記録ID: 5890220
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沢登り
日高山脈
2023年度夏メイン1年班北日高 戸蔦別川9の沢〜ピパイロ岳〜戸蔦別岳〜新冠川〜エサオマン入りの沢〜エサオマントッタベツ岳〜エサオマントッタベツ川〜山スキー沢〜札内岳〜ピリカペタヌ沢〜戸蔦別ヒュッテ
2023年08月26日(土) ~
2023年08月30日(水)
- GPS
- 104:00
- 距離
- 45.1km
- 登り
- 4,055m
- 下り
- 4,076m
コースタイム
報告_2023.08.26-30(5-0)
2023年度夏メイン1年班北日高
戸蔦別川9の沢〜ピパイロ岳〜戸蔦別岳〜新冠川〜エサオマン入りの沢〜エサオマントッタベツ岳〜エサオマントッタベツ川〜山スキー沢〜札内岳〜ピリカペタヌ沢〜戸蔦別ヒュッテ
~北の山でシャングリラを探して~
L宮下AL山下(4M杉山(2山本渡邉金子(1
<時間とルート>
8/26Day1:戸蔦別橋手前(8:15)8の沢出会い(10:20-10:45)ピパイロ東コル(14:00-14:25)ピパイロ岳(15:50)=C1
[晴れ]金子の寝坊で入山が遅れる。戸蔦別川橋架替え工事のため車は橋手前まで。ここから歩く。ビレイ橋少し先まではきれいな林道で、その先は崩壊気味だが踏み跡ははっきりしている。9の沢の下部は滑。Co960二股を右に入ると水が枯れるがしばらくするとまた出てくる。特に何もない沢を上って笹薮を少し漕いでピパイロ東コルに出る。分かっていたが右股は遡行価値あまりない。そこから踏み跡たどってピパイロ岳まで。ピークの平らなところでC1。
8/27Day2:C1(4:00)1940(5:55)北戸蔦別岳(8:30-9:00)戸蔦別岳(10:00-10:25)新冠川Co1220二股右股先(13:40)=C2
[晴れ]朝は水節約のためネーベン食べる。夏道は藪に覆われている部分もあるがだいたいはっきりしている。北戸蔦別岳2つ手前のコルに母熊1と小熊2がいた。最初は雲出ていて涼しい風も吹いていて快適だが、8時くらいから太陽が出てきて暑い。水は2Lしか持ってなく、暑さと重荷でクタクタになる。戸蔦別岳に着いて七ッ沼カールを見下ろすと干上がって一ッ沼になっていた。当然幌尻カットして踏み跡使って七ッ沼カールに降りる。金子がしゃべっていても疲れすぎて誰も反応しない。渡邉が熱中症気味でしんどくなる。七ッ沼は申し訳程度に水たまりがあるがとても飲めるものではなく、渡邉の荷物を分けて水が出るまで下降することにする。Co1540くらいで水が出て助かった。心行くまで水を飲んでそのまま新冠川を下降する。直後のFは右岸捲いた。Co1220二股右股先の右岸でC2。増水耐えられないが少し上流に耐えられそうなスペースもある。
8/28Day3:C2(4:30)エサオマン入りの沢出会い(8:30)=C3
[晴れ→夜曇り]Co1150のFは左岸捲く。その後の函地形は濡れずに中を行けた。Co1100のFは右岸トラバースしてから残置シュリンゲでAb。その後、河原を歩いてエサオマン入りの沢出会いまで。午後から小さい台風接近して雨予報なので今日はここまでとする。増水微妙だが斜面に逃げられる。魚釣り、水泳、日光浴で2日間の疲れを癒やす。17時頃から雲が出てきたが結局翌朝までほとんど降らなかった。
8/29Day4:C3(4:30)エサオマン北カール(8:20-8:50)エサオマントッタベツ岳(9:45-10:15)エサオマン北東カール(11:25-11:50)山スキー沢出会い(13:20)=C4
