大雪山縦走歩き―旭岳in〜天人峡out―

2023年07月03日(月) ~ 2023年07月05日(水)

• GPS: 30:09
• 距離: 49.4km
• 登り: 2,433m
• 下り: 3,416m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:16

距離 10.4km 登り 977m 下り 584m

7:12 姿見駅
7:39 7:43 姿見の池
9:21 9:26 金庫岩
9:39 9:52 大雪山
10:22 10:24 裏旭キャンプ指定地
11:11 11:19 間宮岳分岐
11:27 荒井岳
12:10 松田岳
12:22 12:23 北海岳
13:40 13:42 白雲分岐
14:28 白雲岳避難小屋

2日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:54

距離 16.4km 登り 584m 下り 885m

6:12 白雲岳避難小屋
7:39 7:41 高根ヶ原分岐
10:03 10:04 忠別沼
10:58 11:13 忠別岳
12:05 12:08 忠別岳避難小屋分岐
12:51 13:06 五色岳
14:29 ヒサゴ沼分岐
15:06 ヒサゴ沼避難小屋

3日目

• 山行: 12:17
• 休憩: 1:13
• 合計: 13:30

距離 22.6km 登り 881m 下り 1,968m

3:57 ヒサゴ沼避難小屋
4:47 4:59 ヒサゴのコル
5:29 5:35 天沼
5:41 日本庭園
6:19 6:20 ロックガーデン
7:07 北沼
7:41 8:05 トムラウシ山
8:35 8:41 北沼
9:17 ロックガーデン
9:57 日本庭園
10:03 10:20 天沼
10:48 10:51 ヒサゴのコル
11:23 11:25 ヒサゴ沼分岐
11:46 化雲岳
15:13 15:14 第一公園
16:54 16:55 滝見台
17:27 天人峡登山口

天候

初日だけ霧雨ののち、おおむね晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

旭川空港までは飛行機
空港からニコニコレンタカー送迎車でニコレンへ
レンタカーで旭岳ビジターセンターPまで移動
下山後、天人峡登山口で東交タクシーに電話
天人峡〜旭岳ビジターセンターまで6500円

