白峰三山(リベンジ)+広河内岳
- GPS
- 19:06
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,707m
- 下り
- 3,375m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:16
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 8:22
天候 | 1日目 晴れのち曇り 2日目 快晴 3日目 晴れ(午前中だけですが) |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田第一駐車場(無料、簡易トイレ・手洗い場(飲めません)あり)200台くらいは止めれそうですが、それ以上に路上の両脇と駐車禁止場所(落石の危険から)もほぼ満車、奈良田トンネルの手前にも駐車してありましたが、なぜか奈良田バス停(トイレのあるところ)の西側(前回私が駐車した場所)は一台も駐車されていませんでした。 〇広河原行のバス 7月15日から、午前5時30分(奈良田駐車場発)が増便されました。 1100円+荷物台300円の計1400円、乗車前に車掌さんに現金手渡しです。 祭日とあって、この日は大型バスが3台来ましたが、2台で全員乗車できました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原インフォメーションセンターの2階で提出しました。 大樺沢ルートの通行止めのため、白根御池小屋が大盛況していました。(ある意味白根御池小屋の策略か?) 北岳までは、長い急登ですし、大門沢下降点からは、かなりコースタイム約6時間の長丁場の激下りですので、途中何度も心が折れそうになります。 なので、中間地点の大門沢小屋は大変貴重な存在です。 |
その他周辺情報 | 〇北岳山荘 1泊夕食と弁当分で12100円で、ネット支払い。 チェックイン時にQRコードを提示するよう記載されていましたが、小屋の方からは「別に見せなくていいですよ。」みたいなことを言われました。 充電は無料です。 〇大門沢小屋 1泊2食で10000円で、現金払い。 要予約、充電は300円です。 |
写真
感想
8年越しのリベンジ。
キタダケソウを見てからの、白峰三山縦走。
今回いろいろありました。
1,出発する際、スマートキーの電池切れ
2,駐車場の大混雑
3,大門沢小屋宿泊のキャンセルのキャンセル
4、予定になかった広河内岳へ登った
5,大人気ユーチューバーとの出会い
6,奈良田の駐車場で、助手席ドアを隣の軽四にぶつけられた。
8年前のこの時期に、キタダケソウを見てからの白峰三山縦走を計画したのが、8年前のこの時期でした。計画の1週間前にショッピングモールへ行ったところ、当時半分趣味だった献血車が来ていたので、何も考えず献血したところ、そのせいかわかりませんが、北岳山頂手前で軽い高山病にかかり、なんとか北岳は登頂できたものの、キタダケソウは見れず、さらには翌朝下山することとなりました。
本当は、去年予定していたのですが、北岳山荘が改修工事のため営業していなかったことから今回のチャレンジとなり、コースは前回左俣コースから雪渓を登りましたので、今回は草スベリコースにしました。
1,いざ車に乗って出発しようとすると、スマートキーの電池切れ(残り僅か)が発覚。急いで予備キーを準備するも、なんと予備キーも電池切れ。おそらく2,3日はもつと思ったのですが、たまたまボタン電池の予備があったので交換して事なきをえました。
2,8年前に訪れた時、奈良田までの寂しい道路を上っていき、トイレ付の奈良田バス停の西側に余裕で駐車できましたが、16日の夕方、奈良田へ向かう南アルプス街道を上っていくと、対向車の台数がかなり多くすれ違い、ナンバーも他府県ナンバーがほとんどで、最初は「何か催し物でもあったのか。」と思っていました。
すると奈良田トンネルの手前にくると、かなりの車が駐車しており、トンネルを抜けると道路の両サイドに車が多数駐車されていたのを見てびっくらこきました。
夕方だったこともあり、幸い無料の第一駐車場駐車できましたが、どうやら5時30分の始発が増便されたことに加え、3連休というのも大きかったのではと思います。
バスを待っている時、大阪からみえたテント泊のお兄さんとしばしお話をしましたが、話の中で、日程が全く私と同じだということや、小屋泊の私より、テント泊のお兄さんのザックの方が軽かったのがわかり、すごいショックを受けました。話を聞くと、テント泊の食事はフリーズドライで、水は白根御池小屋の南アルプス天然水で補給するとのこと。
3、北岳山荘に到着して天気予報を確認すると、なんと3日目が雨予報となっており、2日目泊の大門沢小屋をキャンセルして下山しようかどうか随分悩みました。結局、キャンセルすることにして、翌朝、早出をして下山しようと考えました。翌朝は快晴で、気持ちのいい天空の稜線歩きができました(前日の疲れもあり、結構苦しみました)が、農鳥岳山頂で携帯の電波が通じたので、大門沢小屋へ電話したところ、キャンセル料が発生するとのこと。小屋のご主人からは、「ちゃんとホームページで確認しておくように。」と注意されました。
予定では間ノ岳までの間で雷鳥に会う予定でしたが会えませんでした。
4、下山する予定で早出したのですが、このまま小屋へ行くと午前中になってしまうことから、急遽予定になかった広河内岳へ行ってみることにしました。
間ノ岳、農鳥岳では、いずれも富士山をバックに写真が撮れましたが、広河内岳では周辺がガスに覆われてしまい、富士山をバックに写真を撮ることができませんでした。
5、再び大門沢下降点まで戻って休憩していると大阪のお兄さんがみえ、そこから抜きつ抜かれつで大門沢小屋まできて、私は受付を済ませ、大阪のお兄さんと少し話をしていると、そこへ超有名な(私が知らないだけ)ユーチューバーの『たかくらや』さんがご夫婦でみえ、テーブルでお酒を飲んでいたお兄さんが、「え〜!本当に!!!」と大変びっくりされていました。終始、かなり礼儀正しい方で、下山される際、近くにみえた方全員に、「お近づきのしるしに」ということでステッカーをいただきました。
大阪のお兄さんは、下山しようかどうか随分悩まれていたようですが、結局昼食をとられて下山されました。
その後、夕食までの長〜い3時間半を東京からみえた男性と山談議させていただきました。夕食後、することもないので寝ようとしましたが、全く寝れず、それでいて夜中にも目を覚まして、そこから再び寝れなくなり、ウトウトしだした頃に目覚ましで起き、大門沢小屋での長〜い一日がやっと終わりました。
心残りは、北岳山荘から農鳥岳までの間に、ライチョウに会う予定でしたが、残念ながら会えませんでした。
結果論ですが、3日目(19日)は雨が降ることなく、大門沢小屋に宿泊して正解でした。おそらく私の足では、大門沢下降点から第一発電所までコースタイム約6時間を一気に下ることはできなかったと思います。
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