七月の北アルプス縦走（還暦記念の裏銀座 針ノ木雪渓〜船窪岳〜雲ノ平〜槍ヶ岳）

2023年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 54:17
• 距離: 76.8km
• 登り: 6,666m
• 下り: 6,592m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:53
• 合計: 9:25

距離 10.6km 登り 1,850m 下り 822m

6:48 スタート地点
7:50 7:51 大沢小屋
10:21 10:41 針ノ木小屋
11:44 11:51 蓮華岳
13:05 13:10 北葛乗越
14:02 14:13 北葛岳
14:50 14:58 七倉乗越
16:00 16:01 七倉岳
16:13 船窪小屋

日帰り

• 山行: 9:20
• 休憩: 0:44
• 合計: 10:04

距離 10.0km 登り 1,278m 下り 1,204m

5:36 船窪小屋
5:44 5:45 七倉岳
5:52 船窪天場
6:16 6:18 船窪乗越
6:36 6:43 船窪岳
8:11 8:25 船窪第2ピーク
11:08 不動岳
13:23 13:33 南沢岳
13:58 烏帽子田圃
14:28 14:29 烏帽子岳山頂分岐
14:45 14:52 烏帽子岳
15:11 烏帽子岳山頂分岐
15:24 15:26 前烏帽子岳
15:40 烏帽子小屋

日帰り

• 山行: 8:38
• 休憩: 0:46
• 合計: 9:24

距離 13.8km 登り 930m 下り 914m

5:48 烏帽子小屋
5:55 烏帽子ひょうたん池
8:33 8:40 野口五郎小屋
8:54 9:05 野口五郎岳
9:32 真砂岳
9:37 9:38 真砂岳分岐
10:52 10:53 東沢乗越
11:47 12:08 水晶小屋
12:35 ワリモ北分岐
12:42 12:46 岩苔乗越
13:27 13:28 祖父岳
13:50 祖父岳分岐
15:12 雲ノ平山荘

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:00

距離 11.6km 登り 1,075m 下り 1,081m

6:06 雲ノ平山荘
6:57 祖父岳分岐
7:21 7:22 祖父岳
7:58 7:59 岩苔乗越
8:09 8:11 ワリモ北分岐
8:58 9:01 水晶小屋
9:33 9:42 水晶岳
10:09 10:34 水晶小屋
11:03 11:04 ワリモ北分岐
11:23 11:25 ワリモ岳
11:56 12:15 鷲羽岳
12:42 12:44 鷲羽池
14:06 三俣山荘

日帰り

• 山行: 8:10
• 休憩: 0:53
• 合計: 9:03

距離 12.4km 登り 1,487m 下り 1,161m

5:22 三俣山荘
6:08 6:09 三俣峠
6:21 6:22 三俣蓮華岳
6:44 丸山
7:10 7:11 中道分岐
7:31 7:45 双六岳
8:13 8:14 双六岳中道分岐
8:18 8:19 双六岳巻道分岐
8:47 8:49 双六小屋
9:19 9:21 樅沢岳
9:57 9:58 硫黄乗越
10:46 10:47 左俣乗越
11:57 12:17 千丈乗越
13:10 槍ヶ岳山荘
13:25 13:33 槍ヶ岳
14:25 ヒュッテ大槍

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:48

距離 18.4km 登り 63m 下り 1,434m

4:13 ヒュッテ大槍
4:45 4:46 坊主岩屋下
5:25 槍沢・天狗原分岐
5:51 5:52 槍沢大曲り
6:13 6:14 ババ平
6:35 6:36 槍沢ロッヂ
6:54 二ノ俣
7:00 7:01 一ノ俣
7:09 槍見河原
7:39 7:49 横尾
8:24 8:25 新村橋
8:36 徳澤園
9:11 9:12 徳本口
9:15 9:16 明神館
9:49 小梨平
9:56 河童橋
10:01 上高地バスターミナル

