ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5705514
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬 (燧ヶ岳、尾瀬ヶ原、至仏山、尾瀬沼)

2023年07月13日(木) ~ 2023年07月15日(土)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
24:37
距離
47.2km
登り
2,240m
下り
2,038m

コースタイム

1日目
山行
7:58
休憩
1:35
合計
9:33
距離 13.1km 登り 948m 下り 1,050m
5:32
3
5:35
65
6:40
35
7:15
7:25
15
7:40
7:45
105
9:30
9:40
15
9:55
10:05
150
12:35
15
12:50
13:50
25
14:15
5
14:20
30
14:50
15
15:05
2日目
山行
9:15
休憩
1:00
合計
10:15
距離 21.7km 登り 871m 下り 887m
5:05
10
5:15
25
5:55
30
6:25
195
9:40
9:50
45
10:35
30
11:05
5
11:10
70
12:20
12:55
50
13:45
14:00
30
14:30
35
15:05
15
15:20
3日目
山行
4:05
休憩
0:20
合計
4:25
距離 12.4km 登り 435m 下り 147m
5:15
10
5:25
15
5:40
15
5:55
10
6:05
15
6:20
50
7:10
20
7:30
7:40
50
9:40
尾瀬沼山峠
天候 DAY1: 小雨ときどき曇り
DAY2: ザーザー雨に風ビュービュー、ときどき曇り
DAY3: ザーザー雨に風ビュービュー、ときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
■前日(水曜日)午後半休して、長野から十日町経由でひたすらくねくね走り続け、19:00 御池駐車場にとうちゃこ。疲れた。
■前日(水曜日)午後半休して、長野から十日町経由でひたすらくねくね走り続け、19:00 御池駐車場にとうちゃこ。疲れた。
平日のためか、明日が悪天気のためか、駐車場のこの空き具合。深夜には、車の屋根をたたきつづける雨音で目を覚まし、気分は底。
平日のためか、明日が悪天気のためか、駐車場のこの空き具合。深夜には、車の屋根をたたきつづける雨音で目を覚まし、気分は底。
■DAY1 このまま帰りたいと思いながらも、とりあえず行けるところまで行くことに。ニッコウキスゲも応援しているし!!!

■DAY1 このまま帰りたいと思いながらも、とりあえず行けるところまで行くことに。ニッコウキスゲも応援しているし!!!

5:35 御池登山口を出発。小雨で、ビニール傘をさしていく。
5:35 御池登山口を出発。小雨で、ビニール傘をさしていく。
出だしは、この通りの木道だが、
出だしは、この通りの木道だが、
すぐにこの通りの登山道になる。
すぐにこの通りの登山道になる。
振り返ると、こんな感じで山にガスがかかっている。
振り返ると、こんな感じで山にガスがかかっている。
たまに木道が復活する。
たまに木道が復活する。
気分転換に、花を撮る。ゴゼンタチバナ。
気分転換に、花を撮る。ゴゼンタチバナ。
ハクサンシャクナゲ。
ハクサンシャクナゲ。
6:40 平らなところに出る。広沢田代という湿原。
6:40 平らなところに出る。広沢田代という湿原。
これを見れば、もう引き返す気はなくなった。
これを見れば、もう引き返す気はなくなった。
湿原には、黄色の花(キンコウカ)が咲いている。
湿原には、黄色の花(キンコウカ)が咲いている。
そして、湿原の中には、サワランが。
2
そして、湿原の中には、サワランが。
池塘もある。いい感じじゃない。
2
池塘もある。いい感じじゃない。
この広い空間に、自分だけの、静かで、ぜいたくな時間。
1
この広い空間に、自分だけの、静かで、ぜいたくな時間。
池塘の脇で赤っぽく見えるのは、ナガバリモウセンゴケ。
3
池塘の脇で赤っぽく見えるのは、ナガバリモウセンゴケ。
時間を忘れて、しばらく湿原に咲く花の撮影に夢中になる。
