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Yamareco

記録ID: 5798988
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

高瀬ダム→野口五郎小屋(泊)→鷲羽岳→双六小屋(泊)→新穂高温泉

2023年08月06日(日) ~ 2023年08月08日(火)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
21:36
距離
35.1km
登り
2,901m
下り
3,086m

コースタイム

1日目
山行
6:24
休憩
0:20
合計
6:44
距離 9.3km 登り 1,799m 下り 203m
7:21
7:27
27
7:54
93
9:27
70
10:37
10:51
8
2日目
山行
8:36
休憩
0:41
合計
9:17
距離 12.6km 登り 949m 下り 1,270m
5:15
13
5:28
5:36
29
6:05
3
6:08
6:15
71
7:26
55
8:21
8:41
46
9:27
20
9:47
29
10:16
10:18
91
11:49
11:50
40
12:30
14
12:44
12:46
24
13:10
23
13:33
13:34
38
14:15
17
14:32
3日目
山行
4:59
休憩
0:31
合計
5:30
距離 13.1km 登り 154m 下り 1,612m
5:17
2
5:19
5:20
41
6:16
6:17
14
6:31
6:35
39
7:14
7:28
0
7:28
29
7:57
21
8:18
15
8:33
13
8:46
8:52
35
9:27
24
9:51
9:52
8
10:00
8
10:08
12
10:20
12
10:40
6
10:47
ゴール地点
天候 雲の多い天気。
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
【自分の車】JR信濃大町駅前の市営駐車場 上限1500円
トイレ隣接。市のHPによると、駅北側(そこそこ歩く)に無料の市営駐車場があるが、そこは近くにトイレがなさそうなので利用しなかった。駅前で土曜から火曜まで駐めて1500円なら安い!
【JR信濃大町駅→七倉山荘】大町市営?「裏銀座登山バス」1500円
出発前、運転手に手渡し清算
0503バス(約30人乗り)到着
0517出発 乗客7人
0600七倉山荘到着
【七倉山荘→高瀬ダム】乗り合いタクシー(町中走行してるのと同一)一人600円
0640前夜の大雨による規制がかかり、タクシー第一陣(4台・計16人)遅れて出発
0651高瀬ダム着
【新穂高温泉→JR松本駅】濃飛バス 3200円
チケットは新穂高ロープウェイ建物内券売機で購入
入浴後、新穂高温泉バス停でバス待ちしてもよいが、坂道を上って、ロープウェイ前からの乗車をお勧め(バス待ち中、ロープウェイ建物内で涼める)。発車の10分ほど前から乗車開始。
新穂高ロープウェイ11:55発高山行きに乗り、平湯温泉(1230着)下車
平湯温泉からは高山発松本行きのバスに乗り換え(平湯温泉12:55発)
新穂高ロープウェイからの客は皆、平湯温泉で乗り換えしていた。
平湯温泉で乗り換えた松本行きのバスは補助席使ってほぼ満車。積み残しなし。
コース状況/
危険箇所等
【高瀬ダム〜烏帽子小屋 ブナ立尾根】
昨年登った中房温泉→燕山荘間の合戦尾根は急登感なかったが、ブナ立尾根は急登と感じた。危険なところなし。よく整備された道。12番からスタートし、登るごとに数が減っていく。4番「三角点」から勾配増し、2番から上が特にきつい印象。
【烏帽子小屋〜野口五郎小屋】
三ツ岳分岐〜野口五郎小屋区間、無名のピークが連続。高低差は小さいものの、ブナ立尾根で体力を奪われ、非常にしんどかった。ずっとガスってたのも影響したか?
