互いに写真を撮り合い、少しだけ談義。これだけ景色の良いコンディションだと談義のネタが尽きないですね。
オジサンは後から来る仲間達と山小屋泊とのこと。羨ましい。今夜の星空は天の川の小石まで見つかりそうです☆
後で、ココでの写真見たら、妙に疲れて老け込んだ顔してるんですよね。
さて、平標山までは本日最も優しい尾根。さっきのオジサンの仲間とすれちがい、散歩気分で歩けるコースを進み、幅広い抱擁力を感じさせる平標の山容が近づき、ついに本日ラストの登りを達成!
平標新道方面は湿地帯までクッキリと見える。今度は避難小屋泊の計画で土樽を起点に大周回コースで歩きたいもんだと、壮大な机上計画を浮かべながら下山開始。
前回の縦走では喉がカラカラで平標山の家へ水を求めて下りたけど、今回は正攻法?で松手山へ向かいます。
6年前の仙ノ倉ピストンの時には曇りのち雨で眺望は全くなかった尾根。いやはや、こんなに爽やかだったとは!
大好きな熊笹の尾根を見下ろしたり、振返ったりしながら進み、10/4に登った苗場山のテーブル状の威容が近づいて松手山に到着。
ココからは残念ながら樹林帯に戻るも、今度は紅葉に堪能!いや、今日はどこを歩いてもイイですね!
時折振り返る尾根に斜光があたり、その姿に哀愁(似合わんけど)を感じ、名残惜しいけどバスの時間が気になるので歩を進め、
ついに登山口に到着!(*^^)v
山道を振返って礼! (^^ゞ
バス停での長い待ち時間、達成感でボーとしてました。
そして、頭の中では今なお「女神様がいるんやでぇ〜♪」が響いてました(^_^;)
バスは登山客がチラホラ。コースを振返りながら湯沢駅に到着。
早すぎる上り最終電車(17:56発)に乗り、真っ暗な土合駅に到着。
ここからの乗客も多く、今日の絶景に嬌声が上がってました。
満天の星空を見ながら、湯テルメ谷川へ。
ご主人の話では「さっきまで満員だった」とのこと。今日は堪能した人が多いからね。
当初、明日は馬蹄に行こうと思ってたけど、お湯でまったりしてたら萎えてしまい、前橋まで行って車中泊で赤城山に備えることにしました。
睡眠不足は響いたけど、最高の1日だった!
今度は、知人を真似て湘南新宿ラインで行く旅にしよう!!
遊び&仕事?に呆けてて、遅い投稿になってしまった。。。なのに超長文。。。
今度からは、もう少し簡潔を心掛けてみます(^_^;) って、誰も見てくれないかも。
<未投稿のレコ。。。(T_T)>
赤城鍋割山〜荒山周回(10/26)
丹沢塩水橋〜長尾尾根〜丹沢山周回(11/3)
高尾山〜景信山に登山初挑戦者をご案内(11/8)
<おまけ>
11/15は、丹沢の秋・玄倉〜ユーシン〜鍋割〜大倉をやってみようかな。
谷川連峰はべっぴんさんやで〜🎵
山頂にべっぴんさんが待っていたらヱビス大黒や仙ノ倉も頑張れるんですけどね
ということでoobantouさんお疲れ様でした。
上り列車間に合ってよかったですね。
この前バス結構遅れてました。
馬蹄形ハシゴはちょっと想像したくないです
確かに!ベッピンさんは多いけど、特に谷川は「女神さまがいるんやで〜」さすが、enohimanさん!!
ヤバイ、この夜中にまたしても「ベッピンさんにー」が脳裏でフラッシュ中・・・眠れるかな。。。
oobantouさん、こんばんわ。
レコのUPを今か今かと待ってました!
読みごたえのある文章で楽しく拝見させていただくと同時に、自分も来年は主脈縦走にチャレンジするぞという目標ができました!
これからも楽しいレコ期待してます!
toujima さん
さっそくのコメントをありがとうございます!
文才が乏しく長々しいレコになってしまいました。
それにしても楽しみまくってますね!
またお会いできる日を楽しみにしてます。
自分も、歳に負けずに、ますます行きまっせー!
oobantouさん
お疲れ様でした。私も谷川は大好きな山の一つなのですが、同じくピーカンに巡り合ったことがありません。ガスガスだったり、パラリと降られたり…平標のお花畑は圧巻ですよ〜、おススメです。是非来年花の時期に!
take_yさん
花の時期もいいですよねー
ちなみに、私のプロフ写真はその時期なのですが、あの時は余裕がなくなって単なる鍛錬遠足でした。
コースのパターンも覚えたので、次回は花もゆっくりと楽しみたいと思います(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する