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時間を忘れて、しばらく湿原に咲く花の撮影に夢中になる。
トキソウなんて、なかなか出逢えない。
2
トキソウなんて、なかなか出逢えない。
サワランだって、そう。
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サワランだって、そう。
ワタスゲは、今年初めての出逢い。
2
ワタスゲは、今年初めての出逢い。
トキソウは、何度も撮ってしまう。
トキソウは、何度も撮ってしまう。
さあ登ろう。登山道にはトリアシショウマや
1
さあ登ろう。登山道にはトリアシショウマや
コケモモなど咲いていて、撮りながら登る。
1
コケモモなど咲いていて、撮りながら登る。
途中で振り返ると、先ほどの広沢田代が眼下に見える。
2
途中で振り返ると、先ほどの広沢田代が眼下に見える。
その湿原をズームアップ。とってもいい感じ。
その湿原をズームアップ。とってもいい感じ。
ベニサラサドウダンも咲いている。
2
ベニサラサドウダンも咲いている。
そして、また登山道が平らになってくると、
1
そして、また登山道が平らになってくると、
7:40 今度は熊沢田代に出た。
1
7:40 今度は熊沢田代に出た。
湿原には、ヒメシャクナゲも。
湿原には、ヒメシャクナゲも。
これが、定番のビューポイント。山頂が見えないのは残念だけど、なかなかいい感じじゃない。
2
これが、定番のビューポイント。山頂が見えないのは残念だけど、なかなかいい感じじゃない。
中央部には、大きなふたつの池塘。
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中央部には、大きなふたつの池塘。
左手を見れば、こんな感じ。
左手を見れば、こんな感じ。
中央の池塘あたりから、
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中央の池塘あたりから、
熊沢田代を、少し登ったところで休憩し、スポーツジェルでエネルギー補給。
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熊沢田代を、少し登ったところで休憩し、スポーツジェルでエネルギー補給。
熊代田代を振り返る。
2
熊代田代を振り返る。
登山道沿いには、ワタスゲや、
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登山道沿いには、ワタスゲや、
チングルマの綿毛や、
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チングルマの綿毛や、
オノエランが咲いている。
オノエランが咲いている。
登山道が急になり止まって息を整えていると、目の前に、
登山道が急になり止まって息を整えていると、目の前に、
ちょっと遅いサンカヨウに出逢う。とても得した気分。
2
ちょっと遅いサンカヨウに出逢う。とても得した気分。
ちょうど小雨で濡れていて、いいじゃない。
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ちょうど小雨で濡れていて、いいじゃない。
さらにどんどん登って振り返ると、眼下に熊代田代。
さらにどんどん登って振り返ると、眼下に熊代田代。
樹林帯を抜け、
コイワカガミや、
コイワカガミや、
シャクナゲが咲き始める。
シャクナゲが咲き始める。
これはハクサンシャクナゲ。
これはハクサンシャクナゲ。
そしてこの岩を越えると、
そしてこの岩を越えると、
9:30 俎(まないたぐら)にとうちゃこ。ガスでまったく展望ないが、10分ほど休憩。
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9:30 俎(まないたぐら)にとうちゃこ。ガスでまったく展望ないが、10分ほど休憩。
オトギリソウ、ほとんどまだ蕾。
オトギリソウ、ほとんどまだ蕾。
燧ヶ岳の、もうひとつの山頂に向かう。ガスで見えないが、燧ケ岳には5つの山頂があるそうだ。
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燧ヶ岳の、もうひとつの山頂に向かう。ガスで見えないが、燧ケ岳には5つの山頂があるそうだ。
