奈良倉→権現→扇山:鶴峠から鳥沢駅、半袖隊長、ヘッ電なしで降りてきました
- GPS
- 07:38
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 2,140m
コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:35
☆今日のスマホ万歩計:機器不調により計測せず
★新EK度数:46.595=22.36+(1,426÷100)+(1,995÷100)÷2
→→→判定「●新EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/diary/42284-detail-56974
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上野原駅08:1109:20鶴峠 《注》本来は08:08発バスだが、同時刻に到着予定の中央線下り列車に接続後出発する。 但し当該バスは鶴峠止りなので、松姫峠に行くには08:30発に乗ること。 なお、鶴峠への延長運転は12/14で終了し、その後は飯尾行きとなる。 【復路】鳥沢駅17:1317:42高尾駅17:5419:02地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【危険箇所】大寺山〜北峰(郡内鋸山)〜尾名手峠 急坂・やせ尾根・岩場が連続し、大量の落ち葉が堆積していることもあり、本コースの中では最大の難関箇所。 ロープ・クサリ・ハシゴは一切設置されていないが、三点支持を励行すれば何とかなる。 【全般】 上記危険個所を除けば、大半が尾根上の一般道。 今の時期は大量の落ち葉が堆積し、スリップや道迷いに注意。 但し、22.5kmと長いので、日没リスク回避のため、休憩時間も惜しんで歩く必要あり。 【鶴峠から奈良倉山】 確りした登りの道が続く。 【奈良倉山から西原峠】 尾根上の林道歩き。 【西原峠から大寺山】 最初の林道歩きを除けば、なだらかな尾根筋の広い道。 【大寺山から尾名手峠】 上記危険箇所に記載の通り、急坂・やせ尾根・岩場が連続し、本コース中、最難関箇所。 【尾名手峠から権現山』 再び、なだらかな起伏の尾根筋歩き。 【権現山から浅川峠】 やや急な下りで、堆積した落ち葉で滑りやすい。 【浅川峠から扇山】 比較的なだらかな登り。但し、頂上直下の急坂は粘土質で滑りやすい。 【扇山から鳥沢駅】 前半は幅広の歩き易い道だがやや急坂。後半は杉林の中の普通の登山道となる。 ★渡渉箇所:なし。 ★残雪状況:なし。 ★泥濘状況:なし。 ☆半袖 タイム:最初から最後まで。 ★半袖 出会い指数:ゼロ。 ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ。 ★入山者: 同じバスの乗客15人は全員奈良倉山へ向かった模様。 鶴峠〜奈良倉山〜西原峠:1組3人。 西原峠〜権現山:大寺山〜小寺山間で1人。 権現山〜鳥沢駅:扇山山頂で1組2人。 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし。 ★駐車場:なし。 ★トイレ:なし。 ★コンビニ:上野原駅周辺にはない。 鳥沢駅⇒国道20号線の大月より100m地点にセブンイレブン。 ★下山後温泉:寄らず。 ★飲食店:寄らず。 |
写真
感想
【今日は短めのプロローグ】
季節バスの運行が終了する前に乗って行きましょう・・・企画第二弾。
とは言いながら、先週と同じく上野原駅から鶴峠へのバスに乗り、
「鶴峠→奈良倉山→西原峠→権現山→扇山→鳥沢駅」
と、富士山の眺望に定評のある三山を縦走しようと画策。
すると、途切れていた鶴峠と奈良倉山が線で赤線で繋がる。
更に、先週と合わせれば、奥多摩駅と鳥沢駅が一気に繋がる。
以前から脳裏にあったコースではあるが、バス運行時刻に合わせると鶴峠の出立時刻が遅く、山道の途中で日没⇒ヘッ電となる恐れがあるので、先週の失敗と重ね合わせて成否を検討。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-551516.html
以下の要素を勘案してヘッ電を使わず下山は可能と判断して決行。
●奈良倉山への登りは三頭山へのそれの半分以下。
●奈良倉山から西原峠は幅広の林道歩きで時間を稼げそう。
●その後も尾根伝いの道で権現山の山容からして厳しい道はなさそう。
●権現山から浅利峠の道も急は急だが難易度は低い。
●扇山から山麓の道路までは1時間も掛からず道路に出合う。
とは、言いながらも、バス停とバス発車時刻を調査の上、エスケープ・ルートを複数用意して挑んだ。
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-93650.html