【野口五郎小屋〜双六小屋】
有名・無名のピークが連続。しかも、高低差が大きい。三俣山荘から先はホンマしんどかった。岩稜区間はペンキの矢印・○印・×印を見落とさないよう注意。
【双六小屋〜新穂高温泉】
始めに標高差100m程度の緩い登りがあり、その後は下る一方。危険箇所なし。岩稜区間はペンキの矢印・○印・×印を見落とさないよう注意。途中からの林道、砂利で滑りやすいので注意。
【給水】
野口五郎小屋:水不足のため一人500mLまで(100円)。500mLペットボトル水600円
三俣山荘:給水フリー
双六小屋:給水フリー
その他周辺情報 新穂高温泉 中崎山荘で日帰り入浴(隣接する観光案内所で100円引きの割引券をもらって800円)
高瀬ダム出発。
2023年08月06日 06:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 6:57
高瀬ダム出発。
ここからブナ立尾根。12番からスタート。
2023年08月06日 07:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 7:17
ここからブナ立尾根。12番からスタート。
勾配はあるが、整備されていて登りやすい。
2023年08月06日 07:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 7:23
勾配はあるが、整備されていて登りやすい。
植物に疎い私。今後同定して入力します。花の写真の項、以下同文。
2023年08月06日 07:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 7:54
植物に疎い私。今後同定して入力します。花の写真の項、以下同文。
中休み、6番、中間地点。番号がひとつずつ減ることが励みになる。ここまでは順調。1回目の食事休憩。
2023年08月06日 08:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 8:35
中休み、6番、中間地点。番号がひとつずつ減ることが励みになる。ここまでは順調。1回目の食事休憩。
2023年08月06日 08:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 8:59
三角点、4番。ここを過ぎてから勾配きつくなる。ペースが落ちた。
2023年08月06日 09:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 9:27
三角点、4番。ここを過ぎてから勾配きつくなる。ペースが落ちた。
ヤマハハコ?
2023年08月06日 09:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 9:46
ヤマハハコ?
アキノキリンソウ?
2023年08月06日 09:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 9:46
アキノキリンソウ?
2番を過ぎると更に傾斜がきつくなった。
2023年08月06日 10:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 10:05
2番を過ぎると更に傾斜がきつくなった。
ハナニガナ?
2023年08月06日 10:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 10:19
ハナニガナ?
ウサギギクかな。
2023年08月06日 10:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 10:25
ウサギギクかな。
オトギリソウかな。
2023年08月06日 10:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 10:26
オトギリソウかな。
ミヤマリンドウかな。
2023年08月06日 10:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 10:31
ミヤマリンドウかな。
ブナ立尾根、登り切った。ガスガスだったけど嬉しかった。
2023年08月06日 10:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 10:33
ブナ立尾根、登り切った。ガスガスだったけど嬉しかった。
ゴゼンタチバナかな。
2023年08月06日 10:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 10:35
ゴゼンタチバナかな。
イワギキョウ?
2023年08月06日 10:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 10:36
イワギキョウ?
烏帽子小屋到着。2回目の食事休憩。烏帽子岳、ガスって見えないし、想定していたペースよりも遅いし、行くのやめた。
2023年08月06日 10:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 10:41
烏帽子小屋到着。2回目の食事休憩。烏帽子岳、ガスって見えないし、想定していたペースよりも遅いし、行くのやめた。
烏帽子岳は見えないけど、正面の赤牛岳はきれいに見えた。この眺め、北アルプスにいるんだと実感させる。うれしいぞ!
2023年08月06日 10:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 10:47
烏帽子岳は見えないけど、正面の赤牛岳はきれいに見えた。この眺め、北アルプスにいるんだと実感させる。うれしいぞ!
烏帽子小屋近くの展望台。スマホつながった。天気予報確認するが、(下界は)午後はよろしくない。
2023年08月06日 10:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 10:55
烏帽子小屋近くの展望台。スマホつながった。天気予報確認するが、(下界は)午後はよろしくない。
野口五郎小屋を目指し歩く。無名のピークが連続するが、高低差はそれほど大きくない。
2023年08月06日 11:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 11:02
野口五郎小屋を目指し歩く。無名のピークが連続するが、高低差はそれほど大きくない。
山地図の2616ピークを過ぎたあたりからコマクサ。1日目、2日目、コマクサをたくさん見た。2日目は見飽きてスルーした。
2023年08月06日 11:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 11:27
山地図の2616ピークを過ぎたあたりからコマクサ。1日目、2日目、コマクサをたくさん見た。2日目は見飽きてスルーした。
タカネツメクサ?