9:55 燧ヶ岳(柴安堯Г靴个笋垢阿)にとうちゃこ。ここもガスでまったく展望ないが、10分ほど休憩。
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9:55 燧ヶ岳(柴安堯Г靴个笋垢阿)にとうちゃこ。ここもガスでまったく展望ないが、10分ほど休憩。
山頂には、ハクサンシャクナゲが咲いている。
山頂には、ハクサンシャクナゲが咲いている。
さあ、見晴新道を下って見晴に向かう。登山道はぬかるみ状態、転ばないように注意して下る。
さあ、見晴新道を下って見晴に向かう。登山道はぬかるみ状態、転ばないように注意して下る。
たまにガスが流れて、目の前に尾瀬ヶ原が見えてくる。すげ〜、広い。
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たまにガスが流れて、目の前に尾瀬ヶ原が見えてくる。すげ〜、広い。
急に目に留まった黄土色に物体。15cmもあるナメクジ君だ。ヤマナメクジというらしい。
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急に目に留まった黄土色に物体。15cmもあるナメクジ君だ。ヤマナメクジというらしい。
登山道沿いには、マイズルソウや、
登山道沿いには、マイズルソウや、
ゴゼンタチバナ。
ゴゼンタチバナ。
またまた目に留まったナメクジ君。岩に這っている者ばかりではなく、朽ちて濡れた枝に這っている者もいて、枝や岩に安易に触れなくなる。
またまた目に留まったナメクジ君。岩に這っている者ばかりではなく、朽ちて濡れた枝に這っている者もいて、枝や岩に安易に触れなくなる。
こんな銀ちゃん(ギンリョウソウ)軍団も。
1
こんな銀ちゃん(ギンリョウソウ)軍団も。
どこかで見たことがあるショウキランも、
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どこかで見たことがあるショウキランも、
降りてくると、ぬかるみはなくなるが、それまでに2度ほどこけたので、既に登山靴、レインパンツ、ビニール傘、手のひらは泥だらけ。
降りてくると、ぬかるみはなくなるが、それまでに2度ほどこけたので、既に登山靴、レインパンツ、ビニール傘、手のひらは泥だらけ。
尾瀬沼から来る木道に合流すると10分ほどで、
尾瀬沼から来る木道に合流すると10分ほどで、
12:35 見晴に到着。
12:35 見晴に到着。
まずはトイレ。手と顔も洗う。
まずはトイレ。手と顔も洗う。
そして見晴休憩所で小休止。登山靴、レインパンツ、ビニール傘の泥を落とし、身ぎれいにして、
そして見晴休憩所で小休止。登山靴、レインパンツ、ビニール傘の泥を落とし、身ぎれいにして、
尾瀬小屋でランチ。まずは我慢できずに生ジョッキ、そしてたしかイワシのペペロンチーノ。たいへんうまかった。
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尾瀬小屋でランチ。まずは我慢できずに生ジョッキ、そしてたしかイワシのペペロンチーノ。たいへんうまかった。
13:50 さあ、いよいよ尾瀬ヶ原に突入。いつのまにか、雨は止んでいた。
13:50 さあ、いよいよ尾瀬ヶ原に突入。いつのまにか、雨は止んでいた。
想像していた以上に、とてつもなく広い。正面は至仏山だが雲の中。
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想像していた以上に、とてつもなく広い。正面は至仏山だが雲の中。
少し歩いてから振り返る。燧ケ岳や見晴の山荘が、絵になる。
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少し歩いてから振り返る。燧ケ岳や見晴の山荘が、絵になる。
しばらくして、また振り返る。山頂のガスが流れて、山の形が撮れた。
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しばらくして、また振り返る。山頂のガスが流れて、山の形が撮れた。
左方面を見ると、アヤメ平、富士見峠方面の白尾山?
左方面を見ると、アヤメ平、富士見峠方面の白尾山?
そして右方面を見ると、景鶴山?
そして右方面を見ると、景鶴山?
