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Yamareco

記録ID: 5902021
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

鷲羽岳(新穂高〜三俣山荘テン泊)

2023年09月02日(土) ~ 2023年09月03日(日)
 - 拍手
がんちゃん その他1人
GPS
35:32
距離
39.8km
登り
3,126m
下り
3,119m

コースタイム

1日目
山行
7:39
休憩
2:23
合計
10:02
距離 18.1km 登り 2,043m 下り 599m
4:18
4:19
16
4:35
10
4:45
12
4:57
5:05
19
5:24
5:25
50
6:15
13
6:28
15
6:43
24
7:07
7:16
32
7:48
8:08
2
8:10
40
8:50
9:09
11
9:20
9:22
17
9:39
9:45
29
10:14
10:15
7
10:22
10:53
16
11:09
11:10
3
11:13
11:19
36
11:55
12:16
16
12:32
26
12:58
26
13:24
13:41
5
13:46
16
14:02
2日目
山行
9:21
休憩
2:10
合計
11:31
距離 21.4km 登り 1,086m 下り 2,501m
3:54
70
5:04
5:51
17
6:08
6:25
60
7:25
106
9:11
12
9:23
9:34
21
9:55
20
10:15
10:16
28
10:48
12
11:00
11:15
4
11:19
29
11:48
11
11:59
7
12:06
12:12
23
12:35
12:58
1
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13:00
18
13:18
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13:30
11
13:41
13:42
7
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14:16
18
14:34
14:41
11
14:52
9
15:01
12
15:13
12
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉からスタート。
駐車場は深山荘がメジャーだが夜10時の時点で満車。あとは基本的に予約制の駐車場を使うか鍋平を利用するしかない。
コース状況/
危険箇所等
◆新穂高温泉〜小池新道登山口
・ひたすら5kmの林道を歩く。
・わさび平小屋ではトマトやキュウリ、冷たいドリンクが買える
◆小池新道登山口〜双六小屋
・とっても歩きやすい登山道で迷う場所もない。
・鏡平小屋ではかき氷やコーヒーフロートがいただける。
・双六小屋でもカレーなどの軽食やドリンクの自販機あり。水場も利用可能
◆双六小屋〜三俣山荘
・双六岳の稜線というか台地は特に槍ヶ岳をバックにした景色が圧巻。晴れた時はぜひおススメ。
・双六岳〜三俣蓮華岳までの稜線はアップダウンはあるものの巻き道よりは楽な気がする。
・三俣山荘のテン場は早い者勝ちで予約は不要。ひとり2000円。
・水場は辛うじて生きていた。
◆三俣山荘〜鷲羽岳・鷲羽池
・山荘〜400mほどの登りとなる。ザレ場の急登で立山の一の越〜雄山の感じと似ている。
・鷲羽池は鷲羽岳の山頂手前を右に入ると降りることができる。一旦降りると150mほどの登り返しが必要。
その他周辺情報 ひがくの湯。800円。露天風呂はぬるくて自分好みだった。
その他登山者食堂で色々食事もできる。
今週はMさんと新穂高から鷲羽を目指す。
2023年09月02日 03:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/2 3:54
今週はMさんと新穂高から鷲羽を目指す。
お助け風。久しぶりに見た
2023年09月02日 04:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/2 4:17
お助け風。久しぶりに見た
笠新道登山口の水は枯れていた。今年はどこも深刻な水不足らしい
2023年09月02日 04:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/2 4:42
笠新道登山口の水は枯れていた。今年はどこも深刻な水不足らしい
わさび平小屋でヘッデンオフ。
2023年09月02日 05:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/2 5:02
わさび平小屋でヘッデンオフ。
小池新道へ。
2023年09月02日 05:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/2 5:22
小池新道へ。
秩父沢も水が枯れてるという噂を聞いたが…
2023年09月02日 06:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/2 6:11
秩父沢も水が枯れてるという噂を聞いたが…
まじで枯れてた。
2023年09月02日 06:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/2 6:11
まじで枯れてた。
鏡平小屋。初めて逆さ槍ヶ岳見たかも。
2023年09月02日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/2 7:47
鏡平小屋。初めて逆さ槍ヶ岳見たかも。
弓折乗越。ここから稜線歩きが始まる。
2023年09月02日 08:54撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 8:54
弓折乗越。ここから稜線歩きが始まる。
ライチョウのヒナと会った。
2023年09月02日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 9:22
ライチョウのヒナと会った。
笠ヶ岳をバックに楽しい稜線歩き
2023年09月02日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
5
9/2 9:28
笠ヶ岳をバックに楽しい稜線歩き
双六小屋と鷲羽岳が見えてきた
2023年09月02日 09:49撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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双六小屋と鷲羽岳が見えてきた
双六小屋のテン場。水が出てないという噂があったがギリギリ出てた
2023年09月02日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 10:14
