白根三山【奈良田-笹山-農鳥岳-間ノ岳-北岳-広河原】
- GPS
- 17:39
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 3,836m
- 下り
- 3,129m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 11:02
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:38
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
下山後、広河原から奈良田まで山梨交通バスを利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | ヘルシースパサンロード しもべの湯(1,080円 サウナ) |
写真
装備
個人装備 |
SCARPA マルモラーダ
|
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感想
白根三山を縦走していると、大門沢下降点から南側の稜線、白峰南嶺がずっと気になっていました。でも、なかなか歩く機会がなく、延び延びになっていました。
今回、満を持して、笹山ダイレクト尾根の登頂、白峰南嶺の縦走に挑戦しました。
奈良田駐車場バス停の人の列を横目に吊り橋を渡り、尾根に取り付きます。
最初は発電所の管理用通路を兼ねているので単管パイプが整備されていますが、すぐに尾根の稜線をまっすぐ登る急登が始まります。
急登が延々と続く尾根を淡々と登って行くと、ところどころピークがあり休憩ポイントはありますが、登りっぱなしのルートです。
奈良田から5時間弱で笹山南峰に到着し、少し休憩をとったあといったん下って笹山北峰に。北峰からは北方面の眺望が開け、目の前に白河内岳の大きな山塊が目に入りました。
大きな山体ですが、岩がちな山肌で、南アルプスのゴールデンルートである白根三山縦走の南側にこんな素晴らしい山があったなんて。
大きな岩を越えて、なだらかな白河内岳に登ると、大籠岳を経由して登って行く広河内岳までの稜線を眺めることができます。こちらも雄大な景色で、広河内岳の背後には農鳥岳が姿を見せていました。
左手に見えるはずの塩見岳は雲の中で残念でしたが、蝙蝠岳や蝙蝠尾根は確認することができ、いずれは歩いてみたいと思いました。
広河内岳を越えると大門沢下降点はすぐで、そこには農鳥岳から下ってきた人がたくさん休憩していました。
下降点から登り返して農鳥岳に登り、いくつかの岩峰を巻くように登り下りして、西農鳥岳に向かいました。このあたりでだいぶバテが出始めて、農鳥小屋までもすぐなので、ゆっくり慎重に歩き、西農鳥岳からの傾斜の強い下りもゆっくり歩いて、農鳥小屋に到着しました。
2日目は、4時前に起床し、簡単な朝食をとり、ご来光を見ながらテントの撤収を行って、5時ちょうどから歩き出しました。
大きな山体の間ノ岳の急な斜面を九十九折りで登っていきます。
間ノ岳の南斜面の登りは高校以来だったので、とても感慨深く歩を進めました。あの時はガスで視界が全くないなかで、つらい思いをしながら歩い
たのを思い出しました。
大きな山頂部の端にたどり着くと多くの人が立っているのが見えて、そこが頂上だということがわかりました。
間ノ岳頂上からの360度のパノラマを楽しみ、北岳山荘に向かって下り始めました。
北岳山荘までは中白根山を含むいくつかのピークを越え、徐々に高度を下げ、鞍部に立つ北岳山荘に到着しました。
北岳山荘からは約350メートルほどを登り返し、北岳山頂に到着しました。先々週に広河原からピストンしたばかりでしたので、見慣れた景色でし
たが、やはり素晴らしい眺望で、ゆっくり周りを見ながら過ごしました。
北岳山頂からは北岳肩ノ小屋、小太郎尾根分岐、草スベリを経由して白根御池小屋まで下り、そこで休憩をとったあと、広河原まで下山しました。
途中、草スベリでスマホの電源がなくなりログがとれませんでした。ですので、ルートは一部手入力です。
奈良田までのバスまでかなり時間があったので、昼食を食べたり、河原で涼んだり、とゆっくり過ごしました。
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