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記録ID: 5427068
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ハイキング
奥武蔵

棒ノ折山(棒ノ嶺)白谷沢

2023年04月29日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.5km
登り
800m
下り
799m
天候
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
飯能駅北口3番バス乗り場から国際興行バスで45分、【ノーラ名栗・さわらびの湯】バス停で途中下車、そこから車道を徒歩10分でダム堤さらに徒歩10分白谷沢登山口から入渓
コース状況/
危険箇所等
白谷沢登山道は沢道なので、林道に当たるまで沢の中を直進です。高巻道とかはありません。沢の水量が多い時はすぐに引き返して下さい。高巻しようと滑落して死亡する遭難事故が発生しています。
その他周辺情報 さわらびの湯は一番奥の突き当りにあります、手洗い、靴洗い場もあり、店員の接客態度も素晴らしく、清潔で感じのいいところなので、是非寄ってみて下さい。食事処はありませんが、売店と自販機はあります。バス停横にノーラ名栗という北欧型サウナ付属グランピング施設があり、なんだかすごいおしゃれな雰囲気で、売店とカフェもあります。ちなみにベッタはあってもポリッジはない。
飯能市バス観光案内図、左上に目的地である【ノーラ名栗・さわらび温泉】長すぎるし、無発声記号も入ってるしで名前としては覚えにくい語呂。パスカ!
飯能市バス観光案内図、左上に目的地である【ノーラ名栗・さわらび温泉】長すぎるし、無発声記号も入ってるしで名前としては覚えにくい語呂。パスカ!
西武の電車とバス乗り継ぎ早わかり図
西武の電車とバス乗り継ぎ早わかり図
『ノーラ名栗・さわらびの湯』バス停
『ノーラ名栗・さわらびの湯』バス停
『ノーラ名栗・さわらびの湯』バス停時刻表
『ノーラ名栗・さわらびの湯』バス停時刻表
有間ダムは重力ダム
有間ダムは重力ダム
ここをダム提方面へ左折
ここをダム提方面へ左折
有間ダム石碑
車両通行可能時間は6時から18時までなのに注意
車両通行可能時間は6時から18時までなのに注意
手前にある駐車場
手前にある駐車場
登山口横の駐車場
登山口横の駐車場
白谷沢登山口
関東ふれあいの道
関東ふれあいの道
白谷(しらや)沢コース案内
白谷(しらや)沢コース案内
最初の石門G1
石門右岸側手前の状態、踏み跡はない
石門右岸側手前の状態、踏み跡はない
石門近景
石門左、踏み跡はあるがロープで通行止めになっている。
石門左、踏み跡はあるがロープで通行止めになっている。
石門右壁は通行不能だが、手前左岸に支沢分岐があり、そこから高巻き出来そうな雰囲気はあるが、ロープで通行止めになっている。
石門右壁は通行不能だが、手前左岸に支沢分岐があり、そこから高巻き出来そうな雰囲気はあるが、ロープで通行止めになっている。
ここまで近づいても沢に登山道が見えない
ここまで近づいても沢に登山道が見えない
しかし門をくぐると裏にはまるで誂えたかのような立派な石段がある
しかし門をくぐると裏にはまるで誂えたかのような立派な石段がある
石門の裏側からみた石門と石段の配置
石門の裏側からみた石門と石段の配置
裏から見た石門
石門の先
小さな滝
目印のピンクテープ1
目印のピンクテープ1
目印のピンクテープ2
目印のピンクテープ2
2番目の石門G2、そう!、この登山道には似たような石門が2つ存在し、そしてここが真の遭難多発ポイントと思われる。なぜなら1番目の石門G1をなんとか正面から突破した記憶があるにもかかわらず、ここは正面突破するのに、さらに躊躇してしまうような渓相なのである。
2番目の石門G2、そう!、この登山道には似たような石門が2つ存在し、そしてここが真の遭難多発ポイントと思われる。なぜなら1番目の石門G1をなんとか正面から突破した記憶があるにもかかわらず、ここは正面突破するのに、さらに躊躇してしまうような渓相なのである。
この写真の通り、正面からだと明らかに人が通過するには狭いゴルジュへ突っ込むように見える、しかもすぐ左横には登っていけそうな傾斜の坂がみえている。
この写真の通り、正面からだと明らかに人が通過するには狭いゴルジュへ突っ込むように見える、しかもすぐ左横には登っていけそうな傾斜の坂がみえている。
しかし、ここも石門G2の左裏側を覗けばG1と同様、道らしき石のスロープが隠れている。まるで隠し通路である。
しかし、ここも石門G2の左裏側を覗けばG1と同様、道らしき石のスロープが隠れている。まるで隠し通路である。
沢幅いっぱいいっぱい左岸側によってG2石門を写した感じ、ちょっとやそっとの覗きでは石門の左側裏にある登山道らしき石のスロープは見えてこない。
沢幅いっぱいいっぱい左岸側によってG2石門を写した感じ、ちょっとやそっとの覗きでは石門の左側裏にある登山道らしき石のスロープは見えてこない。
そしてすぐ横を見れば右岸を高巻くように行けると錯覚するような歩きやすい角度の斜面が存在する、
そしてすぐ横を見れば右岸を高巻くように行けると錯覚するような歩きやすい角度の斜面が存在する、
しかし右岸に高巻いたとしても、とても沢に降りられる壁の高さではないのがわかる。
しかし右岸に高巻いたとしても、とても沢に降りられる壁の高さではないのがわかる。
左岸は道は見えないながらも、険しそうではない、しかし登りやすそうな右岸を一度でも見れば、こちらへ巻こうとは思わない。
左岸は道は見えないながらも、険しそうではない、しかし登りやすそうな右岸を一度でも見れば、こちらへ巻こうとは思わない。
正しく正面の沢をそのまま遡行していくと、鎖場が見えるので、正しいルートが正面突破だったと、ようやくここで確信が持てる。
正しく正面の沢をそのまま遡行していくと、鎖場が見えるので、正しいルートが正面突破だったと、ようやくここで確信が持てる。
ロープ場1
鎖場横の滝、この滝と反対側の沢斜面で高巻中の遭難者がでたらしい。
鎖場横の滝、この滝と反対側の沢斜面で高巻中の遭難者がでたらしい。
ロープ場2
林道に出る
登りやすそうな岩
登りやすそうな岩
棒ノ嶺標識
こちらも棒ノ嶺標識
こちらも棒ノ嶺標識
そしてこれが真の棒ノ嶺標石
そしてこれが真の棒ノ嶺標石
なんとなく君970mだよねと心の中で突っ込む。
なんとなく君970mだよねと心の中で突っ込む。
山草の道
ここから降りてきて林道を横断するのですが、、、
ここから降りてきて林道を横断するのですが、、、
この標識が見づらい位置にあって、痛恨のルートミス。標識の色は黄色にすべき。
この標識が見づらい位置にあって、痛恨のルートミス。標識の色は黄色にすべき。
棒ノ峰ハイキングコース案内図
棒ノ峰ハイキングコース案内図
なんかカッコいい。
なんかカッコいい。
この場所はノーラ名栗よりちょっと下に降りるので、このあと急坂が待ってます。
この場所はノーラ名栗よりちょっと下に降りるので、このあと急坂が待ってます。

