薬師岳・赤木沢溯行

2023年07月15日(土) ~ 2023年07月16日(日)

• GPS: 19:06
• 距離: 36.4km
• 登り: 2,696m
• 下り: 2,588m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:43
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:36

7:07 折立
7:12 7:12 十三重之塔 慰霊碑
7:52 7:52 太郎坂
8:20 8:30 青淵三角点
8:42 8:42 積雪深計測ポール
9:05 9:05 ベンチ
9:35 9:40 五光岩ベンチ
9:56 9:56 太郎兵衛平
10:45 11:08 薬師峠
11:44 11:44 薬師平
12:23 12:24 薬師岳山荘
12:50 12:50 薬師岳避難小屋跡
13:01 13:11 薬師岳
13:20 13:20 薬師岳避難小屋跡
13:37 13:37 薬師岳山荘
14:11 14:15 薬師平
14:43 薬師峠

2日目

• 山行: 11:22
• 休憩: 1:16
• 合計: 12:38

2:52 薬師峠
3:45 3:46 第一徒渉点
3:55 3:55 第二徒渉点
4:15 4:15 第三徒渉点
4:40 4:40 カベッケが原
4:50 5:18 薬師沢小屋
7:14 7:26 赤木沢分岐
7:48 7:48 ウマノ沢分岐
9:10 9:35 大滝
11:39 11:39 北ノ俣岳
11:44 11:44 神岡新道分岐
12:35 12:36 太郎山
13:37 13:37 太郎兵衛平
13:51 13:51 五光岩ベンチ
14:10 14:10 ベンチ
14:29 14:29 積雪深計測ポール
14:38 14:46 青淵三角点
15:07 15:08 太郎坂
15:30 ゴール地点

天候

1日目：曇り時々雨（暴風）
2日目：曇り時々晴れ、一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

折立登山口駐車場（無料）、有峰林道は有料（￥2000、6時開通、ゲート近くにお手洗いあり）、朝5時到着で既に25台、前日からの車も多く9割がた埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

・一般道は危険個所なし
・赤木沢は登攀グレード3級（経験者はロープ不要、高巻きルートをロスしたり初心者がいる場合には30mが必要）

写真

7/15 8:38

7時過ぎにスタート。樹林帯を延々登り、一旦斜度が緩むと青淵三角点。このあたりからニッコウキスゲの群落♪

7/15 9:18

五光岩ベンチへと続く木道。振り返ると有峰湖が。

7/15 10:14

木道脇にチングルマが残っていました。

7/15 10:30

太郎平小屋の受付に並び宿泊手続き。翌日の予定を確認され「赤木沢遡行→折立」と答えると「ホー！」と一言。珍しいのかな…。

7/15 11:07

比較的早く到着できたので、5人用テントでも無事張れました。平地があまりなく、また混むので、特に1パーティ1テントの場合は早着がおすすめ。石が沢山、ペグ不要でした。

7/15 11:14

軽荷にして、まずは今日のうちに薬師岳へ。沢沿いの涼しい道を上がります。

7/15 11:24

ピンクのキヌガサソウ！　この色を見たのは初めて。

7/15 11:51

シナノキンバイ・ハクサンイチゲがちょうど見頃、群生です。

7/15 13:01

山頂に到着。暴風なので写真だけ撮ってすぐ引き返そう！

7/15 13:09

…と言いながら、斜面に雪渓の残る山頂付近も花畑。早春の花たちに加えて、タカネヤハズハハコがきれいに咲いていたので、つい足が止まり…

7/15 14:42

薬師峠キャンプ場に戻りました。

7/16 5:13

翌朝3時前にスタート、太郎平小屋に荷物をデポさせていただき薬師沢小屋へ。

7/16 5:13

有名な吊橋脇のテラスで沢支度させてもらっていると、小屋泊の釣師さんたちから次々声がかかります。奥ノ廊下はキャッチ＆リリースが鉄則で「ヤミテン（闇点検の略らしい）」があるとか、今日の水量は昨日よりだいぶ引いたとか。災害級の大雨の翌々日だったので、水量の情報が聞けて重宝でした。

7/16 7:14

早朝の奥ノ廊下は水が冷たい！淵の通過（腰深さのヘツリ）を避け高巻いたり対岸に渡ったりを繰り返したので、けっこう時間かかりました。ようやく赤木沢分岐目印の、幅広2m滝に到着。

7/16 7:14

赤木沢に入ります。

7/16 7:33

10m滝。右からロープなしで登れます。やっぱり水量はちょっと多め。

7/16 7:44

滝の両岸斜面はニッコウキスゲの群落です。

寄り道を撮られてた(^^;

7/16 7:54

6m滝、10m滝の連続。ホールド十分で快適に登れます。

7/16 8:04

花と滝。涼しく歩けて、沢遡行も楽しめて、最高です。

7/16 8:09

ナメ滝から、振り返って。

7/16 8:45

7/16 8:55

4段20m滝（左）。各自思い思いに登っていきます。

7/16 8:59

その上部のナメ滝から振り返って。

7/16 9:04

右（画像手前）から水線上がセオリーですが、敢えて左から登る人も。

7/16 9:13

クライマックスの30m大滝。沢装備では登れないので高巻き。

7/16 9:26

30m大滝手前の枯ルンゼから高巻いて、大滝の落ち口へ。ちょうどそこに、今回初めて見たウサギギクが。確保してもらって近づきカシャッ。

7/16 9:26

30m大滝の落ち口から踏跡を辿ると、その先の5m滝の右端へ。手前側をへつり、水線際を登ります。

7/16 9:59

その後小滝をいくつか詰めると源頭らしい雰囲気に。フウロソウが群生していました。

7/16 10:47

枯沢を詰め草原に出た所で、沢装備を解除して大休止。広々した花畑の中を、稜線まで上がっていきます。

7/16 11:20

一般道に合流。北ノ俣岳へ。

7/16 11:39

山頂標識の奥に、赤牛岳。

7/16 12:11

太郎平小屋が見えてきした。木道で楽チン、稜線漫歩です。

7/16 13:17

早朝に太郎平小屋の玄関端にデポさせてもらった宿泊装備類を回収、荷造りして下山します。

7/16 13:27

帰りの道々で一瞬、薬師岳が姿を表してくれました。今回は沢と花を楽しめたので、展望はこれで満足としよう。お疲れさまでした！

撮影機器：

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