行ってきました雪の丹沢kankotoルート【塩水橋から丹沢山⇒蛭ヶ岳⇒檜洞丸⇒同角ノ頭⇒ユーシン⇒塔ノ岳⇒寿岳周回(バリ有)】


- GPS
- 11:28
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 3,510m
- 下り
- 3,493m
コースタイム
- 山行
- 10:35
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 11:29
3:30 家
↓ (予定 0:50 車運転 )
4:20 〜 4:30 塩水橋 (休憩 0:10 )
↓ (予定 0:25 )
4:55 天王寺橋
↓ (予定 1:00 )
5:55 モチゴヤノ頭
↓ (予定 0:40 )
6:35 天王寺分岐
↓ (予定 0:30 )
7:05 〜 7:15 丹沢山 (休憩 0:10 )
↓ (予定 0:30 )
7:45 樺沢ノ頭
↓ (予定 0:30 )
8:15 〜 8:25 蛭ヶ岳 (休憩 0:10 )
↓ (予定 0:45 )
9:10 臼ヶ岳
↓ (予定 0:30 )
9:40 金山谷乗越
↓ (予定 0:35 )
10:15 〜 10:25 檜洞丸 (休憩 0:10 )
↓ (予定 0:55 )
11:20 同角ノ頭
↓ (予定 0:20 )
11:40 石小屋ノ頭
↓ (予定 0:20 )
12:00 大石山
↓ (予定 0:30 )
12:30 〜 12:40 ユーシン (休憩 0:10 )
↓ (予定 0:55 )
13:35 尊仏ノ土平
↓ (予定 1:15 )
14:50 〜 15:00 塔ノ岳 (休憩 0:10 )
↓ (予定 0:30 )
15:30 寿岳
↓ (予定 0:40 )
16:10 キュウハ沢
↓ (予定 0:20 )
16:30 天王寺橋
↓ (予定 0:20 )
16:50 塩水橋
予定行動合計 12:20 (歩行 11:30 0:50 )
天候 | 朝は快晴、7時ころから山頂付近に雲が湧き、山頂部は霧、少し下がると曇りか晴れ。お昼から雲が増え、塔ノ岳山頂付近は小雪。本谷川林道に降りると曇り。 天気予報では風もなく穏やかに晴れる、とのことでしたが大ウソで、 朝の8時ころから山頂稜線は強風&ガスでとても寒い。 13時過ぎからは小雪もちらつく。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
kankotoさんの先月のレコ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-573231.html fumihiko_onoさんの直前レコ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-584324.html を参考にさせていただきました。 【雪の状況等】一昨日(2/5)に積もった新雪が予想外に多く、その状況は以下の通りでした。 ★塩水橋⇒天王寺橋;道路に最大10cm程度あり、1~2台の車が通ったワダチができていました。 ★天王寺橋⇒天王寺峠;トレース無くプチラッセルでスタート。道は特に迷うような所なし、ガレ場があるとの情報でしたが、特に問題無。 ★天王寺峠⇒堂平分岐;登るにつれて雪が増える。10cm⇒15cm、トレース無でプチラッセル。雪は軽く、それほど苦にならないが、新雪の下に先週のトレースがあり、これが凍っているため、途中からチェーンスパイクを装着。 ★⇒丹沢山;最大20cmだが、堂平から登ってきた前日のトレース1名分あり、少し登るとこの方が下ってきて、すれ違った。 ★⇒蛭ヶ岳;丹から蛭までは主脈縦走路でトレースばっちり。踏み跡は凍っている。鬼ヶ岳の下りは雪が付いていて岩が結構埋まっていて、合えって下りやすかった(あくまで個人的に)。丹沢山でもう1名と合う。さらに鬼ヶ岩の下りで単独女性とすれ違う。蛭ヶ岳は貸切。 ★⇒檜洞丸;トレース無でずっとラッセル。木の階段も半分うまっている。最大30cm程度。檜洞の登りの下半分は日当たりが良いためか土が出ている所もあり。 檜洞山頂は数組と合う。 ★⇒ツツジ新道分岐;トレースしっかり。人には合わず。 ★⇒ユーシン;北側斜面は10〜15cm、南斜面は土が出ているところあり。 同角〜大石山まで、痩せ尾根が続き、転滑落注意で気が抜けない。人には合わず。 ★⇒尊仏ノ土平;道路歩き。日影部は積雪あり。熊木沢出合まではりppな道路で車のワダチもあり。その後は細く手崩れた林道。小石の上に雪が積もっている。最大10cm。途中からチェーンスパイクを外した。人には合わず。 ★⇒塔ノ岳;最初は雪無。次第に増えて、標高1000m付近からは最大25cm程度。須この日下ったトレース2人分あり、ラッセルにならず助かった。新雪の下もほとんど凍って無く、アイゼン無で登れた。人には合わず。 ★⇒日高;トレースばっちり。数組と合う。 ★⇒キュウハ沢;最大25cm。一人分のトレースあり。途中か2人になる。赤テープあり、夏道はジグザグについていて、トレースも夏道通りだったが、尾根沿いに一直線に下った。人には合わず。 ★⇒塩水橋;気温が0度以上あり、雪が溶けているところあり。ワダチ部分はシャーベット状。人には合わず。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
