伊藤新道〜赤木沢×2遡行


- GPS
- 28:30
- 距離
- 83.5km
- 登り
- 4,921m
- 下り
- 4,908m
コースタイム
- 山行
- 13:39
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 14:04
- 山行
- 13:32
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 14:09
天候 | ☀️→⛅️の夏天気 2日目の昼頃、鷲羽の登りで強めの雨 2日目ラスト、高瀬ダムから下りで小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
# 伊藤新道は水流少なく暗闇でもなんとかなった # 黒部川源頭は水冷たく長時間足入れていると痛い&ヌメヌメ # 竹村新道は真砂から湯俣岳まで刈払い未。雨降ったため薮濡れていて下半身水没。薮はトゲトゲしていないので半パンでも問題なかった。湯俣岳より下は刈払い済みで快適 |
その他周辺情報 | ♨️薬師の湯@夜間料金で600円 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
毎年同じ沢しか遡行していないく、レパートリーも片手ほど。今年は新規ルート行きたい。真夏なので定番赤木沢を新穂高から行こうと考えていた。
タクさんナオトさんの伊藤新道絡めた素敵なレコに感化されて、自分も行ってみたくなる。昨冬は雪少なかった影響か水量少なくチャンスらしい。沢のコースタイムが読めないので、小屋泊ドーピングで荷物軽量化。とりあえず0時発、伊藤新道の調子によっては柔軟にルートを調整しよう。
ちょうど0時ごろ七倉山荘着くと1名出発して行った、どのルートだろう。駐車場は既に満車に近い盛況。満点星空の下スタート、まずはトンネルアスファルトロード。ジョグって先行者を追いかけるがなかなか姿が見えない、高瀬ダム着いて先行者に追いついた。もしかして伊藤新道?と聞いたみたが、ブナ立尾根から水晶ピストン日帰りとのこと、流石にこの時間にスタートする人はスゲー人です。お別れして一人旅、トンネル内はライト付いている箇所多く助かる。余裕を持つため平坦地は積極的にジョグ。暗闇遡行が心配だが行くしかない。湯俣温泉の明かりをとらえ、晴嵐荘の様子見して行こうかと思ったが、橋無くジップラインがかかるだけ。ロープ乗ってみるとめちゃ揺れる…なんか違う😅立ち寄り断念して先を急ぐ。
少し進むと伊藤新道入口に神社あり、その前で沢装備に換装して沢床へ。水量少ないらしいが、それでも結構な量。渡渉地点を見誤ると身体が持っていかれそうになる。暗闇で噴湯丘見逃す、あちらこちらで温泉沸いている。ガンダム岩着いても真っ暗、慎重に上から越える。水線上はなかなか進めないので、両サイドのゴーロを繋いで登るので上下運動が激しい。脳が揺れ暗闇酔いしたようで気持ち悪い。だいぶ進んで渓が落ち着いてきた頃夜明け。少し進むと高巻き道となり遡行は終了。高巻き道はしっかり整備されているのでルートは問題無し。2023茶屋建設予定と地図にあったが、形跡はまだ無し。伊藤新道で下山してくる方とすれ違い、登山系Youtubeで見たことある人で少しお話し、今日は湯俣で伊藤新道開通のイベントあるそう。だから、湯俣に立派なテントやタープ、スノーピークの焚き火台とかあったんだ、ガチなキャンパーが気合いで持ち込んだのかと思った^^;三俣山荘は新宿並の混雑とのこと😅伊藤新道ですれ違ったのは計3名。稜線近づくとトラバース道となり、もうじき登山道合流、8時前で良いペース。
