【王ヶ頭】美ヶ原高原お泊り散策

2023年08月22日(火) ~ 2023年08月23日(水)

• GPS: 06:33
• 距離: 16.2km
• 登り: 366m
• 下り: 368m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:25

距離 13.1km 登り 366m 下り 374m

8:34 スタート地点
8:50 8:56 牛伏山
9:07 9:08 山本小屋ふる里館
9:17 山本小屋
9:25 9:27 美しの塔
9:35 塩くれ場
10:06 10:07 王ヶ頭ホテル
10:09 10:12 美ヶ原
10:31 10:44 王ヶ鼻
11:03 11:18 王ヶ頭ホテル
11:21 美ヶ原
11:23 11:26 王ヶ頭ホテル
13:07 13:12 烏帽子岩
13:33 13:34 百曲り園地
13:40 13:41 塩くれ場トイレ
13:53 美しの塔
13:59 14:00 山本小屋
14:22 14:23 山本小屋ふる里館
14:30 牛伏山
14:39 美ヶ原高原美術館
14:59 山本小屋

2日目

• 山行: 0:41
• 休憩: 0:12
• 合計: 0:53

距離 3.1km 登り 1m 下り 15m

6:30 山本小屋
6:38 美しの塔
6:46 6:47 塩くれ場
6:52 6:58 茶臼山分岐点
7:01 塩くれ場トイレ
7:03 塩くれ場
7:11 7:16 美しの塔
7:22 山本小屋
7:23 ゴール地点

○初日のゴールの道の駅美ヶ原高原駐車場から、
　コース中の宿泊地の山本小屋まではクルマ移動のため距離に含めず。
○二日目の朝のGPSデータ少々ズレあり。

天候

晴れ~霧~曇り~霧~晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○道の駅美ヶ原高原　800台（無料）24h利用可能　トイレ有
○山本小屋ふる里館前　60台（無料）
○自然保護センター　150台（無料）
○美ヶ原高原ホテル山本小屋（宿泊者のみ利用可）

コース状況／危険箇所等

○美ヶ原高原美術館わきの木道が少々傷んでいるので踏み抜き注意！
○コース全体的には特に危険個所はありません。

その他周辺情報

◎ランチ：王ケ頭ホテルカフェ　https://www.ougatou.jp/cuisine/cafe/
◎宿泊：美ヶ原高原ホテル山本小屋　https://utsukushigahara.com/hotel/
◎駐車：道の駅美ヶ原高原　http://m-utsukushigahara.jp/
◎美ヶ原高原美術館　https://www.utsukushi-oam.jp/