この辺りまで、花はほとんど咲いてない。
この辺りまで、花はほとんど咲いてない。
14:15 林の中の龍宮小屋を通過。
14:15 林の中の龍宮小屋を通過。
しばらく行って振り返り、ニッコウキスゲを撮る。
しばらく行って振り返り、ニッコウキスゲを撮る。
今度は、至仏山に向かって、ニッコウキスゲを撮る。
今度は、至仏山に向かって、ニッコウキスゲを撮る。
14:20 竜宮十字路に着いて、ここから右に折れる。
14:20 竜宮十字路に着いて、ここから右に折れる。
大きなシダの群生地帯を通過し、
大きなシダの群生地帯を通過し、
またまたニッコウキスゲ。
またまたニッコウキスゲ。
さらに進むと、池塘が現れる。この辺りまで来ると、湿原の中に花が咲き始める。
さらに進むと、池塘が現れる。この辺りまで来ると、湿原の中に花が咲き始める。
サワランや、
トキソウ。これはうまく撮れたね。というかモデルが良かっただけだが。
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トキソウ。これはうまく撮れたね。というかモデルが良かっただけだが。
キンコウカ。
いい感じの池塘。
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いい感じの池塘。
14:50 ヨッピ吊橋を通過。
14:50 ヨッピ吊橋を通過。
今日の宿が見えてきた。奥の山は燧ケ岳。
今日の宿が見えてきた。奥の山は燧ケ岳。
15:05 この山旅のお宿の東電小屋に到着。お疲れ様。
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15:05 この山旅のお宿の東電小屋に到着。お疲れ様。
これは別館。別館の相部屋を予約していたが、この日は空いていて、
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これは別館。別館の相部屋を予約していたが、この日は空いていて、
本館の個室に泊まらせてくれた。風呂で汗を流し、ビール大缶を飲んで、のんびりする。
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本館の個室に泊まらせてくれた。風呂で汗を流し、ビール大缶を飲んで、のんびりする。
■DAY2 5:05 東電小屋から、ザーザー雨の中を至仏山に向けて出発。小屋番が「XXさん、ほんと雨ですいません。」と見送ってくれる。
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■DAY2 5:05 東電小屋から、ザーザー雨の中を至仏山に向けて出発。小屋番が「XXさん、ほんと雨ですいません。」と見送ってくれる。
振り返って。
霧に煙る尾瀬ヶ原を進んでいく。
霧に煙る尾瀬ヶ原を進んでいく。
足元に咲く白い花。カラマツソウかな?
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足元に咲く白い花。カラマツソウかな?
私が好きな湿原の風景。湿原には雨が似合う。
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私が好きな湿原の風景。湿原には雨が似合う。
池塘の中には、おもしろい形は葉。どんな花が咲くのかな?
池塘の中には、おもしろい形は葉。どんな花が咲くのかな?
雨の池塘風景。
雨は、いっこうに弱くならないが、撮るにはビニール傘が役に立つ。
雨は、いっこうに弱くならないが、撮るにはビニール傘が役に立つ。
木道沿いには、ニッコウキスゲが咲く。
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木道沿いには、ニッコウキスゲが咲く。
5:40 東電下の大堀橋を通過。なかなか趣のある橋。
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5:40 東電下の大堀橋を通過。なかなか趣のある橋。
木道の間の水たまりには、ヒツジグサの葉。
木道の間の水たまりには、ヒツジグサの葉。
それにしても、歩いても歩いても、広大な湿原風景。
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それにしても、歩いても歩いても、広大な湿原風景。
たまにカキツバタが咲いている。
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たまにカキツバタが咲いている。
5:55 牛首分岐に着いて、右に折れる。
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5:55 牛首分岐に着いて、右に折れる。
そして沢を渡る。霧に煙る山並みが、とってもいい感じ。
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そして沢を渡る。霧に煙る山並みが、とってもいい感じ。
とても大きな池塘。
とても大きな池塘。
コバギボウシ。
山の鼻の手前で振り返ると、こんな感じ。
山の鼻の手前で振り返ると、こんな感じ。
6:25 尾瀬ロッジの前を通って、
6:25 尾瀬ロッジの前を通って、
山ノ鼻ビジターセンターに到着。
山ノ鼻ビジターセンターに到着。
ここから、いよいよ至仏山への登山開始。
ここから、いよいよ至仏山への登山開始。
登山道の案内標識。
登山道の案内標識。
雨でピッチャピッチャの登山道に咲いていたクルマユリ。花が咲いていると元気が出る。
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雨でピッチャピッチャの登山道に咲いていたクルマユリ。花が咲いていると元気が出る。
そしてイワシモツケ。この登りルートには、この花がいたるところに咲いている。
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そしてイワシモツケ。この登りルートには、この花がいたるところに咲いている。
コバギボウシや、
コバギボウシや、
トリアシショウマ?
