西沢渓谷起点石塔尾根から天狗尾根・国師岳黒金山周回

2014年11月15日(土) ~ 2014年11月16日(日)

• GPS: 20:44
• 距離: 29.9km
• 登り: 2,505m
• 下り: 2,486m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:48
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:53

距離 11.7km 登り 1,668m 下り 308m

6:19 西沢渓谷駐車場
6:34 6:36 ねとりインフォメーション
6:50 二俣吊橋
6:55 7:02 石塔尾根取付
9:14 9:15 カモシカのくぐり岩
9:34 9:56 鷹見岩
11:47 12:03 西滑頭
12:55 13:00 石塔頭
13:18 鶏冠山林道
13:40 13:52 アザミ沢橋（給水）
14:05 天狗尾根 登山口
16:12 天狗岩

2日目

• 山行: 9:02
• 休憩: 1:37
• 合計: 10:39

距離 18.2km 登り 848m 下り 2,197m

5:44 天狗岩
6:34 6:49 国師ヶ岳
7:01 7:12 北奥千丈岳
7:52 7:53 奥千丈岳
8:36 8:51 白檜平(窪平)
9:17 9:20 ゴトメキ(御止木)
10:22 トサカ
10:36 10:52 大ダオ
11:47 大ダオ分岐
11:51 11:58 黒金山
12:18 12:19 牛首ノタル
12:35 12:36 牛首
13:53 13:56 紅葉台
14:26 14:35 西沢渓谷終点
14:39 14:50 七つ釜五段の滝
15:45 15:46 二俣吊橋
16:05 ねとりインフォメーション
16:20 16:23 西沢渓谷駐車場
16:23 ゴール地点

天候

晴れ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道韮崎ICから塩山方面へ140号線に入り西沢渓谷公営駐車場

コース状況／危険箇所等

※登山地図にルート記載のない無線ルートや、破線ルートを含みます。

↓コース状況等、参考にさせていただいた記録です。
この場を借りてお礼申し上げます。
【jinzaemonさんの記録】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-149190.html
【Jaikelさんの記録】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-243497.html
【Pengin22さんの記録】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-464921.html

【以下、自分が歩いた印象です。】
・石塔尾根、天狗尾根共にヤブや倒木は多いものの、
予想していたよりは意外とルートは明瞭でした。
ただし、尾根取付きの案内板はなくなってしまったようです。
・天狗尾根は真新しいピンクテープがたくさんつけられ、ルーファイに迷う箇所はほとんどありませんでした。ただし、段差の大きな岩場の登高があり、疲れます。
・ゴトメキからトサカ、大ダオの笹原の倒木帯で極端にテープ類が少なくなりますが、基本、尾根を外さなければ大丈夫です。

【水場】
鶏冠山林道のアザミ沢橋の上流側を入るとすぐ沢水が汲めました。
【携帯電話】
西沢渓谷入口〜石塔尾根取付付近、天狗尾根の一部、国師ヶ岳、北奥千丈岳、大ダオの各地でアンテナ1-3本（ドコモ、AU）
【その他】
・見たかった、石塔尾根の「かえりみちわかりません」のブリキ看板は見つけられませんでした。
・ヤブ漕ぎの邪魔になるかと、今回ストックは装備から外しましたが、
結局石塔尾根取付きで拾った木の枝を最初から最後まで使用しました。

その他周辺情報

三富温泉白龍閣　かけ流しの内湯と露天　500円
山梨市三富川浦297　TEL[phone]

