雪と紅葉のパノラマ銀座 テント泊縦走
- GPS
- 25:53
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,929m
- 下り
- 3,111m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:35
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:03
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 11:24
天候 | 晴れ 雪 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
注意 夜間早朝はトイレの使用ができません 中房温泉行の始発バス停 平日6:25発 1500円 帰路 三股登山口からタクシー 安曇野の里駐車場まで7600円でした |
コース状況/ 危険箇所等 |
大天井岳手前は雪道となっていたが登り側だったため チェーンスパイク等使うこと無く歩く事ができました |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
何年か前から計画していた縦走コース
せっかく歩くなら天気の良い時に歩きたい
でも会社の休みも合わせないといけない
そして1番の難関がコロナによりテント場が
予約制になった燕山荘の場所の確保
燕山荘のテント場も休みの1日前の金曜日なら
確保できそうな日があるということで
今年の夏に1度計画したがあいにくの雨で計画断念
今年こそは歩きたいという思いが強く
秋のこの時期に改めて計画
丁度1年前に蝶ヶ岳でテント泊していたので
この時期の寒さに関してはどの程度対策が
必要かは経験済み
ただ今年は異例の暑さが続いたので少し感覚は
鈍ってしまった。
そんな中直前に雪の予報
最悪は燕山荘のピストンになっても仕方ないと
安全第一でスタート
自家用車での行程なので、中房温泉スタートの
三股登山口ゴールになる場合の車のデポを
どこにするか悩んだ
結果停めた場所は、安曇野の里横の田淵記念館の
登山者用駐車場
ここのメリットはすぐ横が中房温泉行の始発のバス停
殆ど歩かずに空いているバスに乗れてしまう
繁忙期だと穂高駅の臨時便が早いスタートだけど
通常のしかも平日となるとここが便利
6:25 安曇野の里発のバスに乗車
8:00 中房温泉登山口スタート
途中下山してくる方から山頂は5cmの積雪で
さっきまで吹雪いてたとの情報が。。。
合戦小屋に着くと屋根には雪が着いている
ここで休憩して山菜うどんを食べる
おしるこが新名物らしいがここではうどん
そして燕山荘に到着してテントの設営
平日ってこんなに空いてるんだなぁ
天気の影響もあるからかな?
去年寄付をした新しいトイレの近くに陣取る
ここから女王様がキレイな姿が見える
暗くなる前に山頂を踏みに歩くが
風が冷たく少し強め
この分だと明日以降少し不安
小屋番さんからも軽アイゼンとかの滑り止めは
必須だし大天井方面のほうが降っているので
無理はしないようにとコメントがあった
天気予報を調べると翌日は風もおさまり
天候もかなり回復するとなっているので
スタートを遅くして様子見ながら先を進むことに
2日目
予報通り良い天気で風もない
前日には見えなかった槍ヶ岳もドーンと見えるし
富士山まで見える
これは幸先良いぞ!
当初の計画では5時スタートとしていたけど
7時スタート
この日は大天井岳を経由して常念小屋まで
雪の心配をしていたが喜作レリーフの鎖場までは
登山道は殆ど気にならないレベルの積雪量
ここからの大天井岳までのトラバースしながらの登りは
ガッツリ雪道
降ってくる方はチェーンスパイク使ってきたと
言われていたが登りなら問題ないよとアドバイス頂く
大天荘に到着して、ザックをデポして山頂へ
ここからの眺めは最高だ
たぶんこの旅1番の景観だったと思う
大天荘のベンチでゆっくり休憩
小屋でコーラと記念の手ぬぐいをゲット
小屋番さんが無茶苦茶可愛らしく
ドアを閉めるまでずっと両手でしかも全力で
手を振ってくれていた
疲れていただけに最高に癒やされた時間
眺めも良かったし小屋番さんも素敵だったし
大天井岳は遠いけど良い思い出が沢山できた
この先は東天井岳に寄ったり横通岳に寄ったり
しながら無事に常念小屋のテント場に到着
3日間
ヤバイ、睡眠の質が悪すぎる
1時間おきに時計を確認するぐらいちゃんと寝れていない
この日が最終日、少し行程が長め
不安な状態からスタート
最初は常念岳
テント場からいきなり400mの登り
ヘッデン付けて暗い中スタートしたので
まずは無心に登るのみ
途中日が昇ってきたがあいにく雲で隠れており
太陽は見ることができなかった
槍ヶ岳のモルゲンロートは薄っすらとピンクになる程度
常念岳からの蝶ヶ岳までのコースは誰に聞いても
キツイぞと言われていたが上から見た稜線は
とにかく美しかった
しかし昨晩の寝不足の影響かなかなかパワーが出ない
いくつかのアップダウンでもうヘロヘロ
蝶槍の1つ手前にあるピークでゆっくり休憩して
最後のでかい登りとなる蝶槍に向う
蝶槍からの景色も素晴らしいんだけど、そこまでの
行程で見てきた景色がもっと素晴らしかったので
ここではあまり停滞せずにヒュッテに急ぐことに
ここの稜線歩きは楽しい
ハイキング気分で楽しめる
途中2羽の雷鳥にも遭遇
蝶ヶ岳ヒュッテに到着し風も冷たくなってきて
外で食べるのを諦めて、しかも疲れ切ってザックから
道具を出す体力も使いたくなかったので
ラーメンと牛丼を注文
マヂ美味かった五臓六腑に染み渡るってまさに
このことなんだなぁ
蝶ヶ岳ヒュッテでもう一拍も考えたが天候が悪く
なりそうなので頑張って三股まで歩くことに
下山後の脚としてタクシー会社へ電話して
車の手配を行う
ドコモ回線は小屋の中ではうまく繋がらなかったので
小屋から出てテント場の近くで通話
登山口までは去年の経験で3時間半ぐらいだと
思うのだが、今日の疲労状態を考えてそこから4時間
ぐらいの幅を持たせて4時半から5時の間で
依頼しました。
しっかり休んでから動き出せたので思っていたよりも
へばらずまめうち平まで1時間半と順調
ここで最後の休憩をして4時15分に駐車場到着
最後は雨に降られてしまったけど樹林帯だったので
それほど濡れずに済んだのはラッキー
駐車場ではすでにタクシーが停まってたと思ったら
別の方の手配の車だったみたいですが
その方が予定時間より1時間以上過ぎているのに
降りてこないと言うことで先に乗せていただくことに
(翌日のニュースサイトに疲労で動けなかったと出てました)
快適なタクシー移動によって車が置いてある
安曇野の里の登山者用駐車場に到着
運賃は7400円でした
車を横付けしてくれて運転手さんに荷物も運んで頂いて
ホント感謝
今回のようなテント泊の縦走は初めてだったけど
終始素晴らしい景色を見ながら天候にも恵まれて
充実した山歩きができて本当に良かった。
あと、途中途中で雪の情報など様々な情報交換
していただいた沢山のすれ違った方々にも感謝です。
さて!来年は何処を目指そうかな!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する