[曇り→霧雨]エサオマン入の沢の下部の釜持ち滝は中を行く。Co970二股は流木溜まっていて泊まれそうにない。Co1100Fの二段Fは右岸の笹薮を捲き、一段目の落ち口に出る。最後沢に戻るところが少し難しい。少し踏み跡のような感じだった。後は沢を詰めて北東カールへ。カールからガレたルンゼ横の急な踏み跡登ってピークまで。ピークはガスっていて少し風吹いている。ピークから踏み跡辿りJP手前のピンクテープから降る。急斜面で不安定なガレに気を使いながら降りていく。北東カールからの下りは滑滝が連続するが難しいものは捲ける。途中渡邉が捲きで1mほどスリップ。地面は岩盤状で斜度は緩くすぐ止まった。山スキー沢出会いから山スキー沢に少し入った左岸でC4。増水耐えられない。ここから笹薮の斜面を少し上がったとこにはかなり狭いが増水耐えられるスペースある。今夜が最後の夜になりそうなのでみんな慌ててパー食出して要らない食料を燃やした。
8/30Day5:C4(4:45)札内岳(8:05-8:20)ピリカペタヌCo800二股(12:20)戸蔦別ヒュッテ(14:30)
[霧雨]山スキー沢はCo1100から滑滝が連続するが、水が少ないためかノーザイルで快適に直登していける。一年目も安定して登れている。楽しくてみんなニコニコ。Co1400二股は左。次のCo1480二股は計画では左としたが、ネットで右に行くと踏み跡あるとの記述見たので右に入る。少しすると出てきた6+4mの二段滝は直登。少し難しめで一応お助け出したが使わなかった。この先で水は枯れ、沢を詰めていくと札内岳西ポコの南西の稜線に出る。ここからピークまで踏み跡あるがハイマツが被さっている。ピークはガス。眺望がきかず残念。ピークでお菓子パーティして北東へ続く踏み跡からピリカペタヌへ下降する。Co1500付近の30mFは右岸のFixある捲き道を下る。その後も滝が複数出てくるが捲き道や空身にしてcdで対処できる。Fixも多数。Co800二股からは広い河原となる。計画に・676でダムが出ると書いたが、ダムが出てくるのは地図のダムマークの場所。このダムは崩壊しかけている。この先の左岸林道は崩壊していて、適当にRfして林道跡歩いたり河原歩いたりして下山。固い握手を交わす。夜は中札内村の方々に打ち上げしていただき、翌日ハゲ天へ。
<パーティ>
夏メイン1年班北日高貫徹
Ls 判断全般、Mを見る
M2 半分くらい前行った
M1 よく動ける、天気図まだまだ
山下 ラジオ水没(C4)
杉山 ラジオ不備(放送が入らない)
金子 ラジオ不備(放送が入らない)
渡邉 捲きでスリップ
2023年度夏メイン1年班北日高
戸蔦別川9の沢〜ピパイロ岳〜戸蔦別岳〜新冠川〜エサオマン入りの沢〜エサオマントッタベツ岳〜エサオマントッタベツ川〜山スキー沢〜札内岳〜ピリカペタヌ沢〜戸蔦別ヒュッテ
~北の山でシャングリラを探して~
L宮下AL山下(4M杉山(2山本渡邉金子(1
<時間とルート>
8/26Day1:戸蔦別橋手前(8:15)8の沢出会い(10:20-10:45)ピパイロ東コル(14:00-14:25)ピパイロ岳(15:50)=C1
[晴れ]金子の寝坊で入山が遅れる。戸蔦別川橋架替え工事のため車は橋手前まで。ここから歩く。ビレイ橋少し先まではきれいな林道で、その先は崩壊気味だが踏み跡ははっきりしている。9の沢の下部は滑。Co960二股を右に入ると水が枯れるがしばらくするとまた出てくる。特に何もない沢を上って笹薮を少し漕いでピパイロ東コルに出る。分かっていたが右股は遡行価値あまりない。そこから踏み跡たどってピパイロ岳まで。ピークの平らなところでC1。
8/27Day2:C1(4:00)1940(5:55)北戸蔦別岳(8:30-9:00)戸蔦別岳(10:00-10:25)新冠川Co1220二股右股先(13:40)=C2
[晴れ]朝は水節約のためネーベン食べる。夏道は藪に覆われている部分もあるがだいたいはっきりしている。北戸蔦別岳2つ手前のコルに母熊1と小熊2がいた。最初は雲出ていて涼しい風も吹いていて快適だが、8時くらいから太陽が出てきて暑い。水は2Lしか持ってなく、暑さと重荷でクタクタになる。戸蔦別岳に着いて七ッ沼カールを見下ろすと干上がって一ッ沼になっていた。当然幌尻カットして踏み跡使って七ッ沼カールに降りる。金子がしゃべっていても疲れすぎて誰も反応しない。渡邉が熱中症気味でしんどくなる。七ッ沼は申し訳程度に水たまりがあるがとても飲めるものではなく、渡邉の荷物を分けて水が出るまで下降することにする。Co1540くらいで水が出て助かった。心行くまで水を飲んでそのまま新冠川を下降する。直後のFは右岸捲いた。Co1220二股右股先の右岸でC2。増水耐えられないが少し上流に耐えられそうなスペースもある。