感想

遭難防止のため白谷沢の石門2つには登山道であることを示す空中標識が必要(例:丹沢雨山峠空中標識)。また近場にある似たような地形には区別がつくようしておかないと勘違いを招く(例:大雪山旭岳ニセ金庫岩)。名称としてはG1、G2あたりが無難。標識の取り付け位置も登山時と下山時の両方向から認識できるよう工夫する必要がある。特に悪天時の沢は暗く、日が落ちても存在が判るよう反射物が標柱に巻いてないと下山を焦っている登山者には標識に気づく精神的な余裕はない。登山者のつけた赤テープの目印もところどころにあることにはあるが、色弱者だと緑に紛れてしまうので水色か黄色の方が良い。沢の水量がG1、G2で登山道を隠す位の水位だと、ここまで白谷沢を登って来れた登山者が、明確な進路標識がないことで、石門を高巻いて遭難する道迷い遭難の発生が予見され得る。登山道の管理者は天候や夜間に道迷い遭難を招くような現状を放置せず、石門で狭まったG1,G2だけ通過できない微妙な増水量の場合でも、高巻きはできないので引き返すよう入渓者へ明確に警告した方が良い。ゴルジュ帯を通過する特殊な登山道なので、いずれの石門も高巻してはいけない警告が現場にないことが入渓者にとって致命的結果を招くように思える。

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