【日本百名山】北岳、でもパーパスは小太郎山

2023年09月02日(土) ~ 2023年09月03日(日)

• GPS: 15:42
• 距離: 20.3km
• 登り: 2,873m
• 下り: 2,847m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 1:39
• 合計: 7:48

距離 9.6km 登り 1,700m 下り 980m

6:29 広河原インフォメーションセンター
6:33 6:34 旧広河原山荘
6:46 6:47 白根御池分岐
7:09 7:11 第一ベンチ(1880ｍ)
7:30 7:31 第二ベンチ(2059ｍ)
8:05 8:44 白根御池小屋
9:55 9:59 草すべり分岐
10:06 10:30 小太郎尾根分岐
11:35 11:49 小太郎山
13:03 13:16 小太郎尾根分岐
13:24 草すべり分岐
14:17 白根御池小屋

2日目

• 山行: 6:49
• 休憩: 1:28
• 合計: 8:17

距離 10.6km 登り 1,184m 下り 1,902m

2:52 白根御池小屋
4:07 4:18 草すべり分岐
4:22 4:28 小太郎尾根分岐
4:56 5:29 北岳肩ノ小屋
5:42 両俣分岐
6:20 6:25 北岳
6:40 吊尾根分岐
6:55 トラバースルート分岐
7:14 7:21 北岳山荘
7:44 トラバースルート分岐
8:08 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
8:25 8:26 八本歯のコル
9:23 9:32 大樺沢二俣
9:50 10:04 白根御池小屋
10:27 10:28 第二ベンチ(2059ｍ)
10:39 第一ベンチ(1880ｍ)
10:54 白根御池分岐
11:04 11:05 旧広河原山荘
11:09 広河原インフォメーションセンター

天候

両日とも晴れで昼頃からガスが出てくる

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芦安第二🅿️にて車中泊。前夜20時半で9割埋まってました。第二🅿️にはウォシュレットの🚾と乗合タクシー乗り場があって便利です。いつも乗合タクシーを使ってますが、今回は全て予約でいっぱいで、急遽路線バス乗り場に行くもまだ4時過ぎなのに既に50名以上並んでました。恐るべし。今年の山の日より多い人出のようでした。

コース状況／危険箇所等

全般的に急登や危険なところはありませんが、ザレバが多くスリップ注意⚠️八本歯のコルへのルートは滑落注意

その他周辺情報

・韮崎旭温泉旭の湯、600円
https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/stay/p5_5064.

・【2023年】北アルプス・南アルプス・中央アルプス／テント場の営業状況まとめ
https://montrek55.com/2023-north-south-alps-tentsite/

写真

9/2 6:30

路線バスはかなり遅れて広河原に到着。着いたら🚾長蛇の列。🚾はいいので、ビジターセンター2階で登山届出してスタート。北岳がクッキリ。

9/2 6:31

いつもの吊り橋からの北岳。

9/2 6:53

なんか山岳レースのスタートみたいな状況。マイペースで歩けず、立ち止まって写真も撮れない。みんなに合わせて歩くだけ😢

9/2 7:31

樹林の途切れたところから、高嶺と観音岳。

9/2 8:04

今日のテンバの白根御池小屋に到着。休憩なしなのにえらい時間かかりました😅さっそくテンバの受付します

9/2 8:09

小太郎山の登頂とこのテンバでのまったりが今回の目的です😃

9/2 8:45

ツェルト張りました。所詮ツェルトですから、目立つ色になってます。荷物も軽くなったので、さて行きますか。北岳がよく見えます

9/2 8:53

花を期待してなかったけど

9/2 8:56

ちらほら

9/2 9:51

北岳のバットレスがよく見えます。途中前の方に声をかけたら、私の住んでいる松本の出身で東京在住の方。えらいローカルな話で盛り上がる。そばを歩く女性は今回初テントで肩の小屋にテント泊。皆さん中々やりますね