天候

晴れ（19日のみ暴風のち雨）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

裏銀座の始まりはどこ？
蓮華岳（蓮華の大下り〜）

写真

7/16 16:24

前泊は信濃大町
時間があったので三俣山荘図書室へ。
おしゃれなカフェでした。
外壁にはアルプスの絵。

7/17 7:51

大沢小屋は閉店中。
昨年は看板娘さんと楽しくお話しできたのに残念。
なのでチェーンスパイク持参です。

7/17 8:12

針ノ木雪渓を登ります。

7/17 8:14

雪渓は去年よりも短くなっている感じ。

7/17 8:49

ここはチェーンスパイクで登りました。
途中の水場で給水したけど、小屋で200円/L
で買うのが正解でした。

7/17 10:18

針ノ木峠
明日歩く稜線が丸見え。
遠くに今回の最終ピーク、槍ヶ岳。

7/17 10:35

小屋で醤油ラーメンを頂きました。
（外のベンチまで運んでくれました）
腹ごしらえして蓮華岳へ。

7/17 11:27

蓮華岳。
登り初めの急坂を過ぎれば、お花畑のパラダイス。
水が重い！

7/17 12:01

白いコマクサが可愛かった。

7/17 12:28

振り返って針ノ木岳。

7/17 12:57

蓮華の大下り。
ザレザレの急下降に手こずりペースはガタ落ち。
続く北葛岳や七倉岳のアップダウンにも苦しめられました。

7/17 14:04

北葛岳山頂のライチョウ。
逃げません。
ヒナは4羽くらい？

7/17 16:00

七倉岳に到着。
登ったり降りたり、結構大変だった。
暑いし、もうヘトヘトです。

7/17 17:00

船窪小屋さんの夕食。
シチューとご飯はおかわり自由。
お外で頂くご飯は新鮮で、楽しかった。
ご馳走様でした。

7/17 18:34

ランプの小屋のご主人。

7/17 18:57

黄金に染まる夕焼け。

7/18 2:58

北の天ノ川

7/18 4:37

朝焼けも美しかった。

7/18 4:46

槍ヶ岳や富士山、八ヶ岳もバッチリでした。

7/18 5:35

ご主人の鐘の音に見送られながら出発。
ありがとうございました。

7/18 6:39

船窪岳、船窪第2ピークは花崗岩の崩れかけている登山道の連続。

7/18 6:47

なかなかヤバい所が連続します。
水場も山小屋も無いので背負った水2.5Lが重い！
アップダウンも激しい。

7/18 7:40

可愛いピンク色のお花。
シナノナデシコ？
ミヤマナデシコ？

7/18 11:17

今日のお昼ご飯はアルファ米。
お弁当にしてもらっても良かったンだけど、ゴミが多くなるから我慢でした。

7/18 11:30

黒部湖と立山・剱方面を愛でながら不動岳で大休憩。

7/18 12:28

南沢岳へのアクセスも恐ろしそうな崩落斜面の連続。
山頂を過ぎて山の南側まで行くとコマクサがたくさん咲いていました。

7/18 13:08

登山道を踏み外すと死ぬような所もありました。

7/18 14:02

池塘に映る烏帽子岳。
こちら側からは緑に見えますが、山頂までは岩登り。

7/18 14:47

烏帽子岳山頂。
山頂の鋒には怖くて立てませんでした。

7/18 16:13

烏帽子小屋に到着。
烏帽子岳付近は綺麗な池塘がたくさんありました。

7/18 17:04

夕食はレトルトカレー1袋。
ご飯のお代わりは自由です。

7/19 6:20

三ツ岳あたりから高瀬ダム。
ダム湖の向こうに見えるのは唐沢岳かな？

7/19 7:19

朝から強風でしたが、野口五郎岳付近では台風並みの風。

7/19 8:39

野口五郎小屋には登山者が多く休憩されていました。
今日は午後から雨の予報だし、なんとか午前中に水晶小屋までたどり着きたい。

7/19 9:35

風に吹き飛ばされそうになりながら、稜線を進みました。
途中、バチバチと雨も降ってきたけど、ザックカバーが吹っ飛びそうな風なのでそのまま進みました。

7/19 11:13

水晶小屋は見えてからが遠かった。
風も強く、ヨロヨロしながら高度を稼ぎ、小屋に到着した途端に土砂降りの雨。
助った。

7/19 11:46

水晶小屋さんでお昼ご飯。
「力汁」

この天気なので水晶小屋に泊まりたかったけど、予約は雲ノ平山荘・・・

7/19 14:04

雨の中、祖父岳から雲ノ平に下っていきます。
雪渓が残っている所もありましたが、ツボ足で平気。

7/19 14:39

泣きながら雲ノ平山荘に到着。
このお天気でもさすが人気の山小屋。
乾燥室は干すところも無いくらい。

登山靴が濡れて明日からの行程がかなり心配。
（濡れると爪が剥がれたり、靴擦れが起きやすい）

7/20 5:37

これは朝ご飯。
夕食は名物の石狩鍋でした。

疲れていたためか、午前5時まで爆睡。
快晴の朝だったのに朝焼けを見ることができませんでした。

7/20 6:27

美しいスイス庭園。
この景色が見たかった。

木道の整備は大変だろうと思いました。
維持管理しているみなさん、がんばって下さい。

7/20 7:22

2度目の祖父岳。
槍ヶ岳も少し近づいてきました。

7/20 7:53

大きな薬師岳と雲ノ平。

7/20 9:33

エーデルワイスの親戚？