サブザック
アイゼン
昼ご飯
非常食
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
カメラ
|
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感想
天気予報で穏やかに晴れるとのことだったので、かねてから行きたかったkankotoさんのの定番ルートに行くことにしました。(タイトルも勝手にkankotoルートとさせていただきました。kankotoさんよろしく。先月のkankotoさんのレコは
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-573231.html
全く雪の状況が違ってます。)
このルートは塔〜丹沢〜蛭〜檜洞〜中ノ沢乗越以外は歩いたことがなく、半分以上が初めてとなります。また、ユーシン側の谷へ下りるのは昨年2回に続き3回目となりますが、昨年は2回とも丹沢のベテランutaroさんといっしょだったので、単独で降りるのは初めてでした。登りには歩いたことがない天王寺尾根を選びました。
前々日に都心でも雪が降って、それなりの積雪が見込まれましたが、前日の塔ノ岳のレコではあまり積っていなさそうでしたので、予定通り決行しました。
この日は夜に予定があったため、遅くとも17時には下山したかったので、いつものカシミール3Dのルートのグラフ表示(断面図作成)で所要時間を出し、雪を考慮して多めの時間設定にして計画を作成して見ると、20時ころの下山となってしまいました。これではだめなので、出発時刻を4:30に繰り上げ、できるだけ飛ばしていくことにして所要時間を夏道タイムにすることでなんとか16:50下山の計画ができました。そんなに早く歩けるかどうかわからないので、臼ヶ岳で予定時刻を過ぎていたら、臼ヶ岳南稜を下ってユーシンへ近道することにしました。
雪は予想外に多く、天王寺尾根にはトレースもなく、途中からラッセルになりました。しかし雪は比較的軽く、大きな負荷にはならなかったので、夏道タイムで飛ばしていきました。
蛭ヶ岳までは予定よりもほぼぴったり5分速いペース、蛭の山頂で展望がなかったので素通りしたことで、臼ヶ岳では15分のアドバンテージとなり、天王寺峠からここまでの歩行速度はなんと完璧に計画と一致。このままのペースで行けば、十分計画通りに17時下山が可能と判断し、予定通り檜洞へと向かいました。
蛭からは新雪にトレースがなく、登りはラッセルで時間がかかりましたが、バージンスノーを堪能しつつ、下りで滑り降りるようにして時間短縮することで、計画通りの時間で歩くことができました。
同角山稜は痩せ尾根でトレースもなくスリリングでしたが、危険個所の多くは鎖があり、下りを飛ばすことで予定よりも30分近く早くユーシンへ到着しました。
ずっと雪道で足を前に出すのに筋力を使い、太ももの後側の筋肉が攣りそうになしましたが、ユーシンから尊仏の土平への林道をアイゼン(チェーンスパイク)を外して少しゆっくり目に歩くことで、調子を取り戻しました。
尊仏の土平で腹ごしらえして最後で最大の登り返しで塔へと登りましたが、下ってきた2人の足跡があり、これを辿ることで完全なラッセルにならず、新雪の下も凍っていなかったのでアイゼンなしで済んだので、ペースを保って抑え気味に登ることで途中休憩することなく塔ノ岳へは予定より20分早く到着しました。
天気が予想より早く悪化して、この登りの途中から小雪がちらつきましたが、時間的に余裕があったので、精神的にも余裕でした。塔からは立派なトレースを滑り下って登り返しアッと言う間に日高、そしてそこからのバリルートも滑るようにして本谷川林道のキュウハ沢出合へと下りつきました。寿岳(三角沢の頭)から標高差600mを20分でしたので、時速1800mの下りで、雪の下に倒木や枯れ枝があったので、シリセードはしませんでしたが、富士山をシリセードで下った時よりも早いスピードでした。
雪のkankotoルート、とても堪能できました。次は無雪期にいってみたいと思います。
ところで、ユーシン以降、外してザックの後ろにくくりつけていたチェーンスパイクを片方落としてしまいました。(モンベルの赤いゴムのMサイズ)。もし見つけた方がいらっしゃいましたらご連絡お願いします。
shigetoshiさん、こんばんは。
雪の丹沢、お疲れさまです。
雪の中のロング、寒そうですが、靴や靴下は何をはいているのですか?