9/2 10:05

富士山は少しご機嫌ななめ

9/2 10:06

ミヤマトリカブトは鮮やか

9/2 10:10

高嶺、オベリスク、観音岳に薬師岳。よく見えます

9/2 10:13

小太郎山分岐に到着

9/2 10:15

少し休憩したので小太郎山に向かいます。その先には白亜の甲斐駒。

9/2 10:18

振り返るとクリアーな北岳。あっちがよかったかなと思ったり。

9/2 10:19

今日はどこまでも見える。北アルプスの槍穂もクッキリ。手前は仙丈ヶ岳

9/2 10:19

中央アルプスの向こうには御嶽山

9/2 10:22

八ヶ岳

9/2 10:23

小太郎山の向こうには甲斐駒、手前右のピークはアサヨ峰、左には鋸岳も鎮座

9/2 10:46

これからは開放的な稜線歩き、人もほとんどいません

9/2 10:58

見えるのは前小太郎山。山頂直下はハイマツ。その少し手前でルートミス。行った先は登山道の整備のための資材置き場。戻ればいいのに、そのまま行って、ハイマツ帯で身動きとれず。少し戻ると樹間から黄色いウェアが見えて登山道に辛うじて復帰😅ヤバいヤバい

9/2 11:18

前小太郎山山頂

9/2 11:18

小太郎山の山頂が見える。手前の黄色い方が見えたから登山道に復帰できました。助かりました😅

9/2 11:22

小太郎山ロックオン

9/2 11:35

小太郎山山頂と三角点、そして北岳

9/2 11:37

振り返って北岳

9/2 11:38

甲斐駒、右のピークはアサヨ峰

9/2 11:38

仙丈ヶ岳

9/2 11:40

黄色の方来られたので撮っていただきました。ありがとうございます♪

9/2 11:56

意外と細かいアップダウンがあります

9/2 12:06

前小太郎山から。帰りの方が登りが多い。分岐に戻る頃には北岳はガスの中。

9/2 13:18

ウメバチソウ。北岳はあっさり諦めて、さっさとツェルトに戻ってのんびりすることに。

9/2 13:21

ハクサンボウフウとナナカマドの赤い実

9/2 13:30

ヤマハハコ

9/2 13:40

カワデナデシコ

9/2 13:52

カンチコウゾリナ？

9/2 13:53

オトギリソウ

9/2 13:59

アキノキリンソウ

9/2 14:02

今夜の宿が見えてホッとする

9/2 14:11

ざっと来るのかな？結局雨は降らずでした

9/2 14:18

なんと明日テント張りっぱでスタート予定が、片付けなきゃです😠

9/2 14:38

気を取り直して、テントで昼間から、チキンとタイカレーにえびせんをつけて🍺のつまみ

9/2 15:08

タコさんウインナーは見た目はもう一つ😅ですが、味はまあまあ。単に焼いただけなので

9/2 16:39

インスタントラーメンに焼豚とメンマ投入

9/2 17:25

野菜ジュースに焼き鳥の缶詰を投入して、カレー粉を入れました。なかなかコクのあるチキンカレー。たくさん食べすぎて早々に撃沈。

9/3 4:41

翌朝、日の出前の富士山🗻静かです

9/3 4:49

おっ、ハクサンイチゲが咲いてました。しかもこの一輪だけ😃

9/3 4:54

八ヶ岳の向こうに浅間山。噴煙がクッキリ

9/3 4:57

静寂

9/3 4:58

均等に放たれた赤い光がいい感じ

9/3 4:59

北岳肩の小屋も増築して大きくなりました。入り口から中に少し入ると木の良い香りがしました

9/3 5:04

ものすごい数のテント。これは一段下のテン場。甲斐駒と八ヶ岳が美しい

9/3 5:21

幻想的な赤富士

9/3 5:24

赤らむ槍穂

9/3 5:24

赤らむ仙丈ヶ岳

9/3 5:25

30分ほど待っていたけど、雲があってはっきりした日の出は分からず。北岳山頂に向かいます

9/3 5:41

両俣小屋のルートは通行止めのまま。仙丈ヶ岳がよく見えます

9/3 5:41

ここを登れば

9/3 6:00

北岳山頂と影北岳

9/3 6:00

お地蔵さんと一緒に。お地蔵さん、手を合わせていてかわいい

9/3 6:02

仙丈ヶ岳の上に乗鞍岳と槍穂

9/3 6:03

続く稜線を歩きたい。中央に鉄兜のように見える塩見岳

9/3 6:03

ここではやっぱり富士山には敵わないね

9/3 6:05

途中から一緒だったフランス人の方に撮っていただきました。男女2人で来られていて東京にお住まいとか。フランスのアルプスより日本が最高とおっしゃってました。笑顔がステキなお二人でした😀メルシー

