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Yamareco

記録ID: 571630
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

塩見岳

2012年07月28日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
24.1km
登り
2,110m
下り
2,090m

コースタイム

日帰り
山行
10:56
休憩
1:34
合計
12:30
6:00
6:10
109
7:59
8:13
10
8:23
8:27
43
9:10
9:14
84
10:38
10:38
63
11:41
11:44
4
11:48
12:35
0
12:35
12:35
48
13:23
13:24
73
14:37
14:37
46
15:23
15:24
9
15:33
15:43
94
17:17
17:17
38
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道ゲートから塩見岳を往復します。

2012年07月28日 05:25撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 5:25
鳥倉林道ゲートから塩見岳を往復します。

最初は林道歩き。奥茶臼山を右手に見ながら舗装された道を進んでいくと、
2012年07月28日 05:46撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 5:46
最初は林道歩き。奥茶臼山を右手に見ながら舗装された道を進んでいくと、
やがて、鳥倉登山口に到着し、ここから本格的な登山道に入ります。
2012年07月28日 06:10撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 6:10
やがて、鳥倉登山口に到着し、ここから本格的な登山道に入ります。
カラマツ林の急斜面をジグザグを切りながら登っていくと支尾根の上に出て、さらに進むと豊口山との鞍部に達します。
2012年07月28日 06:25撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 6:25
カラマツ林の急斜面をジグザグを切りながら登っていくと支尾根の上に出て、さらに進むと豊口山との鞍部に達します。
さらに尾根上を辿ると、登山道は尾根の北面の山腹を進むようになります。周囲はうっそうとした樹林帯で見通しは利きませんが、三伏峠までの合目標識が目安になって助かります。
2012年07月28日 06:58撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 6:58
さらに尾根上を辿ると、登山道は尾根の北面の山腹を進むようになります。周囲はうっそうとした樹林帯で見通しは利きませんが、三伏峠までの合目標識が目安になって助かります。
五合目を過ぎ、あまり起伏のない道を進むと水場があり、
2012年07月28日 07:15撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 7:15
五合目を過ぎ、あまり起伏のない道を進むと水場があり、
ごつごつとした岩場に架かる桟道を進むと、やがて塩川土場から上がってきた道と合流します。再び傾斜がきつくなり、ジグザグを切りながら登っていくと、
2012年07月28日 07:31撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 7:31
ごつごつとした岩場に架かる桟道を進むと、やがて塩川土場から上がってきた道と合流します。再び傾斜がきつくなり、ジグザグを切りながら登っていくと、
三伏峠小屋が建つ三伏峠に達します。針ノ木峠、雁坂峠とともに日本三大峠の一つに数えられ、標高2560mは日本一高い峠ともいわれるとか。
2012年07月28日 08:02撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 8:02
三伏峠小屋が建つ三伏峠に達します。針ノ木峠、雁坂峠とともに日本三大峠の一つに数えられ、標高2560mは日本一高い峠ともいわれるとか。
小屋の隣のキャンプ指定地からは、目指す塩見岳の頂が顔をのぞかせています。
2012年07月28日 08:13撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 8:13
小屋の隣のキャンプ指定地からは、目指す塩見岳の頂が顔をのぞかせています。
荒川岳に向かう縦走路を右に見送り、ハイマツ帯をひと登りすると三伏山の頂上です。ここで一気に視界が開けますが、目指す塩見岳はまだまだ遠いことを実感させられ、気を引き締め直します。
