ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5901541
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂〜南岳 ジャンダルムは雨だった

2023年09月03日(日) ~ 2023年09月06日(水)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
31:59
距離
30.8km
登り
3,192m
下り
4,320m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:51
休憩
0:01
合計
0:52
距離 1.6km 登り 260m 下り 35m
13:47
17
スタート地点
14:04
14:05
34
14:39
2日目
山行
7:16
休憩
4:20
合計
11:36
距離 9.0km 登り 1,723m 下り 1,113m
5:21
14
5:35
44
6:19
6:30
21
7:47
7:49
5
7:54
8:08
28
8:36
8:46
19
9:05
9:33
6
9:39
10:05
3
10:08
10:26
16
10:42
11:24
154
13:58
14:43
7
14:50
15:18
5
15:23
15:42
26
16:08
16:12
45
3日目
山行
7:07
休憩
2:23
合計
9:30
距離 5.7km 登り 984m 下り 1,000m
4:44
28
5:12
5:40
121
7:41
8:20
23
8:43
8:51
10
9:01
9:33
2
9:35
9:43
123
11:46
12:14
120
14:14
4日目
山行
8:40
休憩
1:10
合計
9:50
距離 14.5km 登り 273m 下り 2,197m
6:52
96
8:28
8:33
115
10:28
11:17
69
12:26
12:33
4
12:37
12:39
119
14:38
14:40
43
15:23
40
16:03
20
16:23
16:26
2
16:42
ゴール地点
天候 曇り〜雨
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高無料駐車場:日曜日の正午着で20台近くの空き。その後も下山到着が続いていました。
コース状況/
危険箇所等
西穂〜奥穂では、天狗のコル・ジャンダルム間のみマーカーが少なく迷いがちでしたが、それ以外はマーカーは明確で問題ありませんでした。天狗のコルからの登り、ロバの耳の下り、涸沢岳下り等で濡れ岩となり難儀しました。ところでログ(滞在時間等)が変です。
その他周辺情報 ひがくの湯&登山者食堂
予約できる山小屋
槍平小屋
西穂高口到着
2023年09月03日 13:26撮影 by  SO-51A, Sony
9/3 13:26
西穂高口到着
2023年09月03日 13:42撮影 by  SO-51A, Sony
9/3 13:42
西穂山荘に前泊
2023年09月03日 14:41撮影 by  SO-51A, Sony
9/3 14:41
西穂山荘に前泊
テン場
2023年09月03日 15:17撮影 by  SO-51A, Sony
9/3 15:17
テン場
俳優I氏が宿泊されていた。穂高岳山荘で同行のガイドさんに会い縦走を知る。I氏は私よりかなり先輩なのだが体力実力の持ち主と知った。
2023年09月03日 15:19撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/3 15:19
俳優I氏が宿泊されていた。穂高岳山荘で同行のガイドさんに会い縦走を知る。I氏は私よりかなり先輩なのだが体力実力の持ち主と知った。
霞沢岳〜乗鞍 いい眺めでした
2023年09月03日 15:26撮影 by  SO-51A, Sony
9/3 15:26
霞沢岳〜乗鞍 いい眺めでした
2023年09月03日 18:21撮影 by  SO-51A, Sony
9/3 18:21
さあ出発
2023年09月04日 05:19撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 5:19
さあ出発
天気もなかなかいい感じ
2023年09月04日 05:34撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 5:34
天気もなかなかいい感じ
白山まで見える
2023年09月04日 05:34撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 5:34
白山まで見える
2023年09月04日 05:34撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 5:34
2023年09月04日 05:34撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 5:34
2023年09月04日 06:01撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 6:01
ジャンダルムはガスの中
2023年09月04日 06:21撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 6:21
ジャンダルムはガスの中
2023年09月04日 06:21撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 6:21
2023年09月04日 06:21撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 6:21
2023年09月04日 06:21撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 6:21
独標を振り返って。二人パーティーが見える。後に南岳小屋にてシンガポールからの方々だったと判明。槍まで縦走するとのこと。
2023年09月04日 06:29撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 6:29
独標を振り返って。二人パーティーが見える。後に南岳小屋にてシンガポールからの方々だったと判明。槍まで縦走するとのこと。
ピラミッドピーク。西穂から天狗の頭まで見通せた。
2023年09月04日 06:52撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 6:52
ピラミッドピーク。西穂から天狗の頭まで見通せた。
吊り尾根はガスの中
2023年09月04日 06:52撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 6:52
吊り尾根はガスの中
2023年09月04日 06:52撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 6:52