9/3 6:16

手前にはオベリスクをはじめとした鳳凰三山。

9/3 6:26

山梨百名山の標柱と仙丈ヶ岳

9/3 6:43

中央ピークが間ノ岳。まだ7時前だけど、体力的に厳しいかな。手前に北岳山荘の赤い屋根

9/3 6:47

シコタンハコベ

9/3 6:54

北岳山荘はもう少し

9/3 7:10

間ノ岳にあ〜あ、行きたい、こんな天気なのに。また今度ですね

9/3 7:16

久しぶりの北岳山荘。水を補給して戻ります

9/3 7:23

北岳と右は八本歯のコル

9/3 7:26

間ノ岳、農鳥岳は今回お預けですね。また今度かな

9/3 7:38

トウヤクリンドウ

9/3 7:41

黄色の花はなに？

9/3 7:42

イブキジャコウソウ

9/3 7:45

ハクサンオミナエシ

9/3 7:47

ヤナギラン

9/3 7:48

カワデナデシコ

9/3 7:54

ここはキタダケソウの時くらいしか歩かないね

9/3 7:54

富士山

9/3 8:00

間ノ岳を見ながら、軽食。右端には北岳山荘

9/3 8:25

タカネビランジ

9/3 8:25

甲斐駒もここで見納め

9/3 8:26

ボーコン沢に至るルート。いつは歩いてみたい

9/3 8:29

北岳バットレスト。よーく見ると

9/3 8:29

画像の真ん中あたりに2人のクライマーが見えます

9/3 9:31

センジュカンピ

9/3 11:07

吊り橋を渡って下山。八本歯のコルから少し下りたあたりで、同じペースで歩いていた新潟・三条の方とここまで一緒でした。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

Tシャツ タイツ 短パン 靴下 薄手手袋 雨具 日よけ帽子 着替え アプローチシューズ ザック ザックカバー 缶ビール3本 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッ ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ポール シェラフ

感想

とぉ〜とくん

当初は新潟県未踏の200名山と思っていましたが、恐らく暑さに参ってしまうだろうと、急遽涼しいテン場を検索。北岳山荘は満員🈵でしたが、白根御池小屋は空きがあり戸惑うこともなく即予約したのが9/5夜。それからバスの時間確認や準備。金曜はテレワークだったので、業務が終わったら速攻で芦安🅿️へ。翌朝乗合タクシー乗り場に行くと全て予約で満席😨予約なんて考えもしてなかった。慌ててバス乗り場に行くと既に長蛇の列。バスは5台くらいあったので、なんとか始発には座って乗れました。広河原に着くと物凄い人で、登山道も数珠繋ぎ状態。耐えに耐えてなんとか白根御池小屋に到着。ツェルトは張って荷物を置いて軽荷でスタート。小太郎山の分岐までは近くの人と話をしながら。分岐から先は人も少なくなりいつもの静かな山歩き、もう何年も行けなかった小太郎山に登頂。目の前に聳える仙丈ヶ岳や甲斐駒、ホントにいい場所にこの山はありますね。分岐に戻ると北岳はガスガス、諦めてテン場に戻り、着替えて宴会スタート。今回はビールのつまみばかりで、食事はラーメンだけ。明るいうちに出来上がってしまい、18時半には爆睡。翌朝はヘリの荷揚げでツエルト撤収してからスタートだし。標高2,230mだったけどヘタッタダウンシュラフとインナーシーツでは寒かった。まあ、短パンにTシャツでは無理ないかな。翌朝は2時前に目が覚めて、3時前にスタート。数日前スーパームーンだったので、月が明るく、稜線はヘッデンなしでも歩けるくらい明るかった。暗いうちは涼しくてサクサク歩けます。2時間くらいで北岳肩の小屋に到着。30分待つも雲が多くてはっきりした御来光が臨めず、北岳山頂へ。山頂では途中一緒に歩いていたフランス人の二人組に写真を撮っていただきました。メルシー。山頂で大展望を堪能して、間ノ岳に行きたい気持ちを抑えて、北岳山荘へ。昨年6月下旬に訪れた、お花畑の巻道から八本歯のコルを経て大樺沢二俣へ。途中、新潟の三条から来られた方と談笑しながら歩いていて、北岳山荘でテン泊、今朝は間ノ岳まで行ってきたとか、羨ましいかぎり。しかもこんないい天気で初南アルプスとは。私は白根御池小屋でデポしていた荷物をピックアップして、彼を追いかけました。12時のバスに乗るためです。すぐに追いついてそのままノンストップで広河原まで。飛ばしすぎてはいないけど、11時過ぎに到着。早過ぎたと思ったけど、ちょうど待機していた乗合タクシーがちょうど定員となり、待ち時間なしで出発、なんと芦安駐車場には12時に到着。終わり良ければすべて良しですね。