双六小屋のテン場。水が出てないという噂があったがギリギリ出てた
まずは双六岳を目指す。樅沢岳と槍のコラボ
2023年09月02日 11:12撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 11:12
まずは双六岳を目指す。樅沢岳と槍のコラボ
双六の台地を歩く。ここは10年ぶりくらいの2回目だが前回はガスガスだったので新鮮
2023年09月02日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 11:33
双六の台地を歩く。ここは10年ぶりくらいの2回目だが前回はガスガスだったので新鮮
象徴的な景色。
2023年09月02日 11:39撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 11:39
象徴的な景色。
これだけでも来た甲斐があった。
2023年09月02日 11:39撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 11:39
これだけでも来た甲斐があった。
双六岳登頂。意外とまだ2回目。通り掛かっても巻いちゃうし。
2023年09月02日 11:54撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 11:54
双六岳登頂。意外とまだ2回目。通り掛かっても巻いちゃうし。
次は三俣蓮華へ向かう。アップダウン多い
2023年09月02日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 12:23
次は三俣蓮華へ向かう。アップダウン多い
薬師も見えてきた。アルプス北部の山を見るとホッとする。何となくあっちがホームな感じがするんだよなあ
2023年09月02日 12:25撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 12:25
薬師も見えてきた。アルプス北部の山を見るとホッとする。何となくあっちがホームな感じがするんだよなあ
三俣蓮華登頂
2023年09月02日 13:23撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 13:23
三俣蓮華登頂
鷲羽をバックに
2023年09月02日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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鷲羽をバックに
薬師と雲ノ平をバックに
2023年09月02日 13:39撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 13:39
薬師と雲ノ平をバックに
三俣山荘のテン場でテント設営。
ここからの景色も素晴らしいがその一つが水晶岳。
2023年09月02日 17:32撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/2 17:32
三俣山荘のテン場でテント設営。
ここからの景色も素晴らしいがその一つが水晶岳。
夕刻…テントの目の前に鷲羽ドン!
2023年09月02日 18:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/2 18:18
夕刻…テントの目の前に鷲羽ドン!
水晶も染まる
2023年09月02日 18:18撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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水晶も染まる
空も染まる
2023年09月02日 18:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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空も染まる
翌朝、アタックザックで鷲羽岳を目指す
2023年09月03日 03:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/3 3:44
翌朝、アタックザックで鷲羽岳を目指す
今年復活した伊藤新道の標識。
そのうち歩かせてもらいます
2023年09月03日 03:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/3 3:59
今年復活した伊藤新道の標識。
そのうち歩かせてもらいます
南の空には富士山も見えた
2023年09月03日 04:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/3 4:57
南の空には富士山も見えた
この日の浅間山は噴煙が目立った。
2023年09月03日 05:01撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 5:01
この日の浅間山は噴煙が目立った。
鷲羽岳登頂。ここも意外と2回目。
2023年09月03日 05:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/3 5:04
鷲羽岳登頂。ここも意外と2回目。
富士山と北鎌尾根
2023年09月03日 05:08撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 5:08
富士山と北鎌尾根
ご来光
2023年09月03日 05:19撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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ご来光
薬師のモルゲンロート
2023年09月03日 05:21撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
8
9/3 5:21
薬師のモルゲンロート
我らが白山と別山
2023年09月03日 05:28撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 5:28
我らが白山と別山
鷲羽池。これから向かう
2023年09月03日 05:36撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 5:36
鷲羽池。これから向かう
黒部五郎岳にも日が当たる。この山も自分の中では心の山だ
2023年09月03日 05:37撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
5
9/3 5:37
黒部五郎岳にも日が当たる。この山も自分の中では心の山だ
アップで。黒部五郎カールも久しぶりに歩きたい