トレランシューズだと濡れて長時間はつらいと思いました。
でも冬用の登山靴だとまた重そうです。
kurosukeさん、こんばんは。
今回は、夏にはいているミドルカットのゴアテックスの登山靴
で行きました。
奥秩父縦走の時にはいていたものです。
この靴でこれだけ長時間雪の中を歩いたのは初めてでしたが、
少ししみた程度で、歩いているときに濡れた感じはありませでした。
靴下は少し古いウール100%の中厚手のものです。
濡れた感じがしなかったのは、ウールだったからだと思います。
(ゴアのロングスパッツはしていました)
ただ、この靴だと、靴底が固くないので、
キックステップができず、爪の短いチェーンスパイクでは、
新雪の下が凍っている急斜面ではグリップが効かず、
滑りやすかったです。
また、防寒性はないので、足が冷たく感じました。
やっぱり、雪道ではゴアテックスは必須ですね
shigetoshiさん、こんばんは
私もこのルートは勝手にkankotoルートと思い込んでおります
今年こそ行くぞと思っていましたが、この時期行かれるとはさすがshigetoshiさん。
ラッセルあり、バリありで、夜に予定がありがらも予定通り歩ける脚力、
素晴らしいです。
塩水橋から登るとご来光も見えるとは、ますます行きたい感が募りました。
丹沢で一番魅力的なのは丹沢山〜檜洞丸だと思いますので、
このルートだと存分に楽しめますね。
同角山稜も是非行ってみたいと思います。
hirokさん、こんばんは。
kankotoルート、一度は行きたいと憧れますよね。
実際、とても素晴らしいルートでした
でもkankotoさん行く時のようにいい天気ではなくて、
特に蛭では展望がまったく無くてとっても残念でした
そんな中で、晴れているうちに丹沢山へ登り、御来光も見れたて
朝早く行った甲斐がありました
hirokさんもそのうちぜひ
shigetoshiさん
丹沢周回お疲れ様でした。
私も大好きなルートでロングを歩きたい時の定番コース。
タイトルにも入れて頂いて・・・
表尾根より雪も多く北斜面は吹き溜まっている所も多いので
登り返しもハードな中での周回、流石です。
大崩ノタツマの日の出、この時期は大山の横から。
これを見ると気持ちスタートが切れます
1月は中々歩けませんでしたので今月は周りたいと思ってます
kankotoさん、こんばんは。
なかなか手応えがあって骨のあるいい周回ルートでした
天気が予想外だったのが玉にきずでしたが
その代わり少しですが丹沢名物?の霧氷も見ることができました
あの御来光を見たガレ場は「大崩ノタツマ」というのですね。
丹沢についてはまだまだ初心者なので、細かい地名はまだよくわかりません。
同角山稜のあのスリリングな橋があるのが「ザンザ洞キレット」でしょうか。
予定通り登れて「大崩ノタツマ」からご来光が見れて頑張った甲斐がありました
今日もまた雪が積もったでしょうから、さらに深くなっていると思います。
今月のkankotoさんのレコを楽しみにしております
shigetoshiさん、こんばんは。
積雪期にこのルートをこの時間で歩けるのですね
ところで自分もミドルカットのゴアテックスの登山靴を買いました。これで登山靴を二足持って行かずに済みそうです。このレコの雪でもそんなに濡れないなら良さげです。
Futaroさん、こんばんは。
そうなんですよ。どうもいつも曇りがちで、相変わらず
私の場合は場所と日程を決めて計画していくので、
youtaroさんのように天気を見て場所と日程を決めることは少ないので
天気悪くてもいくことになります。
でも今回は完全に付いてないですね。高尾山薬王院の大吉はあまり
効き目がないようです
ミドルのゴアシューズ、冬用ではないので寒いです。
靴下は暖かいものをはいてください。
それから、ゴアの靴、たまに外れで浸水するものもあります。
(私の経験では、5足に1足くらいかな)
どこかで一度雨の日に試した方がいいかもしれません。
ちゃんとしていれば、まず水は入ってきませんが、数時間で入るようなら
不良品です。その場合はメーカーかゴアテックス社に送ればが交換してくれます。
shigetoshiさん、こんばんは。
このルート、私も必ず歩きたいと思いながら、なかなか実行出来ず。。。
雪がない時に歩こうと思います。ヘタレなので
この時期に歩けるのは、限られた人だけと思います
薬王院の大吉の話がたびたび出てきますが、ご利益ないのかな
