山頂まで2時間待ち！槍ヶ岳はやっぱり人気の山だった。

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月13日(日)

• GPS: 24:43
• 距離: 40.5km
• 登り: 1,856m
• 下り: 1,841m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:54
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:59

14:01 上高地バスターミナル
14:07 14:07 河童橋公衆トイレ
14:21 14:21 小梨平
15:08 15:13 明神館
15:18 15:18 徳本口
16:02 徳沢ロッヂ

2日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 3:27
• 合計: 13:25

16:02 徳沢ロッヂ
4:11 4:11 徳沢公衆トイレ
4:26 4:27 新村橋
5:14 5:26 横尾
6:10 6:10 槍見河原
6:23 6:30 一ノ俣
6:41 6:41 二ノ俣
7:21 7:26 槍沢ロッヂ
8:03 8:16 ババ平
9:03 9:03 槍沢大曲り
9:54 10:12 槍沢・天狗原分岐
11:40 11:58 坊主岩屋下
12:05 12:06 播隆窟
13:39 14:31 槍ヶ岳山荘
15:50 17:12 槍ヶ岳
17:37 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 9:07
• 休憩: 0:21
• 合計: 9:28

17:37 槍ヶ岳山荘
6:08 6:08 播隆窟
6:23 6:23 坊主岩屋下
7:25 7:26 槍沢・天狗原分岐
8:03 8:14 槍沢大曲り
8:48 8:49 ババ平
9:28 9:29 槍沢ロッヂ
9:59 9:59 二ノ俣
10:21 10:21 一ノ俣
10:30 10:31 槍見河原
11:10 11:18 横尾
12:00 12:01 新村橋
12:13 12:13 徳澤園
12:20 12:21 徳沢ロッヂ
12:51 12:51 徳本口
12:58 12:59 明神館
13:27 13:27 小梨平
14:30 14:31 河童橋
14:34 14:35 河童橋公衆トイレ
14:40 14:40 上高地バスターミナル
14:41 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

Yamakaraツアーバス。

コース状況／危険箇所等

上高地→槍ヶ岳山頂小屋までは危険個所特になし。
槍の穂先は岩場と鎖場が連続する上、渋滞しているのでそれなりのスピードで単独（=他者の補助なし）で通過できるレベル以上が望ましい。