7/20 9:36

水晶岳山頂。
良い天気に恵まれました。

7/20 10:19

水晶小屋に戻って早めのお昼ご飯。
力汁 1,200円。
焼餅入りで絶品です！

7/20 11:38

鷲羽岳に登ります。
なだらかに感じるのは慣れたため？

7/20 12:16

山頂からは鷲羽池がエメラルドグリーンに輝いていました。

7/20 12:44

鷲羽池から見る鷲羽岳。
今日は時間があるので池まで下りてみた。

7/20 14:19

三俣山荘さんに到着。
明るい雰囲気の2F食堂からの眺めは最高。

7/20 14:50

午後のお茶。
レアチーズケーキとドリップコーヒーを頂きました。
（この小屋のお水は湧水でとても美味しい）

7/20 17:05

夕ご飯はジビエ（鹿）のシチューでした。

7/20 18:58

夕焼けの三俣山荘。

7/21 4:55

槍ヶ岳にかかっていたガスも取れました。

7/21 5:01

朝ご飯んのジビエ（猪）ソーセージも美味しかった！
ご馳走様でした。

7/21 6:48

三俣蓮華岳〜双六岳は幸せな稜線がつづいていました。

7/21 7:42

双六岳山頂。
一緒になったお父さんを槍をバックにパチリ。
（元画像が必要でしたらメッセージ下さい）

7/21 7:44

お父さんに撮ってもらった記念写真。
この旅で唯一の自分写真です。（笑）
後ろは笠ヶ岳。

7/21 7:53

幸せな道がつづきます。

7/21 9:33

双六小屋さんで水とパンを補給。
槍ヶ岳にはガスが掛かってきた。

7/21 9:55

樅沢岳を越え、西鎌尾根を目指します。
綺麗なお花畑がつづいていました。

7/21 10:08

雷鳥の親子もいました。
ヒナを庇って親鳥は人間の注意を惹きつける行動を取っていました。
「おじさんは何にもしないからね。」と言いながら写真を撮る。

7/21 13:08

ガスで景色の無い長い登りを終え、槍の穂先が見えてきた。
視界はないだろうけど、山頂に登り、今回の縦走の締めくくりにします。

7/21 13:28

景色はありません。

7/21 13:49

前回は地震の影響で崩落してて通れなかった箇所。
見えているのは殺生ヒュッテ。

7/21 14:15

わりと険しい東鎌尾根を下り、本日のお宿　ヒュッテ大槍が見えてきた。

7/21 18:06

ワインとパスタが燕山荘Gのお洒落なところ？

7/21 18:06

メインも美味しかったです。

7/21 18:08

縦走中は禁酒していたので、ワインと生ビールで極楽でした。
ハーフ&ハーフも美味しかった！

7/21 19:44

夜になって晴れ上がる空。
月と槍ヶ岳。

7/22 2:59

早起きして撮影しました。
息子カメラ、ありがとう。

7/22 3:51

早出がしたいので、お弁当をこしらえて頂きました。
ありがとうございました。

7/22 4:45

朝焼けの始まる前に行動開始。
東京で友人と晩御飯を食べる約束なので急いで下山します。

7/22 6:33

今回の槍の穂先の見納め。

7/22 6:33

槍沢ロッジさんのフィールドスコープで槍の穂先をパチリ。
ありがとうございました。

7/22 7:41

やれやれ、横尾まで帰ってきた。
予定より早いバスに乗れそう。

7/22 9:17

明神岳はよく見えてました。

7/22 9:57

河童橋。
長い縦走で足はボロボロ。
肌は日焼けで火傷状態。
身体は臭い。

船窪小屋の夕食はお外で頂きました。
（写真は船窪小屋さんのFBより）

ありがとうございました。

7/23 14:42

お土産のTシャツ。

撮影機器：

Canon PowerShot G1 X Mark III Canon

iPhone 12 mini Apple

感想

uckyoei

60歳を越えて体力も落ちる一方なので、力の残っている間に裏銀座の縦走を目指しました。
上高地から針ノ木峠、白馬岳の先の蓮華温泉までログがつながりました。

1日目
針ノ木雪渓が涼しく楽しい。
蓮華の大下りから船窪小屋までは厳しい。

2日目
給水できないルート。
アップダウンの激しい登山道の連続。




3日目
午前中の強風
午後の大雨
なんとか雲ノ平小屋まで辿り着きましたが、パンツまで濡れた。

4日目
前日の荒天が嘘のような快晴。
水晶岳、鷲羽岳、三俣山荘と美しい裏銀座を堪能できた。

5日目。
朝のうちは槍を見ながら極楽のような登山道を進む。
西鎌尾根は急坂と視界が無いので印象薄め。

6日目。
ヒュッテ大槍から上高地へ下るだけ。
多くの登山者や観光客とすれ違った。
夕方には東京へ戻り、焼肉食って美味かった。

妻や周りの方たちに助けられ、無事に6日間の行程を終え、自宅に戻りほっとしています。
還暦の記念登山でした。

＜番外編＞
私のお気に入り山小屋ランキング

No.1 船窪小屋（お・も・て・な・し）
No.2 ヒュッテ大槍（理想の山小屋）
No.3 三俣山荘（カフェ　お水）
No.4 雲ノ平山荘（木道整備）
No.5 烏帽子小屋（夕食レトルトカレー）

通過した時の印象
・針ノ木小屋（醤油ラーメン）
・野口五郎小屋（避難場所として貴重）
・水晶小屋（力汁！！！綺麗なトイレ）
・双六小屋（お水無料）

ありがとうございました。