大朝日岳周回（↑御影森↓白滝） 最盛期の紅葉を満喫

2023年10月13日(金) ~ 2023年10月14日(土)

• GPS: 12:16
• 距離: 26.4km
• 登り: 2,390m
• 下り: 2,402m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 0:36
• 合計: 7:05

5:36 朝日鉱泉手前600m地点駐車地
5:44 5:48 朝日鉱泉
5:56 5:56 弘法水
7:10 7:13 上倉山北方水場
7:28 7:28 上倉山
7:34 7:37 大クロべ（ネズコ）
9:09 9:22 御影森山
10:16 10:16 大沢峰
11:11 11:11 平岩山
12:22 12:35 大朝日岳
12:41 大朝日岳山頂避難小屋

2日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:06

6:22 大朝日岳山頂避難小屋
6:36 6:42 銀玉水
7:15 7:15 小朝日岳巻道分岐（南側）
7:30 7:40 小朝日岳
8:41 8:41 鳥原山
8:53 8:54 鳥原小屋
9:44 9:52 白滝コース水場
9:54 9:54 山の神 水場
10:23 10:23 白滝コース林道終点
11:28 朝日鉱泉手前600m地点駐車地

天候

晴れ　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝日鉱泉の手前600mにゲートがありそこまで。道路に直角に停めて10台くらい。その後はさらに手前にある橋から路肩に停めることになります。下山日の土曜日で20台ほど、多くは古寺と日暮沢に流れたかな。
朝日町からのアプローチ道が何気にハードです。片側交互通行1箇所あり。

コース状況／危険箇所等

紅葉は標高1400〜1500mくらいがピーク。土曜の朝、1600mくらいまで霜柱がありました。晴れた日が続くと紅葉は一気に下がると思います。

■コース
●ゲート〜朝日鉱泉：途中に頭殿山の登山口があります。
●朝日鉱泉：登山届は入口外のポストへ
●御影森山コース：吊橋後、鳥原分岐をパスし次の分岐を左。2つ目の吊橋を渡って尾根に取り付きます。上倉山、御影森山、大沢峰、平岩山、大朝日岳と上り（下りも）が繰り返します。きついのは上倉山、御影森山、大朝日岳。危険箇所はありませんが、登り返しが多いロングコースのため夏場は注意。上倉山山頂からすぐ、大クロベは必見です。往復15分ほど。
●大朝日〜小朝日〜鳥原小屋：小朝日からの下り、ロープ場が3,4箇所あります。上りだと小朝日への登りがキツイかな。
鳥原山展望台は山頂より小朝日側にあります。
●白滝コース：鳥原管理人さんが普段から使っておりコースは整備され、急登も余りないです。※ピンテ道標無し。ヤマレコ、ヤマップのコース選択から外れているのも何となくわかります。大きく4つに別れます。上から
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�▲屮兵�林帯のつづら折り　明るい
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※急登を下りきると水場の分岐あり。まっすぐが水場で、コースは左（南方向の下り道）。この後すぐの渡渉は川沿を少し下り方向に歩いてから対岸へ飛び石で。対岸のロープが目印。一度悩んで水場に戻りました。
●朝日鉱泉までの林道：ゲートまで1時間くらいかかります。特に夏はキツイかな。コースタイム、林道終点で出ていますが、林道終点〜分岐で20分、分岐〜ゲートで45分でした。

■水場
弘法水：◎鳥原分岐より手前にあります
上倉山水場：◯細いですが取れます
大沢峰水場：寄らず　△いった方の話では急登を少し下る、水は出ているがあまりオススメでないとのこと
金玉水：◎安定の水量です
銀玉水：◎水量復活してます
白滝の水場：○　初めてでしたが普通にとれます
山の神水場：？　山の神の碑は写真撮ったのですが水場に気がつかず