写真

7/2 7:31

早過ぎる夏休み
全ては北海道のために。

7/2 10:41

日が差し、美瑛の青い池もより一層青く。
混むから朝イチで。

7/2 13:17

カンパーナ六花亭にある「白樺」でジンギスカン美味い。待ち時間50分だったが、隣接してる六花亭でお土産の手配をすれば50分なんてあっという間に経つ。待たずに済む。

7/2 14:43

富田ファーム
早咲きラベンダー満開

7/2 14:59

1度は食べてみるべ

7/2 18:11

前泊は旭岳ロープウェイ近くにある大雪山白樺荘を運良く前泊予約できた。

7/3 6:30

ビジターセンターの無料駐車場に車を駐め、
ロープウェイ始発で姿見駅へ

7/3 6:32

悪天候の月曜日のせいか、ぎゅうぎゅうではない程良い混み具合

7/3 6:56

登山情報をチェック

7/3 7:11

霧雨のなか歩き始める。

7/3 7:21

エゾノツガザクラとチングルマの花畑

7/3 7:22

色の濃いエゾノツガザクラ

7/3 7:27

7/3 7:31

エゾノツガザクラとチングルマ

7/3 7:37

姿見の池

7/3 7:42

旭岳石室

7/3 8:15

ジムカデ

7/3 8:38

何も見えないとこれくらい見えただけで嬉しいもの。人間だもの。

7/3 9:24

7/3 9:38

旭岳山頂
何も見えないよう、また来よう。

7/3 9:53

ジムカデ

7/3 9:56

キバナシャクナゲ見頃

7/3 9:56

キバナシャクナゲ

7/3 9:58

ミネズオウ

7/3 10:07

山頂直下の雪渓

7/3 10:10

この辺から、段々とガスが晴れてくる！

7/3 10:17

青空が出始めた。

7/3 10:24

キバナシャクナゲ

7/3 10:39

❤️

7/3 10:51

イワウメ全盛期
3日間、イワウメだらけだった。

7/3 10:59

ミヤマタネツケバナ

7/3 11:09

間宮岳分岐

7/3 11:21

御鉢平
視界が開け、感嘆の声が上がる。

7/3 11:27

荒井岳あたり
エゾタカネヤナギ

7/3 11:29

北海岳まで御鉢沿いを歩く。
360°景色が見渡せるようになると、
その大きさに期待と不安が入り混じる。

7/3 11:33

ミヤマキンバイ

7/3 11:41

スライドした男性から御鉢にクマ目撃情報をいただく。

7/3 11:42

7/3 11:44

ゼブラ模様が美しい。

7/3 11:45

7/3 11:49

エゾタカネスミレ

7/3 11:50

エゾタカネスミレ

7/3 11:57

7/3 12:08

松田岳あたりは最高に気持ちの良い道、
そこここでイワウメが見頃を迎えている。

7/3 12:23

北海岳

7/3 12:35

ミヤマクロスゲ

7/3 13:02

エゾオヤマノエンドウ

7/3 13:11

白雲岳にガスがかかってきた‥

7/3 13:26

エゾハクサンイチゲ
飯豊のと比べて首が長い。

7/3 13:39

白雲岳分岐

7/3 13:42

7/3 13:52

白雲岳避難小屋が見えた。

7/3 13:56

平らで良さげなテン場も見えた。

7/3 13:56

雪解け水で道がぬかるんでいる。

7/3 14:19

ジンヨウキスミレ‼️
葉が腎臓の形に似ていることから、
腎葉（ジンヨウ）
大雪山と札幌の一部の山でしか見られない。

7/3 14:22

エゾノリュウキンカ
モッサモサ！

7/3 14:38

白雲岳避難小屋
テント携行しているが、クマとの距離が近い為、避難小屋を使わせていただく。ここを拠点にテン泊されていた方も避難小屋へ移動させられていた。

7/3 15:25

宿泊申告制
宿泊利用は5名未満
小屋宿泊費用3000円
（登山道管理協力金1000円含む）
可愛い手拭いが貰える！

7/3 15:31

白雲岳避難小屋からの景色

7/3 15:31

昼寝中の母クマ

7/3 15:38

水場

7/3 15:41

水汲み

7/3 15:41

あっという間にキンキンに冷えた。

7/3 15:52

起きて移動

7/3 15:55

ヒグマ
まるでパンダのように見える‥。

7/3 19:10

エゾシカ

7/4 4:03

エゾユキウサギ

7/4 5:26

小屋の2階に17人でゆったり使わせてもらう。

7/4 5:52

ホソバイワベンケイ

7/4 6:00

ありがとうごさいました。
※小屋を利用する際は事前に申告すること

7/4 6:03

白雲岳から旭岳のゼブラを見るのは諦める。
小屋から白雲岳まで往復2時間

7/4 6:12

板垣新道分岐

7/4 6:20

振り返り、旭岳のゼブラに未練

7/4 6:22

振り返り、ゼブラが拝める白雲岳に未練

7/4 6:22

先へ進もう！

7/4 6:26

おや？
仲間が増えてるぞ。

7/4 6:37

アオノツガザクラ

7/4 6:38

7/4 6:41

メアカンキンバイ

7/4 6:45

7/4 6:48

エゾハハコヨモギ
チシマキンレイカ

7/4 6:48

忠別、トムラウシが見えてきた。

7/4 7:02

ホソバウルップソウが出始め、スクワットし過ぎて体力消耗する。この後わんさか出てくるとはつゆ知らず。

7/4 7:11

