船上山東坂登山道〜船上神社〜941P〜天王屋敷尾根;周回
- GPS
- 09:10
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 824m
- 下り
- 807m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 9:09
合計距離: 11.42km
累積標高(上り): 959m
累積標高(下り): 950m
天候 | 雨、600mあたりから雪 少年自然の家 気温3℃(07:00時点) 船上山休憩舎 気温0℃(08:50時点) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船上山少年自然の家 トイレ、自動販売機あり ■アクセス 県道34号は船上トンネルの先から冬季閉鎖(車両通行止め) |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪期の登山 ↓◆↓、ぁ↓┐蓮一般登山道 ァ↓Δ蓮▲凜.螢─璽轡腑鵐襦璽 Г蓮∨…蠧始 要事前準備、地図、コンパス必携 941Pから869Pまでの尾根を869Pに天王屋敷があったことから、ここでは「天王屋敷尾根」と呼んでいます。 ■参考 琴浦町観光協会 パンフレット「登山ガイドマップ」(PDF形式) http://www.kotoura-kankou.com/pdf/mtclimb_guidemap.pdf ―――――――――――― ‐年自然の家駐車場〜東坂登山口 一般登山道 茶園原の手前にトイレあり 東坂登山口〜船上山山頂(薄ヶ原) 一般登山道 山頂の休憩舎は冬季閉鎖 Aゾ綮鎧劃此疏ゾ綽声 一般登山道 ちゾ綽声辧729P〜三角点941m 一般登山道だが、積雪で登山道不明。 トレースもなかったのでここから、ワカン/スノーシューを装着 ときどきナビテープが見えるが今より積雪が増えると埋まってしまうので頼りすぎないこと。 ブナ林が美しいエリア。 729P以降は複雑な尾根別れがあるため道迷いに注意。特に下山に使用する場合は要注意。 941Pの手前に甲ヶ山/天王屋敷分岐の看板があるがほぼ埋まっていた。 941Pには三角点「大流」があるが雪に埋没していて同定不能。注意看板が枝にぶら下がっていた。 ここで折り返す。 セ鯵囘941m〜934P〜天皇屋敷跡(869P) ヴァリエーションルート 934P、900P、869Pと3つのピークがあり、支尾根が伸びているので道迷いに注意。特に西側は甲川の断崖なので迷い込まないように。 ε群Σ杏濱廖869P)〜497P〜県道34号出会 ヴァリエーションルート 積雪が減り、灌木がうるさい。 支尾根がたくさんあるため、道迷いに注意 497Pに続く尾根を下りようとしたが、急峻であったため東側から巻いて降りた。急峻地帯のトラバースが続くのでお勧めしない。 530mから490mの区間は町境界線となり等間隔に境界標石が打ってある。 497Pの南側で東坂登山口から伸びる森林鉄道跡が横断している。 Ц道34号 アスファルト道路 冬季閉鎖(車両通行止め) 東坂登山口〜少年自然の家駐車場 ,貌韻 茶園原でイノシシの親子と出会った。 |
写真
装備
個人装備 |
お茶会用スイーツ
|
---|---|
備考 | 地図と地形から位置を同定する技術の向上 |
感想
sgtu(さぱぐれとるゆ♨)の今年最初の登山は、甲ヶ山に決まった。
以前から考えていた勝田ヶ山北東稜及び天王屋敷尾根のルートが浮かんできた。
一般登山道も積雪期は細い稜線になる上、ヴァリエーションルートの割合が多いためメンバーで綿密な計画を立てた。
しかし、天気予報は悪くなる一方で、当日は降水確率90%。雷雨の可能性もあり、低灌木地帯での山行は危険と判断し、計画の変更を余儀なくされた。
しかし、悪いことばかりではなく、計画を変えたおかげでゲスト2名を迎えることができた。船上神社までの同行であったが、道中やお茶会(というかもう女子会の雰囲気)でのおしゃべりがたいへん楽しかった。
駐車場から降っていた雨も標高600mを超えると雪になり、800m付近からは心地よい粉雪になった。
船上神社以降はトレースがなく、新雪の中を自分の技術と勘を頼りに進んでいく。よい勉強の機会だと、ときおり見えるナビテープには敢えて従わなかった。
三角点周辺からは細尾根となり、先の勝田ヶ山、甲ヶ山が恋しい所だが、ここを折り返し地点とし、天王屋敷尾根を目指した。
869Pは昔、後醍醐天皇の天王屋敷があった場所。特に何もない所だった。ここから県道に向けて支尾根を下る。
標高が下がり灌木がうるさくなり行く手を阻む上、雪も湿雪から雨に変わり、心地が悪い。このあたりで何か刺激をと、おもしろそうな497Pの尾根を選んだ(最善のルートを選んでいるわけではないのです。)。案の定ここが今回の山行の核心部になる。最初の急斜面は雪質等を検討してドロップせずに巻き下った。灌木と斜面を警戒して大巻したため、元の尾根に戻るまで時間がかかったが、なかなか面白かった。後醍醐天皇の要害であった天王屋敷は確かに、難攻不落であったことを実感する地形であった。
4kmの県道歩きを終え、イノシシの親子に遭遇したりして、無事に駐車場へ戻ってきた。
当初の甲ヶ山に行くことは叶わなかったが、充実した山行になった。
地図読みにおいては、課題もブラッシュアップできたし、次回に生かしたいと思う。
毎回、わがままに付き合ってくれる同行者に感謝するとともに次回もよろしくお願いします。
この日南岸低気圧が通過し、中国地方は概ね雨となった。
予報を観るに荒れるだろうと言う事で、当初予定していた山行は延期、
計画ルートにあった一部を歩いて、後は「お茶会」となった。
標高が上がると雨は雪に変わったが、想像していた程の悪天では無かった。
神社の軒下での「お茶会」は楽しく、山の話に花が咲いた。
ここから今日の目的地である941m三角点へ。
多少の沈み込みはあったが、やはり新雪の上を歩くのは格別だった。
大きな問題も無く今日はこのまま終わるかと思ったが、そう甘くはなかった。
497m地点を通る尾根への下降はヤブが濃く急峻であり、
一筋縄では行かなかった。
標高が下がると雪はまた雨に変わり、シェルと体を冷たく濡らした。
行動中だったのでそこまで気にはならなかったが、
夜を越すシチュエーションであったら厳しい状況になっていただろうと思った。
雪山の雨は、風雪よりも過酷だと感じた。
このメンバーだといつも普通に終わる事がなく、
今回も最後まで色々と楽しめ、勉強になる山行となった。
同行者とお会いした方々、船上山に感謝。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する