写真

11/15 6:16

西沢渓谷公営駐車場（無料）

11/15 6:26

これから、要注意人物が入山しますよ。

11/15 6:26

朝焼けに染まる鶏冠尾根。

11/15 6:33

味のある手書き鳥瞰図。

11/15 6:36

トイレを済ませ、山の神にご挨拶。

11/15 6:41

トロッコ軌道の橋脚遺構。

11/15 6:44

まぁ、そうなんですけどね。

11/15 6:48

二俣吊橋を渡る

11/16 15:40

石塔尾根取付き点。
（2014年6月には）ここにあった鷹見岩入口の案内板は無くなっていました。

11/15 7:25

時々この看板が出てきて、ルート上にいることを教えてくれる

11/15 7:26

太陽が出てるとあったかいね。

11/15 7:29

このあたりは陽だまりで、まだ平和です

11/15 8:09

紅葉台の方に大岩。

11/15 8:44

鶏冠の向こうに甲武信ヶ岳

11/15 9:02

始まりましたよシャクナゲ地獄

11/15 9:15

カモシカのくぐり岩を通過。
生まれ変わり完了。

11/15 9:26

今日中にあの天辺に立てるか？

11/15 9:37

キツネの案内板もここまで（大ダオで再会）。

11/15 9:37

鷹見岩からの眺め

11/15 10:25

東沢のナメかな。

11/15 10:29

行く先、ヤブ×ヤブ×ヤブ。

11/15 10:35

シャクナゲトンネル地獄。

11/15 11:15

苔むしたジ・奥秩父的な。

11/15 11:45

西滑頭。ここまで6時間近くかかってます。

11/15 12:06

西滑頭の先、少し歩きやすくなる。

11/15 12:08

一升瓶散乱

11/15 12:35

伐採された倒木が増えてくる

11/15 12:52

石塔頭あたり。特に標示なし。
ワイヤーケーブル多数放置。

11/15 13:12

古い木の階段が出てくるともうすぐ林道

11/15 13:17

林道に出た。

11/15 13:20

ちょい先に立派な標石もあり。

11/15 13:27

落石で荒れてる個所もあり。

11/15 13:40

アザミ沢で給水。凍り付いてる個所も。

11/15 13:41

氷の造形。

11/15 14:05

天狗尾根取りつき地点。
看板は見当たりませんでしたが、岩に「登山口」と。写真でわかりますか？

11/15 14:16

最初は階段なんかあって、とっつきやすい雰囲気を装ってるんです。

11/15 15:20

古い道標と真新しいピンクテープ

11/15 15:22

2300m付近から岩場が出てくる

11/15 15:26

シャクナゲのヤブの酷い箇所も

11/15 15:27

段差が大きい、攀じ登るところも。

11/15 15:32

岩場の上に立つと展望が一気に開け、富士山が。

11/15 15:30

富士山アップ

11/15 15:30

黒金山方向

11/15 15:31

岩場の上を行く。

11/15 15:32

11/15 15:47

来し方。結構登ってきました。

11/15 15:48

日が稜線に落ちてしまう。もう天狗岩まででいいやって気持ちになってる。

11/15 15:58

男性的な天狗岩

11/15 16:04

天狗岩の基部

11/15 16:08

天狗岩の山側、ここでビバーク決定。
手前、私が立ってるところにテント一張り程度の平地があります。

11/15 16:09

これから天狗岩に登ってみます。

11/15 16:14

シャキーン！

11/15 16:14

天狗岩と富士。

11/15 16:16

日暮れです。

11/15 16:38

夕暮れの富士。

11/15 18:18

夕食は豚キムチチゲ鍋+お握りの余り+〆のラーメン

11/16 5:48

夜明け前。

11/16 6:14

ただ、ただ、美しいです。

11/16 6:14

雲の切れ目から朝日が。

11/16 6:22

主脈縦走路に合流。ホッとする瞬間。

11/16 6:35

国師ヶ岳。ここで今山行で初めて人に会う。

11/16 6:35

国師ヶ岳からの雲海と富士

11/16 6:59

金峰山への稜線と奥には北アも。

11/16 6:59

11/16 7:04

北奥千丈岳からのパノラマ

11/16 7:52

奥千丈岳は展望なく、地味な山頂。

11/16 7:52

奥千丈岳の山頂三角点。

