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Yamareco

記録ID: 5824347
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

8/11〜13【白馬岳(長野・2932m)】八方尾根から不帰キレットを経て白馬大池へ

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月13日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
13:36
距離
24.8km
登り
2,438m
下り
2,431m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:05
休憩
0:13
合計
2:18
距離 4.7km 登り 835m 下り 46m
12:03
17
12:20
12:22
6
12:28
7
12:35
7
12:42
17
12:59
13:00
23
13:23
13:31
13
13:44
13:46
35
2日目
山行
6:01
休憩
0:57
合計
6:58
距離 10.0km 登り 1,206m 下り 1,100m
4:27
4:34
32
6:17
43
7:00
26
7:26
7:34
18
7:52
8:00
21
8:21
8:22
24
8:46
9:01
58
9:59
10:05
59
11:04
7
3日目
山行
3:55
休憩
0:09
合計
4:04
距離 10.1km 登り 405m 下り 1,301m
5:47
16
6:03
6:04
21
6:25
6:26
31
6:57
29
7:26
7:27
25
7:52
7:53
22
8:15
32
8:47
8:48
3
8:51
8:52
36
9:28
9:31
1
9:32
4
9:36
ゴール地点
天候 3日間とも 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【行き】八方アルペンライン
JR白馬駅から路線バスで「白馬八方バスターミナル」(180円)
徒歩10分ほどで八方ゴンドラリフト「アダム」乗り場。(1900円)
アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトを乗り継いで八方池山荘へ。
白馬駅から八方池山荘まで65分程度

【帰り】栂池ロープウェイ
栂池ロープウェイ乗り場で現金購入(2000円)
栂池ゴンドラリフト「イブ」乗り場から徒歩2分ほどで「栂池高原」バス停。
栂池高原から白馬駅まで路線バス(570円・乗車券はバス停向かいの観光協会で購入)
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト
ロープウェイ乗り場で提出
(インターネットで県警に提出も可能)

●道の状況
八方池山荘〜唐松岳頂上山荘〜唐松岳
 特に危険箇所なし

唐松岳〜天狗の頭
 唐松岳から下り、Ⅲ峰は黒部側に巻くような道。Ⅱ峰南峰へは浮石多い登りとなる。北峰へはやはり黒部側にやや取り付くようなルート。
北峰からは白馬側に切れ落ちた崖にペンキマークがあり、足元に鎖が「あれ、行けるのかな?」という感じで伸びているが、三点支持ができれば。(個人的には剱岳の別山尾根に比べたらマシです。)鎖が3箇所あり、過ぎたらあとはランラン気分です。空中ハシゴを過ぎると鎖が連続し、登り返すとⅠ峰の頭。さらに下って最低のコル。ここから大下りを登る。(蓮華の大下りよりマシです)