その他周辺情報

五百川温泉　ボディーソープのみですが150円です。食事もできます。

写真

ゲート前の駐車スペース。10台くらい。この日は運よくすぐ近くに駐車できました。

10/13 5:35

今年いっぱい工事が続くようです。

10/13 5:47

朝日鉱泉から大朝日岳。いい天気。

10/13 5:50

吊橋を渡ってスタート。

10/13 5:57

弘法水。どのコースでも利用できます。

10/13 6:04

まっすぐは中ツルで御影森コースは左へ。

10/13 6:04

分岐してすぐに吊橋をわたります。

10/13 6:16

気持ちの良いブナ林。

10/13 6:41

急登が続きます。

10/13 7:01

パッチワーク。

10/13 7:10

上倉山の水場。細いですが取れました。

10/13 7:10

バケツに紅葉。

10/13 7:22

パッチワーク2

10/13 7:42

大クロベに寄り道。

10/13 7:33

途中に中クロベ。ここで引き返さないように。

10/13 7:34

写真では伝わらない大きさ。

10/13 8:33

御影森山。実際は写真よりはるかに高くみえます。標高差300mくらい。

10/13 8:36

紅葉が鮮やか。

10/13 8:40

なかなかたどり着きません。

10/13 9:01

ようやく山頂が近づいてきました。

10/13 9:23

御影森山到着。一気に視界が広がりました。

10/13 9:24

稜線の南側の紅葉が見事。このあと平岩山まで続きます。

10/13 9:25

10/13 9:56

御影森山南面。

10/13 9:57

10/13 9:58

10/13 10:02

振り返って大沢峰南面。

10/13 10:09

相変わらずアップダウンが続きます。

10/13 10:18

10/13 10:35

10/13 10:42

祝瓶山につづく縦走路。鋭鋒が連なっています。

10/13 11:13

ようやく平岩山分岐到着。いよいよラスボス、大朝日岳。

10/13 11:26

大朝日岳まで4段の登り。しかも分岐からいったん下ります。

10/13 11:30

途中の紅葉に癒されながらひたすら上ります。

10/13 11:41

にせピークが立ちふさがります。御影森コースのラストはほんときついです。

10/13 12:03

にせピークを過ぎてラストの登り。

10/13 12:26

ようやく大朝日岳山頂につきました。

10/13 12:35

山頂から主稜線。

10/13 13:40

小屋泊手続き後に金玉水へ。この夏の猛暑でも枯れずに登山者を支えてくれました。

10/13 13:53

主稜線は紅葉の盛りを過ぎて褐色です。

10/13 14:02

障子ヶ岳も色づいてます。今回、どちらに行くか悩んで御影森を選択。

10/13 17:01

午後から雲多めだったのですが夕方になって晴れてきました。

10/13 17:03

夕日も拝むことができました。

10/14 4:17

明け方の冬の大三角形（オリオン座ベテルギウス、おおいぬ座シリウス、こいぬ座プロキオン）

10/14 5:28

今日も天気よさそうです。

10/14 5:39

大朝日から見る月山はとんがっています。

10/14 5:44

山頂でご来光

10/14 5:44

北蔵王、雁戸山（双耳峰）の右からでした。おしい。

10/14 5:48

朝日で紅葉の山肌が紅く染まります。祝瓶山に遠く飯豊連峰。

10/14 5:50

主稜線の奥に以東岳。

10/14 5:53

影大朝日。ここまで伸びたのを見るのは初めて。

10/14 6:18

大朝日避難小屋。この週末で冬支度だそうです。

10/14 6:26

1600mくらいまでは氷点下。

10/14 6:40

銀玉水。水量復活です。

10/14 6:51

10/14 6:57

例年素晴らしい紅葉の小朝日岳。今年も素晴らしい紅葉です。

10/14 7:01

10/14 7:07

10/14 7:08

何枚もすみません。

10/14 7:36

小朝日岳山頂到着。ちょうど古寺口を5時過ぎにスタートした方がぞくぞくと登ってきました。

10/14 8:01

鳥原山におります。

10/14 8:02

紅葉のトンネル。

10/14 8:23

鳥原山展望台から。ここを過ぎると主稜線が見えなくなるのでゆっくり見納め。

10/14 8:26

鳥原山展望台、山頂から南側にあります。

10/14 8:51

鳥原小屋周辺の池塘も紅葉してます。

10/14 8:56

白滝分岐。鳥原小屋と反対方向にすすみます。

10/14 8:56

10/14 8:59

右のトンガリが昨日歩いた御影森山。

10/14 9:18

きれいに刈り払いされてます。ありがとうございます。

10/14 9:23

前半は明るいブナ林が続きます。

10/14 9:26

熊のフン。まあ、いますよね。

10/14 9:40

滝がありました。

10/14 9:49

白滝コースの水場。しっかり出ています。

10/14 9:52

水場から少し下った地点の渡渉ポイント。初見では谷を降りていくコース取りのため不安になります。対岸のロープが目印。

