高妻山：大洞沢〜五地蔵山〜高妻山〜弥勒尾根

2023年06月19日(月) [日帰り]

• GPS: 09:02
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,504m
• 下り: 1,507m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:52
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:57

距離 13.9km 登り 1,507m 下り 1,508m

4:36 戸隠キャンプ場ウェルカムハウス
4:41 戸隠キャンプ場
4:47 戸隠牧場入口
4:56 5:01 弥勒尾根コース分岐
5:08 ゲート
5:57 6:03 帯岩
6:08 6:12 氷清水
6:25 6:28 一不動避難小屋
6:31 6:33 一不動
6:41 6:43 二釈迦
6:57 6:58 三文殊
7:19 四普賢
7:37 五地蔵
7:40 五地蔵山
7:43 7:46 六弥勒
7:51 7:54 七薬師
8:22 八観音
8:32 九勢至
9:38 9:39 十阿弥陀
9:44 10:05 高妻山
10:11 10:12 十阿弥陀
10:46 10:47 九勢至
10:56 八観音
11:19 七薬師
11:24 11:34 六弥勒
12:17 弥勒尾根1596ｍ点
12:58 弥勒尾根入口
13:08 弥勒尾根コース分岐
13:16 戸隠牧場入口
13:24 13:26 戸隠キャンプ場
13:31 戸隠キャンプ場ウェルカムハウス
13:33 ゴール地点

天候

晴れ（山頂到着時雲多し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸隠山登山者無料駐車場にて車中前泊

コース状況／危険箇所等

高妻山はグレーディングはDで難しい方に分類される。登山道の困難箇所には鎖やロープ、岩を削って足場が設置されているが、渡渉や沢中の岩伝いや滑滝脇の鎖場、岩場のトラバース、傾斜が急でザレた登山道等があり気は抜けない。
私の問題としては、寝不足のせいもあったとは思うが、大洞沢や山頂直下は傾斜が急でしかもほぼ直登といった場所も多く、体力的にも関節や筋肉への負担の点でもとてもきつかった。

