木曽駒ヶ岳*将棊頭山*茶臼山 恐怖の渡渉で度胸試し(^.^)
- GPS
- 11:08
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,846m
- 下り
- 1,845m
コースタイム
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 11:07
天候 | サイコーの晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●中央道塩尻ICから国道19号経由で約1時間ほどで到着します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】 ●茶臼山方面への渡渉:正沢川にかかっている木製の吊橋は、少し前の豪雨で破損された様子です。(先週〜昨日にかけて、事前にレコアップされている方の情報が役立ちました。ありがとうございました。) 個人的には、水の中に入って渡渉するにはかなりリスキーだと感じる水の量と急流さ加減です。一方で、破損している木製の橋は、細い丸太1本だけが両端バラバラになって、ロープおよび太いケーブルと繋がっております。かなり揺れますが私としては特に問題なく渡ることが可能でした。個人差はあると思いますが、アスレチックの左右に揺れる1本丸太の渡り歩きが可能なら誰でも渡れるレベルかと感じますが、落ちたらシャレにならないので、現地判断で無理しないようにお願いします。 ●福島Bコースの渡渉:幸ノ川には橋はありません。ロープが渡されていますが、ロープ付近には飛び石は少ないため靴は水没します。本日はロープのない場所で飛石で渡りましたが、水量が多い日はいずれも渡りにくいと思いますので増水時には要注意。下山時に通過の際には登り返す体力か水が引くまでのビバークが必要になる可能性を考慮する必要があります。 【コース状況】 ●登山口→正沢川渡渉→茶臼山:渡渉までは足元の草が少し伸びているような林道跡と、豪雨の日には沢になるのでは?と言うような流水跡をたどります。 渡渉後は山頂まで、淡々と斜度のある急登を登るイメージです。5号目までは薮っぽい雰囲気ですが、5号目以降は土とカラマツ落葉の歩きやすい場所が多くなります。 山頂直下まで森林限界は抜けません。この季節は羽虫が多めです。ルートは全て明瞭。 ●茶臼山→将棊頭山頂→木曽駒ヶ岳:晴れていれば大展望の稜線歩き区間。将棊頭までの区間は尾根ルートと山小屋に出るトラバースルートがあります。木曽駒ヶ岳までの馬の背が少し上りになる以外は、比較的歩きやすい平坦な場所です。 ●木曽駒ヶ岳→玉乃窪山荘→七合目避難小屋:玉乃窪山荘の分岐が案内板が無くて分かりにくいです。麦草岳方面に向かうトラバースと、避難小屋方面へ直接向かうトラバースの取付きを間違えました。またこのトラバースは非常に長く、足元も悪いです。転滑落には要注意。 ●七合目避難小屋→幸ノ川渡渉→登山口:ルートの足元は明瞭になり歩きやすくなります。急坂が多いため転倒などによる怪我に注意。また渡渉が終わると登山口まではひたすら林道になります。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ●せせらぎの四季 茶色の濃い天然温泉です。脱衣所も風呂場も清潔で広くはないですが気持ちのいい温泉です。 外湯はぬる湯なので長く浸かっていられます。 大人700円也 https://kiso-spa.com/ 【下山後食事】 ●ふらいぱん 塩尻市内の洋風レストラン。メニューが豊富で味も良く、コスパはとても素晴らしいと思います。 セットのサラダは盛りだくさん、スープも優しい味で下山後には特に最高でした。 hpが無いのでYahooマップのリンクを貼り付けます。 https://map.yahoo.co.jp/v2/place/ej2YQBdf72A?fr=sydd_p-grmspot-1-header_gs-ttl_lc&from_srv=search_web |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
以前から計画書には温めていた、木曽駒ヶ岳の周回ルート。『木曽駒ヶ岳』と言うからには駒ヶ根じゃなくて木曽谷からアプローチしないとなぁ〜って思っていたのが単純な理由です。
加えて、将棊頭の横にある地味なピークの茶臼山。以前、将棊頭に登った際に迷ったけど取りに行かなかったピークなのですが、実はこれが信州ふるさと120の一つだと分かったのは後の祭りでした。。。
と言うわけで、茶臼山を絡めた木曽側からの周回ルートをいつか歩いてみたいと思い続けて早3年。ようやくその気になり、チャンスが訪れました。
気合を入れて夜中集合の早朝出発のつもりが、何と直前でスパルタ相棒が前日のレコや先週末のレコを確認すると、橋が流されていて渡渉ができないという!!私にとっては最大の天敵である渡渉の難易度が一気に上がり、さっきまでのウキウキ感はどこへやら。スタート前からテンション駄々下りとなりました。
もう予定の周回はやめて、いっそ他の里山でも行く?南木曽岳とか小秀山とか、アクセス悪いから今日はチャンスかも、、、なーんて話し合いも出ましたが、確実に35℃はいくだろう昼間の予想気温な上にこれだけ晴天の約束された1日。気持ちはすっかり涼しいアルプスの稜線だったので、どーしてもその提案には心が動かず、『まずは川を見てから考える!ダメなら諦めて帰るか、3000m超えの御嶽山に変更!』と結論を出し、当初の予定とは反対周りの茶臼山登りのルートでスタートしました。
