【鹿島槍ヶ岳】㊗️山の日 14年ぶりの鹿島槍（冷池テント泊）

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月12日(土)

• GPS: 15:21
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,398m
• 下り: 2,416m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:42
• 合計: 5:58

距離 9.1km 登り 1,521m 下り 472m

5:17 扇沢駐車場
5:29 5:31 柏原新道登山口
6:35 6:39 ケルン（柏原新道）
6:46 6:49 駅見岬
7:42 7:43 水平岬
8:08 富士見坂
8:38 9:02 種池山荘
9:44 9:45 爺ヶ岳南峰
10:01 10:02 爺ヶ岳中峰
10:18 爺ヶ岳北峰
10:40 10:42 冷乗越
10:55 10:59 冷池山荘
11:15 冷池山荘テント場

2日目

• 山行: 7:07
• 休憩: 2:07
• 合計: 9:14

距離 13.9km 登り 893m 下り 1,945m

5:21 冷池山荘テント場
6:04 6:08 布引山
6:49 7:35 鹿島槍ヶ岳
8:06 8:15 布引山
8:56 9:21 冷池山荘テント場
9:29 9:40 冷池山荘
9:56 9:57 冷乗越
10:28 爺ヶ岳北峰
10:46 爺ヶ岳中峰
11:00 11:10 爺ヶ岳南峰
11:42 11:58 種池山荘
12:17 12:20 富士見坂
12:40 水平岬
13:19 13:20 駅見岬
13:28 13:29 ケルン（柏原新道）
14:21 柏原新道登山口
14:35 扇沢駐車場

爺ヶ岳は山頂直下を通過しただけで、山頂に立ったのは下山時の南峰だけです。

天候

1日目　快晴
2日目　快晴のちガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢駐車場：10日夜で登山者無料駐車場は満車、有料駐車場も第3（24時間1000円）は満車、仕方ないので料金の高い第1・2（12時間1000円）に駐車。11日早朝には全ていっぱいでした。

コース状況／危険箇所等

柏原新道は歩きやすくて、危険個所はほぼないですが、沢のトラバース箇所は注意。
冷池テント場は主に週末の特定日は予約が必要。絶景のテント場ですが、小屋から上り7〜8分、下り5分ほど離れているので、トイレや買い出しは大変です。