2012年07月28日 08:23撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 8:23
荒川岳に向かう縦走路を右に見送り、ハイマツ帯をひと登りすると三伏山の頂上です。ここで一気に視界が開けますが、目指す塩見岳はまだまだ遠いことを実感させられ、気を引き締め直します。
樹林帯の中をいったん下ってから登り返すと、斜面には素晴らしいお花畑が広がっています。
2012年07月28日 08:54撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 8:54
樹林帯の中をいったん下ってから登り返すと、斜面には素晴らしいお花畑が広がっています。
タカネグンナイフウロに、
タカネグンナイフウロに、
マルバダケブキ、
マルバダケブキ、
ミヤマコウゾリナや、
ミヤマコウゾリナや、
ハクサンフウロなど、黄色や紫色のお花が次々と現われ、目を楽しませてくれます。樹林帯の中に入っても、ゴゼンタチバナやツマトリソウが林床を慎ましやかに彩り、見飽きることがなく、
ハクサンフウロなど、黄色や紫色のお花が次々と現われ、目を楽しませてくれます。樹林帯の中に入っても、ゴゼンタチバナやツマトリソウが林床を慎ましやかに彩り、見飽きることがなく、
本谷山の頂上には、いつの間にか着いてしまいます。木々に遮られて視界は限られているものの、南アルプス北部の山並みを眺めたら先を急ぎます。
2012年07月28日 09:10撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 9:10
本谷山の頂上には、いつの間にか着いてしまいます。木々に遮られて視界は限られているものの、南アルプス北部の山並みを眺めたら先を急ぎます。
立枯れ林越しに、塩見岳を見定めると、尾根上を離れて権右衛門岳の南面を進むようになり、
2012年07月28日 09:29撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 9:29
立枯れ林越しに、塩見岳を見定めると、尾根上を離れて権右衛門岳の南面を進むようになり、
権右衛門沢の源頭部を通過すると、
2012年07月28日 10:05撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 10:05
権右衛門沢の源頭部を通過すると、
登りに転じ、整然としたオオシラビソの原生林の斜面を急登します。やがて左手から塩見新道が合流するとハイマツ帯となり、
2012年07月28日 10:16撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 10:16
登りに転じ、整然としたオオシラビソの原生林の斜面を急登します。やがて左手から塩見新道が合流するとハイマツ帯となり、
稜線の北側に肩をすぼめるようにして建つ塩見小屋に達します。
2012年07月28日 10:38撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 10:38
稜線の北側に肩をすぼめるようにして建つ塩見小屋に達します。
圧倒的な迫力で迫る塩見岳と対峙します。天狗岩を従えた峻厳な山容が、鉄の兜に喩えられるのも頷けますが、見ようによっては、キティさんのお顔のようにも見えます。
2012年07月28日 10:41撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 10:41
圧倒的な迫力で迫る塩見岳と対峙します。天狗岩を従えた峻厳な山容が、鉄の兜に喩えられるのも頷けますが、見ようによっては、キティさんのお顔のようにも見えます。
ハクサンシャクナゲや、
ハクサンシャクナゲや、
ウサギギクが咲く道は、しだいに傾斜がきつくなり、
ウサギギクが咲く道は、しだいに傾斜がきつくなり、
ごつごつとした岩稜帯に差し掛かります。険しい天狗岩は右側を巻いて通過し、
2012年07月28日 11:06撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 11:06
ごつごつとした岩稜帯に差し掛かります。険しい天狗岩は右側を巻いて通過し、
鞍部に出ると、いよいよ塩見岳本峰への登りにかかります。頭上に覆いかぶさるような岩場が立ちはだかりますが、
2012年07月28日 11:19撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 11:19
鞍部に出ると、いよいよ塩見岳本峰への登りにかかります。頭上に覆いかぶさるような岩場が立ちはだかりますが、
岩陰を彩るハクサンイチゲや、
岩陰を彩るハクサンイチゲや、
タカネシオガマ、ミヤマダイコンソウにイワベンケイなどが励ましてくれます。やがて岩稜帯を通過するとザレた斜面となり、
タカネシオガマ、ミヤマダイコンソウにイワベンケイなどが励ましてくれます。やがて岩稜帯を通過するとザレた斜面となり、