【意外に手強かった三ッ森北峰(郡内鋸岳)】
予定通りのバスに乗り、先週の反省も踏まえて、バス下車後、すぐに歩き始めた。
同じバスに乗って来たハイカーは、恐らく、全て奈良倉山に向かうような風情。
拙者先頭を切って奈良倉山に猪突猛進。
とは言いながらも、途中で、イギリスご出身の3人組と和やかに国際交流を図った。
昨日、「笛吹から取り付き、三頭山避難小屋で一泊、今日は一旦、鶴峠に下り、奈良倉山の登り返し、大マテイから小菅に下る」そうだ。
ふ〜〜ん、そんなコース取りもあるのかと学ばさせて頂いた。
奈良倉山にはあっさり45分でトウチャコ。
天気予報に反して雲に囲まれた山頂からは富士山は見えず、さっさと先を急ぐ。
西原峠までは先月歩いたばかりの林道だが、無理して急がず自然体で行く。
前半無理して身体に疲労を感じれば、後半、必ずツケが回ってくるのは、六甲全縦初出場の際の痛い思い出だから。
ただ、今日はカメラを落とさないように慎重に・・・。
西原峠から大寺山まではなだらかな登り坂だが幅広の道で歩くには何ら支障なし。
但し、出だし部分で間違えると藪漕ぎになるとのchinyamaさんレコを参考に、慎重にルート選択(⇒拙者写真の【注意箇所1】参照)。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-544795.html
(⇒拙者コメへのレスに参考になる事項が書いてあった!これは助かった)。
ちょっと予想外だったのが三ッ森北峰前後の急坂、やせ尾根、岩岩地帯。
郡内鋸岳の別名に相応しい凸凹道が連続し、転げ落ちないように、踏み外さないように、少しアドレナリンを放出しながら進んだ。
が、単調な落ち葉の道歩きに変化が加わり、楽しいひと時でもあった。
但し、岩岩・急坂道も尾名手峠まで。
そこから麻生山にかけて次第になだらかな縦走路となり、権現山に至るまで、落ち葉の堆積した道をカサコソ進み、13時到着目標には及ばなかったものの、13:36に権現山山頂に着いた時にはヘッ電なし下山を確信した。
権現山に到着した時点で9割方が終了した積もりになっていたが、扇山を経て鳥沢駅までは、まだ、9km以上もあった。
オマケに権現山から浅利峠への急激な下りと、そこからの扇山へ約270mの登り返し。
しかし焦る必要なしとの安心感からか、ヘロヘロなるには至らず扇山の山頂へ。
なぜかその時だけ、雲間から太陽が顔を覗かせ、弱いながらも日差しを浴びた。
山頂で遅い昼食?を取られていたご夫婦ハイカーと、拙者もおにぎりを頬張りながら15分ばかり談笑。
「鶴峠から歩いて来た」と言うと呆気に取られていらっしゃいましたが・・・。
因みにお二人は不老下から権現山を経ていらしゃったと。
その不老下は、最後のエスケープ候補先でした。
鳥沢駅までひたすら下るのみ。
事前にmatchさんにアドバイス頂戴した通り、自動車道をではなく、集落の中の近道を歩いて時間節約。
17時前には鳥沢駅に着くことが出来て、メデタシ・メデタシでした。
【気になる御仁】
小寺山と大寺山の中間地帯で出会った廃道探索の強者(つわもの)。
年代は拙者と同じくらいかと思われたが、この時期にピッケルを持っての山行にビックリ。
聞けば廃道を訪ねて歩くのが自分のスタイルとのことで、先週は腰掛集落から尾名手峠を目指すもあえなく途中撤退。
然らば、今日は逆に尾名手峠から腰掛集落を目指したが、やはり途中で行く手を阻まれ引き返してきた由。
ピッケルは、崩れた道(=道なき道?)を歩くには欠かせず、偶には、土砂を固めて道を作ったりもしていると。
この日は西原峠に下る直前の阿寺沢への道の取付箇所を確認してから下山するとのことであった。
う〜ん、好きな人は好きだねぇ〜(_ _)~
お疲れさんどした。
隊長
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ヘッデン使わず何よりでした。
決めポーズですが、最近やってなくて久しぶりに杓子山でやったらmtkenさんにチェックいれられる有様ですので…
去年権現山に登った時に山頂直下の祠で祭神日本武尊を見た時はちょっと感激しました。
奈良県人にとっては武尊はヒーローですからね。
日本武尊の東征は記紀によってコースが異なりますが、日本書紀では関東を平定したのち両神山を見ながら進み雁坂峠を越えて甲斐の国酒折に至ります。
権現山はこのコースに近いと言えば近いのですが、周辺の里宮に日本武尊を祀る神社は全くなく、ここにだけぽつんと残ってる点は興味深いところです。
郡内三山周辺は山国でありながら海路の神である金比羅神社が非常に多いんですが、金比羅信仰が広まったのは日本武尊よりもはるかに後世だと思われます。
かつては武尊信仰が盛んだったこの周辺の社が、時代とともに祭神がが変化する中で、里から離れた山中の宮だけが古の信仰をそのまま残したのかな??などと妄想しましたが、果たして??
