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Yamareco

記録ID: 592286
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳・横岳・硫黄岳(行者小屋テン泊) 厳冬期とは思えない好天山行

2015年02月20日(金) ~ 2015年02月21日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
29:35
距離
25.0km
登り
2,003m
下り
1,996m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:03
休憩
0:27
合計
4:30
距離 8.4km 登り 895m 下り 31m
10:57
50
11:47
9
11:56
12:11
127
14:18
14:30
57
15:27
2日目
山行
7:16
休憩
4:01
合計
11:17
距離 16.6km 登り 1,119m 下り 1,969m
5:11
69
6:20
6:34
4
6:38
42
7:20
7
7:27
7:30
3
7:33
15
7:48
8:14
3
8:17
8
8:25
8:40
7
8:47
8:52
3
8:55
8:58
2
9:00
9:03
9
9:27
9:55
9
10:04
16
10:20
10:23
24
10:47
10:57
13
11:10
48
11:58
12:13
35
12:48
14:37
69
15:46
15:52
3
15:55
15:56
32
16:28
天候 20日 曇り時々晴れ
21日 晴れ 稜線部で微風

20日テン泊、テント内で夜半は−10度
21日は好天で殆ど風なし、アウター脱いでも汗ばむくらいの陽気。
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘 1000円(500円/1日)
駐車券でコーヒーのサービスあり
コース状況/
危険箇所等
美濃戸口(八ヶ岳山荘)ー(北沢ルート)−赤岳鉱泉−行者小屋
・美濃戸口から美濃戸、堰堤広場までは車道を進む
・堰堤広場から赤岳鉱泉、行者小屋まではアップダウンの少ない林間のルート
・この間はチェーンアイゼンを利用

行者小屋−地蔵の頭
・行者小屋からはアイゼン、ピッケル、ヘルメットを装備
・前半は林間の登り、森林限界を越えた後は階段は雪に埋もれているが、クサリは出ているので、危なそうな場所はクサリを利用して登る。
・地蔵の頭直下のナイフリッジはリッジの先端にトレースはあるが、その下にあるトラバースのトレースを利用。
 リッジ先端のトレースを付けた人のバランス感覚にびっくり...
・危険個所は地蔵の頭直下のナイフリッジ、他は危なそうなところはクサリが出ている。

地蔵の頭−赤岳山頂(往復)
・雪面の急登、トレースも明確で、雪面も締まっているので登りやすい。
・但し、転倒即滑落となる可能性があるので注意。

地蔵の頭ー横岳
・日の岳ルンゼの急登、トラバースはしっかりとしたトレースができていて登りやすい状態になっていた。
・ここも滑り落ちると、どこまでも落ちていきそうな場所なので注意!
・鉾岳は西側を回り込むように進む。最初は岩場、途中から雪面のトラバース。
・雪面のトラバースも西斜面で雪が締まっていたのでアイゼンを効かせながら進む。ここも滑落注意箇所!
・鉾岳を過ぎると横岳までの間の注意箇所は終わり、再び東側に出て石尊峰、三叉峰を過ぎると横岳に到着。

横岳−硫黄岳
・横岳直下の階段の取付きと、その後のカニの横ばいが注意箇所
・階段は下りで利用する際、最初に足をかけるところで注意。階段を下ると直ぐに西側に出てクサリのトラバース。その岩場を越えて東側に出ると今回はしっかりとしたトラバースのトレースができていたので、それを利用。
・横岳直下の難所もコンディションが良く、あっさりと通り過ぎる。その後は大タルミまで緩やかな下り。
・強風地帯の大タルミも今回は殆ど無風。大タルミから硫黄岳の登り返しでは日差しもあり暑いくらいの陽気。

硫黄岳−赤岩の頭−赤岳鉱泉−行者小屋
・硫黄岳から赤岩の頭までは緩やかな下り。
・赤岩の頭からは急斜面の下り。気温が上がってきたせいか、雪が緩くなり、アイゼンに雪がくっついて滑りやすい状態になる。
・樹林帯にはいると後は林間のルートを赤岳鉱泉を経て行者小屋へ戻る。
・赤岳鉱泉までの林間ルートはいたるところにショートカットができている。ルートによっては誤った方向に進む登り返すことになるルートもあるので、ショートカットを使うときは注意。

