御嶽山 田の原から剣・摩・継
- GPS
- 08:05
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,456m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 8:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【田の原駐車場〜剣ヶ峰】 ・8合目辺りまで木階段。その先から岩ザレ。 ・八丁ダルミは速やかに通過するよう案内板あり。一部携帯不通箇所あり。 【剣ヶ峰〜摩利支天山〜飛騨頂上】 ・摩利支天乗越から山頂までのトラバース。ルート明瞭、一部高度感あるが斜度は緩く難しくない。 ・摩利支天乗越から五ノ池小屋までガレの降り。 【飛騨頂上〜継子岳】 ・天空の登山道。 【継子岳〜(五ノ池)〜摩利支天乗越】 ・継子岳から四ノ池までガレの降り。 ・四ノ池の小川の渡渉あり。飛び石で容易に渡れる。 ・乗越まで+250m登り返し。 【摩利支天乗越〜(二ノ池トラバース)〜田の原駐車場】 ・賽の河原まで-100m降り、黒沢十字路まで+100m登り返す。 ・大滝頂上からひたすら降る。スライド多いので譲り合い。 |
写真
感想
久しぶりに山頂でご来光を見ようと、田の原からの剣ヶ峰ルートが解禁された御嶽山に行く事にした。
21時過ぎに駐車場に到着し早々に寝る。1時30分に目覚ましをセットするが、0時30分頃寒さで目が覚めてしまった。
準備を済ませ2時15分、ヘッデンを点灯し元気よくスタート。
少し肌寒いが薄手長袖でスタートする。ミドルを持ってきていないので寒くなったらカッパを着よう。停滞中寒かったらダウン着用だな。
暗闇の中、山体には何灯か灯りが見える。汗をかきたくないので、ゆっくり登っていたが4時前に剣が峰に到着してしまいそう。大滝頂上山荘の裏でエネ補給を兼ねて時間調整をする事にした。
東の空に少しオレンジ色が出てきたのを見計らって剣ヶ峰に向かう。
御嶽山登頂〜。
山頂には既に6、7名の先行者がいた。やや寒いのでカッパを着こむ。
蓼科山と美ヶ原との間から、おはようSUN。
気付けば山頂は30名くらいの登山者で賑わっていた。
白山や乗鞍、槍穂、裏銀等の北ア、南ア、中ア、八ヶ岳、Mt.Fujiの頭もくっきり見える。パシャパシャし山頂を十分堪能したら摩利支天に向かう。
ザレた登山道を降って二ノ池の畔に出る。大部分は白砂に覆われ、水は山荘の前に少しあるだけだった。賽の河原へ降りるとミヤマダイコンソウが多く咲いている。
摩利支天乗越に登り返し左方向へ。岩壁の下につけられた登山道は、一部高度感があるものの難しくはない。
摩利支天山登頂〜。
岩山で山頂は狭い。パシャったら来た道を乗越まで戻り五ノ池小屋へ向かう。
乗越からガレを降って行くとハイマツの中からライチョウの親子登場。子は落ち着きなく動き回っているが、親は物怖じせずモデルとなってくれた。コマクサの群落もあるが見頃は過ぎている。
五ノ池小屋のテラスでまったりとエネ補給をしたら、飛騨頂上へ行き継子岳へ向かう。継子岳までは天空の稜線歩きだ。コマクサ、イワギキョウ、オンタデが咲き景色も最高だ。
継子岳登頂〜。
ここでもまったり休憩。快晴で太陽は元気だが、7時の標高2800m超は快適そのものだ。今日もこれから暑くなっていくのだろう。
継子岳、二峰の間の平坦地にもコマクサの群落があるが、こちらも見頃は過ぎている。
四ノ池の畔まで下降し小川を飛び石で渡渉する。50mほど登り返したら眼下にはコバルトブルーの水を蓄えた神秘的な三ノ池が現れる。水面に反射している山体もまた神秘的だ。
さぁこれで今回の見どころは全て見たので帰ろう。
時刻は8時。これからどんどん暑くなってくる。
五ノ池小屋の分岐まで進み摩利支天乗越を登り返す。登り上げたら今度は賽の河原へ降り、また黒沢十字路まで登り返す。
帰りは剣ヶ峰に寄らないので二ノ池トラバースで大滝頂上へ向かう。トラバース道の山側には火泥濘固化した火山灰や、新しめの火山岩が散見されたりと近年の噴火があった事を物語っている。
大滝頂上からは降るのみだが、登下山者が多くなるので譲り合いながら降って行く。標高を下げていくと暑くなり滝汗となるが気にせずサクサクと降りて行き登山口へ無事下山。
小さなアップダウンを繰り返すが見どころも多く良いルートだ。休憩も多くのんびりと楽しめた。
今度来るときは山スキーだな。お疲れ様でした。
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