トリアシショウマ?
振り返ると、霧に煙る尾瀬ヶ原。
振り返ると、霧に煙る尾瀬ヶ原。
森林限界を抜け、
森林限界を抜け、
ミヤマウスユキソウ。
ミヤマウスユキソウ。
階段状の登山道には、滝のように雨水が流れてくる。
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階段状の登山道には、滝のように雨水が流れてくる。
尾瀬ヶ原もいい感じ。
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尾瀬ヶ原もいい感じ。
茶色の岩は、蛇紋岩というものかな?
茶色の岩は、蛇紋岩というものかな?
登山道に咲くコメツツジ。
登山道に咲くコメツツジ。
休憩広場のようなところから、尾瀬ヶ原。
休憩広場のようなところから、尾瀬ヶ原。
低木もなくなってくると、ウサギギクや、
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低木もなくなってくると、ウサギギクや、
イブキジャコウソウ、
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イブキジャコウソウ、
ミヤマアズマギクが咲いている。
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ミヤマアズマギクが咲いている。
白っぽい花は、イワシモツケ。
白っぽい花は、イワシモツケ。
ヨツバシオガマも咲いている。
ヨツバシオガマも咲いている。
この辺りから、かっこいい岩も見えてくる。
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この辺りから、かっこいい岩も見えてくる。
ハクサンシャクナゲ。
ハクサンシャクナゲ。
木道に花を添えるイワシモツケ。
木道に花を添えるイワシモツケ。
水をかけられたお嬢さんのようなタカネナデシコ。
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水をかけられたお嬢さんのようなタカネナデシコ。
そしてタカネバラ。
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そしてタカネバラ。
今年初めてお逢いしたハクサンイチゲ。
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今年初めてお逢いしたハクサンイチゲ。
そしてコバイケイソウ。
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そしてコバイケイソウ。
水滴が似合うミヤマダイモンジソウ。
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水滴が似合うミヤマダイモンジソウ。
ヨツバシオガマ。
ヨツバシオガマ。
霧の中に溶けていくコバイケイソウ。
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霧の中に溶けていくコバイケイソウ。
イワイチョウや、
2
イワイチョウや、
ヨツバシオガマ。
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ヨツバシオガマ。
9:40 至仏山にとうちゃこ。蛇紋岩のカーペットに立つ山頂標識。10分ほど休憩して、エネルギー補給。
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9:40 至仏山にとうちゃこ。蛇紋岩のカーペットに立つ山頂標識。10分ほど休憩して、エネルギー補給。
山頂近くに咲くベニサラサドウダン。
山頂近くに咲くベニサラサドウダン。
鳩待峠に降りていく。
鳩待峠に降りていく。
大きな岩の足元には、キバナノコマノツメがたくさん咲いている。
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大きな岩の足元には、キバナノコマノツメがたくさん咲いている。
山頂を振り返って。
山頂を振り返って。
右の谷底から吹きあがってくる強い風に、ガスが流され、
右の谷底から吹きあがってくる強い風に、ガスが流され、
現れてきた小至仏山。
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現れてきた小至仏山。
至仏山を振り返ると、こんな感じ。
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至仏山を振り返ると、こんな感じ。