10/14 9:55

山神様の碑。コースタイムでは水場があるようですが気がつかず。

10/14 10:08

仮設橋。設置ありがとうございます。

10/14 10:21

またまた仮設橋。この踏板、濡れていると滑るので注意。

10/14 10:23

立派なつり橋を渡ると林道ゾーンに入ります。ただしここまでは車で入れません。

10/14 10:41

ようやく朝日鉱泉への道との分岐におりてきました。

10/14 10:41

分岐道の反対側に車3台くらいのスペースがあります。

10/14 11:20

あと1.5km（ゲートまでは900m）まできました。

10/14 11:27

橋が見えるとゲートはすぐそこ。やっとゴールです。

10/14 12:32

五百川温泉で汗を流しました。

10/14 12:45

温泉で食事もとれます。カツカレー、なかなかのボリュームでした。

10/15 8:13

御影森コースのイメージ

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 カシオ

感想

おっくん

今シーズンのおそらく最後の遠征として、2年ぶりの大朝日岳へ。紅葉期に大朝日岳へのルートで最も好きな御影森から入り、未踏の白滝で下る欲張りな周回プランで歩いてきました。今回の計画にあたりヤマレコ、ヤマップの過去記録が大変参考になりました。この場を借りて先輩方にお礼申し上げます。

1日目、大好きな御影森から。このコース、なかなか標高が上がらないのですが、その分、紅葉のピークにはまるとずっと紅葉を楽しめます。
紅葉は標高1400〜1500mの南側斜面の色づきがちょうど見頃で、御影森コースの標高とベストマッチ。東西に走る尾根のため左側斜面がずっと素晴らしい紅葉でした。体力があれば御影森コースはお勧めです。が、この日Up：2名、Down：3名と相変わらず静かなコースでした。
この日の避難小屋は25名くらい。登山口でお話した方、コースで会った方、近くに陣取った方と楽しく歓談させていただきました。お付き合いいただきありがとうございました。

2日目、天気がよさそうなので山頂でご来光を見ることに。頂上に着くとオコジョが。岩場から顔を出したのは一瞬ですぐに何処かに走っていなくなりました。写真撮りたかった〜。
この日はまずは鳥原までの定番コース。小朝日岳の南面が例年同様すばらしい紅葉でした。また、鳥原山付近も色づき初めていました。朝日鉱泉のマップでは鳥原も紅葉の名所のようです。鳥原山展望台で主稜線は見納め、鳥原小屋手間分岐から初の白滝コースへ。
誰とも会わないと思っていると熊鈴の音が！お話すると鳥原小屋の管理に入る地元山岳会の方でした。驚いたのはむしろ相手方のようで、しばらく談笑させて頂きました。いつも管理ありがとうございます。
白滝コース、初めて歩きましたが、いいコースなのですがユースケース次第かなというのが感想です。また、ピンテや道標がないので少し慣れた人向けです。白滝分岐から朝日鉱泉へ歩きも4km、標高差100mほどあり、周回時のスタートをどこにするかも悩ましい。最初から鳥原小屋狙いならありかな。

大好きな御影森コースで紅葉を満喫し、未踏の白滝コースを踏破と、ハードでしたが満足度の高い山行になりました。今季、当初遠征に行けるか微妙でしたが、夏以降、朝日に3回も入ることができて充実したシーズンになりました。管理人さん、整備の方々、山行中にお会いした方々、そして山行に快諾してくれた家族に感謝。
このあとは近場での山行を楽しみたいと思います。

コメント

きただけ

小屋でスパムに梅酒にご馳走になりました、横浜から来てたものです。
日の出の時もいろいろ教えて頂きありがとうございました。
大朝日岳、最高の山でした。

来年以降南アルプスに行かれる時はご連絡ください 何かご協力かお手伝いしたくお願い致します。

おっくん

きただけさん　こんばんは。
遠方からの朝日遠征お疲れ様でした。また楽しい時間を共有いただきありがとうございました。天気も紅葉も今年のベストだったと思います。2年ぶりの大朝日でしたが、初めて朝日に登った20数年前を思い出す、フレッシュな方々との出会いが多く、初心を思い出す楽しい山行になりました。
南アルプス、是非行きたいですねぇ。その際はいろいろお伺いすると思いますのでアドバイスよろしくお願いします。
なお今シーズンこの後は近所の山行のアップがメインになると思いますがご容赦願います。

yake1548

登山口で会った二人組の者です。皆さま、小屋での楽しい時間をありがとうございました。
御影森コースはアップダウンがきついと聞いており、登りでけっこう消耗していたので挑戦するか迷っていたのですが、眺望のすばらしさを教えていただき、トライする決心が固まりました。
眺望も大クロベも素晴らしかったです。また、下山終盤の急斜面も事前に情報をいただいていたので覚悟して挑み、ヘロヘロになりながらも無事下山できました。ありがとうございました。

おっくん

yake1548さん、こんばんは。
鳥原〜御影森周回お疲れ様でした。無事下山されて何よりです。紅葉のベストタイミング、しかも晴れの日に御影森コースを踏破できた方は本当に少ないと思います。思い出深い山行のお手伝いできていれば幸いです。
また朝日のどこかでお会いできれば。梅酒はいつも持ち込むようにします(笑)