2023年08月06日 11:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 11:28
タカネツメクサ?
登山道のすぐ脇にコマクサがある。咲いていない株は目立たないので、ポール突くのも気を遣う。ポールの位置が登山道の中心。
2023年08月06日 11:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 11:34
登山道のすぐ脇にコマクサがある。咲いていない株は目立たないので、ポール突くのも気を遣う。ポールの位置が登山道の中心。
葉が丸いので、ミヤマダイコンソウかな。
2023年08月06日 12:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 12:05
葉が丸いので、ミヤマダイコンソウかな。
踏まれてる。他人事ではない。私も気をつけねば。
2023年08月06日 12:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 12:16
踏まれてる。他人事ではない。私も気をつけねば。
三ツ岳を過ぎてお花畑ルートを歩く。見た感じ、お花畑感はなかった。が・・・、次々お花発見。
2023年08月06日 12:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 12:21
三ツ岳を過ぎてお花畑ルートを歩く。見た感じ、お花畑感はなかった。が・・・、次々お花発見。
ハクサンボウフウ?だの、
2023年08月06日 12:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 12:22
ハクサンボウフウ?だの、
アオノツガザクラ?だの、
2023年08月06日 12:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 12:23
アオノツガザクラ?だの、
ミヤマキンバイ?だの、
2023年08月06日 12:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 12:26
ミヤマキンバイ?だの、
イワウメ?だの、
2023年08月06日 12:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/6 12:27
イワウメ?だの、
チングルマも。咲き終えた株ばかりだったが、咲いてた株を見たのはこれが唯一。
2023年08月06日 12:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 12:28
チングルマも。咲き終えた株ばかりだったが、咲いてた株を見たのはこれが唯一。
野口五郎小屋到着予定の13時をとっくに過ぎているが、もうすぐ。でもペースが上がらない。景色見えてたら、全然違ったと思う。
2023年08月06日 13:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 13:19
野口五郎小屋到着予定の13時をとっくに過ぎているが、もうすぐ。でもペースが上がらない。景色見えてたら、全然違ったと思う。
「400m?、何が?」と歩き続けると「300m」、「200m」とある。野口五郎小屋までの距離だと気づく。たかだか400mの距離、写真の撮影時刻を見ると小屋到着まで11分もかかった。もう、ヘロヘロだった。
2023年08月06日 13:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 13:33
「400m?、何が?」と歩き続けると「300m」、「200m」とある。野口五郎小屋までの距離だと気づく。たかだか400mの距離、写真の撮影時刻を見ると小屋到着まで11分もかかった。もう、ヘロヘロだった。
小屋が見えたときには安堵感でいっぱいであった。
2023年08月06日 13:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/6 13:44
小屋が見えたときには安堵感でいっぱいであった。
2日目。野口五郎小屋から眺める朝焼け。穏やかだったが、雲多い。
2023年08月07日 04:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
8/7 4:47
2日目。野口五郎小屋から眺める朝焼け。穏やかだったが、雲多い。
野口五郎小屋を出発。体は軽いが、食欲ないのが気がかり。
2023年08月07日 05:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 5:18
野口五郎小屋を出発。体は軽いが、食欲ないのが気がかり。
野口五郎岳到着。槍が格好いい。
2023年08月07日 05:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
8/7 5:34