写真

8/22 8:16

道の駅美ヶ原高原に到着

8/22 8:33

ここからスタート

8/22 8:34

【ゴマナ】

8/22 8:36

【ヤマハハコ】

8/22 8:36

【ハクサンフウロ】

8/22 8:38

美術館わきの木道を進む

8/22 8:40

【ウメバチソウ】

撮影: ptkd

8/22 8:42

草原の中の木道

8/22 8:42

青空

8/22 8:44

【ミヤマアキノキリンソウ】

8/22 8:45

【マツムシソウ】

8/22 8:48

【ノアザミ】

8/22 8:50

山頂付近のケルン

8/22 8:51

櫻庭留三郎翁のレリーフ碑

8/22 8:52

山頂付近のケルン

8/22 8:53

牛伏山(標高1990m）山頂

8/22 8:53

王ヶ頭ホテルと電波塔

8/22 8:55

牧場の中の山本小屋、今宵のお宿

8/22 9:01

【オオイタドリ】

【ノアザミ】撮影: ptkd

8/22 9:07

8/22 9:16

牧場内コース途中にある山本小屋

8/22 9:19

餌のニンジンをおねだりする人懐こいポニー

8/22 9:22

霧が降りて来て牛伏せ状態

8/22 9:24

美しの塔からの王ヶ頭ホテル

8/22 9:34

塩くれ場の畜魂碑

8/22 9:36

牧柵沿いの砂利道をサクサク進む

8/22 9:41

【ツリガネニンジン】

8/22 9:42

【ムラサキツメクサ】

8/22 9:48

8/22 9:48

牧柵に留まるトンボ

8/22 9:49

王ヶ頭ホテル

8/22 10:01

王ヶ頭山頂近くの電波塔

8/22 10:07

【ヤナギラン】

8/22 10:08

【トリカブト】

8/22 10:11

美ヶ原高原台地先端の王ヶ鼻方面

8/22 10:10

王ヶ頭（標高2,034m）山頂

8/22 10:21

【ヤマホタルブクロ】

8/22 10:29

【マルバダケブキ】

8/22 10:31

【マルバダケブキ】群生

8/22 10:35

王ヶ鼻（標高2,008m）山頂

8/22 10:36

石仏

8/22 10:37

分厚い雲で眺望無し！

8/22 10:45

【ナデシコ】

8/22 10:47

【ウツボグサ】

8/22 11:47

王ヶ頭ホテルカフェ　ランチパスタ　@\900

8/22 12:02

王ヶ頭ホテルカフェ　ケーキセット　@\850

8/22 12:31

【マツムシソウ】

8/22 12:31

【キバナオダマキ】

8/22 12:34

【ヤマハハコ】

8/22 12:39

8/22 12:54

【リンドウ】

8/22 12:56

【ハクサンフウロ】

8/22 13:03

【キリンソウ】

8/22 13:04

【ツリガネニンジン】

8/22 13:07

8/22 13:09

烏帽子岩

8/22 13:13

【マルバダケブキ】

8/22 13:13

8/22 13:32

8/22 13:34

【ニガナ】

8/22 13:34

茶臼山への分岐点

8/22 13:35

秋の気配

8/22 13:41

塩くれ場のトイレ

8/22 13:49

8/22 13:52

一瞬、一面に霧が降りて曇り模様に

8/22 14:41

美ヶ原高原美術館エントランス、本日のゴール

8/22 18:02

山本小屋の夕餉、牛すき焼き膳

8/22 18:04

牛すき焼き

8/23 4:59

翌朝の日の出前

8/23 5:00

絶妙なグラデーション

8/23 5:00

朝靄の山小屋

8/23 5:03

朝焼け燃ゆる

8/23 5:15

美しい日の光と雲海

8/23 5:15

朝焼けの草原

8/23 5:16

朝焼けの蓼科山

8/23 5:18

朝陽

8/23 5:22

幻想的なひと時

8/23 6:37

牛と蓼科山

撮影: ptkd

8/23 6:40

晴天の美しの塔

8/23 6:41

雲海の蓼科山

8/23 6:50

遠方に槍ヶ岳も

8/23 6:50

8/23 6:57

諏訪湖

撮影: ptkd

8/23 7:07

【ノアザミ】

8/23 7:14

美しの塔と雲海の蓼科山

撮影: ptkd

8/23 7:15

青空とハクサンフウロの群生

8/23 7:32

山本小屋の朝食、搾りたてのミルク飲み放題

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 13 Pro Apple

装備

MYアイテム

baseman

重量：0.15kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 レジャーシート ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

baseman

美ヶ原高原散策、7年ぶりの再訪です。
連日の猛暑続きで一日中冷房びたり、
体温コントロールも不調、スッカリ体力減衰気味。
そこで急きょ、避暑を兼ねて高原のお山歩を計画。
前回は霧ヶ峰にテン泊しての山行でしたが、
今回は家族も同行のため、前日に「山本小屋」の空室を確認して予約。

早朝に出発する時はゲリラ豪雨に合い、
ワイパーも効かない中を不安気に中央高速を進む。
勝沼を過ぎた辺りで雨はあがり、諏訪ICから霧ヶ峰へ向かう頃には晴れ、
8時過ぎに美ヶ原高原に到着した時点では白雲は多めだが青空になり、
高原の涼風が心地よい爽やかな朝である。

身支度を整え、8時30分に美術館わきの木道より出発。
牛伏山から360度の眺望は夏の白雲が多い青空だが、
眼下には本日の宿の山本小屋が牧場の牛たち囲まれて建ち、
遠くの王ヶ頭のホテルやアンテナ群もクッキリ見える。

陽射しは強いが涼風に背中を押され、
牧場内の砂利道をサクサクと音を立てて快適に歩く。
晴れ間の中、時々霧が降りてくるがヒンヤリして気持ちが良い。

ハクサンフウロ、マツムシソウ、ノアザミなどが
緑の牧草の所々に彩り、眼を楽しませてくれるのだが、
花の数や種類は前回の時より少なく、
時々見かけるナデシコ、ヤマホタルブクロ、ツリガネニンジンの花は、
色彩はあるが潤いが無くドライフラワーの様、
気が付けば、ススキの穂や牧柵にトンボの姿がを度々眼にする。
高原は既に秋模様である。

美ヶ原高原台地の先端の王ヶ鼻からの眺望を期待していたのだが、
残念ながら到着した時点では周囲を分厚い雲に覆われてしまった。

ランチは王ヶ頭ホテルのカフェでパスタとケーキセット、
食券を買ってセルフでテーブルに着席のフードコート形式。
ゆっくり寛いで食事は出来たのだがトイレの有料制に
やや違和感。

帰路はアルプス眺望コースから戻ることにしたが、
雲が多く、アルプス方面の眺望は期待外れであった。

初日のゴールをスタート地点の道の駅の駐車場とし、
クルマを回収して、コース途中の山本小屋へ移動してチェックイン。

展望温泉に一番のり、独り占めの風呂でのんびりと汗を流す。
風呂上りに日没の夕陽を見に外に出るが、
周囲は霧に覆われて、残念ながら夕陽も雲隠れ。

18時からの夕食は「牛すき焼き膳」、
副菜の品数も多く、かなりボリューミーで大満足。
食後は部屋でウトウトしているうちに少し眠って
22時ころに目を覚ます。

玄関から外に出てみると、霧はスッカリ晴れて、
満点の星空を見ることが出来た。
星座を読める知識は無いのだが今晩は期待薄だったので、
夜空一面に煌めく多くの星々を見上げているうちに嬉しくなる。

翌朝、5時5分の日の出時間前に外に出て、
山本小屋ふる里館前の駐車場の先端で日の出を待った。
5時近くなると周囲の雲海が赤く染まり始め、
燃えるような赤で空も明るくなり始める、ただただ美しい。
この光景を目にしただけでも来た甲斐があったと思う。

7時30分からの朝食時間までには時間があったので、
晴天の眩しい朝の散歩に出る。
牧場から見る雲海の中の蓼科山がとても綺麗に輝ている。
牛たちも朝露で水分を含んだ牧草を旨そうに食んでいる。
のんびりと写真を撮りながら塩くれ場に辿り着くと、
王ヶ鼻の先端の奥に北アルプスの山脈が見え、
槍ヶ岳のトンガリ頭もハッキリ確認出来た。

朝食は搾りたてミルクとコーンポタージュスープが飲み放題、
普段はあまり飲まないミルクだが、とても美味しくて
早速おかわりリクエストすると、ヤカンからミルクが注がれた。
やはり、過ごしやすい気温だと食欲も進み、身体全体で元気を感じる。

15Km ほどのお山歩で、風呂上りに測った体重は
1Kgちょっと減っていたのだが、
結局、宿の食事が美味しくて少し肥えてしまったようだ。

今回、突発的なプランであったが、天候にも恵まれて、
健康的でとても楽しいお山歩旅であった。