塩見岳西峰の頂上に到着します。塩見岳は双耳峰で、三角点は西峰に置かれていますが、目と鼻の先にある東峰の方が標高は高く、
2012年07月28日 11:41撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 11:41
塩見岳西峰の頂上に到着します。塩見岳は双耳峰で、三角点は西峰に置かれていますが、目と鼻の先にある東峰の方が標高は高く、
尾根伝いに進むと、わずかで塩見岳最高点の東峰の頂上です。南アルプスの中央に位置する塩見岳だけあって、遮るものない頂上からの眺めは格別で、南アルプスの名立たる山々をぐるりと見渡す大展望をほしいままにすることができます。
2012年07月28日 11:48撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 11:48
尾根伝いに進むと、わずかで塩見岳最高点の東峰の頂上です。南アルプスの中央に位置する塩見岳だけあって、遮るものない頂上からの眺めは格別で、南アルプスの名立たる山々をぐるりと見渡す大展望をほしいままにすることができます。
北方から東方にかけて広がるのは南アルプス北部の山々。仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳には雲がかかっていますが、大井川の対岸に連なる白峰三山と長大な仙塩尾根を見渡し、
北方から東方にかけて広がるのは南アルプス北部の山々。仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳には雲がかかっていますが、大井川の対岸に連なる白峰三山と長大な仙塩尾根を見渡し、
南方を振り返ると、小河内岳を経て伸びる尾根の先に荒川三山が大きく、中岳と前岳の背後からは赤石岳と聖岳が辛うじて顔をのぞかせ、左手には蝙蝠尾根が伸びています。
南方を振り返ると、小河内岳を経て伸びる尾根の先に荒川三山が大きく、中岳と前岳の背後からは赤石岳と聖岳が辛うじて顔をのぞかせ、左手には蝙蝠尾根が伸びています。
頂上の見どころは眺めだけではありません。岩陰にはミネウスユキソウ、
頂上の見どころは眺めだけではありません。岩陰にはミネウスユキソウ、
イブキジャコウソウやチシマギキョウなどが咲くほか、
イブキジャコウソウやチシマギキョウなどが咲くほか、
頂上直下の斜面では、ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲが素晴らしいお花畑を作っています。展望に加えてお花を楽しめる頂上は夢のようですが、帰路も長丁場となるので、名残を惜しみつつ頂上を後にします。
2012年07月28日 12:18撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 12:18
頂上直下の斜面では、ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲが素晴らしいお花畑を作っています。展望に加えてお花を楽しめる頂上は夢のようですが、帰路も長丁場となるので、名残を惜しみつつ頂上を後にします。
天狗岩を見下ろしながら急傾斜の岩場に差し掛かると、転ばないように気を付けて下ります。塩見小屋を通過し、
2012年07月28日 12:47撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 12:47
天狗岩を見下ろしながら急傾斜の岩場に差し掛かると、転ばないように気を付けて下ります。塩見小屋を通過し、
ハイマツの陰にハクサンシャクナゲを見つけながら進む背後には白峰三山が横たわります。やがて樹林帯に入りますが、本谷山のアップダウンはさすがに堪えます。
2012年07月28日 13:30撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 13:30
ハイマツの陰にハクサンシャクナゲを見つけながら進む背後には白峰三山が横たわります。やがて樹林帯に入りますが、本谷山のアップダウンはさすがに堪えます。
三伏峠に着く頃には周囲のお山にガスがかかり始め、天気が心配になりましたが、急ぎ足で高度を下げるにつれて回復し、ひと安心。へとへとになって鳥倉林道ゲートに帰り着くのでした。
2012年07月28日 16:39撮影 by  Canon PowerShot S45, Canon
7/28 16:39
三伏峠に着く頃には周囲のお山にガスがかかり始め、天気が心配になりましたが、急ぎ足で高度を下げるにつれて回復し、ひと安心。へとへとになって鳥倉林道ゲートに帰り着くのでした。
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この記録に関連する登山ルート

未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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