11/16 8:33

苔生したいい雰囲気。

11/16 8:34

黒金山林道にぶつかるとそこがシラベ平。
池があるが水場としてはどうか？

11/16 9:17

ゴトメキ（御止木）。江戸時代ケヤキは御止木と呼ばれ御禁制で、民家に使用することが禁じられていたそうです。

11/16 9:17

ゴトメキの遭難碑。

11/16 9:50

倒木が増えてきます。

11/16 9:54

笹原の広い尾根に変わってくるとテープ類が極端に少なくなる。

11/16 10:01

時々に富士を見ながら。

11/16 10:03

笹に隠れた倒木にも注意。

11/16 10:04

巨大倒木帯

11/16 10:12

倒木を避けるルートを。

11/16 10:32

昼寝したくなる大ダオの平原。

11/16 10:37

素晴らしい場所。

11/16 10:33

キツネの看板

11/16 11:30

黒金山へ、気合を入れ登る。

11/16 11:45

古いアサヒビール道標。

11/16 11:51

黒金山。

11/16 11:52

今回歩いてきたルートがほぼ見渡せる。1

11/16 11:51

2

11/16 11:51

3

11/16 12:18

牛首のタル

11/16 12:18

牛首のタルも眺めのいい場所。

11/16 13:00

紅葉台へ向かう途中の展望地から。

11/16 13:03

天狗尾根アップ

11/16 13:00

石塔尾根アップ

11/16 13:53

紅葉台

11/16 13:53

石塔尾根から見えていた大岩。

11/16 14:21

サルノコシカケ群生

11/16 14:24

ややこしい。

11/16 14:28

朽ちたGM製OHV5730ccエンジンが出迎えてくれると、激下りも終点。

11/16 14:29

西沢渓谷の遊歩道に降り立つ。
このあと、石塔尾根取付点の案内板を、もう一度確認するために、
沢沿いの遊歩道を歩きましたが、順路に従って山側コースを歩いた方が早いようです

11/16 14:30

トロッコ軌道跡。

11/16 14:40

不動小屋の残骸。

11/16 14:45

七ツ釜五段滝

11/16 14:56

人間の顔みたいなのが隠されてます。

11/16 15:44

ストック代わりに世話になった木の枝（ピンボケ）。
渓谷入口に置いてきたので、誰かの役に立ってね。

撮影機器：

DSC-TX5 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 サンダル ザック 行動食 非常食 調理用食材 飲料 酩酊用飲料（ビール350cc バーボン200cc） ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット(忘れた) ロールペーパー 保険証(忘れた) 携帯 時計 サングラス ツェルト ナイフ カメラ テントマット シュラフ チェーンスパイク 無線機

備考

自宅出発3:25-P到着5:35　パッキング総重量15-16kg　ガス消費約70g

感想

koodoo

最近ゆるめの山行が続いていたので、今回単独で、
ちょっと辛口のコースを歩いてみました。
藪漕ぎや段差の大きな岩場の登高、倒木の処理などでじわじわ消耗し、
距離以上にハードに感じるコースです。
日記にも書きましたが、身体的にはとても疲れたけれど、
自分の体力度がわかった山行になりました。
まだ、山行を振り返っても、その時々の物事は思い出されますが、
感じたことをうまくまとめることができません。
ただ、久しぶりに歩く事にとことん没頭できた気がします。
素晴らしい景色もたくさん見ることができました。
きっと、あとからじわじわと味わいが広がっていくのでしょう。

コメント

77ms1ksb

あじわいだね。
koodoo　さま

まいどです。

いい旅しましたねぇ〜

歩いてないところ、情報収集して、苦労して、、、

今回は 何担いだの
一人でゆったりあじわって

パワー放出したかもしれないけど、別なパワー蓄えられたのね
身の程、、、まだまだ伸ばしてね

koodoo

Re: あじわいだね。
芋師匠
いつもありがとうございます 。

久しぶりに密度が濃い山歩きができました。100％没頭 。
限界は越えてないけど、限界を知ったような、、、 。

酒量は、限界には程遠い量 ビア350、 バーボン200 。
でも疲れで程よい酔い 。

たくさんパワー貰いました。