その他周辺情報

小梨平キャンプ場…日帰り入浴８００円。温泉ではないが、シャンプー・コンディショナー有。ドライヤーも使える。

15時以降であれば、徳沢園や徳沢ロッヂにも日帰り入浴あり。

写真

8/11 14:07

上高地に来た。
相変わらず、すごい人だ。

8/11 16:02

前泊は徳沢ロッヂ。

8/11 16:07

2段ベッド式。
それぞれに個人用の充電器&ライトありの充実っぷり。

8/11 16:15

晩御飯前に徳沢園へ。

8/11 16:19

新商品のコーラフロート。
容器までオシャレですやん。

8/11 17:23

お楽しみのご飯。
ビーフシチューのお肉がトロトロ柔らかい！

8/11 18:28

ラウンジは文明開化の香り。

8/11 18:41

ガイドさんにおすすめされた胡桃と蕎麦のパウンドケーキ。
甘いものは別腹だよね。

8/11 19:08

盆休み初日からテントがたくさん。
明日に備えて就寝。

8/12 3:29

おはようございます。
朝弁当はちまき。それだけでもボリューミーなのに、お茶やSOYJOYまでついてきて驚き。

8/12 4:17

暗い内から出発。
まさかのヘッドランプつかないアクシデント。

なんてこった。

8/12 4:58

5時前だけどもう明るい。
結局、ライトは30分も使わず。

8/12 5:01

ホタルブクロ系？
意外とお花はたくさん。

8/12 5:16

モルゲンロート始まった。

8/12 5:26

ここまで一緒だった奥穂組とはこの橋でお別れ。
また会おう！

8/12 5:27

キツリフネ。
花言葉 「私に触らないで」「安楽」「期待」「心を休める」「じれったい」。

8/12 5:44

食べれるけど食べれない苺。
（国定公園だから）

8/12 5:53

ミゾソバかな。
花言葉は「風変わり」「純情」。

8/12 5:57

たぶん野菊か。

8/12 5:57

トリカブト。一番多く咲いてたかも。

8/12 5:59

水場はかなり豊富。

8/12 6:12

槍が見えるスポット。
こっからしばらくはご無沙汰。

8/12 6:25

橋を渡る。帰り道にここまでくれば
横尾まであと少し。

8/12 6:25

一ノ俣。

8/12 6:36

ひたすら川沿いの気持ち良い道を歩いていく。

8/12 6:37

ホタルブクロ。

8/12 6:46

ツバメオモト。
由来はツバメの頭に似ているから。

8/12 6:56

カワラナデシコかな…。

8/12 7:32

槍見。でも見えてるのは槍じゃないっていうオチ。

8/12 7:37

ギボウシ。

8/12 7:39

ガレだ道は崩れやすいとの事で、サッと通過。

8/12 7:40

名前忘れてしまった…。
小さい花で花のなかの米粒みたいな花弁が特徴らしい。
ママコナというらしい！ママ＝まんま、つまり米だそうで。

8/12 8:00

クロツリバナも紅く。

8/12 8:37

平坦な道ばかりなので槍に近づいてる気がしない。

8/12 8:40

おなじみオトギリソウ。

8/12 9:01

槍沢大曲り。
水俣乗越行くと東釜尾根ルートらしい。

8/12 9:06

ここらへんからフウロがチラホラ。
ちょっとは標高があがったのだろうか。

8/12 9:12

やっと登り道が見えてきた。
槍はまだまだ見えぬ。

8/12 9:52

名前がそのまんま過ぎる。

8/12 9:52

トラノオちゃんたち。

8/12 9:59

大して標高上がってないのに絶景。

8/12 10:04

道中すれ違いはそこそこ。

8/12 10:58

年代物のサンキスト。
ゴミなんだけどなんか貫禄あるわ。

8/12 11:01

シモツケちゃんのアイドル感。

8/12 11:02

ヤグルマソウ。

8/12 11:02

ヒイラギソウ？ミソガワソウ？

8/12 11:03

右手の稜線沿いによ〜く見ると人がいる！

8/12 11:05

山行に来ていた小学生によると、
ここのお水が一番美味いらしい！

残念ながら飲む事は叶わず…。

8/12 11:23

目線を上げると荷揚げのヘリが5回。
いつの間にか槍も姿を見せていた。

8/12 11:28

ひたすらここのガレ場を登る。
槍の穂先が見えてるので、意外と皆のモチベーションは高い♪

8/12 11:32

近づいて来たのがわかるよ♪

8/12 11:36

とりあえず、少しでも楽になるよう潰しておくか。

8/12 11:39