2023年09月03日 05:39撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
7
9/3 5:39
アップで。黒部五郎カールも久しぶりに歩きたい
鷲羽池へ
2023年09月03日 05:57撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
9
9/3 5:57
鷲羽池へ
初めて降り立った。無人で静かだった。
2023年09月03日 06:07撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 6:07
初めて降り立った。無人で静かだった。
鷲羽池から見上げる鷲羽岳山頂部
2023年09月03日 06:10撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 6:10
鷲羽池から見上げる鷲羽岳山頂部
リフレクション
2023年09月03日 06:16撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 6:16
リフレクション
Mさんは登り返しを嫌がっていたがこの時は夢中でシャッターを切っていた
2023年09月03日 06:16撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 6:16
Mさんは登り返しを嫌がっていたがこの時は夢中でシャッターを切っていた
このブルーはなかなか見られない
2023年09月03日 06:17撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 6:17
このブルーはなかなか見られない
こんな鷲羽岳もなかなか見られない
2023年09月03日 06:18撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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こんな鷲羽岳もなかなか見られない
楽しんだ後はちゃんと試練も待っている
2023年09月03日 06:45撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 6:45
楽しんだ後はちゃんと試練も待っている
稜線に戻って三俣山荘を見下ろす。
真ん中ちょい右に見えるのがマイテント。10年前はたくさん見かけた赤のプロモンテも全く見なくなった
2023年09月03日 07:04撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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9/3 7:04
稜線に戻って三俣山荘を見下ろす。
真ん中ちょい右に見えるのがマイテント。10年前はたくさん見かけた赤のプロモンテも全く見なくなった
三俣蓮華バックで。
帰りはあそこまで登り返さないといけない。
2023年09月03日 07:08撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
7
9/3 7:08
三俣蓮華バックで。
帰りはあそこまで登り返さないといけない。
とりあえず三俣山荘まで戻ってきた。
2023年09月03日 07:21撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
9/3 7:21
とりあえず三俣山荘まで戻ってきた。
三俣山荘の水場はいつもより少ないながらもなんとか使うことができた
2023年09月03日 07:35撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
4
9/3 7:35
三俣山荘の水場はいつもより少ないながらもなんとか使うことができた
双六岳は巻いて中道から双六小屋へ戻る
2023年09月03日 09:29撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
9/3 9:29
双六岳は巻いて中道から双六小屋へ戻る
双六小屋到着。まだ先は長いが新穂高まで帰らなければ
2023年09月03日 11:17撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
9/3 11:17
双六小屋到着。まだ先は長いが新穂高まで帰らなければ
参考:前回ここを歩いたのは2年前の9月、大地震の影響で登山道が崩落していた
2021年09月19日 17:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/19 17:58
参考:前回ここを歩いたのは2年前の9月、大地震の影響で登山道が崩落していた
鏡平山荘
2023年09月03日 12:01撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
2
9/3 12:01
鏡平山荘
ガンガン下ってあっという間に山荘。急いだ理由はかき氷を食べたかったから
2023年09月03日 12:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/3 12:32
ガンガン下ってあっという間に山荘。急いだ理由はかき氷を食べたかったから
その先の小池新道の石畳も長かったが急いでわさび平小屋まで降りてきた。理由はトマトが食べたかったから
2023年09月03日 14:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/3 14:39
その先の小池新道の石畳も長かったが急いでわさび平小屋まで降りてきた。理由はトマトが食べたかったから
これが目当て。今回は暑かったので各駅停車で買い食いすることになった
2023年09月03日 14:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9
9/3 14:39
これが目当て。今回は暑かったので各駅停車で買い食いすることになった
なぜか下山時は笠新道の水場も復活していた
2023年09月03日 14:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/3 14:50
なぜか下山時は笠新道の水場も復活していた
【参考】2年前の地震の時はこの林道もかなりダメージを受けていたが復活してよかった
2021年09月19日 20:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/19 20:22
【参考】2年前の地震の時はこの林道もかなりダメージを受けていたが復活してよかった
ゴール!
久しぶりにガッツリ歩きました!
2023年09月03日 15:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/3 15:26
ゴール!
久しぶりにガッツリ歩きました!

