記録ID: 5717664
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
木曽駒ヶ岳、宝剣岳、極楽平(福島Bコースピストン)
2023年07月16日(日) [日帰り]
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 10:39
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,100m
- 下り
- 2,091m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:39
16:45
ゴール地点
天候 | 曇り ガスで終始展望なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【幸ノ川渡渉ポイント】 行きの水量はやや多めでロープが張られた渡渉ポイントは靴が濡れる覚悟があれば普通に渡れるレベルに思えました。 帰りは水量が増したように思えました。 私は渡渉ポイントより10mほど上流で行きも帰りも渡渉しました。 靴は軽く濡れる程度で問題なく渡渉できました。 【四合目〜七合目避難小屋】 危険個所もなく比較的歩きやすい道です。 四合目半に力水(水場)があります。 私は確認してませんが、帰りに言葉を交わした方は「おいしい湧水」とのことでした。 【七合目〜カール手前】 谷側の路盤が脆く狭いトラバース道、朽ちた木橋、大岩の飛び越え、つるつる石のロープ箇所、崩落個所など七合目までと打って変わって危険個所多発ゾーンになります。 当日は雨の影響で石がスリッピーなため、時間をかけて慎重に歩きました。 初心者には厳しい区間です。 【カール〜山頂】 当日はガスでノービュー。 ただただ修行の登山でしたが、カールのお花に救われました。 カールから山頂まで危険個所はありません。 【宝剣岳】 宝剣岳は破線区間ですが、落石の危険が少ないこと、距離も短いこと、人口足場や鎖など整備されていることなどから、三点支持を守り緊張感をもって慎重に進めば、登山経験を積んだ方なら滑落の危険は少ないかと思われます。 個人的には福島Bコースの脆く切れ落ちた狭いトラバース道、危険極まりない崩落個所の方が怖かったです。 【帰りの玉乃窪山荘へのトラバース道】 途中から破線になっています。 落石の危険個所が数ヵ所、崩落個所が1ヵ所ありましたが、注意して歩けば特に問題はありません。 中岳経由より登山者も少なく南駒ケ岳方面へのトラバース道と同じような感じでこの道を選択して正解でした。 ただ、風は強かったです。 |
写真
感想
三ノ沢岳分岐から極楽平までの未踏区間を繋げたかったこと
アルプス縦走へ向け高度馴化、暑熱馴化を図りたかったこと
などから
今回は未踏の福島Bコースで木曾駒ケ岳、宝剣岳へ挑んでみました。
熱中症アラートが発令される中、当日は暑さを警戒していました。
ところが、天気予報と裏腹に曇りでガスガスのノービューという思いもよらぬ天気の1日でした。
歩く分には暑くもなく快適でしたが、前夜の雨の影響で石が滑りやすく、歩きにくい福島Bコースに疲れ果て、ノービューも相まって、極楽平では千畳敷に下りたい気持ちに溢れました。
邪念を振り払い意を決して再び宝剣岳へ。
帰りは渋滞もなく思いのほかスムースに難所を切り抜けられて一安心。
あとはケガなく無事コガラ登山口まで下るだけ。
帰りは石の滑りも落ち着いたかと思いきや、雨が降ったのか感覚的には行きよりスリッピーに感じて疲労感がさらに増しました。
七合目まで来たら危険個所もなくなり、それでも慎重にだらだら下りました。
無事にコガラ登山口に着いたときは心底ほっとしました。
長かったなぁ!
景色も見られず、ただただ未踏区間を繋げるためだけの苦行になってしまいました。
山は楽しくないとね!
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