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Yamareco

記録ID: 5844908
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳キレット【舟山十字路-西岳-権現岳-赤岳-阿弥陀岳-舟山十字路】

2023年08月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
09:49
距離
21.1km
登り
2,208m
下り
2,204m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:08
休憩
1:39
合計
9:47
4:23
5
4:40
4:42
16
4:58
5:18
78
6:36
6:45
28
7:13
9
7:22
21
7:43
16
7:59
9
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8:13
4
8:17
8:20
0
8:20
8:24
1
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8:26
14
8:40
8:49
19
9:08
9:10
16
9:26
9:52
41
10:53
10:54
3
10:57
2
10:59
11:01
5
11:06
11:08
5
11:13
5
11:18
3
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11:22
7
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11:32
10
11:42
8
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20
12:10
12:17
2
12:23
42
13:05
25
13:30
8
14:08
2
14:10
ゴール地点
天候 晴れ のち 曇り(ガス) のち 雷雨(どしゃぶり)
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
舟山十字路登山口の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
舟山十字路から西岳登山口までは迷いやすいです。
その他周辺情報 もみの湯(650円、サウナ高温・冷たい)
暗いうちから歩き出して、東の空が明るんできました。
西岳が見えました。今日最初のピークです。
2023年08月19日 04:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 4:33
暗いうちから歩き出して、東の空が明るんできました。
西岳が見えました。今日最初のピークです。
こちらは権現岳です。
2023年08月19日 04:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 4:53
こちらは権現岳です。
朝焼けです。
ということは、今日の天気は・・・。
2023年08月19日 05:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 5:00
朝焼けです。
ということは、今日の天気は・・・。
千枚岩の近くです。
ある意味、登山口はここです。
2023年08月19日 05:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 5:08
千枚岩の近くです。
ある意味、登山口はここです。
千枚岩です。
信玄が隠れたのか?
2023年08月19日 05:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 5:11
千枚岩です。
信玄が隠れたのか?
しばらくはなだらかな登りです。
富士見高原からの編笠山もこんな感じでしたね。
2023年08月19日 05:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 5:21
しばらくはなだらかな登りです。
富士見高原からの編笠山もこんな感じでしたね。
標高が2,000メートルを越えました。
勾配がきつくなってきました。
2023年08月19日 05:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 5:54
標高が2,000メートルを越えました。
勾配がきつくなってきました。
ここはさすがにきつい!
2023年08月19日 06:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 6:12
ここはさすがにきつい!
本日最初のピーク、西岳に到着しました。
2023年08月19日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/19 6:37
本日最初のピーク、西岳に到着しました。
この時間にしては雲が多いですが、いい天気です。
権現岳と編笠山です。
2023年08月19日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 6:37
この時間にしては雲が多いですが、いい天気です。
権現岳と編笠山です。
編笠山の脇からは富士山も見えています。
2023年08月19日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 6:37
編笠山の脇からは富士山も見えています。
富士山のアップです。
2023年08月19日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 6:37
富士山のアップです。
南アルプス北部の山々です。
2023年08月19日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 6:37
南アルプス北部の山々です。
中央アルプスも全貌が見えています。
2023年08月19日 06:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 6:38
中央アルプスも全貌が見えています。
乙女ノ水(金命水)です。
とても冷たくておいしいです。いっぱい汲んでいきます。
2023年08月19日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 7:14
乙女ノ水(金命水)です。
とても冷たくておいしいです。いっぱい汲んでいきます。
青年小屋に到着しました。
拙速を尊ぶではないですが、今回は、この好天があるあいだに先を急ぎます。
2023年08月19日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/19 7:22
青年小屋に到着しました。
拙速を尊ぶではないですが、今回は、この好天があるあいだに先を急ぎます。
だいぶ上がってきました。
2023年08月19日 07:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 7:41
だいぶ上がってきました。
雲が上がってきました。
2023年08月19日 07:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 7:41