7/4 7:18

この辺りがスレート平か？

7/4 7:25

花とオジン

7/4 7:29

ホソバウルップソウ
キバナシオガマ

7/4 7:31

キバナシオガマ❗️

7/4 7:34

花とオジン

7/4 7:35

イソツツジ

7/4 7:38

7/4 7:38

レブンサイコ

7/4 7:40

高根ヶ原分岐

7/4 7:44

リシリリンドウ

7/4 7:46

高根ヶ原から高原沼が見下ろせると
ちまるちゃんから聞いたが、

7/4 7:46

高原沼？空沼？

7/4 7:57

コメバツガザクラ

7/4 8:17

高根ヶ原

7/4 8:22

ゴゼンタチバナは緑色が多い。

7/4 8:33

花畑

7/4 8:40

歩いても歩いても‥‥

7/4 8:47

電池切れ
ほぼ平坦なのだが、なんせ広い。

7/4 9:07

コマクサ

7/4 9:11

7/4 9:15

いよいよこれの出番か

7/4 9:25

イワブクロ

7/4 9:25

メアカンキンバイ

7/4 9:43

距離感が掴めないトムラウシ

7/4 9:48

忠別沼

7/4 9:55

ヤマレコでルートを確認中！

7/4 9:57

忠別岳と忠別沼

7/4 9:57

沼にエゾサンショウウオが居た。

7/4 9:59

忠別岳と忠別沼

7/4 10:03

エゾイチゲ

7/4 10:20

リシリリンドウ

7/4 10:49

エゾシロチョウとエゾオヤマノエンドウ

7/4 10:50

交尾中のエゾシロチョウ
盗撮ごめんね。

7/4 10:50

左奥にトムラウシ
いや〜素晴らしい！
もう立山に行かなくていいや。

7/4 10:57

忠別岳
左奥にトムラウシ

7/4 11:14

エゾハクサンイチゲ
同時期、富良野岳のハクサンイチゲが素晴らしかったそう。まるでジャガイモ畑だったと。

7/4 11:21

忠別岳避難小屋発見！

7/4 11:21

ロックオン！
いや、ここじゃないんだ。

7/4 11:23

王冠が近くなったり遠くなったり

7/4 11:25

無風で暑い‥

7/4 11:31

まさに王冠👑

7/4 11:34

ウコンウツギ

7/4 11:46

ミヤマオグルマ

7/4 11:55

砂礫になると、お約束のようにコマクサが現れる。気を付けないと踏ん付けてしまう。コマクサも天人峡の方まで至る所で見られた。

7/4 12:04

忠別岳避難小屋分岐

7/4 12:07

忠別岳避難小屋分岐

7/4 12:49

五色岳

7/4 12:49

7/4 13:02

7/4 13:13

エゾヒメクワガタ

7/4 13:25

7/4 13:28

雪渓を動く黒いものがいたから何かと思ったら‥

7/4 13:37

目標物がないと、隠れて見えないと、何に向かって歩いてるのかわからなくなる。

7/4 13:37

何も考えずとにかく足を動かすだけの平和な場面が多く、ただただデカいなと思うばかり。

7/4 13:45

木道も長く、1人でなくても、
こりゃ日和るわな。

7/4 13:46

ギンザンマシコ♀

7/4 13:47

花とオジン

7/4 13:49

ミヤマアズマギク

7/4 13:58

ホソバウルップソウとエゾコザクラとチングルマの花畑

7/4 13:58

花畑とオジン

7/4 14:00

ホソバウルップソウがワッサワサ

7/4 14:02

エゾコザクラとホソバウルップソウ

7/4 14:04

化雲岳分岐

7/4 14:15

7/4 14:15

神遊びの庭

7/4 14:22

7/4 14:25

神遊びの庭

7/4 14:26

神遊びの庭
エゾコザクラとミヤマキンバイ

7/4 14:28

神遊びの庭

7/4 14:29

ヒサゴ沼分岐

7/4 14:29

7/4 14:40

ヒサゴ沼

7/4 14:40

ヒサゴ沼避難小屋見えた。

7/4 14:40

7/4 14:41

雪渓とトムラウシ、はぁ、感慨深い。

7/4 14:43

まさかあの雪渓を越えトムラウシに行くとは。

7/4 14:48

壊れた木の階段は動くので乗らない方が良い。

7/4 14:53

木道ガタガタなんで気をつけて

7/4 15:02

水場は小屋手前、沼沿いにあり。
ザバザバ出てる。

7/4 15:06

ヒサゴ沼避難小屋
トイレの穴が大きく、落ちるのを想像すると
少し怖い。

7/4 15:37

水を汲んで浄水してる間も時間を無駄にしません。

7/4 16:31

肉を貰い、トムラウシに行く決心をする！

7/4 16:51

1階に8人、2階に4人、静かで余裕を持って過ごせた。年齢層高め、気力体力がよく続くなと感心する。

7/4 18:41

7/4 18:42

臆病な子鹿が奥に居る。
鹿の群れは沼の周りを移動するのではなく、
沼の中をジョボジョボと突っ切って行った。

7/5 3:59

そういや、星を見るなんてこと忘れてたな。

7/5 3:59

03:30頃から明るい。

7/5 4:04

7/5 4:09

7/5 4:09

落ちたらドボンなトラバース

7/5 4:09

慎重に

7/5 4:10

朝は少しだけ寒いがこのあとすぐにTシャツ一枚に‥

7/5 4:30

最後の雪渓はかなり急なため、右側の岩場を登り、斜度が緩くなったら雪渓に戻った。