2023年09月04日 06:56撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 6:56
たぬき岩。それらしく見える。ペイントが無ければスルーしていた。
2023年09月04日 07:07撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 7:07
たぬき岩。それらしく見える。ペイントが無ければスルーしていた。
チャンピオンピーク
2023年09月04日 07:17撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 7:17
チャンピオンピーク
3峰を巻く
2023年09月04日 07:19撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 7:19
3峰を巻く
2峰も巻く
2023年09月04日 07:28撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 7:28
2峰も巻く
西穂頂上直下の一枚岩を登る。先日の事故の目撃者から偶然話を聞けたのだが、本当にここで起きたのだろうか。
2023年09月04日 07:38撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 7:38
西穂頂上直下の一枚岩を登る。先日の事故の目撃者から偶然話を聞けたのだが、本当にここで起きたのだろうか。
頂上近くから見下ろす。後続の二人パーティーが見える。
2023年09月04日 07:44撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 7:44
頂上近くから見下ろす。後続の二人パーティーが見える。
西穂高岳頂上
2023年09月04日 07:46撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 7:46
西穂高岳頂上
確かにこの先は雰囲気が違う
2023年09月04日 08:02撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 8:02
確かにこの先は雰囲気が違う
2023年09月04日 08:12撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 8:12
赤岩岳。その奥が間ノ岳ピーク。
2023年09月04日 08:12撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 8:12
赤岩岳。その奥が間ノ岳ピーク。
降りてきたルートが見える
2023年09月04日 08:18撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 8:18
降りてきたルートが見える
2023年09月04日 08:18撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 8:18
鎖場の急降下
2023年09月04日 08:19撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 8:19
鎖場の急降下
間ノ岳頂上へ。積み木みたいな場所だ。
2023年09月04日 08:58撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 8:58
間ノ岳頂上へ。積み木みたいな場所だ。
ルートがわかるでしょうか。
〇4つ 矢印1つ
2023年09月04日 09:03撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 9:03
ルートがわかるでしょうか。
〇4つ 矢印1つ
積み木崩壊のよう
2023年09月04日 09:10撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 9:10
積み木崩壊のよう
控えめな「間ノ岳」のペイント。バックは西穂。
2023年09月04日 09:15撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 9:15
控えめな「間ノ岳」のペイント。バックは西穂。
進行方向、天狗の頭
2023年09月04日 09:15撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 9:15
進行方向、天狗の頭
間ノ岳を振り返って
2023年09月04日 09:34撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 9:34
間ノ岳を振り返って
逆層スラブを望む。ガイド登山の3人が登るのが見える。
2023年09月04日 09:41撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 9:41
逆層スラブを望む。ガイド登山の3人が登るのが見える。
逆層スラブを見上げて。傾斜は緩い。
2023年09月04日 09:51撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 9:51
逆層スラブを見上げて。傾斜は緩い。
登り口から見上げる
2023年09月04日 09:53撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 9:53
登り口から見上げる
長い鎖の箇所。ドライなので鎖は持つだけ。
2023年09月04日 09:55撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 9:55
長い鎖の箇所。ドライなので鎖は持つだけ。
振り返って間ノ岳(だと思う)
2023年09月04日 10:01撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 10:01
振り返って間ノ岳(だと思う)
天狗の頭に到着。ここまでは時々ガスがかかってもドライで問題なかった。
2023年09月04日 10:16撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 10:16
天狗の頭に到着。ここまでは時々ガスがかかってもドライで問題なかった。
天狗のコル手前の垂直鎖場。ちょっと前に雨が降り始め、濡れ岩を慎重に下る。
2023年09月04日 10:49撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 10:49
天狗のコル手前の垂直鎖場。ちょっと前に雨が降り始め、濡れ岩を慎重に下る。
天狗のコル到着。ここまで順調に来られたが、完全に雨降りとなりレインウェアを着る。もう逃げ道はなく腹を決めた。覚悟はしたものの、ここから馬の背手前まで難儀することになる。ここまでですれ違い4名(1人はガイド登山)、これ以降は誰にも会わず。