雲が上がってきました。
北アルプスの穂高連峰、槍ヶ岳も見えているのですが、いつまでももつか、この天気。
2023年08月19日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/19 7:42
北アルプスの穂高連峰、槍ヶ岳も見えているのですが、いつまでももつか、この天気。
西エボシと権現岳です。
こちらも雲が増えてきました。
2023年08月19日 07:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 7:43
西エボシと権現岳です。
こちらも雲が増えてきました。
阿弥陀岳と、遠方に蓼科山です。
2023年08月19日 07:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 7:43
阿弥陀岳と、遠方に蓼科山です。
エボシのガレ場を登っていきます。
2023年08月19日 07:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 7:50
エボシのガレ場を登っていきます。
南アルプスにも雲が出始めました。農鳥岳が見えなくなってきました。
2023年08月19日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 7:51
南アルプスにも雲が出始めました。農鳥岳が見えなくなってきました。
西ギボシを越えて、東ギボシと権現岳です。
権現小屋が見えました。
2023年08月19日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 8:00
西ギボシを越えて、東ギボシと権現岳です。
権現小屋が見えました。
東ギボシに到着しました。
赤岳の姿はもう雲の中にあって見えません。
間に合いませんでしたね、残念。
2023年08月19日 08:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/19 8:08
東ギボシに到着しました。
赤岳の姿はもう雲の中にあって見えません。
間に合いませんでしたね、残念。
編笠山と西岳です。その向こうの雲もだいぶ高度が上がってきています。
予報より天気が早く崩れ始めているようです。
2023年08月19日 08:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 8:09
編笠山と西岳です。その向こうの雲もだいぶ高度が上がってきています。
予報より天気が早く崩れ始めているようです。
権現小屋を通過します。
もう営業はしないのですかね。
2023年08月19日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 8:17
権現小屋を通過します。
もう営業はしないのですかね。
権現岳の頂上です。
もっと人がいるかと思いましたが、誰もいません。
2023年08月19日 08:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 8:22
権現岳の頂上です。
もっと人がいるかと思いましたが、誰もいません。
ガスがどんどん上がってきています。
先を急いで、キレットに向かいます。
2023年08月19日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 8:23
ガスがどんどん上がってきています。
先を急いで、キレットに向かいます。
キレットに下りるハシゴです。
2023年08月19日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/19 8:28
キレットに下りるハシゴです。
このハシゴ、いつも思うのが、どこまで信じていいのやら。
結構、揺れるんですよね。
2023年08月19日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 8:29
このハシゴ、いつも思うのが、どこまで信じていいのやら。
結構、揺れるんですよね。
下りきりました。
ハシゴの上の方が揺れて、怖かったです。
2023年08月19日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/19 8:31
下りきりました。
ハシゴの上の方が揺れて、怖かったです。
旭岳に到着です。
マイナーですが、いいピークだと思います。
2023年08月19日 08:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 8:41
旭岳に到着です。
マイナーですが、いいピークだと思います。
ガスがどんどん湧いて、阿弥陀岳も見えなくなりました。
2023年08月19日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 8:49
ガスがどんどん湧いて、阿弥陀岳も見えなくなりました。
旭岳から下ってきました。
振り返って仰ぎ見ます。
2023年08月19日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 9:03
旭岳から下ってきました。
振り返って仰ぎ見ます。
ツルネ南峰です。
2023年08月19日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 9:04
ツルネ南峰です。
どんどん雲が湧いてきます。
2023年08月19日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 9:04
どんどん雲が湧いてきます。
出合小屋からのルートの合流点です。
このルートは、果たして歩けるのでしょうか。
2023年08月19日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 9:09
出合小屋からのルートの合流点です。
このルートは、果たして歩けるのでしょうか。
なんと、コマクサが咲いています!
2023年08月19日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
8/19 9:10
なんと、コマクサが咲いています!
ツルネ北峰のケルンと阿弥陀岳です。
2023年08月19日 09:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 9:14
ツルネ北峰のケルンと阿弥陀岳です。
赤岳の頂上部分がガスのあいまから見えます。
2023年08月19日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 9:20
赤岳の頂上部分がガスのあいまから見えます。
キレット小屋に到着しました。こちらも休業中です。
昼食をとりつつ休憩し、赤岳への登りに備えます。
2023年08月19日 09:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 9:26
キレット小屋に到着しました。こちらも休業中です。
昼食をとりつつ休憩し、赤岳への登りに備えます。
赤岳に向けて出発です。
2023年08月19日 09:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 9:51
赤岳に向けて出発です。
キレット小屋の脇にもコマクサが。
