白峰三山
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- GPS
- 54:26
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,659m
- 下り
- 3,353m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:47
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:56
天候 | 1日目ガス、2日目ガスのち晴れ、3日目快晴のち下山後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
第二駐車場は空いていたが、何故か駐車禁止の看板が立っている。まだ一台も止まっていないのであきらめて芦安へ回り、乗り合いタクシーに乗ることができた。 奈良田では暗かったのでわからなかったが、まだ無理やり止められるスペースもあったようです。 |
写真
感想
お天気予報が微妙な為、表銀座から転進で白峰三山に行ってきました。
奈良田よりバスに乗って広河原を目指す予定でしたが、3:30に着いた時には満車で駐車場に止められず!!
暗くて全体像が分からなかったのですが、前の車が中々進まないと思ったらUターンして戻って来る。私たちも奥まで入ってみましたが、やはり空いてなくて…、ていうか、前夜泊の人たち貴重な駐車スペースにテント張るのやめて欲しい😢
後ろからどんどん車が来るのでUターンも大仕事で、何とか切り返して大混雑の駐車場から脱出。第二駐車場を目指そうとしますが、道路にこの先は駐車場ありませんという看板。
あれれ?Googleマップでは第二駐車場と書いてある場所に来てみましたが、駐車場分からず、空き地には駐車場禁止の看板が?
温泉街の旅館の駐車場に止めるわけにもいかず、パロチンと協議の結果、芦安に向かうことにしました。
ぐるっと回らなくてはならないので1時間半のタイムロスです。
芦安駐車場はキャパがおおきいのでまだ空いていて、始発のバスは行ってしまったけど乗り合いタクシーに乗ることが出来ました。
バス停の前の建物でおにぎりと一本満足をゲット。
途中でコンビニに寄りそびれたので、貴重な食糧ですが、このおにぎりがクオリティ高くて竹皮と包装紙に包んでくれる風情のあるものでした。
乗り合いタクシーで広河原に着くと、いよいよ登山開始です。
登山口の林道から既にお花がたくさん出てきて期待が高まります。雨上がりのしっとりした曇りなので、涼しくて登りやすい気候です。
駐車場やバスの様子から想像どおり、もの凄い数の登山者が北岳を目指していて、登山道は数珠繋ぎなので一旦休憩で足を止めると列に入り直すタイミングが難しい…
時間的にはどんなにゆっくり歩いてもテント場は肩の小屋なので、大丈夫だろうとお花を見ながらのんびりペースだったけど、出発が遅れたことで焦っているパロチンがこんなペースではテント場がいっぱいになってしまって張れないと言う。
うーん、確かにこれだけの人数が予約不要のテント場に殺到するのだから…。やばいかも?
スピードを上げることは出来ませんが、休憩を取らなくて良いくらいのペースで淡々と登らなければ。と思いましたが、稜線に上がるとものすごいお花畑が広がっているではありませんか!
体力的な遅さと写真撮影的な遅さとで、パロチンはやきもきしていました。
稜線は霧雨の強風で、中には引き返してくる人もいましたが、肩の小屋はすぐそこなので頑張ります。
小屋に着くと、既に風を避けられる東側のエリアは所狭しと張られていて一見もう無理かと思われましたが、よく見ると今張っている人たちも凄いところに無理矢理張っています。
ここはそういう場所なのね、ならば我々も。と、ちょっとゴツゴツしているけど平らな場所を見つけていい感じにその日の寝床を確保しました。
2日目は天気回復の予報でしたが、朝のうちは昨日ほどではないにしても強風で、西からのミストが吹きつけてくるので肝心の北岳のお花畑が見られずガスガスの登頂でした。
登りの途中で何とアコちゃんショーコちゃん夫妻と会いました。2人は間ノ岳までピストンしてテント場に戻り、3日目に広河原に下りるとのこと。
こんな人の多いなか会えて良かったなぁ。
北岳山頂は日本で2番目に高いところとあって、空気が薄く高山病体質の私に長く耐えられる場所ではありません。ガスガスで展望も無いので記念写真を撮ってささっと先へ進みます。
その先の下りがものすごいお花畑の登山道でした。ガスでカメラのレンズが曇るのであまり写真は撮れなかったのが残念です。
北岳山荘であんぱんを補給して中白根山でライチョウを見て、間ノ岳から下り始めたところで、ようやくガスが晴れてきて展望が開けてきました。これから行く農鳥小屋が綺麗に見えてます。
下りで景色も良いのでパロチンはスピードアップ。私は息が上がるのでのんびり行かせてもらいました。
農鳥小屋のテント場はまだ人も少なくたくさん空きがあり、平らな場所が選び放題で昨日とはえらい違いです。
今年は小屋番のオヤジさんがお休みされていて大門沢小屋で管理されているとのことで、無人でしたが料金箱にお金を入れるシステムになっていました。
有名な天空のトイレを体験してみましたが、終わった後ドラム缶の水をジョーロで流すようになっていて水不足で明らかに足りなくなりそうです。
使えるトイレは2室あり、奥は扉が壊れていそうでしかも詰まってしまっているようです。私は手前の綺麗な方でしたので良かったけど、明日の朝が恐ろしいです。
早く着いたのでゆっくり休むことが出来ました。
翌朝はトイレ問題が心配なので、早めに並びました。ドラム缶のは予想通り枯渇してしまっていて、仕方ないので貴重な飲み水を使用。
三日目は農鳥岳に向けて最後の登りです。見えてるのですぐそこですが、標高が高いのですぐに呼吸が荒くなります。5歩歩いては休憩。座り込むとパロチンが困っていますが休憩せずにはいられない。。
西農鳥岳に登り切ったら後はちょっとしたアップダウン、と思っていたらおまけでちょっとした岩場もありました。
何はともあれ、農鳥岳をクリアして後は下りだけ。
大門坂の下り口からはひたすらひたすら下りが続きます。お腹も空いてきて私はヘロヘロになり何度も転びました。
大門坂小屋でうどんを食べて何とか奈良田に下りてきました。登山口からバス停までかまた長く、日差しも強いので少しでも早く着きたいパロチンは走り出しました。
私はヘロヘロなので走れませんでした。
先に行ってもらい奈良田温泉の自販機で合流。バス停に着くと身延駅行きのバスが出るところでした。
私たちは芦安に戻らないといけないので2時間ほど待って、広河原行きバスに乗り、広河原から芦安の最終バスに乗りました。
最終バスは満席で座れない人は立ち乗りです。下山後疲れたところに座れないのは大変です。私たちは座れてありがたかったです。
バス停でお世話になったお兄さんが後ろの方にいたのですが、多分座れなかったのかも。疲れていなので代わりますと言えなかった。。申し訳なかったです。
駐車場問題に翻弄されて余分な移動をしてしまいましたが、何とか芦安の駐車場に戻ることができて白峰三山終了です。
次はガスのないときに、のんびりと北岳だけに行きたいな。
ご一緒してくれたパロチン、ありがとうございました。
たばっち
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