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Yamareco

記録ID: 5763134
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山・主杖流し

2023年07月28日(金) ~ 2023年07月29日(土)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:02
距離
14.9km
登り
1,485m
下り
2,524m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:25
休憩
1:31
合計
11:56
4:09
4:09
107
5:56
6:13
257
10:30
10:48
5
10:53
10:54
8
11:01
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7
11:08
11:09
8
11:17
11:17
6
11:28
11:36
5
11:41
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6
11:47
11:48
13
12:00
12:06
42
12:48
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16
13:48
13:51
20
15:03
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34
15:38
15:58
8
16:05
16:05
1
16:06
ゴール地点
天候 晴れ時々霧
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
・行き 東海道新幹線新富士駅から富士急バスで富士宮口新五合目へ。

・帰り 御殿場口新五合目から御殿場線御殿場駅へ。
コース状況/
危険箇所等
・六合目〜主杖流し取り付き
この区間はお中道だが、道というよりは踏み跡。
ペンキ印や目印は付いているが、ひじょうに分かりにくい箇所がある。

・主杖流し
溶岩が冷えて固まった急峻な岩場を、自分でルーファイしながら剣ヶ峰へと一直線に登る豪快なルート。
技術的には優しいルートで、もしスリップしても滑落してしまうような所もない。
ただし天候が急変しても身を隠せるような場所は一切ない。上部へ登れば登るほど撤退するのが困難になるルートなので、大気が不安定な日には登ってはならないルートだと思う。