談合坂SAを利用されての周回コースを歩かれた時ですね。
「大ムレ権現」と呼ぶにはやや寂しい建物でしたが、堂々と「日本武尊」と掲げてありましたね。
matchさんの写真を拝借⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-403061.html
でも、建物の中には何もなかったのが気になりまして・・・近頃流行りの仏像泥棒にしてやられたのか?と思いました。
四方津方面に下ると金比羅神社がありますね。
山の中に海路の神が祭られているのも不思議な気がします。
もっとも、ここだけではないですけどね、金比羅神社は。
日本は四方を海に囲まれているので、やはり万人にとって、金比羅神社は身近な存在なのでしょうか?
隊長
隊長を含め、私のフォローしてる人達って、
日帰りで 平気で 20kmを歩いちゃうんですよね
多分、↑の20kmだって 水平距離の数字でしょうから、
ホントは もっと歩いてるし(登り・降りも)、大変だと思います。
羨ましぃ〜 と思いながら、
7〜10km程度(のんびり)の 山行計画を いつも練っております。
※でも、短いCTとかの制約の中で
スケジュールのを練るのも 楽しいですのですけどね^^
今年も あと 1ケ月を切りました〜。
私も 自分なりに ラストスパートです^^ノ
別に平気ではないんですが・・・ドキドキしながらです。
やはり夏場よりは、秋〜冬場の方が、ヾ世き量が減り▲丱謄丱謄螢好が減り持ち運ぶ水分量も減りつ垢歩きやすくなる・・・のでしょうね。
拙者も、1号隊員を同道する際は、10km程度を目処に、凸凹が少ない道を選ばないと
「何を考えているの 」
と恫喝されますよ
あっという間に師走入り
下山後に是非一献
隊長
隊長さん、こんばんは。
鶴峠からの南下路、お疲れさまでした。
何年か前に、季節運行のバス(鶴峠、松姫峠)に乗りたいなぁ、と思っていましたが、気がついてみたら、それら周辺にバスを使わないルートで、すべて歩いていました。
三ッ森北峰山頂の鏡、写真を見て思い出しましたが、私が行った時、自分を写し込んでの撮影、思い浮かびませんでした。グット、アイディア!
君恋温泉、行かれなかったのですね。温泉で飲んだ後、暗くなっても、鳥沢駅までなら、舗装道なので問題なく歩けますよぉ〜。
P.S. millionさんの周辺で、忘年会の気配を感じますが、お互い是非、参加したいですね。
そもそもなのですが、なぜ、三ッ森北峰山頂に鏡が据え付けてあるのでしょうか?
「鏡よ、鏡よ、鏡さん・・・」って、大昔にうつみ 宮土理さんが子供番組でやってましたが・・・(⇒ちょっと、古過ぎ?)。
風雨に耐えて、早や??年なのでしょうね
君恋温泉・・・芸能人シリーズではないですが、「夢路いとし・喜味こいし」師匠を思い浮かべてしまいます。
やや心を引かれたのですが、日曜日だったので、おとなしく下山しました。
P.S. millionさん
忘・新年会、いかがでしょう?
隊長
隊長、こんばんは。
45枚目の写真、ちょっと膝が開いて居るかなと思いますが、素敵ですね。
あれ、私は寸評求められていませんでしたね。
お疲れさんどした。
微妙に膝(=股間?)が開いていますか?