2023年09月04日 10:50撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 10:50
天狗のコル到着。ここまで順調に来られたが、完全に雨降りとなりレインウェアを着る。もう逃げ道はなく腹を決めた。覚悟はしたものの、ここから馬の背手前まで難儀することになる。ここまでですれ違い4名(1人はガイド登山)、これ以降は誰にも会わず。
濡れ濡れのガレ場&岩場で、ジャンダルムまでが長かった。
2023年09月04日 11:31撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 11:31
濡れ濡れのガレ場&岩場で、ジャンダルムまでが長かった。
この写真、切れ落ちのナイフリッジ上だと思う。
2023年09月04日 11:48撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 11:48
この写真、切れ落ちのナイフリッジ上だと思う。
一般道でないせいか緑色の苔が目立つ。この苔が曲者で雨に濡れると全くフリクションが効かない。まさに緑の悪魔。白色、黒色の苔でも試したところ同様。こんなに寝た斜面でもワンミスで滑落してしまう。
2023年09月04日 11:52撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 11:52
一般道でないせいか緑色の苔が目立つ。この苔が曲者で雨に濡れると全くフリクションが効かない。まさに緑の悪魔。白色、黒色の苔でも試したところ同様。こんなに寝た斜面でもワンミスで滑落してしまう。
緑の悪魔だらけ。滑ったらずっと下まで落ちる。
2023年09月04日 12:02撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 12:02
緑の悪魔だらけ。滑ったらずっと下まで落ちる。
見上げて。足場を見極めながら亀のように進む。
2023年09月04日 12:03撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 12:03
見上げて。足場を見極めながら亀のように進む。
この辺までマーカーは見やすい。これ以降ジャンダルムまで分かりにくくなる。
2023年09月04日 12:09撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 12:09
この辺までマーカーは見やすい。これ以降ジャンダルムまで分かりにくくなる。
グラブが雨を含み絞りながら進む
2023年09月04日 12:36撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 12:36
グラブが雨を含み絞りながら進む
2023年09月04日 12:44撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 12:44
2023年09月04日 13:31撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 13:31
迷ったポイントを振り返って。マーカーのある大岩の左がルートだったのだろう。大岩の真下の✕印で少し引き返して(今思うに)危険な場所を通ってしまった。
2023年09月04日 13:40撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 13:40
迷ったポイントを振り返って。マーカーのある大岩の左がルートだったのだろう。大岩の真下の✕印で少し引き返して(今思うに)危険な場所を通ってしまった。
2023年09月04日 13:40撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 13:40
2023年09月04日 13:49撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 13:49
2023年09月04日 13:49撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 13:49
どこを進めばよいのか分からないので、とりあえず直進。
2023年09月04日 13:52撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 13:52
どこを進めばよいのか分からないので、とりあえず直進。
上がったところでジャンダルムの影が現れる
2023年09月04日 13:56撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 13:56
上がったところでジャンダルムの影が現れる
ここで小休止。雨とガスの中、天使が見える。時間も押してしまい眺望もないので今回ジャンはスルー。
2023年09月04日 14:19撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 14:19
ここで小休止。雨とガスの中、天使が見える。時間も押してしまい眺望もないので今回ジャンはスルー。
ジャンの信州側のトラバース。奥にロバの耳の影が見える。ドライなら何でもない場所だが、滑ると一巻の終わり。嫌らしい傾斜と緑の悪魔だらけの岩を足場を探しながらそろそろと進む。
2023年09月04日 14:31撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 14:31
ジャンの信州側のトラバース。奥にロバの耳の影が見える。ドライなら何でもない場所だが、滑ると一巻の終わり。嫌らしい傾斜と緑の悪魔だらけの岩を足場を探しながらそろそろと進む。
奥穂側から望むジャンの直登面。白岩も濡れてコントラストがつかなくなっている。直降のルートを確認しつつ直登するつもりだったが、諦めざるを得ない。次回のお楽しみ。
2023年09月04日 14:34撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 14:34
奥穂側から望むジャンの直登面。白岩も濡れてコントラストがつかなくなっている。直降のルートを確認しつつ直登するつもりだったが、諦めざるを得ない。次回のお楽しみ。
雨中のロバの耳の下り。嫌になるほど緑だらけ。写真を撮らなかったが、この場所に至るまでの下りが今回の山行で一番やばかった。
2023年09月04日 15:13撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 15:13
雨中のロバの耳の下り。嫌になるほど緑だらけ。写真を撮らなかったが、この場所に至るまでの下りが今回の山行で一番やばかった。
いつの間にか雨は上がり、なんと馬の背はドライだった。ありがたい。馬の背前の豚の背の登りは、濡れ岩でも足場豊富で安心だった。
2023年09月04日 15:38撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 15:38