また距離は短いが、スコリアと呼ばれる砂礫の斜面を登る箇所が時々現れる。
そのような箇所は足場が簡単に崩れ、体力を消耗させられるので、なるべく硬い岩場を登るようにルーファイしながら登るのがポイント。
後続がいる場合は落石を起こさぬように充分な注意が必要。
その他周辺情報 六合目の雲海荘に宿泊。客の世話をするオバチャンが話し好きで面白く、楽しかった。
夕食はカレーライス(サラダ付き)でした。
予約できる山小屋
御殿場口七合四勺・わらじ館
登山道沿いに張られているロープをまたぎ、お中道に入る。道標はなく、うっかりすると通りすぎてしまう。
2023年07月28日 04:27撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 4:27
登山道沿いに張られているロープをまたぎ、お中道に入る。道標はなく、うっかりすると通りすぎてしまう。
岩に書かれた「お中道」の文字。
2023年07月28日 05:14撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 5:14
岩に書かれた「お中道」の文字。
箱荒沢第二。ここからも登れるらしい。
2023年07月28日 05:50撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 5:50
箱荒沢第二。ここからも登れるらしい。
主杖流しの取り付き。
2023年07月28日 05:59撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 5:59
主杖流しの取り付き。
一応、安全のためにここからヘルメット装着。
2023年07月28日 06:04撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 6:04
一応、安全のためにここからヘルメット装着。
岩小屋みたいな感じ。
2023年07月28日 06:30撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 6:30
岩小屋みたいな感じ。
朝日が当たるようになった。
2023年07月28日 07:24撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 7:24
朝日が当たるようになった。
自分の影です。
2023年07月28日 07:46撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 7:46
自分の影です。
ここから溶岩が崩れたらしい。その断面は高さ数メートルの崖になっている。画像右手の岩場を登って行く。
2023年07月28日 08:55撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 8:55
ここから溶岩が崩れたらしい。その断面は高さ数メートルの崖になっている。画像右手の岩場を登って行く。
剣ヶ峰の測候所跡が見えて来た。
2023年07月28日 09:26撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 9:26
剣ヶ峰の測候所跡が見えて来た。
自然が造った不思議な模様。
2023年07月28日 09:44撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 9:44
自然が造った不思議な模様。
剣ヶ峰に登る人の姿も見える。
2023年07月28日 09:49撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 9:49
剣ヶ峰に登る人の姿も見える。
ワイヤーロープが現れた。足元は崩れやすい砂礫なので、ワイヤーロープを掴んで登る。
2023年07月28日 09:51撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 9:51
ワイヤーロープが現れた。足元は崩れやすい砂礫なので、ワイヤーロープを掴んで登る。
あと少しだ!頑張れ〜!
2023年07月28日 10:15撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 10:15
あと少しだ!頑張れ〜!
測候所跡は足場が組まれて何やら作業中。作業員さんから「この足場の下を通って登山道に出て下さい」と言われた。
2023年07月28日 10:22撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 10:22
測候所跡は足場が組まれて何やら作業中。作業員さんから「この足場の下を通って登山道に出て下さい」と言われた。
やっと着いた〜!
取り付きから4時間半かかった。
2023年07月28日 10:26撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 10:26
やっと着いた〜!
取り付きから4時間半かかった。
剣ヶ峰からの眺め。正面の山は白山岳。
2023年07月28日 10:27撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 10:27
剣ヶ峰からの眺め。正面の山は白山岳。
日本一標高の高い山なのに、三角点は二等。
2023年07月28日 10:32撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 10:32
日本一標高の高い山なのに、三角点は二等。
剣ヶ峰からは時計回りにお鉢巡りをする。前方の白山岳は以前は登れたのだが、現在はなぜか立入禁止になっている。
2023年07月28日 10:58撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 10:58
剣ヶ峰からは時計回りにお鉢巡りをする。前方の白山岳は以前は登れたのだが、現在はなぜか立入禁止になっている。
荷揚げ用のブルドーザー。
2023年07月28日 11:22撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 11:22
荷揚げ用のブルドーザー。
剣ヶ峰と噴火口。
2023年07月28日 11:30撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 11:30
剣ヶ峰と噴火口。
吉田口頂上は大盛況。この日は登山レースが開催されていたらしく、ここだけ凄い混雑だった。
2023年07月28日 11:34撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 11:34
吉田口頂上は大盛況。この日は登山レースが開催されていたらしく、ここだけ凄い混雑だった。
混雑を避ける為に御殿場口へ下山。
2023年07月28日 11:52撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 11:52
混雑を避ける為に御殿場口へ下山。
長田尾根を横切る。昔は冬季に測候所に登り下りする職員さんの為に、鉄柵が尾根上に設置されていた。
2023年07月28日 12:45撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 12:45
長田尾根を横切る。昔は冬季に測候所に登り下りする職員さんの為に、鉄柵が尾根上に設置されていた。
わらじ館。左上に砂走館が見える。
2023年07月28日 13:36撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 13:36
わらじ館。左上に砂走館が見える。
大砂走り。凄い砂煙りで全身砂だらけになる。
足の強い人は走って下って行くが、自分はそんな事をしたら膝を壊してしまうので、ゆっくり下った。
2023年07月28日 13:54撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 13:54
大砂走り。凄い砂煙りで全身砂だらけになる。
足の強い人は走って下って行くが、自分はそんな事をしたら膝を壊してしまうので、ゆっくり下った。
二ッ塚を見ながら砂走りは続く。
2023年07月28日 14:57撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 14:57
二ッ塚を見ながら砂走りは続く。
やっと着いた。もうクタクタでズタボロ状態です😆
御殿場駅行きの最終バスで帰途につく。乗客は自分を含めてわずか6人でした。
皆さんお疲れ山〜
2023年07月28日 16:07撮影 by  SC-02K, samsung
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7/28 16:07
やっと着いた。もうクタクタでズタボロ状態です😆
御殿場駅行きの最終バスで帰途につく。乗客は自分を含めてわずか6人でした。
皆さんお疲れ山〜

感想

日帰りではなく2日間の行程です。ログは2日目からスタート。
富士山のバリルートを登ったのは七太郎尾根に次いで2回目。
今年の7月以降、ヤマレコの山行記録に主杖流しの記録が数件UPされている。拝見すると主杖流しをわずか3時間で登ったり、日帰りの弾丸で登ったり、そしてわざわざ御殿場口から登ったりと、凄い人ばかり😱
自分にはとてもそんな体力はないので、六合目の山小屋に1泊する計画を立てた。結果的にそれが良かったようで、頭痛や吐き気、目眩などの高度障害の症状が現れる事なく、楽しい登山が出来た。

剣ヶ峰の測候所跡に着いた時、作業員さんから
「NPOの方ですか?」
と聞かれた。私が
「違います。バリエーションルートを登って来ました」
と答えると、その作業員さんから
「時々そういう人がいますが、落ちないで下さい。もし落ちてしまうと登山道以外の場所だと救助に行かれないので」
と注意を受けた。
登山は自己責任とはいえ、万一事故を起こすと多くの人に迷惑をかける。
特にバリルートを登る場合は天候が安定している事が絶対条件。そして体調・行動には充分な注意が必要だなぁと、改めて思った。

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