その他周辺情報

日帰り温泉：心笑館こまどめの湯（500円）
下山後スイーツ：北アルプス牧場でソフトクリーム（激混みでした・20人くらい行列）

写真

8/11 5:18

山の日の祝日とお盆休みで、扇沢の駐車場は早朝から満車
前夜着でかろうじて有料駐車場に停められました

8/11 5:30

10分ほど下って、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳の登山口へ

8/11 5:45

柏原新道は段差も小さくて歩きやすい

8/11 6:33

樹々の間から扇沢
そして、先日登った針ノ木岳、蓮華岳

8/11 6:34

ケルン

8/11 7:03

稜線に建つ種池山荘が見えます
連休初日の晴天で、荷上げのヘリが何往復もしてました

8/11 7:40

石畳と呼ばれるところ
大小の石が敷かれた上を歩いていきます

8/11 8:35

樹林帯を抜けて青空が抜けてきたら種池山荘に到着

8/11 8:56

7月に断念した針ノ木岳からの周回ルートの山々

8/11 8:35

蓮華岳、針ノ木岳
針ノ木雪渓の雪はほとんどなくなっている

8/11 9:02

20分ほど休憩して鹿島槍ヶ岳方面に向かいます

8/11 9:03

チングルマの穂がいっぱい

8/11 9:07

爺ヶ岳を越えていきます

8/11 9:24

今回目指す鹿島槍ヶ岳が見えてきました
やっぱり格好良い山です

8/11 9:29

振り返って種池山荘と立山、剣岳

8/11 10:00

爺ヶ岳はパスして、巻道で冷池山荘を目指します

8/11 10:10

巻道といっても、ほとんど山頂近くまで登って下ります

8/11 10:39

冷池山荘が近づいてきました
一段上にテント場が見えますが、まだそんなにいっぱいでなさそう

8/11 10:43

冷乗越
冷池山荘まであと少し

8/11 11:51

冷池山荘で受付をして、テント場へ
良いところに立てられました

8/11 11:39

テントの目の前からは絶景

8/11 15:50

夕方になって、テント場が凄いことになってきました

8/11 16:18

テント場から5分くらい歩いたところから鹿島槍

8/11 17:36

テント場からの爺ヶ岳
三峰が良く分かります

8/11 18:23

間もなく日の入

8/11 18:42

みんなテントから出てきて見つめます

8/11 18:43

霧の切れ間から、剱岳の右の池平山に沈む夕日

8/12 3:04

夜中、目が覚めたので、簡単に星空撮影

8/12 5:13

2日目
低くかかった雲の上から日の出

8/12 5:16

立山、剣岳は少しだけモルゲン

8/12 5:16

剱岳をズーム

8/12 5:26

鹿島槍ヶ岳山頂に向けて出発

8/12 5:29

朝露に濡れたチングルマの穂

8/12 5:39

クルマユリ

8/12 5:46

布引山への登り

8/12 6:06

布引山山頂

8/12 6:07

目の前に鹿島槍が迫る

8/12 6:34

細かい石がガラガラの登りですが歩きやすい

8/12 7:10

14年ぶりに鹿島槍ヶ岳山頂を踏みました

8/12 6:54

黒部峡谷を挟んで剣岳、立山連峰

8/12 6:54

針ノ木周回コースと奥には薬師岳、水晶岳、野口五郎岳など

8/12 7:06

鹿島槍ヶ岳北峰と奥には頚城山塊

8/12 7:09

歩いてきた爺ヶ岳からの道のりと蓮華岳、遠くには槍穂

8/12 7:09

槍ヶ岳、穂高岳アップ

8/12 7:14

直下の八峰キレットから五竜岳と白馬岳遠望

8/12 7:19

山頂のケルンがありました

8/12 7:36

あまりの景色の良さに予定より長く山頂で過ごしましたが、テントの撤収、下山があるので後ろ髪ひかれながら下ります

8/12 7:52

アキノキリンソウとトリカブト

8/12 7:58

赤いイワベンケイ？

8/12 8:01

トウヤクリンドウ
この花を見ると夏も終盤

8/12 8:02

チシマギキョウ

8/12 8:06

鹿島槍を振り返る

8/12 8:43

終盤でしたがハクサンフウロも

8/12 8:46

小さな池塘と爺ヶ岳

8/12 8:50

トラバース道には花がいっぱい

8/12 8:51

みなさん立ち止まって花を撮影

8/12 8:57

テント場まで戻ってきました
だいぶ数が減っています
テントを撤収して下山します

8/12 9:24

冷池山荘って、なかなか際どいところに建っています
帰りも爺ヶ岳の登り返しが待っています

8/12 9:33

水やら飲み物やらトイレでお世話になりました

8/12 9:56

帰りの登り返しは精神的にキツイです

8/12 10:02

冷池山荘と鹿島槍ヶ岳を振り返る
鹿島槍はガスに覆われてきました

8/12 10:02

剱岳、立山を常に眺めながらの縦走路

8/12 10:12

登り返しももう少し

8/12 11:01

せっかくなので南峰だけ山頂に立ち寄ります

8/12 11:10

今日は雲が湧いてくるのが早い

8/12 11:35

バイバイ鹿島槍ヶ岳（雲に隠れちゃったけど…）

8/12 11:40

オレンジ色の屋根が目印の種池山荘に戻ってきました

8/12 11:59

あとは扇沢までひたすら下ります

8/12 12:19

ガレ場を注意して通過

8/12 13:17

扇沢駅が見えてきたけど、だいぶ遠い

8/12 13:30

稜線はすっかりガスに覆われてしまいました
良いタイミングで下りてきたなあ

8/12 14:21

無事に下山

今日のご褒美スイーツは北アルプス牧場のソフトクリーム

撮影機器：

E-M1MarkIII OLYMPUS CORPORATION

感想

ken_poplar

毎年どこの山に登ろうか迷う山の日。まだ捻挫の具合も完全ではないし、北八ヶ岳あたりで軽くキャンプがてらの山歩きを考えていましたが、天気予報では北アルプス北部の天気が良さそう。ダメもとで前日に冷池山荘のホームページを見てみると冷池テント場が空きありになっているではないか。柏原新道なら良く整備されているし、大丈夫だろうということで即決。
実は鹿島槍ヶ岳は登山を始めて間もないころ登った山で、北アルプスの百名山で一番最初に登った思い出の山。調べてみたら14年も前でした。あの時は2泊3日の余裕の行程でしたが、なかなかしんどかった。登ったことがあるのにヤマレコでは未踏になっていたし、また再訪したいと思っていました。
2日間とも良い天気に恵まれて、北アルプスらしい雄大な山岳景色を堪能することが出来ました。冷池のテント場は風も雷も心配なさそうなら景色は最高です。立山、剣岳がドーンと聳え、鹿島槍ヶ岳も5分ほど進んだところから目の前に迫るように大きく望めます。ただし、小屋からかなりの登りを10分近く歩くので、トイレや売店に行くのは大変。夜中暗い中歩くのは、なかなか厳しいです。
双耳峰の鹿島槍、北峰に行くか迷いましたが、時間的にもタイトでしたし、吊し尾根がかなり高度感あって怖そうだったので（笑）止めておきました。その分南峰で十分すぎるほど景色を堪能しました。行くとしたら八峰キレットに挑戦するときかな。
それにしてもさすが山の日。テント場も山頂も登山者が沢山。山好きなら山で過ごしたい日ですものね。どこの山もいっぱいだったんだろうな。