いつの間にか雨は上がり、なんと馬の背はドライだった。ありがたい。馬の背前の豚の背の登りは、濡れ岩でも足場豊富で安心だった。
遅れてしまった旨、山荘に連絡を入れる。前回に比べジャンから倍かかった。要所では10倍以上かかっただろう。
2023年09月04日 16:10撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 16:10
遅れてしまった旨、山荘に連絡を入れる。前回に比べジャンから倍かかった。要所では10倍以上かかっただろう。
山頂を拝みつつ急ぐ
2023年09月04日 16:13撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 16:13
山頂を拝みつつ急ぐ
槍まで見えてきた
2023年09月04日 16:28撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/4 16:28
槍まで見えてきた
2023年09月04日 16:32撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 16:32
夕食ぎりぎりになってしまった。2時間以上の遅れ。
2023年09月04日 16:45撮影 by  SO-51A, Sony
9/4 16:45
夕食ぎりぎりになってしまった。2時間以上の遅れ。
暗いうちに出発。涸沢岳ではガスと風が強い。ミストで濡れ濡れの岩。昨日に続きやばいな・・・
2023年09月05日 05:05撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 5:05
暗いうちに出発。涸沢岳ではガスと風が強い。ミストで濡れ濡れの岩。昨日に続きやばいな・・・
頂上直下の下りでウェットとはきつい。バーステップを見上げての一枚。
2023年09月05日 05:18撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 5:18
頂上直下の下りでウェットとはきつい。バーステップを見上げての一枚。
2023年09月05日 05:19撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 5:19
2023年09月05日 05:28撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 5:28
2023年09月05日 05:40撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 5:40
この傾斜岩もドライならスタスタ歩けるのに、ワンミスで滑落する。緩斜面なのだが100mは行ってしまうだろう。おまけに緑の悪魔だらけ。クラックを見つけながら亀歩き。10倍以上時間がかかったろう。
2023年09月05日 05:44撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 5:44
この傾斜岩もドライならスタスタ歩けるのに、ワンミスで滑落する。緩斜面なのだが100mは行ってしまうだろう。おまけに緑の悪魔だらけ。クラックを見つけながら亀歩き。10倍以上時間がかかったろう。
鎖はありがたい
2023年09月05日 05:48撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 5:48
鎖はありがたい
2023年09月05日 05:48撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 5:48
この前登った時は意識しなかった鎖。本当にありがとう。
2023年09月05日 05:56撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 5:56
この前登った時は意識しなかった鎖。本当にありがとう。
2023年09月05日 06:01撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 6:01
2023年09月05日 06:01撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 6:01
2023年09月05日 06:01撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 6:01
2023年09月05日 06:02撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 6:02
落石を起こさないよう必死の垂直下り
2023年09月05日 06:05撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 6:05
落石を起こさないよう必死の垂直下り
この岩場を見た時、本当にやばいと思った。嫌らしい傾斜のうえ、滑った時は崖下へ。さらにその先200mは転がるだろう。停滞やむなしか・・・
2023年09月05日 06:18撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 6:18
この岩場を見た時、本当にやばいと思った。嫌らしい傾斜のうえ、滑った時は崖下へ。さらにその先200mは転がるだろう。停滞やむなしか・・・
と観念したところで、鎖が見えて安心。鎖様、ありがとう。(前回、逆行した時の記憶がないくらいの場所なのだが・・ウェットは本当につらい)
2023年09月05日 06:18撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 6:18
と観念したところで、鎖が見えて安心。鎖様、ありがとう。(前回、逆行した時の記憶がないくらいの場所なのだが・・ウェットは本当につらい)
渡る途中で下を見る。そう高くはないが崖だ。
2023年09月05日 06:22撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 6:22
渡る途中で下を見る。そう高くはないが崖だ。
リッジ上の岩も濡れ、両側は切れ落ちている。ここを下り最低コルへ。小雨が降り出しコルでレインウェアを切る。
2023年09月05日 06:25撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 6:25
リッジ上の岩も濡れ、両側は切れ落ちている。ここを下り最低コルへ。小雨が降り出しコルでレインウェアを切る。
奥壁バンドスタート
2023年09月05日 07:07撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 7:07
奥壁バンドスタート
2023年09月05日 07:09撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 7:09