野口五郎岳到着。槍が格好いい。
お花畑を歩く。晴れてたらきっといい眺めだったろうに。
2023年08月07日 06:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 6:17
お花畑を歩く。晴れてたらきっといい眺めだったろうに。
2023年08月07日 06:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 6:18
2日目のルート、岩稜区間が多く、頻繁にポールを畳んだり伸ばしたりした。
2023年08月07日 06:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 6:39
2日目のルート、岩稜区間が多く、頻繁にポールを畳んだり伸ばしたりした。
ライチョウ発見。目の周り赤くない。きっとお母さんだ。近くにヒナがいるはずと待ち構えていると・・・
2023年08月07日 07:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 7:12
ライチョウ発見。目の周り赤くない。きっとお母さんだ。近くにヒナがいるはずと待ち構えていると・・・
突如、すぐ近く、真横の登山道脇からヒナが2つ、お母さん目掛けて駆けだした。かわいいぞ!すぐに対応できず少し離れた距離で1つ撮影。かわいいのが全部で5つ以上いた!モグラたたきのごとく、いろんな所から出たり入ったりするので正確な数がわからない。
2023年08月07日 07:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 7:13
突如、すぐ近く、真横の登山道脇からヒナが2つ、お母さん目掛けて駆けだした。かわいいぞ!すぐに対応できず少し離れた距離で1つ撮影。かわいいのが全部で5つ以上いた!モグラたたきのごとく、いろんな所から出たり入ったりするので正確な数がわからない。
東沢乗越手前。2日目区間も無名のピークが連続する。しかも、1日目に比べて高低差がある。なかなか手強かった。
2023年08月07日 07:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 7:23
東沢乗越手前。2日目区間も無名のピークが連続する。しかも、1日目に比べて高低差がある。なかなか手強かった。
水晶小屋到着。全く空腹感ないが、1回目の食事休憩。パンやおにぎりを受け付けない。困った。ドーナツを水で流し込む。このあとは、非常食として持参したレーズンとナッツでしのぐ。少ししか口にできなかったが、こんな形で非常食のお世話になるとは・・・。ペース上がらないし、天気も心配。水晶岳諦めた。
2023年08月07日 08:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 8:37
水晶小屋到着。全く空腹感ないが、1回目の食事休憩。パンやおにぎりを受け付けない。困った。ドーナツを水で流し込む。このあとは、非常食として持参したレーズンとナッツでしのぐ。少ししか口にできなかったが、こんな形で非常食のお世話になるとは・・・。ペース上がらないし、天気も心配。水晶岳諦めた。
ミヤマコゴメグサ?
2023年08月07日 08:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 8:43
ミヤマコゴメグサ?
水晶小屋を出発してしばらく、この日2回目のライチョウ。少し遠いが運がいい。前のごとく、しばらく待ち構えているとヒナが出てきた。でも3つしか確認できなかった。厳しい世界を思い知らされる。なんか切ない。
2023年08月07日 09:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 9:05
水晶小屋を出発してしばらく、この日2回目のライチョウ。少し遠いが運がいい。前のごとく、しばらく待ち構えているとヒナが出てきた。でも3つしか確認できなかった。厳しい世界を思い知らされる。なんか切ない。
鷲羽岳への登り。無心で登れた。まだ余裕あり。
2023年08月07日 09:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 9:58
鷲羽岳への登り。無心で登れた。まだ余裕あり。
鷲羽岳到着。何も見えない。残念。
2023年08月07日 10:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 10:17
鷲羽岳到着。何も見えない。残念。
標高差400m、鷲羽岳からの下り。なかなか大変だった。登りはもっと大変なはず。登りの方のことを思えば、頑張らないわけには行かない。
2023年08月07日 10:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 10:29
標高差400m、鷲羽岳からの下り。なかなか大変だった。登りはもっと大変なはず。登りの方のことを思えば、頑張らないわけには行かない。