7/5 4:33

7/5 4:45

ヒサゴのコル

7/5 4:52

日焼け止めヌリヌリ

7/5 5:05

イワヒゲ

7/5 5:13

7/5 5:19

振り返ってヒサゴ沼

7/5 5:23

7/5 5:30

天沼

7/5 5:40

ペンキ、ピンクテープ少なくわかりづらい

7/5 5:45

岩とオジン

7/5 5:50

7/5 5:54

7/5 6:15

ロックガーデン

7/5 6:32

7/5 6:32

振り返って、左奥に旭岳

7/5 6:42

7/5 6:45

7/5 6:56

7/5 6:57

トムラウシと北沼とオジン

7/5 7:36

7/5 7:37

十勝岳方面

7/5 7:43

7/5 7:46

7/5 7:48

7/5 7:48

7/5 8:09

7/5 8:37

北沼分岐

7/5 8:40

北沼

7/5 8:40

7/5 9:01

下りも進む方角はわかっていてもわかりづらい。

7/5 9:05

ペンキ、ピンクテープが少なめでわかりづらい。

7/5 9:10

ロックガーデン

7/5 9:39

7/5 9:41

！！！

7/5 9:43

ナキウサギの声が聞こえた。

7/5 9:43

ナキウサギ鑑賞中

7/5 10:06

7/5 10:07

7/5 9:54

7/5 10:01

7/5 10:02

天沼

7/5 10:40

左上のポッチが化雲岳
気が遠くなるなぁ。

7/5 11:02

7/5 11:02

7/5 11:19

化雲岳、意外と近かった。

7/5 11:22

ヒサゴ沼分岐
左奥のポッチが化雲岳

7/5 11:25

ヒサゴ沼分岐
振り出しに戻った気分というか、
スタート！

7/5 11:40

ポッチとオジン
ポッチは化雲岩ともいうらしい。

7/5 11:45

さて、天人峡へ下るよ！

7/5 11:48

7/5 11:48

7/5 12:19

この辺から疲れで、仲間のザックが傾くようになってきた‥

7/5 12:22

お花畑とおばん

7/5 13:22

ハイマツ帯へ突入

7/5 13:44

旭岳の山頂は雲の中

7/5 13:50

つがいのギンザンマシコ

7/5 13:50

ギンザンマシコ♂

7/5 14:28

笹薮、ぬかるみが続く。
第2公園はどこ？

7/5 14:29

やっと一息つける広場に出たので小休止。

7/5 14:38

7/5 15:06

木道が出てきて天国かと思う。
ここらが第1公園か？
公園の名に相応しい。

7/5 15:13

旭岳山頂は雲の中
虫が出てきた。鬱陶しい。
アブ、ブヨではない、蚊のような虫に6ヶ所刺され痒い。

7/5 15:14

天人峡のオアシス

7/5 15:16

まさかワタスゲも見られるとは。

7/5 15:25

エゾカンゾウ

7/5 15:27

ここらは笹払いされて歩きやすい。
ありがとうございます。

7/5 16:20

けど、低い位置に木の枝が多く、
屈んだり、顔面直撃したり。

7/5 16:46

滝見台
ここで東交タクシーに電話し、1時間後に天人峡までとお願いするも、天人峡に着いたら連絡下さいと。了解です。

7/5 16:47

旭岳

7/5 16:47

羽衣の滝
綺麗な滝、確かに羽衣だわ。
柔らかな衣を纏う荒々しい岩、強さと優しさを見た。

7/5 17:30

滝の先はつづら折りで歩きやすく、気を引き締めて一気に下る。

7/5 17:32

無事、天人峡へ下山！

東交タクシーを呼んだら、タイミング良く5分で来てくれた。足湯には入れず。運転手のおじちゃん、いい人だった。

天人峡から旭岳ビジターセンター駐車場まで6500円

前泊した大雪山白樺荘で♨️800円
宿泊者は無料

7/6 21:10

北海道に祝杯ッ‼️

7/8 14:35

また来る！

撮影機器：

Canon PowerShot G3 X Canon

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

ケーコ師匠

蝦夷梅雨は前日16時の予報しか当てにならない。だから直前まで諦めるな！との助言に従い、どうにでも動けるよう、登山計画も10通り以上たてた。直前にヤマレコ有料会員になっておいて良かった。そんな訳で、飛行機とレンタカーの予約だけして飛び立ったのであった。

前泊は旭岳ロープウェイ近くにある大雪山白樺荘。運良く？前日に予約できた。

余談
野営場泊か車中泊を考えていたが、山行前日も当日も予報が悪く、急遽宿泊を決めた。
山仲間おすすめのケイズハウスはまだフル稼働しておらず、予約人数も抑えての営業で丁寧に断られた。
同じくトムラウシ温泉東大雪荘も登山者用の大部屋の解放は翌週末〜だった。新得駅までのバスは宿泊者のみ利用可のため、テント泊者は新得タクシー利用となる。（約19500円迎車費込）
結局、4日目悪天候につき、1日繰り上げ2泊3日で天人峡outとコース変更した。

7月1週目は本格的なシーズンイン1週前のようだが、花は1週目がいい。ふか君いつも的確なアドバイスありがとう。初日会えず残念だった。

そして、札幌から旭川空港までやって来て心身ともにサポートし大雪山へ送り出してくれたちまるちゃんに心より感謝を！お陰で安心安全に楽しむ事ができたよ❤️