微妙にいやな傾斜。へばりつかないよう、確実なスタンスを探して進む。亀のようだ。
2023年09月05日 07:11撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 7:11
微妙にいやな傾斜。へばりつかないよう、確実なスタンスを探して進む。亀のようだ。
どう進んだのか覚えていない。今写真を見ても緊張。
2023年09月05日 07:19撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 7:19
どう進んだのか覚えていない。今写真を見ても緊張。
奥壁バンド終了。
スリル一服、と思ったが、
2023年09月05日 07:25撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 7:25
奥壁バンド終了。
スリル一服、と思ったが、
まだまだ気が抜けず。
2023年09月05日 07:26撮影 by  SO-51A, Sony
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まだまだ気が抜けず。
この辺りまでですれ違ったのは二人。一人は北穂東陵をフリーで抜けてきたとのこと。一人は天候で断念したと言っていたんだが、猛者がいるものだ。
2023年09月05日 07:32撮影 by  SO-51A, Sony
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この辺りまでですれ違ったのは二人。一人は北穂東陵をフリーで抜けてきたとのこと。一人は天候で断念したと言っていたんだが、猛者がいるものだ。
おっ、ガスが抜けたかも。ドームの影が。
2023年09月05日 08:25撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 8:25
おっ、ガスが抜けたかも。ドームの影が。
滝谷方面もガスが抜けてきた
2023年09月05日 08:27撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 8:27
滝谷方面もガスが抜けてきた
2023年09月05日 08:29撮影 by  SO-51A, Sony
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ドームがくっきり。いつの間にか岩はドライに。心は穏やかに。
2023年09月05日 08:31撮影 by  SO-51A, Sony
1
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ドームがくっきり。いつの間にか岩はドライに。心は穏やかに。
2023年09月05日 08:42撮影 by  SO-51A, Sony
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槍の先っちょ
2023年09月05日 08:43撮影 by  SO-51A, Sony
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槍の先っちょ
東陵
2023年09月05日 08:46撮影 by  SO-51A, Sony
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東陵
分岐
2023年09月05日 08:48撮影 by  SO-51A, Sony
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分岐
露がキラキラして美しかったんだが写真はいまいち
2023年09月05日 08:55撮影 by  SO-51A, Sony
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露がキラキラして美しかったんだが写真はいまいち
松濤のコル
2023年09月05日 08:55撮影 by  SO-51A, Sony
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松濤のコル
飛騨泣きに向けて小休止
2023年09月05日 09:32撮影 by  SO-51A, Sony
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飛騨泣きに向けて小休止
北穂からの下り。大キレットはガスの中だが、これ以降も岩は完全にドライだった。もう怖いものはない。落石に注意するだけ。
2023年09月05日 09:56撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 9:56
北穂からの下り。大キレットはガスの中だが、これ以降も岩は完全にドライだった。もう怖いものはない。落石に注意するだけ。
滝谷が間近に。本当にすごい場所。
2023年09月05日 10:05撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 10:05
滝谷が間近に。本当にすごい場所。
飛騨泣きへの下り。落石を起こさないようとにかく慎重に。
2023年09月05日 10:17撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 10:17
飛騨泣きへの下り。落石を起こさないようとにかく慎重に。
飛騨泣き
2023年09月05日 10:33撮影 by  SO-51A, Sony
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飛騨泣き
見下ろすとこんな感じ。ドライなら躊躇はない。
2023年09月05日 10:34撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 10:34
見下ろすとこんな感じ。ドライなら躊躇はない。
飛騨泣きを登る韓国からのシニア。あの足取りは強者に違いない。ここから見える滝谷について聞かれクライマーの道場だと答えておいた。
2023年09月05日 10:40撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 10:40
飛騨泣きを登る韓国からのシニア。あの足取りは強者に違いない。ここから見える滝谷について聞かれクライマーの道場だと答えておいた。
つい止まって見てしまう
2023年09月05日 10:42撮影 by  SO-51A, Sony
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つい止まって見てしまう
長谷川ピークが見えた
2023年09月05日 11:07撮影 by  SO-51A, Sony
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長谷川ピークが見えた
2023年09月05日 11:08撮影 by  SO-51A, Sony
