田代山 (猿倉登山口より)〜翌日は桧枝岐散策

2023年08月07日(月) ~ 2023年08月08日(火)

• GPS: 05:19
• 距離: 6.0km
• 登り: 576m
• 下り: 571m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:14
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:19

距離 6.0km 登り 576m 下り 578m

10:27 猿倉登山口（南）
10:40 10:46 水場
11:38 11:43 山頂まで1km
12:05 12:06 小田代
12:54 田代山湿原
13:10 13:54 田代山
14:30 小田代
14:49 14:52 山頂まで1km
15:24 15:30 水場
15:46 猿倉登山口（南）
15:46 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/7 7:13

友人達と毎年出掛ける南会津旅行。いつもは秋に訪れていたのだけれど夏に訪れてみようかとなった。早朝に合流して東北道を北上。途中、台風の影響か雲行きが怪しくなって雨が降り始めた。

8/7 7:58

しかし、南会津が近付くに連れて見事に天気は回復。急だったので車を停めて撮る事を忘れてしまったけれど、目の前の低い空に大きな虹が現れた時は「わぁっ！？」と皆の歓声があがった。

8/7 8:22

雨上がりのキラキラ。

8/7 9:16

いつもなら檜枝岐(村)まで出かけるところ、今回は南会津(町)の舘岩郵便局前から左折。田代山まで東側から登る事が出来る猿倉登山口へ向かった。郵便局前から登山口までは50分くらい。

8/7 10:01

後半の砂利道を超えると広めの駐車場が現れる。停めた途端に大量のアブが集まってくる。後に村の人から聞いた話では昔と違って最近はアブが異様に増えたのだと仰っていた。

8/7 10:27

記念撮影。10時半頃スタート。

8/7 10:28

ソバナ。スタート地点の橋にて。

8/7 11:07

イワオトギリ。せっかく覚えた植物の名も忘れがちなお年頃の記録係(@005HARRY)は、過去の自らのヤマレコ投稿など参照して調べ直す。

8/7 11:12

ゴゼンタチバナの実。これは葉が特徴的なので現地でも名前を憶えていた(ホッ)。

8/7 11:28

毎回同じ様に体力低下だとヤマレコに記しているけれど、登山道で座り込んでしまうほど過去最高に体力低下していて我ながら驚く記録係。

8/7 11:35

マリモが生える木(違)。

8/7 11:36

ゴゼンタチバナの花。

8/7 11:39

スタートから1時間10分歩いた辺りで「山頂まで1.0km 約1時間」の案内板があった。天気は晴れたり曇ったり。もし雨が降っても下山時に危険な箇所は無いのではないかと感じられた。

8/7 11:51

苔ワールド其の壱。

8/7 11:57

ヤマハハコ。同じ科で近縁と言われるエーデルワイスはウスユキソウ属で、ヤマハハコはヤマハハコ属なのだそう。

8/7 12:04

途中の小田代湿原。開けたので山頂に到着したのだと皆で早合点。

8/7 12:05

あと500mで山頂の案内板。喜んだのも束の間、まだ上があった。

8/7 12:18

エゾリンドウ。友人のストックと紫色と青紫色の色味が同じだった。

8/7 12:22

オオシラビソ。飛び去る少し大きめの小鳥を観た。ホシガラスかな。

8/7 12:33

今度こそ開けた。

8/7 12:37

貸し切り田代山。

8/7 12:39

天空のプリン山。

8/7 12:39

へーベル君いた。

8/7 12:48

北西側には青い空と白い雲と会津駒ヶ岳が。

8/7 12:48

青空が映える池塘。この風景が観たかった。

8/7 12:48

おのおの記念撮影。

8/7 12:49

おのおの。

8/7 12:50

キンコウカ満開。

8/7 12:51

モウセンゴケ。

8/7 12:52

田代山の山頂標識がある箇所は標高1,926m。

8/7 12:54

キンコウカの路。このあと標高1,971mに到達。登山口からの標高差は551m。

8/7 12:56

チングルマの種子。

8/7 13:06

イワショウブ。

8/7 13:07

おのおの。

8/7 13:08

アキノキリンソウ。

8/7 13:08

シラネニンジンかな。

8/7 13:09

避難小屋隣の日陰に移動。

8/7 13:16

ベンチ貸し切りランチ。

8/7 13:22

食べて帰りの荷物を軽く。

8/7 13:54

霧につつまれる田代湿原。

8/7 13:55

途端に気温は下がり気味。

8/7 14:00

雨には降られず安心木道。

8/7 14:04

コバイケイソウの路。

8/7 14:07

苔ワールド其の弐。

8/7 14:10

山頂反時計回りは完了。

8/7 14:11

霧に映える蛍光レッド。

8/7 14:12

この辺りから下山開始。

8/7 14:16

立ち枯れモノクローム。

8/7 14:30

小田代湿原の向こうに晴れ間が。

8/7 15:01

ヒザは笑うけれど下山し易い道。

8/7 15:39

木のトンネル。

8/7 15:40

あともう少し。

8/7 15:40

出迎えキノコ。

8/7 15:42

猿倉登山口に一番乗り。

8/7 15:42

疲労が蓄積する記録係。

8/7 15:43

クタクタ＆比較的元気。

8/7 15:46

無事下山。こうやって案内板をみると馬坂峠登山口からの方がラクそうだけれど、5年前にそちらから登った際は後半の登り返しが大変だった記憶。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1497763.html

8/7 15:49

出迎えシロホシテントウ。

8/7 16:11

下山後は天気も回復。馬坂峠への林道よりは短いけれど帰りの長い長い砂利道(時々舗装路)は少し睡魔に襲われた。約1時間半ほど移動して只見町の「季の里 湯ら里」という宿泊施設へ。

