鹿島槍ヶ岳(赤岩尾根往復)


- GPS
- 10:16
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,290m
- 下り
- 2,278m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:16
天候 | 晴れ→くもり/晴れ→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ、登山ポストあり。水場は西俣出合手前で大冷沢に下りて補給可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大谷原〜西俣出合 大谷原駐車場から大冷沢にかかる橋を渡るとすぐにゲートあり。 西俣出合まで歩きやすい林道を詰める。 林道の途中にはいくつか黄色の看板があり注意書きなど表示されている。 帰りはトンネルを抜け林道に出ると右手から沢に下りれるので、水を飲み、身体を冷やした。西俣出合から大谷原まで虫がまとわりつきました(小走りで逃れる)。 ・西俣出合〜冷乗越(赤岩尾根) 沢の堰堤に設けられたトンネルを抜けるとすぐに登山道となる。 標高1400mを超えると九十九折れとなり、やがて杉林の尾根に付けられた急登を登る。斜度があるので風が無いと蒸せます。 途中に階段が幾つも出てきます。階段の板の角度は下り用に設置されているようで登るときはやや違和感あり(下山時は快適)。鎖やロープも数か所設置。 急登が続くのでペース配分や水分摂取に留意。 ダケカンバが見え始めると勾配が緩くなり高千穂平。視界が開け、露岩の広場になっている。 高千穂平からダケカンバの林を上がると赤い岩尾根になってくる。勾配は前半に比べ比較的緩いので楽に感じる。 さらに尾根を進み、右手に冷乗越の標柱や冷池山荘が見えてくるとやや右手にトラバース斜面が出てくる。赤岩のザレた斜面の短いトラバースを二回慎重にこなすと冷乗越(落石にも注意)。 下山は思ったよりも楽でしたが、やはりツルツルの岩や根っこで滑らないように注意。また、日差しが当たると暑い。 ・冷乗越〜鹿島槍ヶ岳南峰 冷乗越から程なく冷池山荘に着く。北に尾根を進み池塘を過ぎると、やがて、お花畑が広がる。さらにハイマツ帯を抜けザレた斜面を登り上げると布引山。 更にガレ場の緩い尾根を登っていくと鹿島槍ヶ岳南峰に到着。 他の山域から鹿島槍を眺めたときの突き出た山頂を登ったとは連想できない。 ・鹿島槍ヶ岳南峰〜北峰 オール岩場。南峰直下が一番急。落石や滑落注意。マーキングや踏み跡を確認しながら降下すれば大丈夫。ヘルメットは装着した方が良い。 北峰直下の吊尾根の標柱がある分岐点まで狭い岩尾根を進むが危険に感じるところはない。 吊尾根の看板から左手に道がある。右手の岩尾根に入り込まないこと。 そこからひと登りで北尾根。 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷 薬師の湯 大人750円 シャンプー・石鹸、サウナ、露天風呂あり 売店、休憩室あり http://o-yakushinoyu.com/ 野菜、形も立派で安かったのでお土産に |
写真
感想
週末の天気予報が良くなかったので水晶岳ワンデイを前倒し。そして、土・日は休養日に充てるつもり・・・。
そんな時にY女史から信州ツアーのご案内。土曜日は天気が良さそう、そして、目指す鹿島槍ヶ岳は未踏峰。
水晶山行の疲れはあるが、土曜一日を有効活用できるなら行くしかない。いつかは行かねばと考えていた赤岩尾根コース、頑張ろう。
ということで、高速道路に乗りR148から山越えで登山口に到着。
曇りだがスタートする。まずは林道歩き一時間、、日の出前のヘッデン活動だ。西俣出合からいよいよ登山道となり急登が始まる。
標高が上がるにつれてブナから杉、ダケカンバに変わる。
とにかく急登が続く。階段、鎖、ロープ、無いのは下りだけ。
なかなかハードな感じが続いた。
途中で夜が明け、雲海となる。暫くは好天。急登もいつまでも続かない。高千穂平手前で緩くなり快適になると爺〜鹿島槍も展望が開ける。
ダケカンバの林を突き抜け赤岩尾根名物のトラバースを終えると主稜線の冷乗越。立山連峰の眺めが飛び込んでくる。
早々に冷池山荘に進み、ガスを避けるため布引山を越え鹿島槍南峰へ。
さすがにガスが湧き出すが視界はある。風もほどほど。
ヘルメットを付けて北峰に転進。岩尾根を下って登って北峰へ。
久しぶりの岩歩きを堪能して南峰に戻る。
天気はそれほど悪化する傾向が無いので、お花の写真を取りながらゆっくり?進む。
途中でホシガラスのヒナの飛ぶ練習を目撃。なかなかほほえましいひと時。
冷池山荘で下山のため腹ごしらえして重い腰を上げて赤岩尾根に向かう。
尾根を下り始め一気に高千穂平。天気は良好で下まで眺められる。
日差しを避けるため休みを手短にして樹林帯の急登区間へ。
意外にも階段が便利で下りやすかった。林間で日差しもなく集中して西俣出合に到着。
すぐに川原に下りて沢の冷たい水で顔を洗ってリ・チャージ。
後は虫のよってくる林道をスピーディーに走ってゲームセット。
赤岩尾根、なかなか登りごたえありだった。
帰りは小谷村で前が見えないくらいの豪雨に遭遇、早めに動いて正解でした。
今年は晴れていても天気は一気に急変するので要注意です。
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