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A沢のコル到着
2023年09月05日 11:19撮影 by  SO-51A, Sony
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A沢のコル到着
常念方面は晴れた
2023年09月05日 11:28撮影 by  SO-51A, Sony
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常念方面は晴れた
下ってきた斜面
2023年09月05日 11:29撮影 by  SO-51A, Sony
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下ってきた斜面
さあ大キレットを楽しもう
2023年09月05日 11:30撮影 by  SO-51A, Sony
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さあ大キレットを楽しもう
逆層気味の一枚岩。ステップも見える。
2023年09月05日 11:39撮影 by  SO-51A, Sony
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逆層気味の一枚岩。ステップも見える。
2023年09月05日 11:43撮影 by  SO-51A, Sony
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右側のステップを進む
2023年09月05日 11:45撮影 by  SO-51A, Sony
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右側のステップを進む
下った時には足場に少し迷った場所
2023年09月05日 11:47撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 11:47
下った時には足場に少し迷った場所
斜面が急なので慎重に進む
2023年09月05日 11:47撮影 by  SO-51A, Sony
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斜面が急なので慎重に進む
ここにステップ
2023年09月05日 11:52撮影 by  SO-51A, Sony
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ここにステップ
信州側。北穂池方面はガス。
2023年09月05日 11:55撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 11:55
信州側。北穂池方面はガス。
あっという間に長谷川ピーク。あ〜あ、終わってしまった。岩場にひとり集中できたので満足。北穂以降、すれ違いは10人くらいだったかな。
2023年09月05日 11:56撮影 by  SO-51A, Sony
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あっという間に長谷川ピーク。あ〜あ、終わってしまった。岩場にひとり集中できたので満足。北穂以降、すれ違いは10人くらいだったかな。
北穂池付近を見る。人がいるんじゃないかな。
2023年09月05日 12:27撮影 by  SO-51A, Sony
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北穂池付近を見る。人がいるんじゃないかな。
南岳小屋への登り。涸沢岳頂上直下でだいぶ手間取った分、2時間近く時間が押してしまった。この付近で南岳小屋のスタッフさんに会い宿泊を勧められる。そうしよう。
2023年09月05日 13:06撮影 by  SO-51A, Sony
9/5 13:06
南岳小屋への登り。涸沢岳頂上直下でだいぶ手間取った分、2時間近く時間が押してしまった。この付近で南岳小屋のスタッフさんに会い宿泊を勧められる。そうしよう。
南岳小屋に泊まり今日はゆっくり下山。出発前に獅子鼻で北穂・大キレットを望む。
2023年09月06日 06:33撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/6 6:33
南岳小屋に泊まり今日はゆっくり下山。出発前に獅子鼻で北穂・大キレットを望む。
2023年09月06日 06:33撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 06:33撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 06:34撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 06:35撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 06:39撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 06:40撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 06:41撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 6:41
槍ともおさらば。まずは槍平小屋までの標高差1000mを下る。
2023年09月06日 06:58撮影 by  SO-51A, Sony
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槍ともおさらば。まずは槍平小屋までの標高差1000mを下る。
2023年09月06日 06:59撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 06:59撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 07:00撮影 by  SO-51A, Sony
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サルの群れが登山道を登っていく。
2023年09月06日 07:00撮影 by  SO-51A, Sony
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サルの群れが登山道を登っていく。
2023年09月06日 07:00撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 07:00撮影 by  SO-51A, Sony
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2023年09月06日 07:03撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 7:03
