記録ID: 5785645
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南アルプス聖岳と赤石岳の間の百高山@聖沢から椹島まで聖平小屋と百間洞テント二泊三日
2023年07月29日(土) ~
2023年07月31日(月)
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 52:21
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,622m
- 下り
- 3,639m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:21
距離 7.2km
登り 1,392m
下り 271m
2日目
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 8:36
距離 9.0km
登り 1,418m
下り 1,211m
3日目
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 8:01
距離 11.8km
登り 790m
下り 2,151m
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7/28(FRI) 竹橋駅23:00→5:50畑薙夏期臨時駐車場(アルペン号,往復21500円) 7/29(SAT) 畑薙臨時駐車場7:15→8:05聖沢登山口途中下車(送迎バス) 聖平小屋(テント2000円) 7/30 (SUN) 百間洞山の家(テント2000円) 7/31 (MON) 椹島ロッジ個室(一泊二食13000円) 【帰路】8/1(TUE) 椹島13:00→14:10畑薙夏期臨時駐車場(送迎バス) 畑薙夏期臨時駐車場14:20→21:00新宿駅西口(アルペン号) ※実際ノ到着は20:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
百名山二つと百高山5つを含む超メジャールートだけに,トレイルはしっかり踏まれており,解り難いところは殆どなかったです。また,アルプス基準で危険箇所と言うような所もなかったと思います。ここの最大難関は予約を取ることだと思います。 【聖沢登山口→聖平小屋】いきなり急登ですが基本歩きやすい。ずっと樹林帯。所々に崩落箇所のトラバースがあり,気を使うところもありました。 【聖平小屋→聖岳】お花畑を抜けるとザレザレになりますが,特に問題ありません。 【聖岳→兎岳→小兎岳→中盛丸山→大沢岳→赤石岳】とにかくザレとガレとの戦いで,急登下降が連続するので思いの外ハードでした(暑いし)。小兎岳の水場は出ているようです(聞いたお話)。稜線上にはここ以外に無いので暑い時期は当てにせず多めに持って行くのが良いと思います。 【赤石岳→赤石小屋→椹島登山口】2000m下るロングコース。前半はザレザレの急坂で気を使い,富士見平の手前ではアップダウンが繰り返され少しへこみます。赤石小屋から先は広い土の歩きやすい下り坂で余韻を楽しめました。 |
その他周辺情報 | 東海フォレストが管理するこのエリアの山小屋は予約必須で予約数を絞り込んでいることから,予約を取るのが難関。今シーズンの週末の山小屋の予約は6月の予約開始と共に埋まったようです(実質,天気などで一度外すと次は無い)。テント泊は予約不要ですが,どこかで山小屋に泊まらないと畑薙臨時駐車場−椹島間の送迎バスに乗車できないので結局予約は必要。送迎バスは名前を一人一人確認し,乗車リストに名前が乗っていないと泣きついても乗せてもらえないようです(復路の日時変更は可能)。ちなみに,予約が取れなくても歩くか(この区間は20Km約5時間),自転車で行くという選択肢があります。実際にお話した方でそのような達人が複数いらっしゃいました。 【聖平小屋テント爆】ここは東海フォレスト管理の山小屋ではなく,井川観光協会管理でテント泊も予約必要。2000円。テン場は小屋に近く,フラットで水場もトイレも近くとても便利。また,昼食でカレーなどの軽食が14時まで提供されてました。ただ,ドコモの電波は入らず,ゴミはここで購入したものも全てお持ち帰り。トイレは水洗でめちゃ綺麗なのですが使用済みペーパーは各自お持ち帰りのエコ仕様。 【百間洞(ひゃっけんぼら)テント場】東海フォレスト管理で予約は不要,2000円。テント場と小屋が離れており,水場もトイレも少々不便。ドコモは入らず。軽食提供はありませんが,カップラーメンや飲料は購入出来ます。テントサイトは小屋に少し近い下側に3張り分,少し上に段々畑のような広いサイトがあります。下側のサイトの横には沢が流れており,飲み物を冷やしたり,水浴びしたり非日常を堪能出来ました。 【椹島ロッヂ】送迎バスに乗る為に敢えて後泊。東海フォレスト管理の山小屋はどこでも2食付で13000円なので,どうせならと個室でお風呂が保証されたここにしてみました。旅館的なものを想像していましたが,設備仕様は昭和の合宿所です。一人でもエアコン付6畳が貰えるのはgood。アメニティなどなく,朝食は朝5時からで,8時チェックアウトなのは山小屋風味。アルペン号への接続送迎バスが13時発なので5時間,併設するカフェで過ごしました。 |
ファイル |
【後日参考用】初日の天気予報
(更新時刻:2023/08/03 06:38)
【後日参考用】二日目の天気予報
(更新時刻:2023/08/03 06:38)
【後日参考用】三日目の天気予報
(更新時刻:2023/08/03 06:39) |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
半袖シャツ
アームカバー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(薄)
靴下
指だしグローブ
アウター手袋(夏用防水)
夏帽子
靴
ザック
朝昼夜ご飯
行動食
非常食
飲料(ポカリと水で計2L)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
テント装備一式
マット(薄)
シュラフ(#3)
身体ふき
燃料
コンロ
調理一式
ナイフ
ロールペーパー
ストック
カメラ
スマホ
ラジオ
マキロン
着替え(下着&半ズボン&歯ブラシ)
|
---|---|
備考 | 出発時13kg |
感想
梅雨明け後の好天の中,これまで何度か計画しつつもまだ未踏だった百高山3座を含むこの稜線をようやく繋ぐことが出来ました。
下界は危険な暑さな今日この頃,山の上も熱射病になるのではという暑さでしたが,それでも空気は乾いていて,風さえ吹けば爽やか,どの山頂からも南アルプスを端(甲斐駒)から端(光岳)まで望め,稜線も素晴らしく,百間平とその後の尾根は今回のハードなコースの終盤に相応しい天国に思えました。
途中のテント場では大きな荷物を背負って何日も南アルプスを縦走している強者達に出会い,夜明け前には満点の星空と天の川に出会うことが出来て,本当に夢のような四日間でした。下山後,ようやく電波の入った椹島ロッヂでつい見てしまった会社のメールで一気に現実に引き戻されてしまいましたが,,,
さて,百高山はこれで92座。残すターゲットは早川尾根,白根南陵,仙塩尾根。どれも楽しみです!景色が見える日に歩くぞ!
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