黒部五郎岳(飛越新道〜神岡新道)◆雪化粧の翌日に◆
- GPS
- 16:56
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 2,790m
- 下り
- 2,774m
コースタイム
- 山行
- 15:41
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 16:55
天候 | 雨のち雪のち曇りのち快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車は4〜5台置けるスペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下記は本日現在の状況です。今後雪融けとともに状況は変化すると思われますのでご参考程度に。 ■和佐府橋 ↔ 飛越新道登山口 一般のアスファルト道。有峰林道は6月1日通行開始予定です。 https://www.pref.toyama.jp/1603/pressrelease/ariminerindo_open2022.html#:~:text=%E6%9C%89%E5%B3%B0%E6%9E%97%E9%81%93%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%A1,%E4%BE%9B%E7%94%A8%E3%82%92%E9%96%8B%E5%A7%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 ■登山口 ↔ 寺地山(飛越新道) まだ残雪部が多いですが雪のなくなった箇所は「ぬかるみ」「ドロドロ」です。 ピンクテープ少なく、迷います(何ヶ所かで迷いました)。特に今日は積雪で前日までのトレースがリセットされ、難しい状況でした。実際に歩かれた方(複数人)のログを取って行かれた方がよいと思います。 ■寺地山 ↔ 神岡新道分岐(神岡新道) 同じような尾根道をひたすら歩きます。樹々のツリーホールができていて、その間を歩くと踏み抜いたりします。雪はシャーベット状、滑って歩きにくいです。 ■神岡新道分岐 ↔ 黒部五郎岳 それまでの残雪に前日の雪が薄く乗って&気温が低かったので、とても歩きやすいコンディションでした。中俣乗越から先の斜面はザラメが凍ったアイスバーンです。 |
写真
感想
百高山2巡目「黒部五郎岳」
【回想】
2021年9月に折立から入って1泊2日で周回。初日は雲ノ平〜鷲羽〜三俣蓮華と繋いで黒部五郎小舎泊。翌朝暗いうちに小舎を出て黒部五郎岳へ。幻想的なモルゲンロートに迎えられて進むと、明るくなった黒部五郎カールは見事な紅葉。奇岩や巨岩が並ぶカールの中は様々な花や草紅葉で彩られ、まさに自然の造形美だと感激した。ただ登頂時はガスってしまい、山頂からの眺望は望めなかった。
薬師岳や黒部五郎岳は有峰林道が開通する6月まで無縁のものだと思っていました。しかし林道閉鎖のこの時期でも登られているレコがときどきあります(皆さん長いロードを歩く体力や豊富な雪山経験をお持ちのエキスパートばかりですが)。2年前に歩いた記憶、北ノ俣岳から眺めた風景。積雪期にあそこに立てたら&歩けたら。考えはじめたら居ても立っても居られず、不安定な週間天気を睨みながら、この日に決行となりました。
スタート時は霧雨、これは予報で織り込み済みだったのですが雨はやがて霰(あられ)、そして雪になってきました。飛越新道もあっという間に白くなり、早々にチェーンスパイクを履きます。ヘッデンに映る雪が幻想に引き込むように、何度も道に迷いました(一度は来た道を戻りかけていた、なんていうこともありました)。GPSを確認しながら神岡新道へ、北ノ俣避難小屋へ着くと朝食を摂って、ピッケル、アイゼンに換装します。
小屋を出たときは曇り空でしたが、登っていく間に雲が流れていきます。ハイマツ帯で朝陽を迎え、そして登り上げた分岐点、そこにあった光景は想像をはるかに越えていました。北アルプスの名峰たちが白く、美しく朝陽に輝いています。白く延びる稜線を2年前とは反対方向へ、黒部五郎へと向かいました。
雪庇やリッジが美しい稜線を進み、見上げるような急斜面の雪壁を登ってピークに。前日に雪化粧した山々をぐるりと見渡し、そしてまたまた贅沢な縦走路を北ノ俣岳へと戻りました。
今回の山行にあたってはtakayuki54さんのレコを全面的に参考にさせていただきました。ありがとうございました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5363227.html
しかし0時スタートの17時間行動&40kmは、やっぱりキツかった〜。
コメント
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飽くなき情熱、素晴らしいです。
今度是非誘って欲しいものです。
「誘って」など恐れ多いですが、またどこかの山でお行き会いできた時には、せめて一緒に歩けるくらいに体力づくりに励むようにします!
昨日も後半はバテバテ&ヨレヨレでした(^^;
Saruも百高山を再訪する(しょうもないのは除いて、自分が行って良かった山)事に気持ちが傾いています。先週は仙丈ケ岳に行き積雪期と無積雪期の違いを楽しんで来ました。
歩く速度を上げると体にダメージが残り翌週は登山出来ないので、テントか小屋泊でマイペースで登りたいと思います。
仙丈のレコ、じっくり読ませていただいていました。ルートを変えれば山の印象も変わりますし、季節が違えば一層違う魅力がありますよね!!前回は雨だったようですが、今回の仙丈は素晴しい天気でよかったですね
歩くペースは同年代ではやや早い方かもしれませんが、最近バテてしまうケースが増えています。「がむしゃら」は徐々に卒業、「のんびり」を楽しめるようになれればと思っています。
28日に小屋の方から黒部五郎岳に登った際
前日のトレースを見つけ、どこから来たんだろうかと思ってましたが、謎が解けました
新穂高〜室堂、何と素晴しい!いつか歩きたいと思っているルートですが、BCのセカイでは「日本オートルート」と名付けられた、憧れのコースなのですね。白銀の北アルプスをさぞかし堪能されたことでしょう。2泊3日のロング、お疲れさまでした。
私は日帰りの1日だけでヨレヨレでした(笑)。
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