記録ID: 5922395
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ハイキング
大雪山
大雪山山系縦走(旭岳〜トムラウシ〜オプタテシケ)
2023年09月04日(月) ~
2023年09月07日(木)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 42:52
- 距離
- 60.8km
- 登り
- 3,576m
- 下り
- 4,141m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:34
距離 18.1km
登り 1,152m
下り 947m
2日目
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:29
距離 14.1km
登り 748m
下り 576m
3日目
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 9:55
距離 14.1km
登り 704m
下り 1,222m
4日目
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 9:41
距離 14.5km
登り 988m
下り 1,411m
16:11
荷物が重く、普段のペースより相当遅かった。体力不足を実感したので、さらなるトレーニングが必要と感じた。
初日は当初、忠別岳避難小屋まで歩く予定であったが、想定よりもペースが遅いため忠別沼でビバークした(撤収時の清掃には気を使ったつもりだが、推奨されないだろう)。
3日目、4日目は肩こりが酷く、休み休み歩いていた。
当初は十勝岳まで登るつもりだったが、疲労が重なって打ち切った。
初日は当初、忠別岳避難小屋まで歩く予定であったが、想定よりもペースが遅いため忠別沼でビバークした(撤収時の清掃には気を使ったつもりだが、推奨されないだろう)。
3日目、4日目は肩こりが酷く、休み休み歩いていた。
当初は十勝岳まで登るつもりだったが、疲労が重なって打ち切った。
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:吹上温泉17:40=(上富良野町営バス)=上富良野駅=駅前旅館泊(予備日を考慮して2連泊)=上富良野バス停11:24=(ふらのバス)=旭川空港12:00着/13:15発=(JAL554便)=羽田空港15:05 |
コース状況/ 危険箇所等 |
姿見駅〜白雲岳避難小屋:危険個所は無いが、登山道かどうかの判別が分かりにくい箇所は多いので濃霧時は注意。水場:白雲岳避難小屋 白雲岳避難小屋〜ヒサゴ沼分岐:危険個所無し。但し、登山道の踏み外しに注意。水場:忠別沼。 ヒサゴ沼分岐〜南沼キャンプ場:ロックガーデンに代表される岩塊地帯。歩きにくく、転倒の恐れあり、足腰の負担も大きい。水場:北沼、南沼キャンプ場(降雨直後のため確保できた、雪渓が消失した時期は期待しない方が良い)。 南沼キャンプ場〜双子池キャンプ場:全体的に藪こぎ地帯であるものの、たまに両手を使う程度(グレード教蕁法また、ほとんどの場所で柔らかい土で覆われているため、足腰への負荷は小さい。水場:三川台(100 m下る必要あり)、双子池キャンプ場(降雨後のみ)。 双子池キャンプ場〜オプタテシケ〜吹上温泉:いわゆる火山のザレ場で足元が安定せず歩きにくい。稜線沿いは強風のリスクがあり、クサリ・梯子場もあるなど、全コースのなかで最も技術が求められる。水場:ポンピ沢徒渉点。 ヒグマについて:白雲岳分岐付近で、親子2頭に遭遇した。200 m程度の距離があり、向こうから逃げ出した。 キツネについて:三川台で目撃したので、大雪山全域に生息すると思われる。 |
その他周辺情報 | 帰りの温泉:吹上温泉白銀荘(0167-45-4126)。営業時間10:00〜22:00、700円。清潔かつサウナ等設備が充実。宿泊料も低廉のため後泊にも最適。 帰りの食事:上富良野市街は、自衛隊の街であるため、飲み屋とデカ盛りの店が非常に充実している。 周辺の観光:美瑛富良野エリアは北海道を代表する観光地。日程に余裕をもたせ散策するのも楽しい。 |
写真
装備
個人装備 |
登山靴
ザック
防寒着(-5℃を想定)
ストック
帽子
携帯電話
手袋
雨具
飲料水(下記に詳述)
食糧(下記参照)
ガスバーナー(ガスは空港調達)
コッヘル
身分証明証
マスク
モバイルバッテリー
電池
計画書
GPS
1人用テント
細引き
地図(高原地図)
結束バンド
ジップロック10枚以上
暇つぶし用書籍
浄水器
鉈
携帯トイレ(日数分)
熊鈴
ホイッスル
食糧
|
---|---|
備考 | クマ対策:常に熊鈴を装着し, 定期的にホイッスルで居場所を周知する。腰には鉈を携帯し, 最悪の事態は鉈とストックで威嚇する。 飲料水対策:5.0 L保持できる容器+緊急用で1Lのペットボトル水の構成とする。寄生虫対策のために, 原則として煮沸してから飲用するものとし, 緊急時は浄水器を用いるものとした。 食糧対策: ー腑┘優襯ー(糖質・脂質)→尾西アルファ米6包(2160 kcal), マッシュポテト粉末850g(3000kcal), マヨネーズ1袋(3000kcal), タルタルソース2袋(2500kcal), 羊羹8包(1280kcal), ラムネ菓子・金平糖(1000kcal, 低血糖症状時の補給用)。 ▲織鵐僖質→魚肉ソーセージ×12本。1日に3本摂取することで1日のタンパク質必要量の1/3に相当する。 ビタミン・ミネラル→Inゼリー マルチビタミン×3, マルチミネラル×2。また, 低血糖症状時の補給手段と兼用とする。 い修梁匠ドライフルーツMIX, 塩こんぶ2包, 塩分タブレット, 貝柱, 以前の登山の残り物, なけなしの酒 反省点:いろいろ持ってき過ぎて、水含めて25 kgを超過し、重すぎた。もう少し軽量化に努めるべきであった。少なくとも食糧は上記の2/3で良かった。 |
感想
大雪山系で大切なのは、水の確保と体力だった。
9月となると水場が限られるため、計画的に確保しなければならない。今回の山行では、雨にやられた一方で、雨によって水の確保が容易だったため、仮に天候がずっと快晴ならばもっと厳しい山行であったと思われる。
大雪山系では北アルプス等と異なり、有人小屋が無いため、食糧もすべて背負う等、ありとあらゆる点で自己完結する必要がある。
以上をまとめると、地獄だった。
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