2023年08月19日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/19 9:52
キレット小屋の脇にもコマクサが。
赤岳への登りのガレ場に差し掛かります。
2023年08月19日 10:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 10:13
赤岳への登りのガレ場に差し掛かります。
いくつもの岩峰を越えて行くのですが、ガスの中だと幻想的です。
2023年08月19日 10:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 10:17
いくつもの岩峰を越えて行くのですが、ガスの中だと幻想的です。
ハシゴも越えていきます。
2023年08月19日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 10:31
ハシゴも越えていきます。
完全にガスの中です。
2023年08月19日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 10:39
完全にガスの中です。
あら、こんなところにもコマクサが。
2023年08月19日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 10:48
あら、こんなところにもコマクサが。
真教寺尾根分岐の手前まで来ました。
だいぶバテてきました、あとちょっとです。
2023年08月19日 10:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 10:52
真教寺尾根分岐の手前まで来ました。
だいぶバテてきました、あとちょっとです。
ついに赤岳の頂上をとらえました。
2023年08月19日 10:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 10:56
ついに赤岳の頂上をとらえました。
竜頭峰分岐を通過。
頂上はもうすぐそこです。
2023年08月19日 10:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 10:59
竜頭峰分岐を通過。
頂上はもうすぐそこです。
赤岳頂上に到着しました。
人はいますが、まばらです。
2023年08月19日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
8/19 11:05
赤岳頂上に到着しました。
人はいますが、まばらです。
すぐそこの南峰も見えにくいほどのガスです。
2023年08月19日 11:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 11:03
すぐそこの南峰も見えにくいほどのガスです。
南峰に移動しました。
ちょうどガスが強くなり、北峰さえも見えません。
2023年08月19日 11:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 11:08
南峰に移動しました。
ちょうどガスが強くなり、北峰さえも見えません。
当然、横岳に向けての稜線も見えません。
硫黄岳まで歩いてみようかな、なんて野心的なことを朝方は考えていましたが、予定通り阿弥陀岳経由で下山します。
2023年08月19日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 11:09
当然、横岳に向けての稜線も見えません。
硫黄岳まで歩いてみようかな、なんて野心的なことを朝方は考えていましたが、予定通り阿弥陀岳経由で下山します。
岩場を慎重に下っていきます。
2023年08月19日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 11:21
岩場を慎重に下っていきます。
文三郎尾根分岐に人がたくさんいますね。
今回の山行で、一番多くの人を見た瞬間です。
2023年08月19日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 11:27
文三郎尾根分岐に人がたくさんいますね。
今回の山行で、一番多くの人を見た瞬間です。
こんなところにもコマクサが。
硫黄岳や根石岳あたりのイメージが強かったのですが、このあたりにも結構あるんですね。
2023年08月19日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/19 11:27
こんなところにもコマクサが。
硫黄岳や根石岳あたりのイメージが強かったのですが、このあたりにも結構あるんですね。
振り返って、赤岳を仰ぎ見ます。
2023年08月19日 11:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 11:28
振り返って、赤岳を仰ぎ見ます。
中岳がガスから現れました。
阿弥陀岳は相変わらずガスの中です。
2023年08月19日 11:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/19 11:30
中岳がガスから現れました。
阿弥陀岳は相変わらずガスの中です。
中岳を通過します。
2023年08月19日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 11:43
中岳を通過します。
本日、最後の登りに取り付きます。
2023年08月19日 11:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 11:51
本日、最後の登りに取り付きます。
急登が続きます。
2023年08月19日 11:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 11:56
急登が続きます。
阿弥陀岳頂上に到着しました。展望はありません。
あとは下るだけなので、山行の余韻に浸りながらコーヒーでも、と思い、準備を始めたら、遠くで雷鳴が!!!
2023年08月19日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
8/19 12:17
阿弥陀岳頂上に到着しました。展望はありません。
あとは下るだけなので、山行の余韻に浸りながらコーヒーでも、と思い、準備を始めたら、遠くで雷鳴が!!!
雷鳴を聞いて、コーヒー休憩を取りやめて、急いで下山にかかります。
2023年08月19日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 12:17
雷鳴を聞いて、コーヒー休憩を取りやめて、急いで下山にかかります。
摩利支天です。
2023年08月19日 12:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/19 12:21
摩利支天です。
だいぶ下ってきましたが、雨がぽつぽつと落ちてきましたので、先を急ぎます。
このあと、雷雨となりどしゃ降りとなり、写真撮影は控えました(笑)。
2023年08月19日 12:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/19 12:22
だいぶ下ってきましたが、雨がぽつぽつと落ちてきましたので、先を急ぎます。
このあと、雷雨となりどしゃ降りとなり、写真撮影は控えました(笑)。

