念願の雲ノ平と高天原の露天風呂

2023年07月30日(日) ~ 2023年08月01日(火)

• GPS: 56:40
• 距離: 33.9km
• 登り: 2,442m
• 下り: 2,443m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:37

距離 6.8km 登り 1,006m 下り 41m

9:21 スタート地点
9:30 9:31 折立
10:32 10:33 太郎坂
11:10 11:11 青淵三角点
11:29 積雪深計測ポール
12:06 12:07 ベンチ
12:51 12:52 五光岩ベンチ
13:23 太郎兵衛平
13:58 太郎平小屋

2日目

• 山行: 8:02
• 休憩: 1:02
• 合計: 9:04

距離 12.1km 登り 817m 下り 1,022m

5:46 太郎平小屋
6:36 6:37 第一徒渉点
6:42 第二徒渉点
6:50 6:51 薬師沢第2ベンチ
7:02 第三徒渉点
7:06 7:07 薬師沢ベンチ
7:43 カベッケが原
7:53 8:06 薬師沢小屋
10:19 10:39 アラスカ庭園
11:11 奥日本庭園
11:33 11:49 祖母岳
12:04 12:05 雲ノ平山荘
12:41 12:42 コロナ観測所
12:57 12:58 奥スイス庭園
13:02 13:07 雲ノ平の森の道
13:58 高天原峠
14:43 14:45 高天原分岐
14:48 高天原展望台
14:50 高天原山荘

3日目

• 山行: 11:30
• 休憩: 0:22
• 合計: 11:52

距離 13.0km 登り 613m 下り 1,228m

6:10 高天原峠
9:12 9:14 黒部本流・Ｂ沢合流地点
11:27 11:35 薬師沢小屋
11:49 カベッケが原
12:42 12:43 薬師沢ベンチ
12:47 第三徒渉点
13:04 薬師沢第2ベンチ
13:14 第二徒渉点
13:23 第一徒渉点
14:30 14:38 太郎平小屋
14:59 太郎兵衛平
15:18 15:19 五光岩ベンチ
15:48 ベンチ
16:18 積雪深計測ポール
16:32 青淵三角点
17:08 17:09 太郎坂
17:58 17:59 十三重之塔 慰霊碑
18:02 折立
18:02 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

折立臨時駐車場（300台）。日曜日の昼間は満杯でやっと隅に空きを見つけました。しかし、火曜日下山時にはガラガラでした。有峰有料林道入口は6時〜20時で閉まります。

コース状況／危険箇所等

折立登山口〜太郎平までは、大変よく手入れ（環境省+富山県及び太郎平小屋）されています。太郎平〜薬師沢小屋もよく手入れ（小屋の方）されていて感謝です。薬師沢小屋〜雲ノ平は、急登から始まり途中の高低差300m以上の苔むした丸い岩が滑るので気を使います。当日も手を骨折した方が出たようです。他に前日この近隣コースで2度救助ヘリ（赤い）が飛びました。下りはより慎重な行動と余裕のある日程が必要です。滑らないと思っている岩が滑り怖かったと言っていました。新穂高からのハイキング（山には登らず）コースになっているようで下りの登山者が多いです。雲ノ平〜高天ヶ原は特に下りの林間はよく整備されていますが、2峯ほど越える際トップに方向標識がなくピンクテープや〇↔が少ないので戸惑います。地図は必須です。高天原小屋〜薬師沢小屋の大東新道は、雨後は使えないコースで幾つかの沢をアップダウンの繰り返しと薬師沢本流に入ってからも樹林の中に入ったり大岩をよじ登ったりとタフなコースです。〇×↔の赤字マークが薄く消えかけているものも多く前方を注意深く確認しながら進んでください。転落した方のレコもあるので事前によく調べてからコース選択願います。