行ってみると、意外に幅の狭い川。確かに急流で水は激しいけど、丸太にはしっかり乗れそう!と思い渡ってみると、なんて事はない、普通にアスレチックな丸太に揺られているだけという、あっさりした渡渉で済んでホッとしました(^^;;
その後も暑い中で続く樹林帯。茶臼山は直前まで森林限界を抜けずに、ようやく最後に空が開けるので、その分山頂からの360°大パノラマには感動的でした(^^) 茶臼山だけでも良いかなって思いましたがせっかく上がったので涼しい場所で長居したいと思い、予定通り木曽駒ヶ岳へ。将棊頭からは登り基調で休みながらの登頂でしたが、何とか熱中症になる事もなく、無事に登頂出来たのは景色と大量のオヤツ、そして飲み物のおかげです♪♪
距離の割には結構疲れ切った山行となり、今日は早速、太腿や脹ら脛が筋肉痛になってますが、今年お初のアルプス縦走が出来たのでとても良い1日となりました(^^)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
酷暑の日にはやっぱり高いところ行きたくなりますよね。
恐怖の渡渉で度胸試しと言いつつ、どちらも余裕そうな渡渉に見えますよ〜
山姥には笑ってしまいましたが・・・
さすがに3000m級のアルプスは、日差しはあっても風が心地よい良い避暑地でしたよー(^^) 日焼け止め塗るの失敗して、今日は首の一部が痛くてヒリヒリです。
渡渉は今回は結構大丈夫でした。去年だったかの、湯股の渡渉恐怖経験が少し効いてるんでしょうかね?恐怖感を多少克服出来てると感じました。
こんばんは
17日は木曽駒辺りの天気が良くて天気予報の読みがさすがです。
青空の木曽駒、最高でしたね。山頂は賑やかそう。
意外にも山梨の天気は雲が多く、私もそこからのコースがずっと気になって登山口見学に行ったのは
もう少し若いとき。渡渉があったりとこれまで以上にハードル高そう。
新たなふるさと120、登頂おめでとう!!
あれ、やっぱりお天気はそーだったのね。実は今回は全く天気を読まずして突撃しました。なんか多忙すぎてあまりゆっくり登山の調べ物をする時間も無くて。そしたら山頂からは北アルプスや富士山方面に雲がモクモクとかかっているのがみえて、あれれ?って。晴天を引き当てられてラッキーでした😆
木曽からの木曽駒ヶ岳も登山口見学してたのね〜✨さすが😁 ここは麓のキャンプサイドもお洒落な雰囲気でカフェがあったり、トイレも綺麗だし、良い登山口だったよ〜。
ハルボーさん おはようございます
同じく渡渉にトラウマを抱えるBOKUでした
新田次郎の小説「聖職の碑」に登場するエリアだ!
前回木曾駒ケ岳に行ったときに少しだけそっち方向にも足を向けかけました
見下ろした将棊頭への稜線がとても魅力的に見えたのを思い出します
※このレコの写真でもその魅力が溢れてますネ
やはりRWなんかでお手軽に登るよりはこうした歩きが正統なんだとも思いました
※でもBOKUにはもう厳しい世界かも知れませんが・・(泣)
全国的に猛暑日だったこの日ですがレコを見て爽やかな気分になれましたよ
御礼にお花の名前ですが
No36はミネズオウ No61はオサバグサじゃないかと思います
例によって間違っても賠償には応じませんのでよろしく(●^o^●)
やっぱり日本アルプスは最高ですね
渡渉にトラウマあったんですね〜。仲間でうれしいです😆
聖職の碑はいつも通るたびに神妙になってしまう場所ですよね。かなり昔の話だけど、未だ若い学生が寒かっただろうなって。。。
お花の名前もありがとうございます😊
あのカワイイ花がオオバグサだなんて、姿に見合わないネーミングでビックリしました🫢 もっとチャーミングな名前にしたら良かったのに♪♪
ありがたく追記させていただきまーす😊
お言葉ですがオ・サ・バ・グ・サです
多分ケシ科の花だった様な
ユニークな花の形でミッキーの手とか言われることもあります
マイケル・ジャクソンのビリー・ジーンにも見えるかな
ケシ科なんですか。ケシの花はポピーとかそんな印象しかないですが、ポピーも好きなお花なので、たとえ小さくても好きだと言うジャンルには相違ないんだなと実感しました。
ミッキーの手は納得です✨マイケルジャクソン??その辺りBOKUさんの得意分野ですね☺️さすがです!
私の少ない山行の中で、将棋頭山方面からの秋の季節眺望が、上位の展望です。
以前、ハルボーさんの冬中央アルプスの写真で、少し恐ろしさを感じた事を思い出しました。
今回は夏山。
青空の下に濃い緑色の主役、躍動感を感じました。
渡渉 山の花々 雷鳥 グットです。
そして、私の拙い山行に拍手
ありがとうございます。😃
ご安全に😀
コメントありがとうございます♪♪
今年は、冬〜夏にかけて、比較的低山ばかりを歩いていたので、私の中では『いつの間にか夏山になってる。。。』という感覚になりました。緑が青々とした稜線は山好きの大好物ですよね♪
秋の将棊頭も草紅葉とか真っ赤に染まりそうで、多分素晴らしいんだろうなって想像します。日常の暑さは勘弁だけど、山の上の夏はまだまだ続いてほしいです(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する