チングルマが風に揺られ。

8/12 11:46

後ろを見ると常念岳！
今まで行ったお山の中でもトップクラスに好き。

8/12 11:48

イワツメクサと言われたけど、ツマトリソウかと思ってた。
花言葉は「初恋」「奥ゆかしさ」。

8/12 11:49

イワギキョウ。花言葉は「感謝」「誠実な恋」「美点の持ち主」。

8/12 11:53

よく見ると矢印や丸のペイントがたくさん！
整備してくださってる方々に拍手。

8/12 11:53

なんつー美しさ。
ただの道なのに。

8/12 12:04

雪渓が左手に現る。
道上にはないので一安心。

8/12 12:04

播隆窟(ばんりゅうくつ)。
山小屋なども無かった時代に山を開いたばんりゅうさんが、ここで過ごしてたらしい。

8/12 12:04

見晴らしの良いホーム。
中は涼しく快適。

8/12 12:31

殺生ヒュッテ。
殺生石は特に関係ないと思われ。

8/12 12:38

こちらもかなりテントが。
皆、遠路はるばるやってきたんだなぁ。

8/12 12:42

ヤリ→

8/12 12:55

ここまでくれば山頂まで後一息！
すれ違う人達にはまだまだ言われるけど（笑）

8/12 13:29

ウサギギク。今が真っ盛り。花言葉は「愛嬌」。

8/12 13:32

ガスってきたので足が速くなる。
既に渋滞列が見えてるー！

8/12 13:46

いつかは縦走♪

8/12 13:48

もっさもさですやん。

8/12 13:50

山頂直下の槍ヶ岳山荘に着！
荷物をデポして穂先へ急ぐ。

8/12 13:50

めっちゃガスってる〜（笑）
しかし登るチャンスは今日しかないのだ。

8/12 13:51

眼科に殺生ヒュッテ。
あんなに遠くなってしまった。

8/12 13:55

槍ヶ岳山荘のテント場。
道が埋め尽くされてて凄い。本日は満席。

8/12 13:56

ちっさいタカネシオガマ。

8/12 14:39

さ〜て、順番待ちの最後尾に加わる。
どんくらいで登れるのやら…。

8/12 14:53

フッとガスが晴れて、山荘の全貌が。
こんな広いんか！！

400人許容との事で納得。

8/12 14:57

トウヤクリンドウ。絶滅危惧種らしい。
花言葉は「勝利」「正義」「寂しい愛情」「悲しんでいるあなたを愛する」。

8/12 15:01

噂の小槍。
あの上で踊るとか正気じゃないわ（笑）。

8/12 15:03

意外と岩場にも咲いている。
シコタンソウ。

8/12 15:04

本当に寝そうな程、列が進まぬ…。
花が唯一の癒し。ウラジロキンバイ。

8/12 15:15

小槍の奥に稜線が！
硫黄乗越と言うそうだ。

8/12 15:36

やっと順番来た。
短めの1st梯子。

8/12 15:36

上から見ると凄そうに見えるけど難易度自体は高くない。ただし、人が多いのでウッカリ距離詰めてしまうので注意。

8/12 15:48

梯子2nd。
金具に指入れて千切れる事故多発。

指は金具に入れないように！

8/12 16:11

眠気と戦いながら梯子を登る。
山頂まで、あとちょっと！

8/12 16:19

山頂！ここまで約2h。
人がいなければ恐らく20分くらい。

人どんだけ〜。

8/12 16:23

残念ながら辺りは真っ白。

8/12 16:23

まぁ、仕方ないな…。
皆頑張ったんだけどね…うん…。

8/12 16:24

…と！メッチャ晴れてきたわー！
山荘付近ド一望！

8/12 16:24

硫黄乗越方面も！

8/12 16:24

8/12 16:24

なんか、神降臨したわ…。

8/12 16:27

すっかり大満足したので降りまーす♪

8/12 17:24

この時間でも列はまだまだ続いていた。
ちなみに下りも混雑で1hほど掛かった。

8/12 17:24

これがやり切った奴らの顔だぜ。

8/12 17:46

山荘に戻り、フロアチェック。
夕飯まであと10分でギリギリセーフ。

8/12 17:54

本日は中華。
お山で杏仁豆腐食べれると思わんかった。

8/12 18:13

お部屋は北穂。

8/12 18:13

子どもの頃は上段が良かったけど、今となっては面倒くさい。

8/12 18:22

パティシエ特製ケーキ！
プリンとショートケーキは残念ながら完売。

8/12 18:22

次回は狙う！

8/12 18:25

槍クッキーは全部顔が違う。
誕生日の方がいたので、一番イケメンをセレクトしてプレゼント。