天狗の頭〜白馬村営頂上宿舎〜白馬大池山荘
 白馬鑓ヶ岳、杓子岳の登り、杓子岳の下りが辛抱のしどころ。ガレガレが足に来ます。あとは稜線散歩。

白馬大池山荘〜栂池自然園駅
 岩場の連続。岩場に慣れていないと辛い。
その他周辺情報 ●登山後の温泉
 栂池高原には日帰り施設がありません
 白馬八方バスターミナルから徒歩圏内にあるそうです
松本駅
「あずさ1号」の対面乗り換え
こんなことってあるんですね〜
1
松本駅
「あずさ1号」の対面乗り換え
こんなことってあるんですね〜
白馬駅
ここから路線バスで八方バスターミナルへ
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白馬駅
ここから路線バスで八方バスターミナルへ
クワッドリフトを振り返る
クワッドリフトを振り返る
八方池
たくさんの人でした
八方池
たくさんの人でした
扇雪渓
ここで休憩
扇雪渓
ここで休憩
チングルマの実
北アルプスに来たと実感します
チングルマの実
北アルプスに来たと実感します
唐松岳頂上山荘に到着
唐松岳頂上山荘に到着
鐘越しに唐松岳
鐘越しに五龍岳
こちらは青空が広がっています
1
鐘越しに五龍岳
こちらは青空が広がっています
朝食はナシにして小屋をあとにします
1
朝食はナシにして小屋をあとにします
唐松岳山頂
不帰曲南峰
ここまではまだ大丈夫
2
不帰曲南峰
ここまではまだ大丈夫
不帰曲北峰
ここから先が…。天狗の大下りも近づいてきます
2
不帰曲北峰
ここから先が…。天狗の大下りも近づいてきます
北峰の先はこんな感じ
1
北峰の先はこんな感じ
空中ハシゴ
不帰ノ頭
あとは暑い中登りのいう難所
2
あとは暑い中登りのいう難所
コマクサがお出迎え
2
コマクサがお出迎え
天狗の頭
ここでヘルメットを脱ぎました
1
天狗の頭
ここでヘルメットを脱ぎました
眺めを見る余裕が出てきました
2
眺めを見る余裕が出てきました
天狗山荘
いつか泊まってみたい
1
天狗山荘
いつか泊まってみたい
白馬鑓ヶ岳
小屋が見えてきました
2
白馬鑓ヶ岳
小屋が見えてきました
劔を撮る劔人
本人の了解を得ています(笑)
3
劔を撮る劔人
本人の了解を得ています(笑)
杓子岳
ここからが辛かった
1
杓子岳
ここからが辛かった
ヘロヘロで丸山
向こうに白馬岳
1
ヘロヘロで丸山
向こうに白馬岳
着いた!
って、正確には宿泊受付は石段を上がる
1
着いた!
って、正確には宿泊受付は石段を上がる
コーラ♬
お掃除ロボットが遭難していました
2
お掃除ロボットが遭難していました
カレーライス
夕食、バイキング
ネギ塩豚カルビ、チキンが柔らかくてうまーでした。
あとの料理も美味かった。
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夕食、バイキング
ネギ塩豚カルビ、チキンが柔らかくてうまーでした。
あとの料理も美味かった。
2回目
山の上なの?!というくらいのクオリティですが、
盛り付けの悪さで伝えきれない
1
2回目
山の上なの?!というくらいのクオリティですが、
盛り付けの悪さで伝えきれない
なんとまあ幻想的な雲していました
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なんとまあ幻想的な雲していました
歩いてきたルート
杓子、その奥に白馬鑓
2
歩いてきたルート
杓子、その奥に白馬鑓
白馬山荘
凄いスケールです
基地みたい
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白馬山荘
凄いスケールです
基地みたい
夕日です
杓子岳が焼けてきました
2
杓子岳が焼けてきました
良い一日でした
朝ごはんもバイキング
1
朝ごはんもバイキング
こんな感じで。
いってらっしゃーいと杓子岳に見送られる
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いってらっしゃーいと杓子岳に見送られる
良い天気
雲海の上
小蓮華岳
三角点タッチ
白馬大池が見えてきました
何とも美しい
白馬大池が見えてきました
何とも美しい
チングルマの大群
1
チングルマの大群
この山荘もいつか泊まってみたい
1
この山荘もいつか泊まってみたい
白馬乗鞍岳
秋に来たいですね〜
1
秋に来たいですね〜
ご褒美1弾
雪どけサイダー
ご褒美1弾
雪どけサイダー
ご褒美2弾
さるなしソフト
1
ご褒美2弾
さるなしソフト
白馬村営頂上宿舎の昼弁当
なかなかでした♪
白馬駅で思い出とともに噛みしめました
白馬村営頂上宿舎の昼弁当
なかなかでした♪
白馬駅で思い出とともに噛みしめました

感想

 白馬八方から唐松岳に入り、三大キレットと呼ばれる「不帰の嶮」を経て白馬大池、栂池自然園へと辿ってきた。3日間とても天気が良く暑いくらいで、景色に助けられながら歩くことができた。