行者小屋−(南沢ルート)−美濃戸−美濃戸口
・行者小屋からの帰路はチェーンスパイクを利用。
・美濃戸までは林間ののんびりとしたハイキングコース、美濃戸からは車道を進む

今回のルートでの注意箇所は、
◎地蔵の頭直下のナイフリッジ
◎日の岳ルンゼの登り
◎鉾岳のトラバース
◎横岳直下のカニの横ばい
ただ、コンディションが良かったため危ないという感じもなく、あっさりと通過。
悪天時、積雪状況によってはシビアな状況になり、転倒即滑落、大怪我になりかねない場所なので要注意!
11時、いつもより遅めのスタート、
今日は行者小屋まで
2015年02月20日 11:00撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
2/20 11:00
11時、いつもより遅めのスタート、
今日は行者小屋まで
美濃戸までは車道を進む
2015年02月20日 11:20撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/20 11:20
美濃戸までは車道を進む
途中に見える阿弥陀岳山頂は雲に隠れている
2015年02月20日 11:51撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/20 11:51
途中に見える阿弥陀岳山頂は雲に隠れている
行きは北沢経由
2015年02月20日 12:14撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
2/20 12:14
行きは北沢経由
堰堤広場
2015年02月20日 13:10撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
2/20 13:10
堰堤広場
沢沿いを進む
2015年02月20日 13:23撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/20 13:23
沢沿いを進む
正面に横岳が見えてくると赤岳鉱泉はもうすぐ
2015年02月20日 14:11撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
2/20 14:11
正面に横岳が見えてくると赤岳鉱泉はもうすぐ
赤岳鉱泉、平日のせいか人は少ない
2015年02月20日 14:21撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
5
2/20 14:21
赤岳鉱泉、平日のせいか人は少ない
小休止の後、行者小屋へ
2015年02月20日 14:31撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/20 14:31
小休止の後、行者小屋へ
樹林帯を進み
2015年02月20日 15:22撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/20 15:22
樹林帯を進み
15時30分、行者小屋へ到着
2015年02月20日 15:32撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
4
2/20 15:32
15時30分、行者小屋へ到着
行者小屋から赤岳
2015年02月20日 16:55撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/20 16:55
行者小屋から赤岳
本日の我が家
2015年02月20日 16:49撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
5
2/20 16:49
本日の我が家
テン場から文三郎方面に進むと水場あり
2015年02月20日 16:52撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/20 16:52
テン場から文三郎方面に進むと水場あり
夕刻の赤岳
2015年02月20日 17:34撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/20 17:34
夕刻の赤岳
夕食は鍋焼きうどん
この夜のテント内の気温は−10度
2015年02月20日 17:58撮影 by  iPhone 6, Apple
6
2/20 17:58
夕食は鍋焼きうどん
この夜のテント内の気温は−10度
翌朝、夜明け前に出発
2015年02月21日 05:13撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
2/21 5:13
翌朝、夜明け前に出発
暗闇を進む
2015年02月21日 06:01撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
2/21 6:01
暗闇を進む
だんだん明るくなり始める
2015年02月21日 06:16撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 6:16
だんだん明るくなり始める
なんとか日の出前に地蔵の頭に到着
2015年02月21日 06:21撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 6:21
なんとか日の出前に地蔵の頭に到着
日の出、
奥秩父の山々と富士山
2015年02月21日 06:26撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 6:26
日の出、
奥秩父の山々と富士山
八ヶ岳と富士山
2015年02月21日 06:29撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 6:29
八ヶ岳と富士山
富士山アップ
2015年02月21日 06:30撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 6:30
富士山アップ
日の出を鑑賞した後は赤岳山頂を目指す
2015年02月21日 06:41撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 6:41
日の出を鑑賞した後は赤岳山頂を目指す
赤岳山頂に到着。
ここで偶然、12月に展望荘に泊まった際に同室だった方に再会