小至仏山への登り。
小至仏山への登り。
10:35 小至仏山。座る場所もなく通過。
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10:35 小至仏山。座る場所もなく通過。
小至仏山の南側にが、たくさんの花が咲く。チングルマの綿毛や、
小至仏山の南側にが、たくさんの花が咲く。チングルマの綿毛や、
ウラジロヨウラク、
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ウラジロヨウラク、
まだ花のチングルマやオゼソウ。
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まだ花のチングルマやオゼソウ。
シナノキンバイ、
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シナノキンバイ、
ハクサンコザクラ、
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ハクサンコザクラ、
ハクサンフウロ、
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ハクサンフウロ、
シラネニンジン?。
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シラネニンジン?。
蛇紋岩?の岩。
この辺りの両側がお花畑。
この辺りの両側がお花畑。
シベが雨に濡れたチングルマ。
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シベが雨に濡れたチングルマ。
イワイチョウとシナノキンバイ。
イワイチョウとシナノキンバイ。
11:05 笠ヶ岳分岐を通過。
11:05 笠ヶ岳分岐を通過。
11:10 オヤマ沢田代を通過。
11:10 オヤマ沢田代を通過。
登山道には、カラマツソウや、
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登山道には、カラマツソウや、
マイズルソウや、
マイズルソウや、
オガラバナや、
ウマノアシガタに、
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ウマノアシガタに、
しべが雨に濡れたツマトリソウが、順に出てきて、楽しませてくれる。
しべが雨に濡れたツマトリソウが、順に出てきて、楽しませてくれる。
ガスが晴れてきて、尾瀬ヶ原も見えてきた。
ガスが晴れてきて、尾瀬ヶ原も見えてきた。
ズダヤクシュや、
ズダヤクシュや、
これはダイコンソウかな?
これはダイコンソウかな?
12:20 鳩待峠にとうちゃこ。休憩所でかきあげうどんを食べる。
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12:20 鳩待峠にとうちゃこ。休憩所でかきあげうどんを食べる。
12:55 鳩待峠から山ノ鼻に向かって出発。
12:55 鳩待峠から山ノ鼻に向かって出発。
この区間は、傾斜も緩やかで比較的歩きやすい。
この区間は、傾斜も緩やかで比較的歩きやすい。
途中にミズバショウがたくさん咲きそうなところを通って、
途中にミズバショウがたくさん咲きそうなところを通って、
13:45 山ノ鼻に到着。休憩所で、ソフトクリームをいただく。
13:45 山ノ鼻に到着。休憩所で、ソフトクリームをいただく。
14:00 山ノ鼻を出発。雨はすっかりあがっている。
14:00 山ノ鼻を出発。雨はすっかりあがっている。
振り返ると至仏山。
振り返ると至仏山。
ガイドさんのいる集団が止まっていたところに行ってみると、まだリュウキンカが咲いていた。
ガイドさんのいる集団が止まっていたところに行ってみると、まだリュウキンカが咲いていた。
そして燧ケ岳に向かって進んでいく。
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そして燧ケ岳に向かって進んでいく。
朝はまったく咲いていなかった池塘のヒツジグサが、たくさん咲いていた。
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朝はまったく咲いていなかった池塘のヒツジグサが、たくさん咲いていた。
なぜヒツジグサというのだろうか?
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なぜヒツジグサというのだろうか?
