01 前穂高岳
- GPS
- 31:26
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,160m
- 下り
- 2,155m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 3:02
- 合計
- 9:47
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:13
天候 | 8/24(木)晴れ 8/25(金)晴れ後ガス 8/26(土)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡から上高地(バス、2400円/往復) |
コース状況/ 危険箇所等 |
重太郎新道は、梯子と鎖が整備されているが、注意が必要。 紀美子平から奥穂高岳への吊り尾根も、注意が必要。 ザイテングラードも注意して歩く必要がある |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
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感想
大学時代から、41年ぶりに、穂高岳へ。
前穂高岳だけ登っていないかったので、岳沢から登ることに。
百名山登山をサポートしてくれた仲間と一緒に。
標高差と歩行距離・時間はキツかったですが、念願の前穂に登ることができました。
頂上付近はガスっていましたが、展望もあり、北アの岩稜を満喫しました。
天候が安定せずに二回リスケしましたが、来れて良かったです。
8/25(木)に上高地で一泊。小梨平でキャンプ泊。
熊本の水上さんと岡山の坂田くんとテント場が一緒。
キャンピングテーブルで、夕食をご一緒しました。
色々とお話ができて楽しかったです。
8/26(金)は満天の星空。4時起床。
テントを撤収し、小梨平キャンプ場管理棟に預けました。(300円/日)
5時半前に出発。河童橋から焼岳のモルゲンロートが美しい。
河童橋を渡り、岳沢登山道入り口まで林道を歩く。
岳沢登山道は、新しい木道が整備されており、非常に歩きやすい。
見晴らし台から、岳沢と上高地と乗鞍岳がきれいに見える。
ガレ場の脇を歩き続けると、岳沢小屋に到着する。
岳沢小屋で休憩し、水を補給(100円)して、重太郎新道へ。
少し登ると、谷にも陽の光が入ってくる。
梯子や鎖場を攀じりながら、高度を上げる。
カモシカの立場辺りから樹林帯を抜けるが、徐々にガスが湧いてくる。
急な鎖場を登ると、紀美子平に到着する。
紀美子平で昼食を取り、前穂高岳にアタック。
ガレ場を攀じ登り、明神岳への分岐を過ぎると、前穂高岳に到着。
想像していたより広い頂上に出ると、北アルプスの稜線が飛び込んでくる。
ガスは湧いているが、槍ヶ岳から穂高岳稜線が見える。
燕岳から大天井岳、常念岳から蝶ヶ岳方面が見える。
西穂高岳からジャンダルム方面も見ることができた。
長い間登ろうと思いながら、百名山登山に追われ来ることができなかった。
漸く、登ることができた。一緒に来てくれてありがとう。
紀美子平に戻り、奥穂高岳を目指す。
吊り尾根は、南側をトラバースする道。
ガスが岳沢から吹き上がってくるが、時々晴れたり曇ったり。
南稜の頭直下から急登が始まり、岩を攀じ登る。
南稜の頭から奥穂高岳の頂上へは直ぐだった。
奥穂高岳は三度目。
高校2年生の時、先輩と一緒に、槍ヶ岳から西穂高岳へ縦走した。
大学2年生の時、後輩と一緒に、GWに、涸沢定着して、登頂した。
今回は、41年ぶりに来ることができた。
きっと今回が最後だろう。体力も技術も歳とともに落ちている。
穂高岳山荘は賑わっていた。コロナ明けの夏休み。
オレゴンから来たカップル、横浜からの単独行の女性とお話した。
涸沢カールと常念岳や前穂高岳を見ながら飲んだビールは最高だった。
夕食も朝食も美味しかったし、ゆっくりと眠れたし、大感謝だ。
最終日、朝4時半に起床。
朝食を食べている最中に日の出。
準備をして、ゆっくりと下山を始める。
ザイテングラードは急だった。
どんどん前尾根が高くなって、涸沢が近づいてくる。
途中小休憩を挟みながら、慎重に下り、無事に涸沢小屋到着。
ここからの涸沢カールは素晴らしいな。
横尾からの道のりを考えて、さっさと下りる。
振り返りながら下ると、涸沢ヒュッテがどんどん遠ざかっていく。
横尾本谷を見ながら右に曲がっていくと本谷橋に到着。
小梨平でご一緒した水上さんに偶然出会う。びっくり。
上高地まで、休憩しながらご一緒する。
横尾は混雑していた。Matchを飲んで、リフレッシュする。
横尾から徳澤までは長かった。
徳澤から明神までも長かった。
明神から小梨平までも長かった。
ひたすら歩いて歩いて歩いた。
小梨平キャンプ場で、荷物を受け取って、バスターミナルに。
水上さん、もし八ヶ岳に来ることがあれば、ご連絡ください。
登山している二日の間に、遭難が三件あった。
ロバの耳での単独行の男性が滑落して死亡、西穂高で骨折して救助、
ザイテングラードで滑落事故。
また、紀美子平で休憩中に、前穂から下山中の女性が落下。
落下の瞬間を偶然目にしたが、完全に宙を舞っていた。
幸い意識ははっきりしていて、歩いて下山したと聞いた。
穂高岳は、やはり、簡単な山ではないと再認識した。
久しぶりに、緊張した岩稜歩きだった。
現在63歳。
体力も衰え、反射神経も鈍り、昔のようには歩けない。
これからどんどん衰えていくだろう。
トレーニングしながら、なんとか体力を維持したいけれど。
先ずは自分の状態を認識して、無理しないことが大切だ。
高い厳しい山に登りたいけれど、徐々にレベルを落とさなければならない。
自分の状態に合った登山を続けていきたい。
単独行はもう止めようと思う。
一緒に登ってくれるパートナーと安全登山をできればと思っている。
今回一緒に登ってれた仲間に感謝します。
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