2015年02月21日 07:21撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 7:21
赤岳山頂に到着。
ここで偶然、12月に展望荘に泊まった際に同室だった方に再会
いつもの山頂標識、
やっぱり青空が背景だと映える
2015年02月21日 07:28撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 7:28
いつもの山頂標識、
やっぱり青空が背景だと映える
南八ヶ岳から北八ヶ岳の山々
2015年02月21日 07:25撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 7:25
南八ヶ岳から北八ヶ岳の山々
阿弥陀岳
2015年02月21日 07:24撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 7:24
阿弥陀岳
権現岳、
その向こうに南アルプス
2015年02月21日 07:26撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 7:26
権現岳、
その向こうに南アルプス
富士山
2015年02月21日 07:25撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 7:25
富士山
北アルプスもはっきりと見える
2015年02月21日 07:26撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
4
2/21 7:26
北アルプスもはっきりと見える
赤岳山頂で大パノラマを堪能した後は硫黄までの縦走にスタート
2015年02月21日 07:36撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 7:36
赤岳山頂で大パノラマを堪能した後は硫黄までの縦走にスタート
赤岳展望荘から赤岳
2015年02月21日 08:16撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 8:16
赤岳展望荘から赤岳
地蔵尾根から日の岳
2015年02月21日 08:19撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 8:19
地蔵尾根から日の岳
日の岳の登り
2015年02月21日 08:25撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 8:25
日の岳の登り
日の岳のルンゼはしっかりとしたトレースあり
2015年02月21日 08:47撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 8:47
日の岳のルンゼはしっかりとしたトレースあり
登りきったところから、
滑落したら止まらなそうな斜面
2015年02月21日 08:49撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 8:49
登りきったところから、
滑落したら止まらなそうな斜面
鉾岳は西側を回り込む。
最初は岩場、アイゼンを引っ掛けないように注意して進む
2015年02月21日 08:56撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
5
2/21 8:56
鉾岳は西側を回り込む。
最初は岩場、アイゼンを引っ掛けないように注意して進む
急斜面のトラバース、
雪面が締まっているのでアイゼンが良くきく
2015年02月21日 08:59撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
2/21 8:59
急斜面のトラバース、
雪面が締まっているのでアイゼンが良くきく
トラバース終点から振り返る
2015年02月21日 09:01撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 9:01
トラバース終点から振り返る
ここも滑ったら洒落にならない
2015年02月21日 09:01撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 9:01
ここも滑ったら洒落にならない
再び日の当たる東側にでると石尊峰、
ここからの赤岳のアングルも良い
2015年02月21日 09:07撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 9:07
再び日の当たる東側にでると石尊峰、
ここからの赤岳のアングルも良い
石尊峰から横岳、硫黄岳
2015年02月21日 09:09撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 9:09
石尊峰から横岳、硫黄岳
三叉峰、
杣添尾根への分岐
2015年02月21日 09:14撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 9:14
三叉峰、
杣添尾根への分岐
横岳への最後の登り
2015年02月21日 09:24撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 9:24
横岳への最後の登り
横岳に到着
風もなく暖かな陽気なのでしばらく休憩
2015年02月21日 09:28撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 9:28
横岳に到着
風もなく暖かな陽気なのでしばらく休憩
横岳から赤岳
2015年02月21日 09:53撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
4
2/21 9:53
横岳から赤岳
横岳から硫黄岳
カニの横ばいのトレースがしっかりとついている
2015年02月21日 09:56撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
4
2/21 9:56
横岳から硫黄岳
カニの横ばいのトレースがしっかりとついている
横岳直下のクサリ場
2015年02月21日 09:57撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 9:57
横岳直下のクサリ場
振り返るとものすごい位置にトレースが...
カモシカだろうか?
