表大雪は花満開 銀泉台〜黒岳〜層雲峡
- GPS
- 08:03
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:00
黒岳からの下山時には体力に余力もあったので少し急ぎました。
天候 | 晴れ 時々 薄曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
約1時間で銀泉台に到着しますので,縦走開始です。 黒岳ペアリフト 黒岳七合目駅でリフトに乗り,さらにロープウェイで下山しました。こちらもリフト乗車時に2000円のチケットを購入します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険を感じる箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 下山後は層雲峡温泉街にある「黒岳の湯」(600円)で汗を流しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
軍手
日よけタオル
靴
ザック
行動食
昼食
飲料
筆記用具
スマホ
スマホ予備電池
時計
カメラ
熊よけの鈴
アルコールバーナー
五徳
ライター
ケトル
虫除けスプレー
蚊取り線香
コーヒーミル
コーヒードリッパー
カップ
軽アイゼン
ヘッドライト
携帯ラジオ
ファイヤースターター
防虫 ヘッドネット
ツエルト
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感想
自分にとっての年に1度のイベントの季節が来ました。
実は昨年も銀泉台から黒岳,層雲峡ルートを楽しもうと思ったのですが天候の悪化のため白雲岳のピストンとした経緯があり,白雲岳から黒岳までのルートを想像しては来年こそは達成したという気持ちでいました。
予定では先週の3連休でと考えていましたが,天気がすぐれず1週延ばしたところ,これが大正解となり青天の下での登山を楽しむことが出来ました。
朝6時,層雲峡ユースホステル前出発のバスには自分を含めて15人ほどが乗車しました。その後のバス停でほぼ満車に近い状態となったので,「これはすごい人気だなあ」と思いました。銀泉台の駐車場に到着すると,そこにはほぼ満車の駐車場が・・・。すごい人の数です。
普段はクマよけの蚊取り線香,Bluetoothスピーカーからのラジオなどを満載しますが,本日はクマよけの鈴のみとしました。人の多いところでは鈴も止めました。一人で山を楽しみたい気持ちは満たされにくい状況ですが,クマ対策はバッチでしたので安心してハイキングを楽しむことができました。
登り始めてしばらくは「暑さ」もありましたが,高度が増えるごとに風も涼しくなり,特に雪渓のある箇所では少し肌寒いほどでした。雪渓を渡る,登る際にアイゼンは使いませんでした。
赤岳までの道中で,かなりの高山植物を楽しむことが出来ました。もちろん今回のルートの後半の大群落の方が見応えはあります。
小泉岳は広い平地の真ん中に標識だけがある感じなので,ここが本当に山頂なのだろうかと思いました。ウルップソウや林道が登山道を賑わせてくれていました。
白雲岳までは岩との戦いになりました。ペンキを頼りに丁寧に歩きます。ナキウサギの声も可愛らしかったです。
白雲岳頂上からの景色は正に絶景でした。ゼブラ(雪渓の縞模様)は圧巻でした。
白雲岳から北海岳までは花,花,花の連続で,花見登山の自分としては「前に進まない」状態になりそうでした。特にチングルマ,ツガザクラ軍団のお花畑は見応え十分でした。後ろ髪を引かれる思いで脚を運びました。
北海岳からの眺望も火山の荒々しさがものすごい迫力で飛び込んでくる絶景でした。北海岳から黒岳石室まで2つほど川を渡りました。この高度でこの川の水量か!と思うほどでした。登山靴に防水処理をしておいて良かったです。
桂月岳は黒岳石室から15分程度でした。途中の岩場が思っていた以上に険しかったです。頂上での標識を見つけることが出来ませんでしたので,それっぽいところで記念撮影し,少々の休憩の後,下山しました。
黒岳石室は大混雑でした。この日は石室もテント場も満室とのことでした。欲しかったピンバッチを急いで購入します。その時,「ビール」の文字が。結構なお値段ですが,ここなら買ってしまうと考えました。欲を捨て,すぐに黒岳に向かいます。
黒岳にも多くの登山客がいました。本当に人気のルートであることがよくわかりました。黒岳には周囲の山々を説明する看板があり,同定を楽しむことが出来ました。
黒岳からリフト乗り場まではかなりの急登を下ることとなりました。これを登ってくる人は大変だなあと思いつつも残りの距離と体力を勘案して結構急ぎ足で降りてしまいました。(多分,下山後,すぐにビールを購入したことからも理由が判明しました)
リフト,ロープウェイを乗り継ぎ,層雲峡まで戻りました。リフトはすぐに乗れます。ロープウェイはこの日は20分間隔でした。一般の観光客と同じロープウェイに乗るにあたり,相当汗臭い状況に申し訳なさを感じました。まあ,他にも大勢いましたので。
花と景色,この二つをとことん楽しむことが出来た表大雪花三昧の登山でした。
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