三俣山荘到着。自由に給水できるのでありがたい。
2023年08月07日 11:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 11:39
三俣山荘到着。自由に給水できるのでありがたい。
三俣蓮華岳、標高差300mほどの登り。何度も足が止まった。きつい。
2023年08月07日 12:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 12:31
三俣蓮華岳、標高差300mほどの登り。何度も足が止まった。きつい。
予定よりかなり遅れて三俣蓮華岳到着。全くペースが上がらない。天気が心配。このあと、黒部五郎方面で雷鳴が聞こえたような気がして焦る。ペースを上げたいが、足が言うこと聞かない。
2023年08月07日 12:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 12:44
予定よりかなり遅れて三俣蓮華岳到着。全くペースが上がらない。天気が心配。このあと、黒部五郎方面で雷鳴が聞こえたような気がして焦る。ペースを上げたいが、足が言うこと聞かない。
次は丸山。あれがラスボスかと思いきや・・・
2023年08月07日 12:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 12:48
次は丸山。あれがラスボスかと思いきや・・・
次から次に新たなピークが現れる。しかも雲に隠れて全容を見せないところが憎らしい。倒しても倒しても現れる正体不明のモンスターのよう。ひとつひとつの高低差が、100mはないにしても数十メートルあるのでしんどい。
2023年08月07日 13:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 13:21
次から次に新たなピークが現れる。しかも雲に隠れて全容を見せないところが憎らしい。倒しても倒しても現れる正体不明のモンスターのよう。ひとつひとつの高低差が、100mはないにしても数十メートルあるのでしんどい。
もうすぐゴール。もうヘロヘロで撮影どころではなかったが、朝ドラがマイブーム。「ん?トリカブトやないがか?」と朝ドラ風に反応してしまった。気持ちには多少余裕があるらしい。
2023年08月07日 14:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 14:09
もうすぐゴール。もうヘロヘロで撮影どころではなかったが、朝ドラがマイブーム。「ん?トリカブトやないがか?」と朝ドラ風に反応してしまった。気持ちには多少余裕があるらしい。
双六小屋見えた。うれしいぞ!でも、この下り、焦ることなく慎重に慎重に。
2023年08月07日 14:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/7 14:20
双六小屋見えた。うれしいぞ!でも、この下り、焦ることなく慎重に慎重に。
3日目。ガスガスの中スタート。霧雨のように顔に水滴を感じる。念のため雨具・スパッツ・ザックカバー着用。しかし、歩き始めてすぐガスがとれた。歩き始めからしばらく、標高差100m以上の緩い登り。登りの筋肉が疲弊して足取りが重い重い。
2023年08月08日 05:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/8 5:23
3日目。ガスガスの中スタート。霧雨のように顔に水滴を感じる。念のため雨具・スパッツ・ザックカバー着用。しかし、歩き始めてすぐガスがとれた。歩き始めからしばらく、標高差100m以上の緩い登り。登りの筋肉が疲弊して足取りが重い重い。
途中から槍や穂高を眺めながら歩く。手前の滝雲が印象的だった。今回縁遠かった青い空も見えてうれしい。今回の3日間で一番印象に残った眺め。これ見られたから、登り頑張れた。
2023年08月08日 06:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/8 6:20
途中から槍や穂高を眺めながら歩く。手前の滝雲が印象的だった。今回縁遠かった青い空も見えてうれしい。今回の3日間で一番印象に残った眺め。これ見られたから、登り頑張れた。
新穂高温泉への下り、林道に出るまでは、こんな石ゴロや・・・
2023年08月08日 07:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/8 7:07
新穂高温泉への下り、林道に出るまでは、こんな石ゴロや・・・
こんな岩ゴロの道が延々と続く。
2023年08月08日 09:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/8 9:18
こんな岩ゴロの道が延々と続く。
新穂高温泉到着。達成感と安堵感。
2023年08月08日 10:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/8 10:47