その他周辺情報

１時ごろ降りてきたので昼食をキャンプ場内のお蕎麦屋さんで食べたがとても美味しかった。

写真

6/18 12:11

前日は日曜日で駐車場は超満杯でびっくりした。

6/18 12:23

きれいに整備された場内。

6/18 12:28

その一角に登山者向けの注意書きや登山ポストがある。

6/18 12:37

キャンプ場から見た戸隠山。
（以上、山行前日の写真）

6/19 4:35

（これより当日の写真）
朝4時半に出発。平日早朝にも関わらずすでに10台以上の車があり、登山の準備をしている人も多かった。

6/19 4:42

静かなキャンプ場。

6/19 4:57

木製のゲートは戸隠牧場の入口。

6/19 5:06

牧場内を5分くらい歩くと出口ゲートが有り、いよいよ登山道の始まりだ。

6/19 5:10

のっけから渡渉。

6/19 5:25

渡渉。

6/19 5:28

鬱蒼としているが、歩けば道が出てくる。

6/19 5:29

タニウツギ

6/19 5:32

滑滝状の沢を渡る。

6/19 5:35

ヤマオダマキ？

6/19 5:45

シャクかな？

6/19 5:48

渡渉。

6/19 5:51

『滑滝』のすぐ横を鎖を頼りに登る。比較的乾いていたので不安はなかったが、全面的に濡れてたらちょっと怖いかも。

6/19 5:54

岩伝いに登る。

6/19 6:02

滝とその左上に鎖が見える。

6/19 6:03

鎖も使いトラバース道を滑落しないように注意しながら渡る。

6/19 6:06

こういう場所も岩が濡れていたら難渋しそうだ。今回は乾いていて滑ることはなかった。

6/19 6:21

ようやく空が開けてきた。

6/19 6:28

戸隠山と高妻山の分岐。

6/19 6:28

すぐそばに一不動避難小屋がある。

6/19 6:28

避難小屋内部。あくまで非常時に使うようにとの注意書きもあった。

6/19 6:29

六弥勒(分岐)をめざして歩行再開。

6/19 6:29

雲がかかってきた。360度の眺望は望めないかも。

6/19 6:31

『一不動』こうした標識と石祠がセットとなって『十阿弥陀』まで続いていていた。

6/19 6:31

ジシバリ

6/19 6:32

グンナイフロウ

6/19 6:42

『二釈迦』

6/19 6:42

うっすら雲がたなびいている。真ん中に見えるのはゴルフ場？ 牧場かな？

6/19 6:43

サラサドウダン

6/19 6:45

なんども見ることになるイワカガミ。かわいい。

6/19 6:46

かわいいマイズルソウ。

6/19 6:48

右側はけっこう急傾斜で谷に落ち込んでいる。

6/19 6:49

鈴なりだ！

6/19 6:50

めざす、高妻山が見えた。『高度差、結構あるな〜』

6/19 6:56

『三文殊』

6/19 6:58

6枚花びらの白い花。ツマトリソウ？

6/19 6:58

ゴゼンタチバナ。これもツマトリソウも、広がった葉の中央から伸びて花が咲いている。

6/19 6:59

ムラサキヤシオ？ 数は少なかったけど、濃いピンクの花が目を楽しませてくれた。

6/19 7:02

オニノヤガラじゃーないよね？

6/19 7:06

ヨツバシオガマ。

6/19 7:11

倒木の朽ちた根本にイワカガミ。

6/19 7:14

キバナアツモリソウ

6/19 7:15

雲が・・・

6/19 7:15

戸隠山方面（たぶん）

6/19 7:18

6/19 7:36

『五地蔵』 あれ！『四普賢』を見落としたらしい。ごめんなさい。

6/19 7:38

五地蔵山山頂

6/19 7:39

妙高山かな。

6/19 7:42

「ふ〜」ようやく『六弥勒』分岐についた。ここだけ石祠が2つ。ここから高妻山の登りが始まる感じ。

6/19 7:44

高妻山方面にも雲。

6/19 7:51

『七薬師』

6/19 7:58

これは、火打山かな。

6/19 8:03

倒木を乗り越え進む。

6/19 8:20

『八観音』

6/19 8:23

ショウジョウバカマ。これだけしか見つけられなかった。

6/19 8:25

何度見ても飽きない、シラネアオイ。

6/19 8:27

ツマトリソウ

6/19 8:31

『九勢至』勢至とは「阿弥陀如来の右脇侍（わきじ）として知られる菩薩の名」(コトバンク)だそうである。

6/19 8:34

いよいよ高度感が増してきた。

6/19 8:34

山頂方向。真ん中のピークは山頂ではなくてその右のほうに山頂がある。

6/19 9:03

けっこうな急登で、休み休み登った。

6/19 9:34

北アルプスの山々。

6/19 9:34

ここを登れば一段落か。

6/19 9:39

『十阿弥陀』、石祠の他に鏡と手水鉢が置かれていた。
高妻山はこれで終わりですが、乙妻山まで足を伸ばせば、『十三虚空蔵』まで出会うことができるようです。

6/19 9:44

高妻山山頂

6/19 10:00

北アルプスは雲で山頂がチラチラとしか見えず、一瞬見えたこれは、五竜岳みたいですね。

6/19 10:07

20分ほど休憩して下山。これは通過してきた（これから通る）岩場。このころからすれ違う登山者が増えてきた。

6/19 10:17

ハクサンチドリ

6/19 10:38

しつこいよね（笑）

6/19 10:39

だいぶ降りてきて山頂方向を振り返った。ピークの右の方に見える岩場が山頂付近か？

6/19 10:39

雲が稜線を越えてきた。

6/19 10:47

『九勢至』

6/19 10:55

紫陽花の仲間？

6/19 10:55

マイヅルソウの群生。

6/19 10:56

イワカガミの群生。

6/19 10:57

『八観音』

6/19 11:19

『七薬師』

6/19 11:24

『六弥勒』分岐で10分ほど休憩した。日陰があまりない。

6/19 11:38

これから進む弥勒尾根方面。暑そう。

6/19 11:41

ゴゼンタチバナ。

6/19 11:56

のどかな区間もあるが、弥勒尾根もなかなかの急傾斜だ。

6/19 12:21

この尾根で、ギンリョウソウを何度も目にした。こんないっぱい見たのは初めて！

6/19 12:25

長い急傾斜にロープが渡してあった。

6/19 12:31

風雪に耐えた木のゲートをくぐる。

6/19 12:43

迫力ある『ブナ仙人』。「牧場まで30分」とありホッとした。

6/19 12:44

6/19 12:57

下りきった！

6/19 12:59

沢を渡り、弥勒尾根の登山口に出る。

6/19 13:05

牧場の中の道。みごとな大木が爽快な気分にさせてくれた。

6/19 13:06

ウツボグサがこんなに群生しているのも初めて見た気がする。

6/19 13:30

駐車場到着。平日にも関わらず結構な台数が止まっていた。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ダウン上 雨具 ゲイター 帽子(あご紐) 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食(含むおむすび) 非常食 ハイドレーション(ポカリ1L)＋0.5L 地形図 コンパス 笛 くま鈴 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル レスキューシート ナイフ カメラ トレッキングポール 携帯トイレ ウィンドブレーカー

感想

とまと〜き

前日の昼頃到着し登山コースの確認がてら、キャンプ場を見て回ったが、とても広く、立派できれいだった。ここを拠点に登るのもありかなと思う。
下りに使った弥勒尾根は曇りがちのため展望がきく場所でも周囲の景色は楽しめず、時々暑かったが、秋にきたら紅葉が楽しめるのかな？
今回は右回りだったが、左回りであれば下山時に氷清水でおいしい水をいっぱい飲めたかも。今回も水場を利用するつもりはなく水を持参していたので、あえて立ち止まらずに氷清水はスルーしてしまった。
体調が今ひとつのためもあるが、コース全体がきつかった。その最たるは頂上直下ののぼりで急登の登りにはまいった。また登山道が全体として展望が利かない場所が多いこともきついと感じた理由の一つかもしれない。
しかし、雲が出てきたが天候は良く、頂上の岩の上でのんびりとリラックスできたのは非常に良かった。北アルプス方面がよく見えなかったのは残念。