8/28Day3:C2(4:30)エサオマン入りの沢出会い(8:30)=C3
[晴れ→夜曇り]Co1150のFは左岸捲く。その後の函地形は濡れずに中を行けた。Co1100のFは右岸トラバースしてから残置シュリンゲでAb。その後、河原を歩いてエサオマン入りの沢出会いまで。午後から小さい台風接近して雨予報なので今日はここまでとする。増水微妙だが斜面に逃げられる。魚釣り、水泳、日光浴で2日間の疲れを癒やす。17時頃から雲が出てきたが結局翌朝までほとんど降らなかった。
8/29Day4:C3(4:30)エサオマン北カール(8:20-8:50)エサオマントッタベツ岳(9:45-10:15)エサオマン北東カール(11:25-11:50)山スキー沢出会い(13:20)=C4
[曇り→霧雨]エサオマン入の沢の下部の釜持ち滝は中を行く。Co970二股は流木溜まっていて泊まれそうにない。Co1100Fの二段Fは右岸の笹薮を捲き、一段目の落ち口に出る。最後沢に戻るところが少し難しい。少し踏み跡のような感じだった。後は沢を詰めて北東カールへ。カールからガレたルンゼ横の急な踏み跡登ってピークまで。ピークはガスっていて少し風吹いている。ピークから踏み跡辿りJP手前のピンクテープから降る。急斜面で不安定なガレに気を使いながら降りていく。北東カールからの下りは滑滝が連続するが難しいものは捲ける。途中渡邉が捲きで1mほどスリップ。地面は岩盤状で斜度は緩くすぐ止まった。山スキー沢出会いから山スキー沢に少し入った左岸でC4。増水耐えられない。ここから笹薮の斜面を少し上がったとこにはかなり狭いが増水耐えられるスペースある。今夜が最後の夜になりそうなのでみんな慌ててパー食出して要らない食料を燃やした。
8/30Day5:C4(4:45)札内岳(8:05-8:20)ピリカペタヌCo800二股(12:20)戸蔦別ヒュッテ(14:30)
[霧雨]山スキー沢はCo1100から滑滝が連続するが、水が少ないためかノーザイルで快適に直登していける。一年目も安定して登れている。楽しくてみんなニコニコ。Co1400二股は左。次のCo1480二股は計画では左としたが、ネットで右に行くと踏み跡あるとの記述見たので右に入る。少しすると出てきた6+4mの二段滝は直登。少し難しめで一応お助け出したが使わなかった。この先で水は枯れ、沢を詰めていくと札内岳西ポコの南西の稜線に出る。ここからピークまで踏み跡あるがハイマツが被さっている。ピークはガス。眺望がきかず残念。ピークでお菓子パーティして北東へ続く踏み跡からピリカペタヌへ下降する。Co1500付近の30mFは右岸のFixある捲き道を下る。その後も滝が複数出てくるが捲き道や空身にしてcdで対処できる。Fixも多数。Co800二股からは広い河原となる。計画に・676でダムが出ると書いたが、ダムが出てくるのは地図のダムマークの場所。このダムは崩壊しかけている。この先の左岸林道は崩壊していて、適当にRfして林道跡歩いたり河原歩いたりして下山。固い握手を交わす。夜は中札内村の方々に打ち上げしていただき、翌日ハゲ天へ。
<パーティ>
夏メイン1年班北日高貫徹
Ls 判断全般、Mを見る
M2 半分くらい前行った
M1 よく動ける、天気図まだまだ
山下 ラジオ水没(C4)
杉山 ラジオ不備(放送が入らない)
金子 ラジオ不備(放送が入らない)
渡邉 捲きでスリップ
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