感想

この週末は土日とも晴れ予報ということで久しぶりにMさんとテン泊に行こうということになった。
行先はMさんのリクエストで鷲羽岳…というか鷲羽池に決定。1泊の日帰りの行程としてはなかなか歩き応えがあるし暑そうだが体力づくりにもなるので決行。
自分も鷲羽池には行ったことがなかったのでちょうどよい機会だと思った。
土曜日の朝4時に新穂高温泉をスタート。久しぶりのテン泊装備が腰と肩にずっしり来る。
新穂高はよく来ているような気もするが実は最近はかなりご無沙汰だと気づいた。ここ最近は冬の槍ヶ岳にも登ってないし…多分前回は2年前の赤牛岳…そう、あの大地震があった時だ。
55kmを21時間かけてヘロヘロになりながら歩き、挙句の果てには下山中に地震で落石が発生しまくって命からがら下山したという忘れたくても忘れられない山行だった。
あの時の記憶を辿りながら鷲羽へ向かう。そういえば双六岳も鷲羽岳もこれまで1回ずつしか登っていない。割と家からのアプローチは良いのだがなぜだろう?自分でもよくわからないが、林道歩きが長い、歩行時間も長い、人気がある、基本的にピストンになりがち、とか色々潜在的に避ける要素が多かったのかもしれない。

わさび平で明るくなってきたのでヘッデンオフ。朝早かったおかげで割と涼しいうちに稜線まで上がることができた。
予報通りに天気は良い。これは双六岳に行くしかない。あの広大な台地から槍ヶ岳を眺めてみたい。割とミーハー的なスポットではあるが一度も見たことがないので行くしかない。(10年ほど前に訪れた時はガスガスだった)
実際訪れてみるとその景色は想像以上にすごかった。地平線の向こうに鋭利な槍の穂先が突き出した感じがかなり非日常的な光景で普通の山岳風景とも一線を画したものだった。
双六のたおやかな山容に鋭い岩峰という何ともいえないコントラストが独特なんだと思う。欲を言えばもっと青空が良かったがガス男の自分にとってはこれでも十分贅沢なコンディションだった。

三俣蓮華を超えて三俣山荘に到着したらテント設営。昔はどこも1張500円とかだったが今は一人2000円。下界以上に山はインフレしている。
ちょっと離れた静かなサイトを確保。目の前に鷲羽がドーンと見える素晴らしいロケーションだった。だがMさんからはトイレが遠いとぶつぶつと文句を言われてしまった。すみません。でもそれを差し引いてもいい場所だったでしょ。

翌朝は3時に起床して空身で鷲羽岳と鷲羽池を目指す。ちょうど山頂でご来光を拝む作戦だ。
Mさんは寝起きは調子が悪いらしくペースが上がらないようだったがギリギリご来光前に鷲羽岳に登頂。思惑通りご来光も拝めて大満足。
特にお気に入りの黒部五郎カールを正面から見ることができて嬉しかった。
次は今回の旅の主目的である鷲羽池へ。自分もこれまで上から眺めたことしかなかったので楽しみにしていた。
150mくらい降りて登り返すのでMさんはちょっとナーバスになっていたがここまで来たら行くしかないでしょ。貸し切りの池まで降りると鷲羽岳と青空のリフレクションがこれまた想像以上のクオリティだった。
火口湖は色んなところにあるが池のほとりまで降りられて風の影響を受けずにきれいなリフレクションが楽しめる場所はそう多くない。このタイミングで来てみて良かった。

諸々楽しんだらテントを撤収して下山するだけ…と言いたいが三俣山荘から新穂高までの下山は下山というより改めて一山登って下りるくらいのボリュームがある。
テン場でガッツリラーメンを食べてカロリーを補給してから下山開始。稜線は風があったものの暑かったので山小屋ごとにドリンクやらかき氷やらを補給しながらのグルメ旅となった。
鏡平小屋ではバッタリ山仲間で登山ガイドのWakaさんに遭遇。しっかりガイドのお仕事をされているようでプロのオーラが漂っていた。

久しぶりのテン泊はドップリ山の世界に浸かることができて楽しかったがちょびっと沢が恋しくなった。

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