新穂高温泉到着。達成感と安堵感。
撮影機器:

感想

 1年前に中房温泉から合戦尾根を登り、登り切った時に正面に見えた「裏銀座コース」の眺めに感動し、是非歩いてみたいと思っていた。その時の経験を元に今回のコースを計画。当初は烏帽子岳、水晶岳にも登頂する計画。
 初日、前日の大雨に伴う安全点検のため規制がかかり、七倉山荘発のタクシー出発が少し遅れた。タクシー運転手情報では「7時頃出発できる見込み。」とのことで高瀬ダムまで5.6km歩かずにすんでよかった。朝から並ぶ足止め客を含め18名がタクシー待ち。タクシーは4台。タクシーの運転手の指示に従って4人ずつ乗車して第一陣の16名が出発。積み残しの2人は第二陣出発になるので、第一陣が戻ってくるまで25分ほどのタイムロスになる。
 いざ、高瀬ダムを出発。水は3.5リットル準備し、なくなれば小屋で調達。食料は2日分、3日目は小屋調達のつもり。荷物は普段より1〜2kg重い程度の14〜15kgぐらいか。今回は日帰りではない長丁場。「普段よりペースを落として」とは意識してたものの、天気がよろしくないようで13時には小屋に着きたいし、烏帽子岳にも行きたい。欲張ったせいでオーバーペースになってしまった。烏帽子岳を諦め、野口五郎小屋をめざすが、バテてしまいペースが上がらずだった。
 2日目。小屋内の気温は17.0℃。出発時の屋外の気温は11.7℃。風弱く穏やか。全く食欲がない。前日のカレーでご飯をおかわりした影響かと考えていた。朝食として小屋から支給されたおにぎり2つ。無理矢理ひとつだけ口に押し込んで出発。前日朝は快晴だったらしいが、今朝はすでに雲が多い。体は軽く前日の疲れはないように感じた。ほぼコースタイムで水晶小屋に到着。相変わらず食欲湧かず、おにぎりやパンが喉を通らない。カロリー高めのドーナツを口に押し込み水で流し込んだ。天気怪しくペースも上がらずで水晶岳諦めた。これはかなり悔しかった。でも、結果的にはよい判断をしたと思う。三俣蓮華岳を過ぎたあたりで雷鳴が聞こえた気がして、ペースを上げようとしたが、足が言うこと聞かなかった。双六小屋まで、ほぼコースタイムで到着。もうヘロヘロで想定よりかなり遅い到着だった。普段は山地図のコースタイムの7割程度で歩いており、今回もそのつもりで計画していただけに悔しい。今回の行程、私の度量の限界だったと思い知る。
 夕食も食欲湧かず、おかずを少し食べたのみ。ソーメンすら残した。食品ロスが大嫌いの私、非常に辛かった。自宅に帰って調べてみると、どうやら激しい運動による食欲不振らしい。アスリートやベテランの方なら皆経験しているのだろうが、経験の浅い私には、風邪ひきの前兆程度にしか思わなかった。万が一のコロナ感染を疑い、同部屋の方に迷惑をかけまいと、なるべく屋外で過ごす。
 3日目、室内の気温20.6℃、屋外は13℃程度(だったと記憶。)で霧雨のような天気。前日に比べれば、やや食欲ある。ご飯は少量ではあったが「お茶漬け」にして食べられた。筋肉痛あり。登りの筋肉が疲労しているようで登りが辛いが、槍や穂高の山並みを眺めながらでテンションは高かった。やはり眺めのあるなしでの差は大きい。登ってくる方々、かなり辛そうだったので「この先眺めいいですよ。」と鼓舞しながら下る。膝痛持ちの私であったが、膝の調子は良好のまま下山できた。食欲はかなり回復し、前日食べ残したおにぎりを下山時に(無理矢理ではあったが)食べられたし、松本駅前で蕎麦を口にすることができた。でも帰宅した翌日は、山で食べ残したパンも完食しすっかり回復。
 苦い経験をした3日間であったが、ガスガスの隙間から見えたあの雄大な眺め、そして可愛くて仕方のないライチョウの親子、また北アルプス歩きたいと意欲に満ちている。

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コメント

初めましてlily616です。
20日過ぎから登り残していた裏銀座へ息子と行くか?
それとも行けないのか???
(コロナの4年間アルプスは無縁となり登山意欲も無くしていました)
の状態でヤマレコを探していました。

やはり聞きしに勝る行程なんですね。
烏帽子小屋、水晶小屋、鏡平山荘と前泊の七倉を入れて4泊で計画しています。
台風の影響もあり、行けるか検討中ですが
とてもとても参考になりました。ありがとうございます。
お疲れ 早くとれますように。
2023/8/11 12:35
lily616さん
コメント、ありがとうございます。
私自身、多くの方々の記録を参考にさせていただいており、「恩返し」といえば大袈裟ですが、どなたかの参考になればの思いで記録しておりました。今回、私の記録がお役に立てたこと、心からの誉れです。こちらこそ、ありがとうございました。
天候に恵まれること、そして何より、息子様との楽しい山歩きになること、心より祈念しております。
2023/8/11 21:31
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利用交通機関:
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