装備

個人装備
MS CROW GTX(SALEWA)

感想

八ヶ岳の山域で、通常ルートをすべて歩くことを密かな目標としていて、ヤマレコの全ルート表示を見ながらルートを計画しています。
今回は、舟山十字路という登山口には似つかわしくない名称の登山道から、点線ルートで迂回して西岳に登頂し、キレットを経由して、御小屋尾根を下山するルートを計画しました。

舟山十字路の駐車場のキャパが約10台というので、前夜に到着し、車中泊をして、4時過ぎに出発しました。
始めは林道歩きでしたが、広河原のあたりは林道が不明瞭になり、渡渉も2度ほどあり、マイナールートをヘッドライトの灯りで進む心細さから、GPSに頼らざるを得ませんでした。

千枚岩からは通常の登山道を登ることになり、ルートへの心配はありませんでしたが、途中から勾配がきつくなり、西岳も火山であることを思い知らされます。
急登に喘ぎ登っていくと、樹林帯がさっと開けて、西岳の頂上に飛び出します。
東から南方面に開け、権現岳や編笠山のほか、富士山、南アルプス、中央アルプスを見渡せる展望台です。

編笠山をピストンしようとも思っていたのですが、天候の心配もあったので、青年小屋からは権現岳を目指して、ノロシ場、ギボシを通過し、権現岳頂上に到着しました。
そのころには、東斜面から雲が湧いてきて、赤岳を望むことは叶わず、権現岳もときたまガスの中にはいる始末でした。

権現岳からキレットの入り口は、有名なハシゴとなっており、それを慎重に下り、キレットに入ります。
まずは旭岳に登り返し、旭岳の頂上でパンをかじりながら、同じソロの方と談笑を楽しみ、キレットに下りて行きます。
ツルネを越えて、樹林帯の中に入るとすぐにキレット小屋に到着です。
休業中のキレット小屋の前で昼食をとり、赤岳への登り返しのための英気を養います。

赤岳への登り返しは、ガレ場の連続と、ガスの中に見える岩峰を越えるとまた岩峰が見えるという精神的なダメージにやられ、休み休みの登攀でした(笑)。
ただ、ガスの中にたたずむ岩峰群は幻想的で、これはこれで楽しい登山になりました。

赤岳の頂上に到着しましたが、やはり展望は望めず、しばらく滞在したのち、阿弥陀岳を目指しました。朝方は、場合によっては、赤岳から横岳、硫黄岳と縦走し、美濃戸から舟山十字路に戻ろうか、なんて野心的なことも考えていましたが、このガスと疲労とで、予定通り、阿弥陀岳から下山することにしました。

赤岳から岩場を下り、中岳を越えて阿弥陀岳まで到着し、今回の山行の達成感に浸りながら、阿弥陀岳頂上で勝利の祝杯をコーヒーでいただこうと準備を始めたときに、本日初めての雷鳴が遠くから聞こえてきました。
この雷鳴で、コーヒーはやめ、急いで下山することにしました。(この判断が功を奏します。)

阿弥陀岳頂上西側の摩利支天を越えるころになると雷鳴がしっかりと聞こえるようになり、早く樹林帯まで高度をさげないと危険だと感じるようになりました。
摩利支天の先も少々ガレた斜面をできるだけ急いで下って行きました。
雨も降りだし、途中でレインウェアの上だけ着て、ザックカバーを装着して、本降りになる前には樹林帯に入ろうと、どんどん高度を下げていきました。

雷鳴が近くでなるようになるころには、なんとか樹林帯の中に入ることができ、頭上で響く雷鳴に怯えながらも、なんとか無事に下山することができました。
登山道は川のようになり、当然、登山靴の中まで水がしっかりと浸みこみ、油断してレインウェアを着なかったズボンはビショビショでした。
ただ、ちょうどよいクールダウンにもなり、身体はとても軽く感じ、ルートもしっかりしていたので、かなり早く舟山十字路まで戻ることができました。

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