8/12 18:53

ぼやけてるけど夕焼け色。

8/12 18:55

慌ててジャンプ取りに行く。
ブレブレやんけ！

8/12 18:59

ほんのりマジックアワーと槍。

8/12 20:34

20時を過ぎると夜空に。

8/12 20:35

星が綺麗すぎてずっと見れる。

8/12 21:33

穂先に人らしき灯り。
今夜はお休みなさい。

8/13 3:50

おはようございます。
水平線の灯りと夜空が同居する時間。

8/13 4:02

お弁当はやっぱりチマキ！
中華推しなんだろうか？

8/13 4:09

最後の暗闇を楽しむ。

8/13 4:45

ここからは朝の世界だ。

8/13 4:48

御来光待ちの人々。

8/13 4:48

圧巻。

8/13 4:57

唯一見たミヤマオダミキ。

8/13 5:05

来た…！

8/13 5:06

赤く照らされながら見惚れる一同。

8/13 5:07

槍から覗く来光。

8/13 5:14

太陽に乗る男。

8/13 5:45

振り返って最後の穂先。
こっからはピストンを一気に下る。

8/13 6:05

清々しい朝に。

8/13 6:45

これはミソガワソウっぽい。

8/13 6:52

日に映えるトリカブト。
ちなみに無毒の種類もあるらしい。

8/13 7:05

猿がこんな標高にまで！

喜んだものの、雷鳥のヒナが食われたり、生態系への影響もあるのだとか。

8/13 7:59

美しき稜線よ、さようなら。

8/13 9:00

一気にくだりきり、巨岩のある分岐へ。
昔はここでテント張って雨を凌いでいたらしい。

緊急避難場所。

8/13 9:00

ヨブスマソウ？？

8/13 10:06

立派なキノコ。恐らく毒？
と思ったら、タマゴタケモドキでバター炒めがおいしいらしい。

8/13 10:10

橋の下で川遊び。
冷たい水が気持ち良い！

8/13 14:48

上高地におかえり。
今回の工程で横尾からバスターミナル間が一番キツかった（笑）。

信州サーモン丼をいただく。

8/13 15:45

相変わらず人混みスゴイ。
思ったよりも槍が楽で良かった。

ちなみに風邪？を移され、帰宅後39℃に発熱し。5日間寝込んだのは、また別の話。

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

じゃり子

今夏のメイン山行の一つ槍ヶ岳。

心配していたが、結論からいうと、上高地からのルートは楽である。コースタイム長い(とはいっても10時間程度)ので歩き続ける体力と気力は必要だが、穂先に行くまでは特殊なスキルは不要だった。

穂先自体も鎖場、梯子は連続するものの、高難度でないので三点支持の原則を守りつつ、一定のスピードで通過できれば問題ない。

むしろ順番待ちで寝落ちない、間隔を詰めすぎない2点を特に注意した方が良い。

やはり人気の山だけあって、眺望は素晴らしかったし、道中の花も意外と残っていて楽しかった。

まだそれほどの力量は無いが、別のルートからの楽しみも期待させてくれる山だった。

コメント

旅人ダレン

まさか槍ヶ岳に行っていたとは🙌
恐れ入りました🙇‍♂️
自分も先月燕岳まで行って、槍ヶ岳目にして来た所です🤩
いつか登ろうと思っていたら、チャレンジャーがこんな近くに🙌
登頂おめでとうございます🎉
山頂渋滞２時間はヤバい😆笑

じゃり子

Darren1226さん
なによりも槍の穂先の激込み具合に驚かされました。
そのため山頂で景色が望めるかはかなり運次第な感じで、逆にそれは楽しかったかもしれません(笑)

まみち

じゃり子さん、槍ヶ岳登頂おめでとうございます♪
風邪は治りましたか？
上高地から登ったのであれば次は表銀座、燕岳からの縦走をお勧めします。
天気が良ければずっと絶景を眺めながら歩くことができるので、飽きが無いです。

じゃり子

まみちさん
熱はすっかり下がったのですが、なんとなくダルさが残ってる感じです。
表銀座ルート良いですね！燕岳も登ったことが無いのでぜひチャレンジしてみたいです！

那須の岩太郎

次々に日本百名山登頂ですね。
岩太郎、槍ヶ岳も未踏。
頂上2時間待ちですか💦
行く時は、平日の早朝狙いにします。

ジャンプ決まってる・・・
ブレてるのが、余計にかっこいい！

じゃり子

那須の岩太郎さん
やっぱり平日ですね！別の方から聞いた情報だと3hかかったこともあるようで…。
槍ヶ岳良かったのですが、上高地ルートからだと岩さんには物足りなさすぎるかと…(笑)