そしてネジリバナ。
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そしてネジリバナ。
至仏山をズーム、いい感じでしょ。
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至仏山をズーム、いい感じでしょ。
皆さん楽しそう。ガイドさんのお話も、なかなかおもしろい。
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皆さん楽しそう。ガイドさんのお話も、なかなかおもしろい。
だんだん山頂まで見えてきた。
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だんだん山頂まで見えてきた。
そして、山頂のガスがすっかり消えて、姿を現した。
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そして、山頂のガスがすっかり消えて、姿を現した。
牛首分岐からヨッピ吊橋に向かうと、ニッコウキスゲがたくさん。
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牛首分岐からヨッピ吊橋に向かうと、ニッコウキスゲがたくさん。
きれいに開いたニッコウキスゲをローアングルで。
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きれいに開いたニッコウキスゲをローアングルで。
正面は燧ケ岳。
池塘を入れて。
15:20 東電小屋にとうちゃこ。今日は別館の相部屋。風呂に入り、ビール大缶でひと眠り。
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15:20 東電小屋にとうちゃこ。今日は別館の相部屋。風呂に入り、ビール大缶でひと眠り。
■DAY3 5:15 東電小屋出発。今日もザーザー雨。そして今日も、小屋番さんが「XXさん、今日も雨ですいません」と見送ってくれる。
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■DAY3 5:15 東電小屋出発。今日もザーザー雨。そして今日も、小屋番さんが「XXさん、今日も雨ですいません」と見送ってくれる。
昨日と同じ感じ。至仏山は、霧の中。
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昨日と同じ感じ。至仏山は、霧の中。
北側から見晴に向かう。これは更新中の木道。
北側から見晴に向かう。これは更新中の木道。
5:25 東電尾瀬橋を通って、橋の上から、
5:25 東電尾瀬橋を通って、橋の上から、
静かに流れる只見川。
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静かに流れる只見川。
霧に煙るのは、景鶴山(たぶん)。
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霧に煙るのは、景鶴山(たぶん)。
サワラン、木道の間に咲いていて、この旅初めてのマクロ撮影。
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サワラン、木道の間に咲いていて、この旅初めてのマクロ撮影。
5:40 東電分岐を右に折れ、
1
5:40 東電分岐を右に折れ、
見晴に向かう。
5:55 見晴を通過、
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5:55 見晴を通過、
6:20 イヨドマリ沢で、沢の水をいただく。
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6:20 イヨドマリ沢で、沢の水をいただく。
昨日までの疲れがたまっていて、坂を上るのがつらい。
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昨日までの疲れがたまっていて、坂を上るのがつらい。
7:10 白砂峠。これから下りと思うと、気が抜けて、また木道で滑って転ぶ。
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7:10 白砂峠。これから下りと思うと、気が抜けて、また木道で滑って転ぶ。
白砂田代の湿原。ザーザー雨の中、風が強くてビニール傘がひっくり返り、なかなか撮れない。
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白砂田代の湿原。ザーザー雨の中、風が強くてビニール傘がひっくり返り、なかなか撮れない。
左手。奥行きがあって、いい感じ。
1
左手。奥行きがあって、いい感じ。
右手には池塘。ザーザー雨は、いっこうに弱くならない。
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右手には池塘。ザーザー雨は、いっこうに弱くならない。
濡れてツルツルの木道を通って、
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濡れてツルツルの木道を通って、
急に開け、7:30 沼尻平の休憩所に到着。ここで10分ほど小休止。
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急に開け、7:30 沼尻平の休憩所に到着。ここで10分ほど小休止。