2015年02月21日 09:58撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
2/21 9:58
振り返るとものすごい位置にトレースが...
カモシカだろうか?
東側のトラバース、
しっかりとしたトレースがついていた
2015年02月21日 09:59撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
2/21 9:59
東側のトラバース、
しっかりとしたトレースがついていた
核心部も終わり後はのんびり硫黄岳へ
2015年02月21日 10:04撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
2/21 10:04
核心部も終わり後はのんびり硫黄岳へ
硫黄岳山荘前、駒草神社
強風地帯も今日はほぼ無風
2015年02月21日 10:25撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 10:25
硫黄岳山荘前、駒草神社
強風地帯も今日はほぼ無風
硫黄岳への登り、
登り返しが少々キツイ、日差しが暖かで汗ばむくらいの陽気
2015年02月21日 10:39撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 10:39
硫黄岳への登り、
登り返しが少々キツイ、日差しが暖かで汗ばむくらいの陽気
硫黄岳山頂に到着
2015年02月21日 10:50撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 10:50
硫黄岳山頂に到着
爆裂火口
2015年02月21日 10:51撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 10:51
爆裂火口
北八ヶ岳の山々
2015年02月21日 10:51撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 10:51
北八ヶ岳の山々
浅間山
2015年02月21日 10:58撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 10:58
浅間山
赤岩の頭から硫黄岳
2015年02月21日 11:08撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
2/21 11:08
赤岩の頭から硫黄岳
赤岩の頭から阿弥陀岳、中岳、赤岳
2015年02月21日 11:11撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 11:11
赤岩の頭から阿弥陀岳、中岳、赤岳
赤岩の頭から急斜面を下る
2015年02月21日 11:13撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 11:13
赤岩の頭から急斜面を下る
気温が高くなってきたせいか、だいぶ雪質が緩くなってきた
2015年02月21日 11:13撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
2/21 11:13
気温が高くなってきたせいか、だいぶ雪質が緩くなってきた
あとは樹林帯を下っていくと、
2015年02月21日 11:18撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/21 11:18
あとは樹林帯を下っていくと、
赤岳鉱泉に到着
2015年02月21日 12:13撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 12:13
赤岳鉱泉に到着
小休止のあと行者小屋へ、
日差しが暑い
2015年02月21日 12:26撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 12:26
小休止のあと行者小屋へ、
日差しが暑い
行者小屋へ到着
2015年02月21日 12:49撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 12:49
行者小屋へ到着
行者小屋から赤岳
この時点、気温5度、ほぼ無風
2015年02月21日 12:50撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 12:50
行者小屋から赤岳
この時点、気温5度、ほぼ無風
テントを撤収、
荷物をすべてザックに詰め込む。もう少し荷物を減らせるといいのだが...
2015年02月21日 14:31撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 14:31
テントを撤収、
荷物をすべてザックに詰め込む。もう少し荷物を減らせるといいのだが...
14時30分、行者小屋を出発、
帰路へ
2015年02月21日 14:35撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/21 14:35
14時30分、行者小屋を出発、
帰路へ
のんびりと帰路を進む
2015年02月21日 14:56撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
2/21 14:56
のんびりと帰路を進む
ときどき気につもった雪が落ちてくる
2015年02月21日 15:01撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/21 15:01
ときどき気につもった雪が落ちてくる
美濃戸山荘に到着
2015年02月21日 15:46撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2/21 15:46
美濃戸山荘に到着
16時30分、八ヶ岳山荘到着。
今回は2月とは思えないほどの天気に恵まれ、雪山登山を満喫!
2015年02月21日 16:30撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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2/21 16:30
16時30分、八ヶ岳山荘到着。
今回は2月とは思えないほどの天気に恵まれ、雪山登山を満喫!