写真

7/30 11:19

ミヤマアキノキリンソウ

7/30 11:26

アキノキリンソウ

7/30 11:28

太郎平への登山中見え始める薬師岳

7/30 11:28

太郎平への登山中に薬師岳と薬師小屋が見えます。

7/30 11:53

森林限界を越え、延々とこの上りが続きます。土流出防止の為、環境省+富山県で登山道整備が続けられています。

7/30 12:33

ニッコウキスゲがチラホラ

7/30 12:56

7/30 12:41

荒れた登山道にシュロのネットを張り、草の根付きを図っていますが、元通りになるには何年も掛かります。
勝手に登山道以外を踏み荒らす登山者に理解を求めます。

7/30 12:41

右手眼下に広がる有峰湖（北陸電力S字ダム湖、総貯水量は黒部ダムを上回るそうです）

7/30 12:57

登山道沿いには色んな花が咲いています。
ヤグルマソウ？

7/30 12:58

ミヤマアキノキリンソウ

7/30 12:58

キリンソウ

7/30 12:59

？

7/30 13:14

7/30 13:02

チングルマが咲いた後の、綿毛。実はチングルマは「木」なのだそうです。

7/30 13:04

イワイチョウ

7/30 13:05

イワショウブ

7/30 13:17

ミヤマリンドウ

7/30 13:29

ヤマハハコ

7/30 13:49

エゾシオガマ

7/30 13:51

オトギリソウ

7/30 13:52

ニッコウキスゲ

7/30 14:42

三俣蓮華。右へは黒部五郎に連なる。

7/30 14:42

水晶岳

7/30 14:42

水晶岳、荒々しくカッコイイ山です。

7/30 14:43

祖父岳の右後に見えるのは鷲羽岳

7/30 16:12

薬師岳

7/30 15:34

北ノ俣岳

7/31 5:41

雲ノ平と祖母岳（2560m）。翌日雲が掛かっていてこれが名称の由来かと（諸説あり）感じました。

7/30 14:44

太郎平小屋付近の残っていたニッコウキスゲ

7/31 5:53

モミジカラマツ

7/31 6:34

ハクサンフウロ

7/31 6:42

マルバダケブキ

7/31 6:43

？

7/31 7:55

薬師沢小屋からの薬師沢上流

7/31 7:55

薬師沢小屋。朝折立から登り始めた登山者はここに宿泊するようです。（翌日がラク）

7/31 8:09

イワユキノシタ

7/31 9:48

ゴゼンタチバナ。日陰にたくさん咲いています。

7/31 10:25

三俣蓮華

7/31 10:25

黒部五郎

7/31 10:26

祖父岳と鷲羽岳

7/31 11:04

薬師岳

7/31 11:09

奥日本庭園

7/31 11:16

ミヤマリンドウとニガナとヤマハハコ

7/31 11:19

オトギリソウ

7/31 10:33

アラスカ庭園

7/31 11:20

ヨツバシオガマ

7/31 11:30

ウサギギク

7/31 11:35

黒部五郎岳

7/31 11:36

槍ヶ岳が見え隠れ

7/31 11:36

槍ヶ岳

7/31 11:37

水晶岳

7/31 12:19

水晶岳

7/31 12:19

薬師岳

7/31 12:19

鷲羽岳

7/31 13:15

オトギリソウ

7/31 13:15

イワイチョウ

7/31 14:30

キヌガサソウ（頑張って咲いてくれてありがとう）

7/31 15:33

ヒヨドリバナ（ヨツバ？）

7/31 16:24

高天ヶ原の男湯、適温の39度程度

7/31 16:24

高天ヶ原の露天風呂。熱めの42度程度

7/31 16:24

すぐ傍の黒部川支流で水を浴び、何度も入ります。これが最高に気持ちイイ！！（と皆さん異口同音）

7/31 16:43

下りてきた雲ノ平を見上げて

7/31 18:36

高天ヶ原小屋は懐かしい「ランプの宿」です。ヘッドランプがあった方が便利です。

8/1 7:39

チョウジギク。沢の傍に咲いていました。

8/1 7:40

コウメバチソウ

8/1 8:45

トモエシオガマ

8/1 8:49

ソバナ

8/1 9:43

カワラナデシコ

8/1 11:04

キンポウゲの仲間？

8/1 11:44

サヨウナラ、雲ノ平さん。（太郎平小屋への登りから）機会があれば又登ります。

撮影機器：

E-620 OLYMPUS IMAGING CORP.

FinePix F40fd FUJIFILM

感想

yamasuki

何年も前から登山目標リストに入っていましたが、天気と日程調整ができず延び延びになっていました。今回も当初の予定より雲が多く、3日目の最後は小雨がぱらつく天気でした（夏山は当たり前ですが）。事前調査が甘く雲ノ平と高天原が同じような環境と思いこんでいました。ネット情報だけでなくアルペンガイド等でもっと事前に知識を蓄えるともっと楽しめたと思います。高天原の露天風呂は熱くなったら黒部川支流の沢水を頭から浴びるなど最高でした。宿泊山行はもっとゆっくりすべきと思いますが、まだコロナに不安があるので残念です。山小屋で今回2人の方と知り合いました。太郎平小屋では沖縄の山好きで毎年1ヶ月ほど本土に滞留し、北アルプスを中心に廻っているそうです。高天ヶ原小屋では今年中に百名山を達成見込みで、百名山目は奥様が大台ケ原に宿を予約し二人でお祝いする予定の方で水晶岳に登って行かれました。山は特別の場所です。