このポーズの場合、右足を前に踏み出しやや高い位置に置くのがよいとされており(←誰が?)、斜め右後方から自撮りしていることもあって、ご指摘のようなガニマタ風情に写っていると考えられます。
拙者にとっては、初ポーズでしたので、「次回」からは、膝を締めるように「自戒」して
臨みたいと思います”(@_@)”
隊長
今回の半袖隊長と似たようなコース歩きましたよ。
鶴峠から奈良倉山に直接登るのは正解ですね。
私は松姫峠までバスで行きましたが、鶴峠から登った人の方が
早く頂上に到達してました。
10番目の写真なんか見事に右の作業道行っちゃいましたよ。
もちろんネットにぶつかり行き止まり、林道復帰は登り返し大変でした。
西原峠→大寺山の落葉はすごいですよね。
特に16番目の写真の所はネックですね。
私は真っすぐ行ってしまい、林道崩壊してたので戻りました。
ここは落葉の季節は簡単そうで、油断ならないコースですよね。
隊長、最近ロングにハマっているようで、日も短い季節なので
お互い気を付けましょう。
1年前のレコ、拝見しました。
拙者のレコを参照して頂ければ、道間違えもなく、もっと余裕を持って歩けたのに・・・って、1年後にアップじゃ遅すぎますね
歩く距離・標高差は、松姫峠からの方が楽かと思いますが、確かにバス乗車時間を考えると、鶴峠から歩く方がよろしいですね。
バス代も安くなるし
西原峠以降は、道標はホントになくて、ピークや峠を示す標示ぐらいです。
道を間違えても仕方ないですよね、あの様相じゃ。
誰だって、真っ直ぐ行くべし!と思いますよ(16番目の写真)。
郡内鋸岳前後のやせ尾根のアップダウンにもビックらこきました
やはり4時半までには、里の道に下っていたいですね、この時期には。
心して挑みます
隊長
隊長
またまた、私の歩きたい ルートです。
下見をしてきて頂き、ありがとうございます。
今年はもう無理かな
「山は逃げない」ので来年かな
hamburg
これで「渋描き隊長が歩きたいコース」三つ目かな?
これからは、「天気と日照時間とバス時刻」との勝負ですよ。
隊長u
16番目の写真箇所にて気になっていた部分が解消されました。
やはりそうでしたか、ありがとうございました。
隊長の権現山到着時間を拝見し、私の鈍足ぶりを再認識しました。
一時間も遅いって、お恥ずかしい。
【気になる御仁】がとても気になりますね。
歩く前夜に、chinyamaさんのレコを見直したんです。
「あそこをXXXに行くべきだったのかな」と振り返られたコメ・レスを再確認するためです。
そして、現場に来た時に「ここかな?」とピンと来ました。
その後、下から合流する道がなかったので、「この辺りをよじ登ってこられたのかぁ?」と思いながら尾根道を歩きました。
鈍足なんて、そんな、そんな。
拙者も歩いてみて、郡内鋸岳の前後の凸凹など、厳しい道だと思いましたよ
隊長
上野原から塩山に下山する界隈の山々、いつも行きたいと思ってるんですが、チャンスに恵まれずなかなか行けないところです。yamabeeryuさんのレコ等を見て、今のうちに地図上の土地勘を養わせてもらってます。
決めポーズ、私のはmatch1128さんのパクリなので偉そうなことは言えないんですけど。憤慨なされるのを覚悟で酷評させていただきます。カメラ位置、体全体のポーズなど、かなり研究なされたように見受けられます。シャッターを押すまえに、失敗しないようにイメトレに入られたように決まってます。ただmillionさんご指摘のように少し膝が開いてるように見えます。
第一印象で、ほぼ完璧に決まってるように見えて、なんかしっくりこない、と思えたので原因を探ると、どうも指さす方角がガスガスで何も見えないからという結論に至りました。次回は晴れた日に決めてください(膝を閉めるのを忘れずに)、完璧に決まると思います。
万歳が相変わらずホールドアップに見えてしまうのはなぜなんでしょう
お疲れ様でした。
カメラ位置・ポーズとも、その場でパパっと決めて、撮り直すこともなく、一回だけで終えたのですが・・・。
確かに、指差す方向をどこにしようか・・・とは考えました。
でも、どこを指差しても、真っ白けで変わらないので、カメラを置きやすい位置に立つことにしました。
そして、確かに写っているのを確認して、先を急ぎました・・・途中で日暮れると嫌なので・・・。
ちょっと人物像が小さかったかな?と後になって思いましたが。
万歳なのに躍動感に欠ける・・・これ、難しいです
隊長
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する