装備

個人装備
ザック
1
50L
ストック
1
ピッケル
1
アイゼン
1
ヘルメット
1
ヘッドランプ
1
ストーブ
1
カートリッジ
1
ライター
1
コッヘル
1
カトラリー
1
水筒
2
0.5L(保温)+1L
食糧
5
行動食
ダウンジャケット
1
Tシャツ
1
予備
靴下
1
予備
グローブ
1
タオル
1
地図
1
山と高原地図
コンパス
1
GPS
1
テント
1
冬用
テントマット
1
シュラフ
1
冬用
ランタン
1
予備電池
単3×2・単4×4
エマージェンシーシート
1
ファーストエイドキット
1
携帯電話
1
健康保険証/運転免許証
1

感想

昨年の12月末以来、2015年初めての赤岳。

事前の天気予報ではコンディションは良好、期待感大きく出発。
20日はいつもよりゆっくりとスタート。
今回は行者小屋テント泊なので11時に八ヶ岳山荘を出発するが、平日の仕事の疲労感と寝不足、テン泊の重装備でペースがなかなか上がらない。曇ってはいるが風もなく、比較的暖かだったのが救い。
北沢ルートのハイキングコースをゆっくりと進む。ほぼコースタイム通りで15時30分に目的地の行者小屋に到着。
平日ということもありテントサイトは、混み合っていることもなくゆとりを持って設営。
夕方になると雲も抜け始め、明日の天気は良さそうな予感。18時には夕食を済ませ、体調回復と睡眠不足解消のため早めに就寝。
夜半の気温は−10度だったが、この時期としては寒くない方か?時々結露が凍った霜が降ってくるが、シュラフの中は暖かく、寒さで目が覚めるということはなかった。

翌日は4時起床、朝食、準備を済ませ、日の出前の5時にスタート。
登りは地蔵尾根からヘッデンの明かりを頼りに登り始める。急登だが雪は締まっていて登りやすい。樹林帯を越えると階段は雪に埋もれているが、危なそうな場所はクサリが出ているので安心。
本日、地蔵尾根一番乗りだったらしく途中風でトレースが消えかかっているところもあったが、ステップをきりながら登っていく。
地蔵尾根核心部の地蔵の頭直下のナイフリッジ、リッジの先端にトレースができているものの、殆ど片足幅くらいしかない。このトレースを付けた人のバランス感覚に只々関心。
さすがにこれを渡る勇気はないので、少し下にできていたトラバースのトレースを利用。
日の出前に地蔵の頭に到着、地蔵の頭でご来光を堪能。

日の出を楽しんだ後は赤岳山頂へ。
週末とはいえ早朝のせいか日は少ない。山頂間近で「今なら独り占めですよ」と声をかけられた方は昨年末、展望荘で同室だった方、思わぬ偶然にびっくり。

山頂は晴天の中、風も穏やか。
八ヶ岳の山々から北、中央、南アルプス、富士山、奥秩父、浅間と360度の大パノラマ。
冬場の澄んだ空気のせいか、いつもより山々が近くに見える。

しばらく山頂からの景色を堪能した後は、横岳、硫黄岳への縦走ルートにスタート。
最初の核心部、日の岳ルンゼ...
しっかりとしたトレースがついていて特に危なげなく通過。
その次の鉾岳のトラバース...
西斜面のせいか雪面が締まっていてアイゼンが良くきく。
石尊峰で景色を楽しみ、三叉峰を越えて横岳に到着。
もっとシビアな状況を予想していたが、良すぎるコースコンディションに正直拍子抜け...

とはいえ、快晴微風という快適な陽気で横岳山頂で少し長めの休憩。
コーヒー飲みながら、腹ごしらえをして、景色を楽しみ... 至福の時間。

横岳でゆっくり休んだ後は、硫黄岳へ。
まずは横岳直下のカニの横ばい...
最初の階段の取付きが少々気を使ったが、西側のクサリ場も、東側のトラバースも夏道をコンディションは変わらず、ここでもあっさりと通過。
その後の大タルミの強風地帯でも、風はなく横岳で着込んだアウター、バラクラバは全く不要。日差しのせいで暑いくらい。硫黄岳山荘で直ぐに脱ぐことに。

大タルミから登り返して硫黄岳に到着。
広い山頂から通ってきたルートを一望。テントの撤収や帰り時間の制約がなければ昼寝をしたいくらいのポカポカ陽気。

メインイベントの赤岳から硫黄岳への縦走を終え、赤岳鉱泉を経て、行者小屋へ戻る。
13時前には行者小屋に到着、テントを撤収し昼食を済ませ14時30分に南沢ルートから帰路につく。
アップダウンの少ないルートをのんびり進み16時30分、無事八ヶ岳山荘に到着。


2015年初赤岳は天気、コースコンディションともに恵まれ、2月の厳冬期とは思えない快適過ぎるくらいの山行。
2014年は6回登っている赤岳、今年は何回くらい登るのか?とりあえずあと3回は登って、通算20回の大台越えが目標か?

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