剱岳早月尾根
- GPS
- 11:14
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 2,443m
- 下り
- 2,428m
コースタイム
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 11:14
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
若干の空きあり。トイレ・キャンプ場あり。 アブはうるさくないが隙あれば噛んできます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・標高約2800mの地点で右手が崩れて痩せている所あり。 距離は短いが緊張するところあり(ロープ設置)。 上部の岩稜帯通過は慎重に進めば問題ない。 ・鎖場やロープの下で待つ場合は落石を回避できる場所に移動しましょう。 (そのまま待機している人が居ました) ・標高2600mから下は日差しが当たると暑さを感じました。 尾根歩き(早月小屋〜標高2600m辺り)では日光をストレートに受けます。 水場が無いので熱中症に注意してください(林の中でも風が無ければ汗を大量にかきます)。 |
写真
感想
立山、大日岳、薬師岳の山行の次は、曼荼羅では針地獄で描かれる剱岳に行こうと思っていた。ここ最近登っていなかったので、岩稜帯でトレーニングして剱の祠に参拝してこよう。
馬場島を0時過ぎにスタート。今回も涼しい時間帯狙いだが後半は暑さとの闘いになると踏んで一定ペースで歩を刻んだ。早月尾根までの道のりはソロだと黙々と歩くしかない。背後の富山平野のキラキラが見えてくると少し楽になるが、森の中はやはり暑くて汗が多め。
ようやく早月小屋に着いたが、スタート準備でザワザワしていたのでそのまま通過。先行者のヘッドライトが幾つか見える。
4時を過ぎ空が明るくなるが、東に剱が聳えていてご来光は拝めない。周囲の景色の変化を堪能しながら標高を稼ぐ。
標高2600mを超えるとアスレチック地帯に突入。鎖、ロープ、岩や木の乗り越えなど出てきて気が抜けない。意外に近く感じた山頂だったが残りの時間帯は鎖場が続き脈拍が上がった。
6時を回りようやくピークに立ち懇ろにお参りを済ませる。
立山方面から薬師岳、富山平野の方向は鮮明に眺められたが東から北方向はガスに包まれていた。祠の前は記念撮影する人の列で大賑わいであった。
東の空は雲海で7時前からガスが湧き始めていた。先日の薬師岳よりも早い。
7時過ぎに下山開始。別山尾根ルートから登ってくる多くの人が見下ろせる。早月尾根もスライドする人が目立つ。一か所痩せたところはロープを握って慎重に降り、高山植物や景色の写真を撮りながら歩く。お花畑はまだ楽しむことができた。
標高2600m地点まで下りると一安心。
替わりに心配していた暑さとの闘いが始まる。
日差しのある所を歩くと身体が火照り汗が噴き出す。
樹林帯に入ってもやはり大量の発汗があり、水分補給を絶やさないようにした(ハイドレーションを主に利用)。
立山杉の写真を撮り松尾平の平坦区間を過ぎ、最後の激坂をこなすとゴールであった。
馬場島に午前中にゴール、なかなかハードな道のりでした。
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