ここから燧ケ岳に登っていく者もいた。
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ここから燧ケ岳に登っていく者もいた。
なかなかの湖畔風景。
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なかなかの湖畔風景。
沼尻平の休憩所を振り返る。
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沼尻平の休憩所を振り返る。
尾瀬沼風景。なかなかいい感じでしょ。
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尾瀬沼風景。なかなかいい感じでしょ。
だいぶ気の早いナナカマドの紅葉。
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だいぶ気の早いナナカマドの紅葉。
浅湖湿原と燧ケ岳。
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浅湖湿原と燧ケ岳。
8:30 尾瀬沼ビジターセンターで、尾瀬のできたプロセスのビデオなど、10分ほど観覧。
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8:30 尾瀬沼ビジターセンターで、尾瀬のできたプロセスのビデオなど、10分ほど観覧。
大江湿原を通って、沼山峠に向かう。
大江湿原を通って、沼山峠に向かう。
左手には燧ケ岳
沼田街道。ニッコウキスゲが咲いている。
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沼田街道。ニッコウキスゲが咲いている。
途中から登山道になる。
途中から登山道になる。
ここから下りになるが、この先で濡れた木道で転ぶ。
ここから下りになるが、この先で濡れた木道で転ぶ。
9:40 尾瀬沼山峠休憩所にとうちゃこ。お疲れさまでした。ありがとうございました。
9:40 尾瀬沼山峠休憩所にとうちゃこ。お疲れさまでした。ありがとうございました。
次は10時発、それまで休憩所で小休止。コーラがぶ飲み。
次は10時発、それまで休憩所で小休止。コーラがぶ飲み。
バスに乗り御池駐車場に向かう。御池の駐車代は3日もいて、1000円には驚いた。途中で仮眠、食事をとり、家に着いたのは6時頃だった。
バスに乗り御池駐車場に向かう。御池の駐車代は3日もいて、1000円には驚いた。途中で仮眠、食事をとり、家に着いたのは6時頃だった。

感想

・年始に立てた計画では、御池から燧ケ岳を越えて尾瀬ヶ原で一泊、翌日至仏山に登り鳩待峠で一泊、3日目にアヤメ平を越えて尾瀬沼に降り、沼山峠から御池までバスで戻るものでした。しかし鳩待峠の宿が改装中で泊まれないこと、この日に泊まれる宿が東電小屋しか見つからなかったことから、今回の日程、ルートになりました。

・3日間の尾瀬の山旅、お疲れ様でした。3日間とも、ほとんど雨でビニール傘がほんとに役に立ちました。あいにく燧ケ岳と至仏山の山頂ではガスっていて、そこからの景色は撮れませんでしたが、湿原はその逆に雨で濡れて鮮やかな景色を撮ることができました。
・ところで東電小屋の小屋番さんが、朝早く出発するときに見送ってくれるのですが、その時に「XXさん、天気予報は良かったのですが今日もザーザー雨ですいません。」と頭を下げて言って、気持ちよく送り出してくれました。別に小屋番のせいではないし、逆に申し訳なく、とても感じの良い小屋番さんでした。
・この山旅で尾瀬を一通り見てしまおうと思っていましたが、ここに来てみてとても良いところだとよくわかりました。また尾瀬ヶ原は想像以上に広く、ほかの湿原もたくさんあるので、何度来ても見切れない場所だということもわかりました。膝が悪いかみさんでも鳩待峠から尾瀬ヶ原には入れそうなので、今度はかみさんを連れて、ミズバショウの時期か、紅葉の時期にでも来てみたいと思います。

・自分は、ザーザー雨になっても、雨の日に登山すること自体はそれほど厭ではありませんが、ぬかるみ歩き、濡れた木道歩きは超苦手です。いくら注意していても転びます。この山旅でも、むかるみで2回、木道で3回ほどすってんしました。つい大きい声が出てしまうので、近くに人がいる場合はとても恥ずかしいです。きっと、歩き方がおかしいのでしょう。帰ってくると、ザック、レインウェア、靴は泥だらけです。

・燧ケ岳、至仏山の登山道でお逢いした巨大ナメクジ君。たぶんヤマナメクジという種類でしょう。体長10cmから15cmの黄土色のボディ。登山道の濡れた石の上を這っていたり、倒れて濡れた枝を這っていたり、目に入ると体が反射的に反応してしまいます。徐々に、転びそうな場所にいないか、触る木や岩にいないか、気になりだし、目が疲れ、気が休まりません。結局、燧ケ岳で3匹、至仏山で3匹、お逢いしました。至仏山でお逢いした3匹の内の2匹は白い泡を抱いてあの最中でした。こんなにたくさんお逢いできたのは、この雨のせいでしょうが、できればお逢いしたくない巨大ナメクジ君でした。

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ハイキング 尾瀬・奥利根 [2日]
御池口〜尾瀬ケ原〜尾瀬沼〜沼山峠
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

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