三俣山荘スルーして黒部源流へ。源流碑から黒部川下降開始、湯俣川はヌメリゼロだったが黒部川はヌメヌメ。ヌメヌメ避けて岸の岩を飛び石で進む。滝の無い穏やかな黒部川源流部、景色変わらず退屈系。日差しあり暑いので水被りクールダウン。赤木沢出会着いてようやく滝登り開始、フリーでサクサク登って大滝、明瞭な巻道からサクッと滝上へ。赤木平方面の支流に登り詰めると赤木平の草原。ハイジーの自撮りを楽しんだら、薬師左俣の源頭部を詰めて北ノ俣岳、今日最初のピーク。快適登山道を駆けて太郎平。早く着いて暇でやること無し。17時から夕食で18時には就寝した。
2日目
前日寝ずのナイトハイクだっだので10時間ぐっすり寝て元気回復。沢で日差しが欲しいのでゆっくり小屋朝食食べてから優雅なスタート。午後から雷予報が心配ではある。薬師左俣行くつもりが気がつくと薬師沢小屋💦昨日に引き続き赤木沢へ、こちらの方が少し黒部五郎側に詰められるので良いでしょう。今日は人がたくさん、昨日来たばかりなのでサクサク進む。中盤にさしかかり30人くらいは抜かしたところで先頭。大滝も難なく巻いて後は中俣へ忠実に詰める。稜線出るとすでに☁️多め、ラン装備に換装して黒部五郎。破線の稜線ルート嫌ってカールから黒部五郎小屋。三俣蓮華は巻きで山荘へ、巻道は若干悪い。テント場で水2リットル補給して、三俣山荘でお楽しみのカレー🍛ご飯大盛りで満腹。鷲羽は巻かないスタイル、山頂付近は雲がかかり、槍方面は灰色雲。少し登ると雷鳥の親子。その後雲の中入るとしっかり目に雨降りだす、風無いので傘さし歩行。傘差しでもCT0.5くらいで鷲羽山頂、ここで13時だと日没前下山は絶望的…。鷲羽岳より北側は青空も見えたりだが、先はわからないので急ぐ。水晶小屋着いて電波入り雨具レーダーチェック、笠ヶ岳から焼岳の辺りは赤マークだが、裏銀座北部は天気持ちそう。岩岩のアップダウンこなして真砂岳分岐、ヘロヘロで長めの休憩を入れる。胃の不快感あったのでガスター10飲んだら回復。竹村新道は刈払い無く、先ほどの雨で草濡れて下半身水没、靴がペタペタして不快。薮は尖っていないので素足のままでもダメージ無し。南真砂から少し下ると森、時折り小沼や泥濘があったりするので要注意。薮い道を登り返して湯俣岳。山頂に草刈機デポ…ということは、それより下は刈払い済みで快適登山道。テンポよく下りて途中湯俣泊の2人組を追い越しずんずん下る。川音がかなり近づくと展望開けた箇所があり、遠くに噴湯丘。本流と少しズレたとこなのかぁ、今日は寄り道出来ないのでまた今度。立派な建物晴嵐荘、水はまだあるのでそのまま進み最後の核心湯俣川を渡る。渡渉しても良いかも…と思っていたが水量見てやめ。ジップラインに取り付き、説明をよく読んで対岸へ。わかると簡単だが、暗闇初見だとこれはムズイ。核心終わって腰下ろしてひと休み。ジョグって高瀬ダム、タクシー相乗りできたらしたかったが運行終了。ゴロゴロ鳴り出し小雨降り出すが、九十九折り下れば8割方トンネル歩きなので助かる。最後の長いトンネルは霧が充満して視界1-2m、また酔いそう。ゲート越えれば七倉山荘、自販機の光に吸い寄せられコーラでカンパイ!今日は完全燃焼。
車戻るとさらに雷鳴近い、手早く片付けて薬師の湯へ。七倉からの最初のトンネル抜けると土砂降りで間一髪。しっかり睡眠とったので眠気無く自宅へ車を走らせた。
今年湯俣川行かれるかもと勝手ながら予感してました😄が、、
ん?まさかの午前中に赤木沢
ペース凄すぎてついて行けません(笑
ヌメっててもラバー靴で飛ばせるのってコツですかね。
伊藤新道の核心部を暗闇のうちに通過してしまい、ダイナミックな景観を堪能できなかったので再訪必要です😅下りで使っても良さげなので時期を見て明るい時間に行ってみようと思います。
滑る前提で体重乗せすぎずに、トレランの重心移動と似たような意識で歩いてなんとかなりましたw這うような体勢で手を使ったりとか、荷物が重いとこんなにうまくは行かないと思いました。
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