8/7 19:16

まずは温泉。そして晩御飯。先付は会津郷土料理のにしん山椒漬け、プレミアムトマトのタルト、煮物椀は只見郷土料理のお平(ひら)、お凌ぎは蕎麦米汁、酢の物は新潟産の岩もずく等々。

8/7 19:21

冷え冷えの生ビールでカンパーイ。

8/7 19:36

台の物は麓山高原豚のわっぱ蒸し。

8/7 19:38

揚物はイワナの黒胡椒だれ。

8/7 19:50

強肴は四川名菜トンポーロー。

8/7 20:47

部屋に戻ってビールを開けたけれど一口飲んだ時点で寝てしまった。この間に友人達は窓に来る昆虫達を楽しんでいた様。

8/7 20:57

キイロカワカゲロウかな。友人が撮ったので実際には観てない。

8/7 20:58

アゲハモドキ。観たのは十数年振り。観てないや(笑)。ジャコウアゲハに擬態とはいえ、本物より全然小さいのが面白い。

8/7 23:22

外へ出て綺麗な星空を観た人は1人(@shinobuyama)だけ。天の川も観られたのかな。他3人は熟睡中もしくは晩酌中。

8/8 6:06

ミヤマカミキリとキボシカミキリ。網戸にミヤマクワガタが居るかと期待したけれどミヤマ違いだった。

8/8 8:17

朝食。南郷トマトジュースがとても美味しい。

8/8 8:18

どれもこれも美味しくて沢山食べてしまった。

8/8 8:33

全員で美味しい玉子かけゴハンも頂いた。

8/8 10:21

そしてチェックアウト。外は30度くらい。

8/8 10:37

暑いけれど施設横の森を散策してみた。

8/8 10:54

ハマキガか何かの幼虫の仕業だろうか。

8/8 10:58

すぐに戻るつもりがオニヤンマ撮影大会。

8/8 11:08

このメンバーは一点集中のパターン多し。

8/8 11:15

流し撮りの技術が少しずつ向上していく。

8/8 11:15

結局30分以上も撮影大会してしまった。

8/8 12:52

檜枝岐村に向かう途中に彩雲が観られた。

8/8 13:33

道の駅 尾瀬檜枝岐にて名物の裁ち蕎麦。運転手以外の3人はビールで乾杯。イワナと舞茸のコロッケやイワナの天ぷらも美味しかった。

8/8 14:22

食後。山旅案内所にて(実際に飼われていた)「むらちゃん」や可愛らしいセキセイイインコなどと戯れ、またしても思わぬ時間が経過。

8/8 15:44

それでも最後に少しだけ寄り道。「橋場のばんば」と「檜枝岐歌舞伎」。友人達を連れてきたのは初めて。記録係としては5年振り。

8/8 15:45

悪縁断ち切る橋場のばんば。切れ味良い新しいハサミを納める事により縁が切れ、古くて切れないハサミを納めると縁が続くという…。

8/8 15:49

檜枝岐の歌舞伎も舞台も国指定の重要文化財。この石段の観覧席が何とも言えずカッコいい。

8/8 15:51

この石段の観覧席に座って一度観てみたい。今夏は8月18日(金)に公演されるのだそう。

8/8 15:52

昨年初夏に葺き替えたらしい茅葺き屋根は良く観ると外削ぎでも内削ぎでもない千木が。

8/8 15:52

おのおの。

8/8 15:54

おのおの。

8/8 15:56

短く堪能。

8/8 16:22

緑鮮やかな山々と濃い空の青さは何度でも感動するけれど今回はこの辺で帰路に就いた。旅行中は彩雲も含めると計5回の虹が観られたので微妙な天気でもイイ事がある。

8/8 18:56

福島県から栃木県に入る頃には結構な雨。佐野SAに寄り道した際は既に筋肉痛が酷くて階段がキツかった。外に出ての活動中には雨に降られる事はなくて運が良かった。

撮影機器：

SP-100EE OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone XR Apple

iPhone SE (2nd generation) Apple

iPhone 12 mini Apple

iPhone 13 mini Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 登山靴 靴下 手袋 レインウェア ザック 昼食 補給食 飲料 常備薬 スマホ 手ぬぐい ストック カメラ 携帯三脚 熊鈴 バーナー CB缶 クッカー

感想

005HARRY

友人と毎年出掛けている南会津旅行。今年は一日目の予定に田代山への登山を加えました。過去に馬坂峠から帝釈山を経由して田代山に登った事があるのですが、猿倉登山口より登るのは初めてで新鮮でした。

記録係(@005HARRY)の体力低下については毎度の様に記していますが、過去と比べても相当キツい登山となってしまいました。体力というのはココまで落ちてしまうのものなのかとショックを受けるほど。

それでも何とか山頂に到着すると美しい風景に感動。登った甲斐がありました。下山後は只見町の「湯ら里」に一泊。温泉に浸かり、美味しい食事とお酒、友人達とお喋り、のんびりと楽しく過ごしました。

二日目は「湯ら里」の施設横の森でオニヤンマを観察したり、農産物直売所で野菜を買ったり、檜枝岐まで移動して名物の裁ちそばを食べたり、歌舞伎の舞台に寄り道したりと盛り沢山。良い夏休みでした。

※画像撮影は主に以下の通り
SP-100EE , iPhone 13 mini @005HARRY
iPhone SE2 @123Romina
iPhone 12 mini @shinobuyama
iPhone XR @mimiaki