奥穂側からヘリが。運搬なのか、これ以降もヘリが飛び交っている。
2023年09月06日 07:05撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 7:05
奥穂側からヘリが。運搬なのか、これ以降もヘリが飛び交っている。
一旦、谷側に向かう
2023年09月06日 07:27撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 7:27
一旦、谷側に向かう
リッジへのトラバースが見える
2023年09月06日 07:41撮影 by  SO-51A, Sony
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リッジへのトラバースが見える
リッジで振り返って。
2023年09月06日 08:03撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 8:03
リッジで振り返って。
ガスの合間に滝谷方面を望む。近くに見えるが標高差1000m。
2023年09月06日 08:10撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 8:10
ガスの合間に滝谷方面を望む。近くに見えるが標高差1000m。
槍平小屋が見えた。
2023年09月06日 08:15撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 8:15
槍平小屋が見えた。
中岳を見上げて。縦走する人影が見える。
この後、樹林帯中のつづら折れガレ道に突入。
2023年09月06日 08:17撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 8:17
中岳を見上げて。縦走する人影が見える。
この後、樹林帯中のつづら折れガレ道に突入。
南沢を見上げて。やはり南岳新道は難路だった。この後、槍平小屋でヤキソバをいただく。
2023年09月06日 10:02撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 10:02
南沢を見上げて。やはり南岳新道は難路だった。この後、槍平小屋でヤキソバをいただく。
奥丸山。大きな崩落の跡。
2023年09月06日 10:03撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 10:03
奥丸山。大きな崩落の跡。
槍平小屋からの南沢。小屋で降り始め、その後も強い雨だったが水量は問題無し。この後は新穂高温泉まで雨中の下山。
2023年09月06日 11:37撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 11:37
槍平小屋からの南沢。小屋で降り始め、その後も強い雨だったが水量は問題無し。この後は新穂高温泉まで雨中の下山。
滝谷出合。奥に大きな滝が見える。一本橋を渡るが、ドボンしたとしてもまだ流されない程度の水量。
2023年09月06日 12:27撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 12:27
滝谷出合。奥に大きな滝が見える。一本橋を渡るが、ドボンしたとしてもまだ流されない程度の水量。
監視カメラ。飛騨沢側は部分的に強い流れになっている。
2023年09月06日 12:30撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 12:30
監視カメラ。飛騨沢側は部分的に強い流れになっている。
2023年09月06日 13:40撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 13:40
凄まじい崩落の跡。7月にできた涸れ沢とのこと。
2023年09月06日 13:42撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 13:42
凄まじい崩落の跡。7月にできた涸れ沢とのこと。
見下ろして。
2023年09月06日 13:42撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 13:42
見下ろして。
林道から。雨が上がり、ラストでジャン〜奥穂が良く見えた。
2023年09月06日 16:14撮影 by  SO-51A, Sony
1
9/6 16:14
林道から。雨が上がり、ラストでジャン〜奥穂が良く見えた。
無料駐車場到着。当然ながらガラガラ。
2023年09月06日 16:41撮影 by  SO-51A, Sony
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無料駐車場到着。当然ながらガラガラ。
ひがくの湯を独占。飛騨牛焼肉で締め。
2023年09月06日 18:35撮影 by  SO-51A, Sony
9/6 18:35
ひがくの湯を独占。飛騨牛焼肉で締め。
撮影機器:

感想

 秋雨前線到来前のラストチャンスと見て決行。日本最高の岩場縦走ルートを堪能してきました。一番ドライであってほしい下りの難所(ロバの耳、涸沢岳頂上直下)で雨となり、濡れ岩場を降りることになりました。ワンミスで万事休す。絶対にミスらないと覚悟を決め、ゆっくりと一歩一歩確実に進み、安全に帰ることができました。結果として技術的にも良い鍛錬になりました。

 雨となった天狗のコル以降では、岩を覆った苔に苦しみました。ドライではあまり気にしませんでしたが、濡れるとフリクションが全く効かないのに気づきました。うっかり滑ると緩斜面でも200mくらいは落ちていきそうです。両手で全体重を支えられるホールドを確保し、苔のない足場を探してゆっくりとフリクションを感じつつ荷重を移していきます。この作業の繰り返しで、少しでも不安を感じたら、面倒でも足場やルートを見直します。局所的には10-20倍の時間を要しました。どうやっても不安を払拭できないならドライになるまで停滞するしかありません。そう決めて臨みました。
 一番危険を感じたのは、ロバの耳の最初の鎖場を登って(ロバの耳の最高地点)から最初の下り。斜めになった薄い足場を横ばいで降りる場所と足場に乏しい垂直降下の場所の二つ。特に前者は足場が滑りやすいのにホールドに乏しい。最悪を想定し面倒でもスリングを出した方が良かったと反省。
 西穂〜天狗のコルはドライでしたので三点支持ができれば特に難しくはありません。馬の背も同様。

 南岳新道に興味があり下ってみたのですが、樹林帯中のガレ場がなかなか大変でした。また槍平小屋以降はずっと雨で、足元が悪く結構消耗しました。そういえば南岳新道では誰にも会わず、槍平小屋内で数人、滝谷出合付近で二人とすれ違っただけ。10時間も一人黙々と・・巡礼路のようでした。

 いろいろ難儀はありましたが、終わってみれば最高のソロ体験ツアーでした。大満足!

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