●1日目 唐松岳頂上山荘へ
 新宿から「あずさ」で白馬へ。一つの列車ながら松本でホーム対面乗り換えするという。「延長運転」だけど「直通運転」ならず。
 白馬駅からは、ザックを背負った人の後についていき、スムーズにアルペンライン乗り場まで行けた。それにしても暑い。ゴンドラリフトに乗ったが蒸し風呂。クワッドリフトが風を切って気持ち良かった。
 八方池山荘から歩き始め。多くの登山客でいっぱい。ハイシーズン、人気のルートなら仕方ないが、すれ違い待ちもしばしば。八方尾根を登るのは15、6年ぶりではないだろうか。若かりし頃、フラットな道のように駆け上がっていった記憶しかないが、現実をヒシヒシ感じながら、遅めのスタートを取り戻そうと、気ばかり焦る。雲がだんだん立ち込めてくる。それも、灰色のいやーな雲。ガスガスの中、突如小屋が目の前に、到着。
 小屋は満室だが完全予約で寝るスペースはある。コーラが品切れしたのが残念だった。常駐隊の方に明日のルートと天気を確認したところ、「午後夕立ちの予報。キレットはともかく、その先の杓子岳付近で落雷があると退避できない」と早出を勧められた。一昨年のこともあり、アドバイスに従い、朝食をキャンセルすることとした。消灯までの間、隣の人たちと食堂で、百名山のガイド本で山話。楽しい時を過ごした。

●2日目 不帰キレットを経て白馬村営頂上宿舎へ
 5時くらいに出るつもりだったが、ご来光目当てに4時前から周りが慌ただしくなりつられて起床。ヘッデンの歩きは疲れやすいので予想と思ったが、唐松岳までヘッデンの灯りが続いているので出ることにした。
 唐松岳からはいよいよ未踏区間。先行グループもいたのでそれほど不安なく。途中でご来光を拝みつつ歩いていく。不帰曲北峰から、鎖が始まった。緊張感を持って、三点支持を保ちながら、進んでいくうちに、大下りの取り付き。不帰の頭からは、ストックを出し、ヘルメットを仕舞いこんで通常モードに。早出したのがよかったのか、天狗山荘までは、思っていたよりも順調に歩いた。
 天狗山荘からは暑さで、ピークを超えるごとにだんだんとペースが落ちてきた。
 白馬鑓ヶ岳からは前日は見えなかった剱岳がどーんと見えた。腰を下ろして休憩していると、「剱人」のTシャツを来た人が剱岳を撮っている。本人の了解をもらってカメラに納めた。
 気分とは裏腹に、順調にペースが落ちていき、杓子岳の下りは、ガレガレ道でいっきに足に来た。その後はフラフラと、とにかく足を交互に動かしていただけのような感じで、昼前に白馬村営頂上宿舎へ。
 食堂でカレーライスを食べたあとは、衣類を乾かしたり、部屋でゴロゴロ。
 夕食はバイキング。どれも美味しい。同じテーブルに居合わせた人と絶賛しながらたらふく食べた。
 お腹が満たされたところで、夕焼けを見に散歩。「焼け杓子」を見て満足な一日だった。

●3日目 栂池高原へ下山
 朝食もバイキング。いや、凄い、大満足。しばらくして出発。白馬岳、小蓮華岳、素晴らしい景色。三国境からは雪倉岳、朝日岳への分岐があるがいつか行ってみたいなあ。
 小蓮華岳から白馬大池までは、大池が見えるがなかなか辿り着かない、長く感じた。
 白馬大池から栂池自然園までは岩場の連続。昨日の杓子岳を過ぎた状態ではとても歩けなかっただろう。昨晩、今朝と十二分に栄養補給と休息できたおかげで、割とサクサクと歩けた気がする。ただ、天狗原からは長く感じた。ロッジの建物が見えるとホッとした。
 着いた途端、雪解けサイダーとさるなしのソフトクリームを頬張る。生き返った。

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コメント

ロングハイク、お疲れ様でした!
お天気に恵まれ最高のコンデションでしたね。

晴天の唐松岳、いいな、いいな。
私が行った時は台風前の荒天だったので、晴れた日に八方尾根を歩きたいです。

不帰嶮は見るだけにしておきます😆

白馬岳は見たら行きたくなりますね!
来年は行けるかなぁ‥

2023/8/13 21:17
みっちさん

福島遠征、お疲れさまでした。

前回の唐松では、台風に追われるように歩いたので、
今回は景色に恵まれて、随分と助けられました。

ただ、天気に恵まれすぎて、日焼け止めが全部汗で流れてしまい、
季節外れのトナカイになっていますw
2023/8/14 11:02
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体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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