それにしても、いつも思いますが、翌日の天気予報くらいはもう少し
精度が上がらないかなあと思いますよね。
最初から微妙と思って行く場合は良いですが、晴れを疑わずに
行ってダメだと精神的なダメージが大きいです。(大げさですが。。。)
この時期の靴選びは迷いますよね。
ここのところ、重い靴は年に1,2回しかはかなくなってしまいました。
youtaroさん、こんばんは。
youtaroさんの子持山も丹沢以上に結構な雪山だったですね。
十分雪の時期にも行けますよ
3月になったら、18時過ぎまで明るいので、ゆっくり歩くこともできますね。
でも最近youtaroさんもどんどん加速してますが
薬王院、凶もそれほど当たりませんでしたから、大吉もしかりですね
天気予報、あれだけはっきりといい天気と言っていたのに、大外れ
でしたね。その前の雪も、降るぞ降るぞと脅しておきながら、
見事に外しましたが
最近はコンピューター頼りの予報になって、外すことが多くなったのでしょうか。
いつも思うのですが、外してもすみませんの一言もなく、
天気予報ってとても無責任ですよね
靴は今回の選択、正解だったと思ってます。
思い冬靴だとこれだけの速さでは回れませんし、トレランシューズでは
寒過ぎ&足首から濡れたと思いますので。
まあ、狙い通りで、特に迷いませんでしたが
shigetoshiさん、こんばんわ
このコース面白そうですね。丹沢未経験で圏央道が繋がってから行こうと思っていましたが未だに行けず。。。私も雪が無い時期に試してみたなぁと思います。でもバリがあるようなのでまずは一般道から望みたいですね
天気予報は確かにまだ当たらない事が多いですよね。多額の税金をスパコンに投資していますが
以前、数値計算(パソコンを使った計算)をかじったことがあるのですが、勉強すればするほど結果が当たらなくても仕方がないなぁと思うようになりました。おそらく今後も天気予報は大よその目安にしかならないと思いますよ。
ミドルカットのゴアで歩かれていたのですね。shigetoshiさんの経験だと浸水の確立は1/5なのですしか
aottyさん、こんばんは。
丹沢まだでしたか
バリなしで周回だと、私が参考にしたfumihikoさんのレコのコースがいいですよ。
天気予報を数値計算ですか
自然が相手なので、思い通りにはならないですよね
まあ、大雨にでもならない限り良しとしますよ
私の経験、といっても、そんなに何十足もゴアの靴を買ったわけではないので、
せいぜい過去に10足位使った中で、2足が不良品で新品の時から浸水した、
という程度です
私は外れは不運だったとおもっており、基本的にはゴアの靴は信頼しており、
ゴア以外の靴を山へ履いていくことは、滅多にありません。
しげとしさん
こんばんは。(^-^)/
この時期にこんなロングを日帰りで。
しかもバリあり。(@_@;)
更にこのスピード。
スゴいです!
もう、自由自在なんですね。
ひとつだけ共通点が…(笑)
雪の細尾根ってワクワクしますよね。(^^;;
あの。。。大吉については、
お山以外の日常に利いてるんだと
おもいますよ!きっと!
sionさん、こんにちは。
雪の細尾根のワクワク感が伝わりましたか
ノートレースだと最高ですね。トレースがあると半減でしょうか
スピード、今回のようにアップダウンがきついコースでは
登りはさすがに夏道の2〜3割減ですが、
下りは滑り落ちれるので、逆に2〜3割アップ、
トータルでとんとんでした
平坦が多いとむしろ時間がかかると思います
本日、仕事の上で大きな変換点があり、
もしかしたらこれっておみくじの中で神様のお告げがあった
ことなのかもしれないと、期待しています
ところでsionさんの日記拝見しました。
クコの実がムクドリの大好物だったとは知りませんでした。
クコの実は、会社の食堂に月に一回くらい、乾物屋が
干物や、ナッツやドライフルーツを売りにくくのですが、
その中にクコの実もあり、何度か買ったことがあります。
甘酸っぱくておいしくてすぐに食べつくしてました。
胃の不快感は特になかったと思います。
sionさんは食べられなくて残念ですが
その代り鳥さんたちとの出会いがあってよかったですね
(日記がコメントを受け付けてなかったのでここにコメントしました)
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